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先史・古代

西三荘遺跡から出土した縄文土器の写真
西三荘遺跡から出土した縄文土器

昭和37年8月三ツ島で古代のくり舟を発見した様子の写真
昭和37年8月
三ツ島で古代のくり舟を発見

門真に人々が住み始めたのは今からさかのぼること約3500年前。平成元年、市の西部「西三荘遺跡」の発掘調査で発見された縄文時代後期の土器から明らかになりました。
市の東部「大和田遺跡」では昭和38年、弥生時代の銅鐸3個が出土。市の南部「三ツ島遺跡」では全長10メートルを超える巨大な「くり舟」も見つかり(昭和37年)、門真市域がかなり古くから発達してきたことがうかがわれます。

古代、淀川は現河道より南方の旧茨田郡の中央を流れていました。「古事記」「日本書紀」には仁徳天皇が低湿地帯であったこの地方を淀川の氾濫から守るため、「茨田堤」を渡来人に築かせたと記されており、このおかげで農耕文化が急速に発展しました。そのなごりが宮野町に残存し、水との戦いの歴史を今に伝えています。

中世・近世

バッタリ(舟超場)の写真

バッタリ(舟超場)


亨和2年 淀川洪水の図の画像

享和2年 淀川洪水の図

「江家次第」は平安・鎌倉時代、伊勢神宮に奉仕した斎宮が神宮からの帰途に立ち寄ったという「茨田真手御宿所」跡が黄梅寺付近であると記しています。

平安時代後期からは、河内8カ所に大和田庄・馬伏庄・岸和田庄などの荘園が寺社領として経営され、現在の地名が出現してきます。茨田の堤の完成後、低湿地が徐々に開拓され、鎌倉・室町時代にもなると河内平野中央部の最も低湿な池沼地を除いて、ほぼ現在見られる集落が成立していたと思われます。

江戸時代には古川の流れも定まり、京や大阪に近い立地の重要性から市内の約8割以上が天領となり、直接江戸幕府の支配を受けました。豊かな水郷農村として近世集落が形成され、「段蔵」「バッタリ」などの人々の知恵と工夫が生み出されました。

江戸時代後期には菜種や木綿の栽培でも発展を遂げ、蓮根栽培も活発になってきました。

近代・現代

通手段だった舟の写真
農作業にかかせない
交通手段だった舟

明治維新後、「加賀蓮」「備中蓮」の導入によって蓮根栽培はその最盛期を迎え、全国的に「河内蓮根」の名が広まっていきました。
明治43年、京阪電車の開通で門真の様子は一変。道路の整備とも相まって工場などの誘致が進んで産業の発展をみます。
昭和8年には松下電気器具製作所が誘致され、世界的な大企業に躍進するとともに、下請・関連工場も増加しました。
昭和38年8月、人口6万6582人をもって市制を施行しました。「文化と情報のふれあう都市」へと、時代の流れに敏感に対応しながら、門真市は今後も発展を続けます。

門真ゆかりの人々

幣原喜重郎(しではら きじゅうろう)

明治5年、門真一番村生まれ。昭和26年没。 明治28年、東京帝国大学法律学科を卒業。外務省に入り各国の外交官を歴任。大正10年駐米大使時代はワシントン軍縮会議で全権委員として手腕を発揮。大正13年、加藤高明内閣の外務大臣に起用され、欧米諸外国と協調をめざす「幣原外交」を進めました。終戦を迎えた昭和20年、第44代内閣総理大臣に就任し、現在の平和憲法の草案作成に貢献しました。

安井郁(やすい かおる)

明治40年、大和田村生まれ。昭和55年没。 東京大学法学部を卒業後、国際法を研究。母校の東京大学教授に就任。昭和29年のビキニ環礁水爆実験の最中、日本ではじめて原水爆禁止運動の組織化を図り「原水爆禁止署名運動全国協議会」を結成。昭和30年には広島で「第1回原水爆禁止世界大会」を開催。大会後は「原水爆禁止日本協議会」を設立し、理事長に就任。平和運動に影響を与えました。

松下幸之助(まつした こうのすけ)

明治27年、現和歌山市生まれ。平成元年没。 大正7年、大阪市福島区で現在の松下電器産業(株)の前身である「松下電気器具製作所」を設立。昭和8年に門真に本社や工場をつくり事業を拡大。度重なる危機を斬新な経営で乗り越え「経営の神様」と呼ばれました。幅広い社会活動も行い、企業家・文化人として国内外に多大な影響を与えました。昭和39年、門真市で初の名誉市民に推挙されました。

中塚種夫(なかつか たねお)

明治30年、門真村生まれ。昭和61年没。 同志社大学法学部を卒業後、27歳で門真村助役に就任。大阪府議会議員、門真村長・町長を歴任し、昭和38年8月市制施行によって初代門真市長に就任。海外2都市と姉妹提携を結び、全国に例を見ない官民一体の高層建築「門真プラザ」の建築にも着手。常に新しい視点から門真の発展とアピールに努めました。昭和48年2人目の名誉市民に推挙されました。

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