授業改善研修の報告

更新日:2025年09月18日

9月2日(火曜日)校内研究授業「USJの入場ゲートのスタッフになろう」

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9月2日(火曜日)に2―3と3―3を対象に「生徒が主体的に学ぶ」を主題にした数学の校内研究授業を実施しました。研究授業にあたり、異学年で交流を深めながら事前事後に授業を数回行い、単元については、中1内容の比例と思いきや方程式を使い、反比例を活用して課題解決をするという難問に挑戦してもらいました。

この問題は中山芳一・有岡桂佑・石橋一昴・山本昌平 著『認知能力×非認知能力を育てる数学授業&教材10のしかけ』明治図書に掲載されており、パワーポイントやワークシートは本校の数学科の教師で作成しました。以下が授業で使った資料の一部です。

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授業後、教員で今回の授業が「めざす子ども像に迫る授業であったか。」というテーマで討議会を行い、たくさんの意見をいただきました。市教委の伴走チームも助言を下さり、今後の授業改善につなげていきたいと思います。

8月29日(金曜日)小中合同研修「非認知能力」

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8月29日(金曜日)に四中にて、小中合同研修を教職員で受講しました。吉藤亨希先生を講師に迎え、「非認知能力」について学ぶ貴重な機会となりました。

「非認知能力」……近年、教育現場では耳にする言葉で、特別に新しい言葉ではなく、これまでも私たちが大切にしてきた「人間性」や「心」そのものと定義づけられていました。2020年度以降の小中高の各校で改訂された新しい学習指導要領において、「学びに向かう力,人間性等」の涵養が明示され、客観的な点数だけでなく、人の内面的な能力を伸ばしていくことにも注目が集められています。実際に教育現場で教師が実践しようとしても、どの非認知能力を育成したいのか焦点化しにくいという問題点があり、そこで今回の研修に至りました。

「どうやって非認知能力を育成するのか?」……その育て方のきっかけとして紹介されていたのが、多くの学校が掲げている学校教育目標に着目し、具体的な行動指標に落としこんでいくということでした。四中では4月の教科会で教科verの学校教育目標を作成し、目指す子どもの姿を確認しています。まだまだ取組半ばですが、具体的な取り組みで示していきたいと思っています。

7月28日(月曜日)小中合同研修

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オリエンテーションで対話の大切さを確認

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前半の教職員の交流の状況

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後半の松宮先生による講演

水桜小にて、小中合同研修を教職員で受講しました。前半は小中の教職員で学校教育目標の1学期の進捗状況を共有をして、後半は追手門学院大学の松宮新吾先生を講師に迎え、「全国学力状況調査と大阪府チャレンジテストの分析に基づく授業改善」について学ぶ貴重な機会となりました。

学習指導要領では、「豊かな創造性を備え持続可能な社会の創り手となることが期待される生徒(児童)に生きる力を育むことを目指す」と示されています。門真市においても、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に求められています。

松宮先生の分析によると、四中生の学習の状況について、指示に従う力・従順性が高い、記憶力・反復力・再現力が高い。課題としては思考力や表現力、自己調整的な学びが問われる場面には課題があるとのことでした。つまり、学習習慣が定着している生徒は一定数いるが、一方で、自分で考えたわけではないルーティン化された学習をしている生徒が多いということでした。このことから、受動的な学習者が多いということを受け入れて、生徒に対して、授業で知識だけを教えるのではなく、「自分で学ぶ方法」「学びに向かう姿勢」「学びの意味」に気づかせることが重要とのことでした。この話を聞き、社会の成長に伴い、教師の指導方法もアップデートさせていくことが求められていると強く感じました。

 

4月22日(火曜日)チームビルド研修

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4月22日(火曜日)教職員の授業改善研修の一環で、チームビルド研修を行いました。新年度の教職員の異動で、新しく赴任された先生も多くいますので、まずはお互いのことをよく知ることから、ということでこの研修を実施しました。

写真はトランプをしているようですが、「情熱」「愛」「感謝」などと様々な価値観を表す言葉が書かれた89枚のカードの中から、自分がピンとくるカードを5枚選び抜き、選んだ理由をチームで共有するというワークでした。

カードを選ぶ際、手元にあるいらないカードと交換する必要があり、優先順位の低い捨てる「価値観」があらわになって、おもしろかったです。

また、選んだカードについて対話しながら、その価値観が自分の物事の判断軸になっていることに気が付いたり、生徒と接する際も互いの価値観を理解することでコミュニケーションの質が高まり、信頼関係づくりにつながっていくと感じました。

4月3日(木曜日)教職員研修

4月3日、教職員向けに研修を行いました。研修では1.資質・能力の育成をめざした授業づくり2.四中の現状3.授業研究部の目標4.具体的な取り組みを説明しました。

今年度の授業研究部の目標は昨年度から引き続き、「すべての生徒に応じた学びを保障し、資質・能力の向上をめざす」に設定しました。

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学校教育目標の自立・共生・チャレンジに関連づけた教科の行動指標を設定し、資質・能力の向上を意識した授業づくりを四中校区でしていきたいと思っています。

この記事に関するお問い合わせ先

門真市立第四中学校
〒571-0012 大阪府門真市江端町3-1
電話:072-883-1621