「子ども主体の学び」授業の様子

更新日:2025年09月22日

8月28日(木曜日)9月2日(火曜日)USJ入場の混雑を解決せよ

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8月28日(木曜日)いつもとはちょっと違う数学の授業を行いました。2年生と3年生が合同でグループをつくり、一緒に数学の問題に挑戦しました。単元は比例と反比例。

みんながよく知っているUSJ。入場ゲートにはいつも人があふれ、入場が始まっても、次々とゲストが訪れます。時間とともに増えていく人数や、混雑と開ける入場ゲートの数とはどのような関係数式であらわされるか、異学年で力を合わせて考えました。

9月2日(火曜日)2年生と3年生の合同授業の2回目を実施しました。今回は研究授業として多くの先生も参加しました。

2年生がお客さん、3年生がUSJのスタッフという立場から、入場ゲートを何か所開けるとお互いがよい状態になるか、最適解をグループで話し合う課題に挑戦しました。待ち時間をなくしたいので、全部のゲートを開けてほしいという意見や、実際の自分の経験から30分くらいは待てるので、それくらいのゲート数でよいという意見など、グループごとに様々な「理屈」で盛り上がっていました。

開けるゲート数と待ち時間は反比例の関係にあるので、そのグラフを描くことで見えてくることがあります。その本質に触れながら、意見としてまとめることができたかどうか、今回の授業のポイントのひとつでした。

4月11日(金曜日)授業開き(2年生数学)

授業では、学習の進め方の共有、学習上の留意点、評価について説明しました。下の写真は生徒たちが実践してきた学習の進め方です。個人で考え、班でまとめたものです。

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下の1.~10.はこの生徒たちが中学校1年生時に教師サイドで学習の進め方を考え、配布した内容です。

1. まず、自分で考える。

2. 途中式をていねいに書く。

3. 単純な計算力をあなどらずに磨く。

4. 結果を急がずに、わかるまで、徹底的にやる。

5. 疑問を解決するために、あらゆる方法を利用する。

6. 暗記すべき内容はある。定石(パターン)を身につける。

7. ひらめきではなく論理。国語力がものをいう。

8. やりっぱなしではなく、やり直しを大切にする。

9. 少しでも良いので毎日やる。

10. 最後まで諦めずに理解しようと努力する。

生徒サイドは家庭学習や学びに向かう力についての記述が少なく、日々の授業の中で意識させることができるかが重要と感じる授業開きでした。

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