すいおう日記 11月
芸術鑑賞【11月28日更新】
先週11月22日(金曜日)、芸術鑑賞としてアフリカンミュージックに触れるプチコンサートを開催しました。低学年、高学年に分かれての2回公演。打楽器中心の素朴な音楽なのですが、独特のリズム感に体が自然と動き出すような本当に楽しい音楽でした。参加型のコンサートなので、子どもたちも手拍子や足踏みで一緒にリズムを取ります。そして最後には体全体を使ってダンス!舞台の前まで出てきて楽しそうに踊る子もたくさんいました。
「本物」に触れる時間は子どもたちの感性を揺さぶります。先日六年生が参加した「劇団四季」の鑑賞でもそうでしたが、今回の音楽鑑賞も本当に素敵な時間となりました。「本物」と出会い、触れる時間をこれからもたくさん企画したいと思います。
打楽器のリズムに合わせて軽快な歌声が響きます。
子どもたちも舞台の前まで出てきて、リズムに合わせtダンス!
フロアで足踏みしたり手拍子を打ってリズムに乗ります。
簡単なリズムから順に指導してくれるので、みんなすぐできるようになります。
アフリカの音楽のすばらしさを感じることができました。
性別や人種、文化など様々な違いを素敵で素晴らしいものだ、と感じてくれたらと思います。
林間学校【11月27日更新】
HPへのアップが遅くなってしまいましたが、11月7~8日に5年生が林間学校に行ってきた様子をお知らせします。
門真にはない大自然に囲まれて、カレー作りをしたり、キャンプファイヤーで盛り上がったり、みんなで山登りなど、短い時間ではありましたがたくさんの貴重な体験をしてきました。集団で寝泊まりすることでルールの必要性を考えたり、周りの仲間と協力することなど、学ぶべきことがたくさんあった宿泊でした。来年は水桜小学校最後の6年生となる今の5年生。これからも失敗も経験しながら大きく成長してほしいと思います。
到着。
駐車場から宿舎までの道。
お昼のお弁当。
宿舎。
宿舎ロビー。
館内での工作。
館内での工作。
カレー作り。
カレー作り。
カレー作り。
キャンプファイヤー。
朝食。
山登り。
現地を出発。
脱穀【11月26日更新】
今日は午後から雨が降って暖かめの気温ですが、最近は寒暖の差が激しく、冬がもうすぐそこまで来ていることを実感します。そんな中で先日、五年生が自分たちで栽培したバケツ稲を脱穀しました。
2週間ほど前に刈り取りを行い、風通しの良い体育館の横で稲を干していましたが、先日の天気のいい日に脱穀をしました。苗を植える時にも協力していただいた農協の方々が来てくれて一緒に脱穀してもらいました。
お米はほぼ毎日口にする日本人の主食ですが、このように実際に稲を刈ったり、脱穀するという経験はなかなかできません。とれる量はわずかかもしれませんが、5年生の子どもたちは、自分たちで育てたお米を自分たち炊いて、おいしくいただく瞬間が今から待ち遠しいと思います。
脱穀機など、農協の方々が持参してくれました。
普段なら使うことのない機械に興味津々です。
バケツ稲なので収穫量は多くはありませんが、大切に育てたおコメです。
自分たちで育てたおコメの味が今から楽しみです。
エコ・アートコンクール【11月25日更新】
先週の土曜日に、門真市エコ・アートコンクールの優秀作品授賞式が門真市役所で行われました。このコンクールは門真市内在住の小学4年生を対象として、環境問題やエコについての啓発ポスターを募集するコンクールで、今年度は本校から宮田陽光さんが最優秀賞、谷原遼樹さんが優秀賞、和田千夏さんが佳作で表彰されました。
一度に三名も選ばれたことがとても喜ばしいことであると同時に、どの作品も、目にする人を立ち止まらせるような、とても丁寧で上手に描かれたポスターであることにびっくりしました。これからもいろいろなことにチャレンジしてほしいです。
宮田陽光さん
谷原遼樹さん
和田千夏さん
市長と記念撮影。三人ともおめでとうございます。
交通安全教室2【11月22日更新】
今週水曜日に3年生を対象に自転車の乗り方についての交通安全教室を実施しました。前回の1年生対象の交通安全教室と同様に、門真警察署交通課の新谷さんと教育委員会の方々が指導に来てくれました。
門真市は坂道が少なく平坦な地形ということもあって、移動に自転車を使う人が非常に多い街です。車の往来も多く、校区内にも狭くて危険な道路がたくさんあります。子どもたちはそんな街を自転車で移動しています。正直、本当に危ない運転をしている大人も子どももたくさんいますし、校区内で実際に事故も起こっています。交通ルールを守り、自ら危険を避ける運転を身に付けなければなりません。
自転車同士の接触、自転車と歩行者の接触、自転車と車両の接触、自転車と器物の接触・・・事故は怪我したほうも、怪我をさせたほうも辛い思いをします。今回は運動場で実際に自転車を運転しながら、道路に潜む危険を身をもって体験しました。事故の原因で一番多いのは飛び出し。子どもは危機察知能力が低く、経験も乏しいので、危険の予測ができません。実際にこのような交通安全教室で体感することは有効です。登下校の交通マナーと同様、子どもたちが身に付けるべき大切なことです。
横断歩道はみんな比較的安全に渡れます。
一番安全なのは降車して渡ることです。
この見通しが悪いなかでの事故も多発しています。対向車が見えにくいのです。
細い路地も多い門真市。八の字クランクも乗ってみました。
とにかく交差点では一時停止。この原則だけでも守ってほしいです。
新谷さんは子どもたちに熱く語ってくれました。みんな自分事として捉えてほしいです。
ドクさんのお話【11月18日更新】
11月15日(金曜日)に四中で講演会が開催され、6年生も一緒に参加してきました。今回の講師はグエン・ドクさん。聞いたことがある方も多いと思いますが、ドクさんは1981年に双子の兄ベトさんとともに下半身が繋がっている結合双生児として生まれました。その後1988年には分離手術を受けましたが、兄のベトさんは重い脳障害を抱えることになります。当時「ベトちゃん・ドクちゃん」とマスコミでも大きく取り上げられ、二人の医療に関しても日本の医師がたくさん関わったことは有名です。それと同時に、この障がいがベトナム戦争でアメリカ軍が散布した枯葉剤に含まれるダイオキシンの影響であることが大きく取り上げられました。
ドクさんはその後仕事にも就き、結婚もしました。しかし重い脳障害を抱えた兄のベトさんは26歳で亡くなられました。そして今、ドクさんは自分の経験や思いを語ることで、平和を訴えておられます。
今回話を聞く機会をいただいた6年生。来年から通う中学校の雰囲気を少しでも感じてほしかったことが参加をお願いした理由の一つです。そしてもうひとつの理由は、広島への修学旅行で平和について考えた子どもたちに、原爆だけではない、世界中にある悲惨な戦争の影響を、生の声で聞いてほしいと思ったからです。
ドクさんは、自身の生い立ちや辛い経験を語るとともに、「日本の方々も含めたたくさんの人に助けられて今の自分がある。だから自分は今できることを一生懸命していかなければならない。」と語っておられました。未来を創る子どもたちが、平和にまつわる課題を日常の中で「自分事」とし、「今できること」を考えてくれればと感じました。
中1~中三と一緒に聞きました。一番前のところで聞かせてもらいました。
気さくな感じの方ですが、平和への思いを語るときの語気には迫力がありました。
通訳の方を介しての講演。みんな静かに話を聞いていました。
異学年交流【11月15日更新】
今日は一時間目に異学年交流のお楽しみイベントをおこないました。
企画は6年生の子どもたち。全校で約450名の児童を縦割り班で一班15人前後の32個の班に分けました。活動の中心である6年生はイベント開始の合図で1年生を教室まで迎えに行ったあと、みんなと合流。ここから6年生が中心となって班の子が楽しめる遊びをおこないました。運動場で鬼ごっこをする班もあれば、教室でトランプやフルーツバスケットをする班。体育館で「だるまさんが転んだ」や「ハンカチ落とし」ではしゃぐ班もありました。どの遊びも6年生が主体となって下級生に優しく接する姿が、とてもいい雰囲気でした。
なにより、子どもたちが本当に楽しそうでした。1~6年生までバラバラで集まった子どもたちを6年生がなんとかまとめようとする姿は、2年後の水桜学園につながるものだと思います。これからも様々な学校行事や特別活動を通して、異学年交流や子どもが主体的に活動することに取り組んでいきます。
6年生がみんなにルールを説明。
神経衰弱は低学年でも簡単な遊びです。
フルーツバスケットが人気でした。
低学年ではさすがに六年生は捕まえられません。
ハンカチ落とし。なんだか懐かしい感じがしました。
6年生に甘える低学年の子。
ペットボトルボーリングも定番です。
ババ抜きは見ているほうもなぜかドキドキ。
子どもたちは笑顔いっぱいで走り回っていました。
出前授業【11月14日更新】
12日の火曜日には4年生対象の出前授業を行いました。今回は障がい理解にかかわって聴覚障がいを持つ岩本さんをお招きし、いろいろなお話を聞かせていただきました。
社会福祉協議会の方や手話団体の方もたくさん来ていただきました。岩本さんが聴覚障がいを持つことになったいきさつから、現在の生活の様子や、工夫されていること、みんなに知っておいてほしいことなど、子どもたちが知らないことを丁寧に説明してくれました。子どもたちからもたくさん質問しながら、簡単な手話をやったり、口の動きを読み取る「口話」にチャレンジしたりと、とてもいい経験をしました。違いを認め合い、助けあいながら生きる共生社会の創造は様々な経験が土台となります。そんな機会を提供するのも学校の一つの役割かと考えています。
普段の生活の話も詳しくしてくれました。
子どもたちは簡単な手話に一生懸命取り組んでいました。
手話団体の人もたくさん来て、子どもたちに教えてくれました。
交通安全教室【11月13日更新】
昨日は一年生を対象とした交通安全教室を行いました。全体指導には門真警察署交通課の新谷さん、準備や歩行指導には教育委員会の方も来ていただきました。
今回のテーマは安全な歩行です。石灰を使って運動場に描かれた横断歩道や交差点を、停車している車や信号に注意しながら安全に通過する練習をおこないました。子どもたちは普段から信号や横断歩道を活用していますが、注意が散漫な子もたくさんいました。特に危険に感じたのは、路上に車が停車している場面です。子どもたちの中には車をよけるとき、その先を見ることなく堂々と道路の真ん中を歩こうとする子がいました。もちろん止めている車が迷惑行為なこともありますが、自分の身は自分で守ることが大切ですし、その指導においては家庭での声掛けや地域の働きかけがなによりも必要です。そして大人が正しい安全確認の仕方を示すことも重要です。
子ども自身が自らの命を守れるように「横断歩道を渡る」「信号を守る」「左右の安全確認」などの基礎的交通ルールの順守および交通時のマナーの大切さを地域・家庭・学校で呼びかけていけたらと思います。
横断歩道は安全に渡れるところですが左右確認は必ず必要です。
路駐している車が非常に危険です。前方だけでなく後方の確認も必要です。
とても元気のいい新谷さん。一年生の子たちもしっかり話を聞くことができました。
出前授業【11月12日更新】
昨日はプログラミングの出前授業として、「TOMO~NI(トモーニ)ロボットプログラミング教室」の金本さんをお招きして、6年生を対象とした授業を行っていただきました。
私たちの生活にもはや欠かすことのできないコンピューターですが、そのコンピューターを動かしているのが「プログラム」です。プログラミングの仕組みを知り、自ら活用できるスキルを身に付けることがこれからの社会では必要となってきます。
今回は車型ロボットに子どもたち自らがプログラミングすることで、ロボットの様々な動きを制御しながら、コース通りに導くなどのミッションをクリアするという体験学習です。自らプログラミングしたロボットが思い通りの動きをしたときは歓声が上がり、設定したコースから微妙にずれたりすると、悲鳴とともに笑い声も響く楽しい時間となりました。
将来プログラミングを主とした職業に就く子もいると思いますが、このような経験が自ら学びたい、やってみたいと思うきっかけになればと思います。
子どもたちは覚えが早く、あっという間にクリアする子もいます。
遊びの要素もありながら学ぶことが楽しいのかもしれません。
講師である金本さんがとても分かりやすく、テンポよく指導してくれました。
アシスタントの方や、門真市教育委員会のICTサポーターの方々も参加してくれました。
溝掃除【11月11日更新】
11月10日(日曜日)の午前中、地域の方々が中心となって学校の溝掃除をしてくれました。11月ですが朝から暖かく、動いていると汗が流れ落ちるほどの陽気の中、たくさんの方が校庭周りの側溝にたまった砂や泥を、じゅうのうやスコップで掻き出してくれました。
運動場は中心がやや高くなっているため、雨が降ると雨水によって土が四方に流れ落ちます。その土が側溝に溜まることで詰まるような形となり、水はけが悪くなります。定期的に溝掃除をすることで、運動場の状態も保たれるのです。運動場だけでなく、給食棟周りの溝もきれいにしてもらいました。
PTA実行委員の方をはじめとした保護者の方々や、本校の児童も参加してくれていました。暑い中、本当にご苦労様でした。
水桜小の児童も一生懸命手伝ってくれました。
影になる場所は湿気も多く、泥みたいになって溜まっています。
校舎前の溝が一番砂が溜まる場所です。
給食試食会【11月8日更新】
本日は一年生保護者を対象にPTA主催の給食試食会を行いました。
他の学校でも実施されていますが、コロナ禍にあってここ数年実施が見合されていた経緯があります。過去の脇田小、砂子小でも行っていた時期がありますが、今年は再度復活する形となりました。人数の関係などもあり一年生保護者を対象に行われているところが多いのですが、初めてお子さんを小学校に通わせている保護者の方々にとってもいい機会となります。
今日のメニューはさつまいもご飯、豆腐とわかめの味噌汁、ずいきの煮物。温かい給食をおいしくいただいた後、給食を食べる子どもたちの様子をスライドで見たり、学校の栄養士から給食の衛生管理や調理状況の話を聞いたりしました。五年生が林間学校に行っている日程であり、給食室が対応しやすいことも実施につながった理由の一つです。後日、参加者の感想も聞けたらいいなと思っています。
今後も給食の重要性を保護者の皆様に伝えていきたいと思います。



出前授業【11月6日更新】
今日は4年生がゲストティーチャーとして市役所危機管理課の新本さんをお招きして、災害時の市としての対応などについてお話を聞きました。
四年生は今防災の学習をしています。今日は実際に市の危機管理部門に携わっておられる方の生のお話をきくことができました。門真市でも災害に見舞われたことは多々あります。最近では2012年の夏に集中豪雨のため市の北部を中心にたくさんの家屋が床上浸水、床下浸水の被害にあいました。また、2018年の大阪東部地震ではブロック塀が倒壊したり、家屋にひびが入ったりしました。同じ年の9月には台風21号が大阪府に上陸。猛烈な風で建物の屋根が吹き飛ぶなど、甚大な被害が出ました。最近だけでもこのような自然災害が起こっていますが、このような時に門真市としてどのような対応をしたのか、ということをスライドや経験談をもとにお話ししてもらいました。
また、今年1月の能登半島地震では、市役所からも救援隊が出され、新本さんは第一陣として参加されたとのことでした。その時の苦労や避難所の大変な生活の様子など、体験した人にしかわからないお話を聞かせてもらいました。まだ学習は続きますが、子どもたちが自分事として防災について考える良い機会となりました。
実際の現場の写真などを用いて詳しくお話してくれました。
必死にメモする子ども。その様子から興味関心が沸いてくる様子が見て取れました。
ニフレル・万博公園【11月5日更新】
三連休明けの火曜日、3年生が遠足に行ってきました。行先は万博公園と、公園内にあるニフレルという水族館や動物園を中心とした融合施設です。今回は2台の貸し切りバスに分乗して現地まで向かいました。天気も良く、気温もちょうどいいくらいの絶好の遠足日和となりました。
到着して最初はニフレルをグループで見学。平日ということもあり、一般のお客さんも少なめでしっかりと見学できた子どもたち。きれいにディスプレイされた水生生物や魚類、そして放し飼いになっている動物など、見どころはたくさんありました。初めて来た子もたくさんいたようです。しっかりと見学した後は待ちに待ったお昼御飯をいただくために、ニフレルから少し歩いて自然文化園まで移動しました。気持ち良い天候の中、広い芝生でお弁当タイム。子どもたちの笑顔があちらこちらで見られました。お弁当を食べ終えてからは、芝生や遊具で思いっきり遊びました。長縄跳びをする子やドッチビーを楽しむ子。鬼ごっこで汗だくになる子や、公園内の遊具で楽しむ子。それぞれが思い切り体を動かしました。
帰りは道路も空いていて40分ほどで帰ってきましたが、たくさんの子がスヤスヤと寝ている状況でした。秋の校外学習。これからも続きますが、ケガや事故には十分留意しながら取り組んでいきます。
ニフレルの係員さんから諸注意を聞く子どもたち。
小さい水槽もたくさんありますが、とても近くで生き物を観察することができます。
時間もたっぷりあったので子どもたちは2回3回と繰り返し見学していました。
ペンギンへの餌やりタイム。
広い場所でのお弁当タイムは子どもたちのテンションも上がります。
外で食べるにはちょうどいい気候だったかもしれません。
林間学校に向けて【11月1日更新】
11月7~8日の日程で5年生が林間学校に行きます。行先は京都府のるり渓少年自然の家です。京都府ではありますが大阪府と隣接した場所で、バスで90分程度で到着します。それでも周りの景色は門真と全く違ってとても自然豊かな宿泊施設です。林間学校の様子は後日HPでも紹介しますが、昨日は5年生が現地で取り組むカレー作りの実習をしました。
なれない手つきで包丁を扱う子もいれば、鍋を火にかける段階で「油はどうするん?」など戸惑う子もいます。経験は多くの場合、どんなわかりやすい座学よりも良い勉強となります。家庭でも台所に立たせるような経験をさせてほしいです。林間学校は、小学校生活での初めての集団宿泊行事です。はじめての経験の中で、自分たちで協力して作ったーカレーを食べる。もしかしたら今までに食べたカレーの中で一番おいしいカレーになるかもしれません。
「玉ねぎを切ると涙が出るのはなぜ?」と疑問を持つ子も。
ゆっくりでも安全に使うことが大事な包丁での野菜カット。
最初は油をひかずに炒めようとする子もいました。
この記事に関するお問い合わせ先
門真市立水桜小学校
〒571-0015 大阪府門真市三ツ島6丁目2-1
電話:072-884-3031
更新日:2024年11月28日