すいおう日記3月
一年を終えて【3月31日更新】
今日で令和6(2024)年年度が終了します。明日4月1日からは令和7(2025)年度となります。
統合一年目は本当にいろいろなことがありましたが、あっという間な感じもします。子どもたちは激動の学校生活でしたが本当によく頑張ってくれました。
今年度は開校2年目ではありますが、令和8(2026)年には四中との統合で「水桜学園」とが新たに誕生します。すなわち今年度…令和7(2025)年度は水桜小学校としてのラストイヤーであり、統合前の最後の一年となります。今年以上に激動の一年となりそうですが、子どもたちにとっても実り多い一年となればと思います。
この一年間、保護者の皆様、地域の皆様にはあらゆる教育活動においてご協力いただき本当にお世話になりました。
令和7(2025)年度も本校児童の学びを支援していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年度修了式【3月28日更新】
2024年度の修了式を3月24日(月曜日)に行いました。砂子小と脇田小が統合してスタートした水桜小学校の一年目が無事に終了しました。
子どもたちは不安と期待が入り混じった複雑な気持ちで4月を迎えたと思います。春の運動会を皮切りに行事もたくさんありました。学習では、「子どもが主体的に学ぶ授業」を目指し、自由進度学習や探究的な学びにも取り組みました。初めての仲間と初めての経験。あっという間に一年間が過ぎた感じがするかもしれません。
先日は第一回の卒業式が行われました。水桜小初めての修了式は6年生94人がいない、少しだけ寂しい式となりました。でもすぐに新たな一年生が入学してきます。そして、来年は水桜小学校としては最後の年となります。激動の時期の中心で子どもたちは本当によく頑張りました。これからも子どもと教職員、そして地域・保護者の方々みんなでこの校区をより素敵な校区にしていけたらと思います。
6年生が抜けて少し寂しい感じです。
校歌も上手になってきました。
あゆみを受け取る瞬間は少し緊張。
ひとり一人に言葉をかけながら渡します。
三学期はあゆみに学校印が押されています。
最後に窓ガラスをきれいにしてくれた一年生。
第一回卒業式【3月18日更新】
快晴の空のもと、記念すべき水桜小学校第一回卒業証書授与式が行われました。
94名の卒業生は、それぞれの夢や希望を胸に、新しいステージへと羽ばたいていきます。卒業証書を手にする子どもたちの表情は本当にすがすがしく、凛々しくも見えました。
統合一年目の最高学年として、本当によく頑張って下級生たちを引っ張ってくれた六年生。異学年交流ではリーダーシップを発揮し優しく接してくれました。委員会活動では自分たちの意見も出して主体的に活動しました。時には職員室で先生たちに向けてプレゼンをおこなったこともありました。アウトプットデイでは自分たちの考えや調べたことを一生懸命表現していました。そして水桜小学校の第一期卒業生として、最後となる今日も本当に立派にふるまってくれました。
四月から中学生となりますが、再来年の令和八年には、今の小学生と同じ校舎でまた一緒に学ぶことになります。自分の目標や目指す姿に向けて「挑戦」する姿勢を忘れず、一歩一歩前に進んでほしいと思います。
六年生のみなさん、卒業おめでとう!
みんなで遊ぼう会【3月13日更新】
六年生の卒業まであとわずか。今日は卒業式の予行練習が行われました。練習といえどみんな真剣な表情。本当に「成長したな」と実感します。18日の本番が楽しみです。
そして午後には六年生と一緒に遊ぶ最後の機会として全校児童での「みんなで遊ぼう会」を体育館で行いました。企画・進行は五年生。みんなで楽しめるゲームやクイズで体育館は大騒ぎ。子どもたちの笑顔があふれていました。
異学年交流は子どもたちの育ちに欠かせないものです。今日の五年生も来年の学校のリーダーとして自信を持って、主体的に取り組んでいました。来年は最高学年という意識も少しずつ芽生えているようです。最後は六年生から素晴らしい歌の贈り物もいただきました。水桜小学校、そして水桜学園にとっての良き伝統として、ずっと繋いでほしい企画でした。
司会の回し方も上手でした。
遊ぶ時の子どもの笑顔は本当に素敵です。
最後はみんなで六年生を送り出しました。
六年生からは素晴らしい歌の贈り物。ハーモニーが素晴らしい。
民生委員さんからのお祝い【3月12日更新】
今日は民生委員さんから6年生の卒業祝いにシャープペンシルがプレゼントされました。6年生を代表して児童会委員の二人がプレゼントを受け取りました。いつも学校の門の前や校区の通学路に立哨して「おはよう」とあいさつをしながら安全の見守りをしていただいている民生委員の方々。地域の力のありがたさを感じます。
シャープペンシルにはひとり一人に異なるメッセージが同封されていました。温かい言葉にきっと六年生の子どもたちも喜ぶと思います。後日みんなに渡します。
卒業まであと少し。いろいろな人に見守られて過ごしてきた小学校を卒業します。
児童の登校が終わった後、プレゼントをいただきました。
一つひとつにメッセージが温かいメッセージが添えられています。
3.11【3月11日更新】
14年前の3月11日、東日本大震災が起こり2万人近くの人が亡くなったり行方不明となりました。今日の朝の時間、委員会の子どもたちが全児童に向けてオンラインで、防災に関する発信をおこないました。被害の様子や、実際に地震被害地に緊急支援に行った人の話、そして実際に地震が起こった際のシミュレーション動画を配信して、みんなに防災について考えてもらう時間にしました。
14年前の今日、私は現場の教師(6年生担任)として勤務しており、児童から「先生さっきめっちゃ揺れたで」と聞かされました。揺れをあまり感じなかった私が教室のテレビを付けると、そこにはすでに津波による東北の惨状が映し出されていて衝撃を受けました。阪神大震災時に被災したことを思い出し、恐ろしさがよみがえった感じがしました。
今私たち大人にできることは、もちろん防災・減災に係る具体的な対策もありますが、過去の震災時の様子や体験を子どもたちに伝えること。将来必ず起きるであろう南海トラフ地震に備えて、子どもたちの防災の意識を高めるよう様々な機会を通じて発信していくこと。そしてなにより命を大切にしてほしいというメッセージを子どもたちに送り続けることだと思います。今日の委員会の子どもたちの発信、全児童の記憶に残ってくれればと思います。
オンラインで各教室に映像を配信しました。
パワーポイントも児童たちで作成しました。
ゲストティーチャー【3月6日更新】
先日、6年生を対象にゲストティーチャーによる授業をおこないました。今回は性の多様性について、「みっつん」こと光本豊治さんをお招きしてお話をしていただきました。
過去にも来ていただいているみっつんさん。多様な性の存在をわかりやすく、明るいタッチでお話してくれます。自らゲイであることをカミングアウトされており、ありのままの自分でお話される中身にはぐっと引き付けられます。「世界中には、たくさんの人が存在しています。いろいろなものの考え方や、人との付き合い方、そんな人たちとお互いに理解しあい、お互いに受け止め合いながら、共に生きていくこと、共存・共生していくことが大切」
このメッセージを子どもたちなりに真剣に受け止め、これからの社会を、より素晴らしいものにしてほしいと願っています。
明るく楽しく、でも真剣に性についてお話してくれました。
マイノリティってどういうこと?みんなで考えよう、と提起してくれました。
更新日:2025年03月31日