すいおう日記4月

GWの谷間の月曜日、三年生が市内巡りに行きました。

三回に分けて行う市内巡り。今回は門真市役所方面まで行ってきました。三年生の社会科では自分たちが暮らす街のこと、つまり門真市のことを学習します。門真市の歴史を学んだり、街の特徴や人々の暮らしについて学びます。また門真市は都会ですが、地方や田舎の暮らしとの相違点などにも着目していきます。いずれにせよ、実際に目で見て学べることは探究的学びとしては最も効果的です。

天候は曇り空。暑すぎず寒すぎずで気温はちょうどよかったものの、到着するころにはぽつぽつと雨が落ちだしてきました。ギリギリのタイミングで帰校した三年生。なかなかの距離でしたが頑張ってよく歩きました。帰ってきてからの給食はいつもよりさらに美味しく感じたかもしれません。

あと一回、5月2日にも予定されています。安全には十分配慮しながら市内巡りを締めくくりたいと思います。

昨日、全校児童で「一年生を迎える会」をおこないました。

430名の児童が一堂に会するのはこれが初めて。6年生の手にひかれて入場する一年生にむけて2～5年生から温かい拍手が送られて会はスタートしました。

会が始まると、まず各学年からお祝いのメッセージを送り、六年生からはプレゼントも。そしてみんなで校歌を歌って一年生の入学を祝いました。一年生からもお返しで歌のプレゼントが。そのきれいな歌声に上級生もみんなびっくりしていました。

会を終えると六年生が一年生の手を引いて校内探検を行いました。広い学校の中を六年生と一年生が手をつないで見て回る姿は本当にほほえましいものです。腰をかがめて一年生の話を聞く六年生。この優しさをいつでもどこでも忘れないでほしいです。異学年交流はこれからもいろいろな場面で取り組んでいきます。

昨日よりいよいよ一年生も給食が始まりました。

小学校での初めての給食メニューはカレーライスと、キャベツのサッと煮。多くの子がおいしそうに食べて、おかわりをしている子もいました。カレーは少しスパイシーに感じた子もいるかもしれませんが、学校のカレーはルウから手作りで、とても手間をかけて作っており、子どもたちの中では人気メニューの一つです。ごはんとルウが分かれていることにびっくりしている子もいました。

エプロンを着るところから始まり、担任の先生の引率で給食棟まで大おかず、小おかず、米飯、牛乳、お盆などを取りに行きます。慣れるまでは教職員が食器によそいますが、これから少しずつ練習していきます。配膳時には6年生も手伝いに来てくれましたが、一年生の子たちもゆっくり丁寧に当番をこなしていました。おいしくて楽しい給食時間を過ごしてほしいです。

明日23日から一年生でも給食がスタートします。昨日と今日の二日間、栄養教諭が各クラスで給食についての紹介と、配膳や準備についてのお話をしました。

小学校と幼稚園・保育園との大きな違いの一つが昼食いわゆる給食指導です。楽しみな子もいるでしょうし、苦手なものが出ないか不安な子もいると思います。給食は栄養バランスにおいては非常に考えられたメニューです。おいしく食べて健康についても意識を持ってくれることが理想ですが、もちろん苦手なものもあると思います。無理をする必要はないですが、嫌いなものでもすこしずつ食べれるようになると嬉しいです。

明日のメニューはカレーライス。おかわりする子がたくさんいることを願っています。

4月16日(水曜日)に水桜小学校児童と四中生徒が一緒に大阪・関西万博に行ってきました。今回のコラボはこれまででも一番規模の大きいイベントになりましたが、子どもたちの笑顔がたくさん見られた活動となりました。

小2～3年生はクラス単位の遠足スタイルで活動し、4～6年生と中1～3年生は小中合同でのグループ活動をおこないました。小学一年生は別日に予定しています。

万博会場は開会初日ほどの混みぐあいではなく、こども優先で観覧させてくれるパビリオンもあって比較的観覧しやすい状況ではありました。それでも世界各国からたくさんの人が来場しており、国際色あふれる会場となっていました。

2～3年生はパナソニックのパビリオン「ノモの国」を観覧しました。光と音の幻想的な空間がとても印象的でした。4～6年生は中学生と一緒に会場を回りながら予約不要のパビリオンを様々見て回りました。この日にスタートしたパビリオンなどもあり、子どもたちもとても楽しんでいました。また中学生がとても良く頑張ってくれて、小学生に対して非常に優しく接してくれました。異年齢が一緒に活動することの意義が垣間見えました。

保護者の方々には準備の段階から当日に関しても様々ご心配をおかけした面もありました。安全には十分配慮しつつ、これからも子どもたちの学びへの興味を耕すような様々な教育活動を進めてまいります。今後とも皆様のご理解ご協力をよろしくお願いします。

少し天気が乱れる日も多い最近ですが、今日は朝方降った雨も止み、日中は日差しが出てきました。そのような中、2年生の子どもたちが生活科の学習で「春」を見つける活動を行いました。きれいな花があふれる中庭付近で、一人ひとりパソコンを使って写真を撮りました。

まず目についたのは植物。桜は散ってしまった後ですが、この季節、きれいな花がたくさん咲いています。子どもたちはお気に入りの花を写真に収めていました。また、ある子は松ぼっくりを見つけていました。本来10～12月にできる松ぼっくり。なぜこの時期に見つけられたのか、探るのが探究活動としても面白いと思います。

学校という限られたフィールドでも、たくさんの気づきがあります。これから気づきを興味と結び付け、拡げていけたらいいなと感じました。

来週に控える大阪万博への遠足。本校では四中生と2～6年生が一緒に行くことになっています。(1年生は時期をずらして5月に行く予定です)2～3年生は学年で活動。4～6年生と中学生は合同のグループで活動します。

本番を前にして今日の午後、4～6年生と中学生が顔合わせをしました。5年生と中学一年生は四中で、4年生と中学三年、6年生と中学二年生が水桜小を使ってご対面。当日は中学生がイニシアティブを取ってグループ行動をします。各グループには一名以上の教員が、緊急時対応やタイムキーパー的な存在として帯同しますが、原則は児童生徒の活動となります。このような取組は初めてですが、今後の水桜学園での活動とつながる部分もあります。万博という機会を活用した良い経験にしてほしいです。

この春に学校を去られた先生方とお別れをする「離任式」を昨日の午後に行いました。今年度もたくさんの教職員の方々が異動されましたが、2～6年生の児童の前で一人ひとり最後のメッセージを送ってくれました。

そのあと子どもたちから花束をプレゼント。そして最後は子どもたちで作った花道を通りながらの退場となりました。

花束を渡す子どもも去られる先生も涙涙・・・。花道の子どもたちの中にも涙いっぱいの子がたくさんいました。これまでの思い出があふれてきたのだと思います。

春は別れの季節ですが、出会いの季節でもあります。子どもたちには、これまでの素晴らしい思い出を大切に胸にしまって、今度は新しい出会いのなかでまた素敵な思い出が作れるように、新しい教職員と一緒にたくさんの経験を重ねてほしいと思います。

いよいよ令和7(2025)年度がスタートしました。

最初の学校行事として4月4日に入学式をおこないました。71名の新一年生は、桜の咲き誇る中で晴れの日を迎えました。少し大きめのランドセルを背負い、笑顔いっぱいの一年生。これからの小学校生活が楽しみでいっぱいだと思います。水桜小学校としては最後の一年生ですが、仲良く元気にこの一年を過ごしてほしいです。

そして4月8日には一学期の始業式を行いました。2～6年生は運動場に集合し、新しい先生の紹介、転任された先生の紹介を聞きました。そのあとは担任発表とクラス分け。担任の名前が発表されるたびに歓声とも何ともつかない声が子どもたちから聞かれました。教室に入った後はそれぞれの下駄箱やロッカーを確認したり、真新しい教科書を配布されました。

これから一年間、きっといろいろなことがあると思いますが、「自立」「共生」「チャレンジ」という学校教育目標を意識しながら子どもたちと一緒に楽しく過ごせたらうれしいです。