探究活動 二学期
第1回 アウトプットデイ【11月29日(金曜日)】
四中校区としての「アウトプットデイ」。これまで「生活科」や「総合的な学習の時間」で取り組んできた探究活動を、今回全学年でアウトプット(発信)しました。保護者、地域の方、第四中学校の生徒のみなさんなど多くの方に来ていただいて、盛大に開催することができました。そしてたくさんのフィードバックをもらうことができました。
「アウトプットデイ」では、取り組んでいる中でわかったことや考えたことなどをまとめてたくさんの人に聞いてもらいます。フィードバックは、アウトプットを見たり聞いたりした中で、よかったところなどを具体的に伝えたり、今後の取り組みに向けてアドバイスをしたりします。今回は付せんやカードにフィードバックを記して発信者に渡しました。このアウトプットとフィードバックのやり取りがそれぞれのブースで行われます。
子どもたちはいきいきした表情で、自分たちの考えてきたことや取り組んできたことをいろいろな方法でアウトプットしました。たくさんのアウトプットができて、多くのフィードバックをもらうことができました。参観していた方からの質問に自分の言葉で応対している様子もありました。もらったフィードバックを嬉しそうに読み返している姿が印象的でした。
今回は子どもたちだけでなく、保護者や地域の方、中学生にも参観していただいたので、本当に多くのフィードバックをもらうことができました。このフィードバックが子どもたちの今後の探究活動にいかされると思います。参加していただいた方々、本当にありがとうございました。
1年生(多目的教室)「水桜小の水族館をつくろう」
海遊館にいる海の生き物を調べてから、遠足として海遊館に行き、実際の海の生き物をみてきました。そして、オリジナルの海の生き物をつくるために、ワークシートを使って何を使って作るのかを考えてから、オリジナルの海の生き物をつくりました。その作品を多目的教室に飾り付けしています。

たくさんのお客さんの前でアウトプットをしました。

工夫してつくったオリジナルの海の生き物をアウトプットしました。
フィードバックのカードをポストにたくさん入れてもらいました。
2年生(本館2階 教室)「水桜校区で調べたこと」
繰り返し校区の街たんけんに出かけて、インタビューしたり、写真を撮ったりしてきました。自分たちが調べたいことを決めて、調べました。大きな模造紙にグループで写真やイラストを描いてまとめたり、自分の一番に気になっていることをそれぞれがさらに深く画用紙にまとめてアウトプットすることができました。
これまでに作った資料を家庭科室に展示しました。
中学生にもアウトプットを聞いてもらいました。
発信を聞いた高学年の子が集まってフィードバックを書いています。
3年生(プレハブ2階 各教室)「水桜小校区のおすすめの場所」
水桜校区にある気になる場所を調べました。アンケートをしたり、インタビューをしたりして、わかったことをスライドにまとめていきました。スライドにまとめるときに相手に伝わりやすい方法を考えたり、工夫したりしていきました。次の段階では門真市のおすすめの場所まで広げていきたいです。

アウトプットする人が中心に集まる形で発表しました。

中学生も真剣にアウトプットを聞いてくれました。

たくさんのフィードバックをもらいました。
4年生(本館3階 教室)「みbんながここちいい環境・気持ち」
「環境」という大きなテーマから自分たちが気になっていることを調べてまとめていきました。調べて分かったことから、自分たちならどんなことができるのかを考え、ポスターにしたり、中にはエコの具体例として新聞紙でバックをつくったりしていました。これまでに考えたことを相手に伝わりやすいように工夫してアウトプットしました。
まとめたシートでしっかりアウトプットできました。
中学生のお姉さんにアウトプットしました。

新聞紙でつくった防災グッツをプレゼントしました
5年生(プレハブ2階 教室)「食」
いろいろな作物を育ててきた様子をについてまとめたことをアウトプットしました。うまくいかなかった原因を自分たちで分析したり、次にするときはどのようにしたらよいかを考えたりしました。スライドを一覧で掲示したり、ディスプレイを使うなど、発信のしかたに工夫がたくさんありました。
教室でのアウトプットの様子です。
ポスターとスライドを両方活用してアウトプットしました。
フィードバックするところにスライドの一覧がありました。
6年生(本館4階)「水桜平和祈念資料館」
修学旅行の事前学習も含めて、平和学習に取り組んできました。修学旅行を終えて、感じたことを自分たちでテーマを決めました。グループで調べたり、考えてきたりしたことを、今回はPPではなく、ポスターセッションのような形でアウトプットしました。それぞれのグループに工夫が見られました。
いろいろな方がアウトプットを聞いてくれました
保護者の方もたくさん来てくれました。
フィードバックをしっかり返しています。
2年生 まちたんけんpart2【10月8日】
10月1日(火曜日)、10月3日(木曜日)に「まちたんけん」の第2弾として、校区ではたらく人にインタビューに行きました。
2学期に入り、子どもたちに校区の中でインタビューしたい場所をアンケートして、実際にインタビューに行く場所をきめました。子どもたちのアンケートから、「学校の教材」をつくっている工場、お店、消防署、交番、スーパー、銭湯などが挙がってきました。その中からいくつかを選び、4~6人のグループを作って、インタビューしに行くことになりました。

グループでインタビューする内容を話し合ったワークシート
「みんなで聞きたいことを考えよう」という目標を立てて、子どもたちはインタビューの内容を考えました。「地域ではたらく人と出会い、そこではたらく人がどんな仕事をしていて、どんな思いで仕事をしているのか」を聞き取るポイントとしてインタビューするように子どもたちに伝えました。はじめのうちは、どんなことをインタビューしたらいいのか悩んでいる様子がありましたが、仕事についての本を用意すると、子どもたちは興味をもって食い入るように本を読んで、調べていました。すると、次第に聞きたいことが浮かびあがり、少しずつインタービューする準備が整いました。

どんなインタビューをするのかみんなで話し合っています。

本を使って、インタビューするところがどんな仕事をしているのか調べています。
【10月1日】
それぞれの場所に分かれてインタビューに出発していきました。
コノミヤ(スーパー)
副店長さんにインタビューをしました。いろいろ聞くことができました。
ENEOS(ガソリンスタンド)
車を持ち上げるジャッキの説明をしてもらったり、乗せてもらいました。
はくぶん(小学校向け学習教材メーカー)
小学校で使う教材を作っているところをみせてもらいました。
しんふく(中国物産店)
このお店には、中国のものがたくさんありました。お店の人にインタビューをしました。
アプロ(スーパー)
お弁当などのお惣菜をつくっているコックさんにもお話を聞くことができました。
交番
警察官が使っている道具の説明をしてもらいました。触ることもできました。
ほっかほっか亭(弁当屋)
ポイントカードの説明をもらっています。盛りつけの道具も見せてもらいました。
【10月3日】
天候は悪かったですが、ワクワクしながら出発していきました。
消防署
消防士が用具を準備するため部屋に入って、用具の説明をしてもらいました。
梅月温泉(銭湯)
番台でお金のやり取りを一緒にやったり、番台の中に入れさせてもらったりしました。
郵便局
「ゆうびんがとどくまで」の話を聞き、郵便局のひみつを見つけています。
脇田保育園
発表会の練習を見学させてまらいました。とても上手で驚きました。
ファミリーマート
店長さんにたくさんインタビューできました。レジ体験をすることもできました。
さくら幼稚園
幼稚園の中をいろいろ案内してもらって、たくさん話を聞くことができました。
自分で選んだ場所に「まちたんけん」にいったことで、子どもたちはとても楽しそうにイキイキとした表情でインタビューをすることができました。気になることをたくさん質問したり、クロームブックで撮影したりして、しっかりと学ぶことができたと思います。
今後、「まちたんけん」でのことをふりかえったり、まとめたりして、伝えたいことを考えていきます。
3年生 れんこん農家の方の話【9月19日】
9月17日(火曜日)5、6時間目
水桜小学校の近くで門真名産のれんこんを栽培している農家の寺内さんから、門真れんこんについての話を聞きました。3年生の子どもたちは、れんこんの話を聞く前に、れんこんの育ち方について学習をして、れんこんについての疑問をもって話を聞きました。今年になって掘ったれんこんをみせたもらったり、葉っぱや茎を触らせてもらったりして、様々な体験をすることができました。3年生は興味津々に聞いているが姿がみられました。
子どもたちは、とれたてのれんこんを見たことで、「知りたい!」「どうなっているの」などの疑問が次々と生まれていました。「ばんちょはどうして穴があいているの」「ばんちょのたねを植えたら、どのくらいで芽がでるの」「れんこんの穴は何個あいているの」など気になったことを質問していました。また、れんこんが土の中でどのようになっているかを実物のレンコンを使って見せてくれたり、茎を切って断面を近くで見たりしました。こうした体験活動を通して、れんこんについて子どもたちの興味がさらに深まっていく様子がありました。休み時間の時には、れんこんをさわることができたので、においをかいでみたり、触ってみたりして、子どもたちの疑問がさらにうかんできたので、寺内さんに自主的に質問をしていました。「すいかのにおいがする」「たねがどんぐりみたい」「ぺたぺたする」など子どもたちで交流している姿もみられました。最後ははすの葉シャワー体験をして、れんこんのお話の時間がおわりました。
体験活動を通して、気になったことを自分たちで探究していければと思います。
ばんちょ(はすの花が枯れたもの)
ホースを茎から流して、葉っぱのシャワー
4年生 ミニアウトプットデイ【9月13日】
9月10日(火曜日)5時間目
4年生は、1学期に「ごみ」をテーマとした探究活動に取り組み、新聞としてまとめました。その内容をグループごとで発表(アウトプット)しました。発表を聞いた子どもたちは、感想や質問(フィードバック)を付せんに書いて発表者に伝えます。アウトプットする子どもたちは緊張した様子でしたが、ほかの子どもたちからフィードバックの付せんをもらうと、とてもうれしそうな表情をしていました。聞いている子どもたちも、フィードバックをするために一生懸命に聞いている姿が見られました。
「はじめは発表がいやだなと思っていたけど、終わってみたらうれしかった」「たのしい発表になった」などフィードバックをもらったことにうれしさを感じるふりかえりがたくさんありました。この活動が次の探究活動の意欲につながっていくと思います。


グループでアウトプットしています
アウトプットしたことをみんなからのフィードバックを貼り付けて、4年生の教室の近くに掲示しています。
この記事に関するお問い合わせ先
門真市立水桜小学校
〒571-0015 大阪府門真市三ツ島6丁目2-1
電話:072-884-3031
更新日:2024年12月02日