平成30(2018)年度施政方針 いきいきと人が輝く文化薫るまち

次に、「いきいきと人が輝く文化薫るまち」について申し上げます。

ヘイトスピーチやインターネットの匿名性を悪用した新たな人権侵害などが生じている中、平成28(2016)年度に人権に関する3つの法律が施行されました。

市民の皆様が人権意識を高め、改めて人権の大切さを再認識していただけるよう、引き続き人権講座などを通じて、人権尊重理念の定着をめざすとともに、人権相談などによる人権擁護に努めてまいります。

また、「第2次かどま男女共同参画プラン」に基づき、男女共同参画に関する啓発や支援に取り組むとともに、女性が仕事や地域活動など、あらゆる分野に積極的に参画できるよう、「女性サポートステーション」を中心に女性活躍支援の推進に努めてまいります。

次に生涯学習環境の充実についてであります。

「めざせ世界へはばたけ事業」につきましては、中学生の英語プレゼンテーションコンテストを実施し、最優秀賞および優秀賞の受賞者に海外派遣研修を行っておりますが、今後さらに子どもたちが英語に対する興味関心や学習意欲の向上が図られるよう、上位入賞以外の発表者につきましても国内の体験型英語教育施設へ派遣してまいります。

図書館運営につきましては、暮らしに役立つ図書館として、幅広いニーズにあった資料・情報を収集し、乳幼児から高齢者までの市民に対するサービスの向上を図るとともに、今後の図書館のめざすべき方向性やサービスのあり方を明確にした「図書館サービス計画」の策定に取り組んでまいります。

また、施設の老朽化に伴い、照明器具を読書環境に配慮したLED照明へ取替えを行い、館内の読書環境の改善を進めてまいります。

次にスポーツ活動推進体制の充実についてであります。

市民の健康づくりから本格的な競技スポーツへの参加まで、多様化する市民ニーズに応えるためには、日常生活に運動を取り入れることによって健康づくりを推進するきっかけづくりから、勝敗を明確にし、技術力を高めるような競技大会などの実施まで、生涯にわたり誰もがそれぞれのライフステージに応じたスポーツ活動を行うことができる機会の充実が求められています。

これまでのスポーツ・レクリエーション大会の実施において培われた団体相互のネットワークをさらに強化し、年間を通して生涯スポーツを推進できる体制を充実してまいります。

次に、文化・芸術振興体制の充実についてであります。

門真市民文化会館ルミエールホールは、開館から24年が経過しており、設備の更新や天井の耐震化などの改修を行う必要があることから、平成30(2018)年度において改修工事の入札などを実施し、平成31(2019)年度には約1年間閉館することとなる大規模改修に向け取り組んでまいります。

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更新日:2019年10月31日