行政評価(事務事業評価・施策評価)結果の公表について

行政評価の取組みについて

門真市では、効率的で効果的な行財政運営の実現をめざすとともに、市政の透明性を高め、その内容を市民によりわかりやすく説明するため行政評価(事務事業評価・施策評価)実施しています。行政評価は、市が行う行政活動の現状を把握し、目標値を定め、その活動の結果もたらされた成果について評価を行い、評価結果を次年度以降の市政に反映させていくものです。

計画体系に伴う各評価のイメージ図

事務事業評価とは

事務事業とは、第5次総合計画に掲げる基本目標を実現するために、実施計画に掲載された、個々の行政手段として行う事務および事業であり、事務事業評価とは、それら事務事業の目的・内容・進捗状況を把握し、実施に対して費用(コスト)がどれだけかかっているのか、目的をどれだけ達成できたかなどを評価し、その結果を事業の見直し、改善に活用し、事務の効率化、市民サービスの向上を図るものです。

事務事業評価の流れ (評価作業を行う年度をN年度とする)

ステップ1
ステップ1 事業担当課による自己評価

(N-1)年度に実施した事務事業に対する自己評価である事務事業評価シートの作成を行い、N年度に向けた課題整理や成果目標を設定するとともに、(N+1)年度の事業の方向性((1)現状維持(2)拡大改善(3)手法改善(4)縮小改善(5)事業統合(6)事業廃止(7)事業休止(8)事業完了)を示す。

ステップ2
ステップ2 「市民ご意見番」による「重要度」「満足度」の評価

N年度当初に公募市民による「市民ご意見番」に対しステップ1で作成した事務事業評価シートを送付し、アンケート形式により各事務事業に対する市民の視点での「重要度」「満足度」をそれぞれ5段階で評価を行う。
評価結果を「重要度」「満足度」の関係を示す次のグラフに反映し、各事務事業の領域((1)改善領域(2)維持領域(3)改善・廃止領域(4)維持・改善領域)を示す。

重要度と満足度の関係イメージ図

改善領域

「重要度」は高いが、「満足度」が低く、重点化や改善を検討し、満足度を高める必要のある領域

維持領域

「重要度」「満足度」とも高く、現在の水準を維持する必要がある領域

改善・廃止領域

「重要度」「満足度」とも低く、市民ニーズを再確認するとともに、「満足度」を高める改善が必要または、事務事業のあり方を見直す必要がある領域

維持・改善領域

「重要度」は低いが、「満足度」は高く、現在の「満足度」の水準を維持または、事務事業の重要性を含め改善する必要がある領域

ステップ3
ステップ3 「市民ご意見番」評価を踏まえた総合評価

N年度の担当課による自己評価および「市民ご意見番」による「重要度」「満足度」評価を踏まえ、担当部局での各事務事業の最終評価により(N+1)年度の事業の方向性と改善すべき課題などを示すものです。

平成30(2018)年度まで

平成28(2016)年度まで

施策評価とは

施策とは、門真市第5次総合計画に掲げる基本目標を実現するための基本的な方針を示したものであり、施策評価とは、基本施策を単位として施策の進捗、達成度が順調であるか否かを評価するとともに、施策の推進のための事務事業が適正に配置されているか否かを評価し、その結果を次年度以降の施策展開に反映し、効果的、効率的な行財政運営を図るものです。

施策評価の流れ (評価作業を行う年度をN年度とする)

ステップ4
ステップ4 施策評価委員会ワーキンググループによる市民ニーズの把握

公募市民および学識経験者によるワーキンググループにおいてN-1年度に実施した基本施策の実施状況について意見交換などを行い、市民ニーズの把握を行う。

ステップ5
ステップ5 施策評価委員会による総合評価

ステップ1で把握した市民ニーズを踏まえ、学識経験者で構成する施策評価委員会において施策の進捗、達成度が順調であるか否か、施策推進のために事務事業が適切に配置されているか否かを評価。

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更新日:2019年10月31日