平成23(2011)年度施政方針 はじめに

本年は、私にとりまして2期目の折り返しの年であります。

平成17年の市長就任以来、「財政の再建」が「市政の再生」を生み出すとの考えのもと、市議会をはじめ、多くの市民の皆様のご意見を頂戴しながら、職員一同、心を一つにして、数々の行財政改革に取り組んでまいりました。

その結果として、5年間で約162億円の行革効果を生むことができ、「市政の再生」に向けた様々な新しい施策を展開する財政の礎を構築してまいったと考えております。

このことは、まさに市民や議員の皆様のご理解、ご協力の賜であると深く感謝申し上げます。

さて、平成22年度は「まちの再生から発展へ」と次のステップにつながる「わがまち門真を成長・発展させる躍進のステージの始まり」と位置づけ、発展に向けた歩みを進めているところでありますが、平成23年度は、いよいよ、そのステージが様々な地域でのまちづくりへと結実し、公民協働の広がりとともに華やかに、力強く、持続可能な未来の門真につながる年にしていかなければならないと決意しております。

市民の皆様が、「このまちに生まれてよかった」、「住みたい、住み続けたい」と思える豊かなまちづくりを実現するには、「門真市第5次総合計画」の具現化へ向け、市役所の役割が重要であることは言うまでもありませんが、公民協働の基礎となる「市民力」・「地域力」のさらなる向上が必要不可欠であります。

「市民力」とは、市民の皆様一人ひとりが、自主的・自発的に地域課題の克服に取り組もうとする力であり、自分たちでできる事は自分たちで解決しようとする意志をもった市民の力であります。

そして、地域に住む人々が、自分たちで安全・安心・快適な環境を作り上げていく、また、そのためにお互いが手を携えて、絆を深め、課題を解決していくという連帯の力が「地域力」であります。

私は、この「市民力」・「地域力」を高める仕組みを構築することが、これからの重要な課題であると考えております。

そのためには、まず、市役所が市民の皆様の信頼を得ることが大前提となります。古くから、「民は之に由(よ)らしむべし、之を知らしむべからず」という孔子の言葉があります。孔子は、生涯を民衆のために尽くした思想家でありますが、「民に対し、決まりごとを伝えるのは可能だが、意図するところを真に理解してもらうことは非常に困難である」とのことから、民が信頼する指導者になることの重要性を説きました。

これは、民から信頼を得ることの重要性を民に向かってではなく、為政者に向かって説いたものであり、まさに、市政を預かる市役所が、この時空を超えた真理を学ばなければならないと考えております。

まず、市役所が市民の皆様の信頼を得ることが、市政の根本であり、私をはじめ全職員が改めて心に深く刻む必要があると考えております。職員は市民の皆様の信頼に応えられる全体の奉仕者として高い誇りを持ち、市民の皆様の中に溶け込み、渾然一体となり、協働を進める必要があります。このことから、今後は、さらなる行政情報の公開により市役所の透明化を図りながら、地域コミュニティの活性化を促進し、市民の皆様の市政への積極的な参加・参画を基本として、様々な取組みを行ってまいりますとともに、市民の皆様と市役所との垣根を無くし、共に考え共に行動する公民協働を基本とした「市民力」・「地域力」を高める取組みに全力を傾注してまいりたいと考えております。

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更新日:2019年10月31日