学校教育目標と基本方針

更新日:2023年04月01日

【学校教育目標】

『心身ともに健やかで、学びあい、高めあい、自ら行動する児童の育成』

【めざす学校像】

1.一人ひとりの子どもが大切にされる学校

2.確かな「学び」のある学校

3.安全・安心な学校

4.きれいな学校

5.開かれた学校

【めざす子ども像】

1.自分も仲間も大切にする子ども

2.学ぶ意欲のある子ども

3.自分で考え行動できる子ども

【学校運営の重点】

*学習指導

・安心感のある教室、達成感のある授業をめざし、全教職員で取り組む。

・基礎的、基本的な学力を身につけ、活用する力を育み、確かな学力をつける。

・学力向上対策委員会の提案・検証のもと、学校組織体制の改善を行い、学力向上をめざす。

・学習規律を整え、児童が学習意欲をもって学びあい、児童主体の授業づくりを行う。

・校内研究体制を確立し、研究活動を活性化し、指導方法の工夫改善を行う。
・児童の自学自習力を育成し、家庭学習の支援を行う。

・朝の読書活動や学校図書室、市図書館の活用を通して読書の推進を図る。

・個に応じた指導を充実させる少人数授業、TT、習熟度授業、交換授業、ゲストティー チャーの招聘、 体験学習、保護者の学習参加など、効果的な学習指導を取り入れる。
 ・外国語担当者を位置づけて外国語活動を通じて、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の 育成を図る。

・GIGAスクール構想で配備されたシステムを活用し、児童に個別最適化された学びの充実を図る。


*生活支援

・互いのちがいを認め合い、集団として高めあう教育を進めるとともに、社会的資質や行動力を高める教育を推進する。
・門真市開発的生徒指導の研修を積極的に取り入れ、「傾聴・説得・納得」への指導を推進する。
・「子どもを語る会」など、児童の生活実態を交流し、全教職員で、 適切な指導、支援を行う。

・暴力・虐待等の問題行動の未然防止、早期解決に取り組むために、福祉を含めた関係諸機関と連携し、チームによる支援を行う。(チーム学校)

・いじめ事象の発生・深刻化を防ぐために、いじめアンケートを学期ごとに実施し早期発見に努め、望ましい人間関係のあり方について指導する。

・長期欠席・不登校児童には、家庭と情報を共有し、SSW、SSC、CSWの活用やケース会議及び拡大ケース会議を推進して福祉を含めた関係機関との連携を図り、校内の指導体制を充実させる。

 

*人権教育

・子どもが先生からも友だちからも大切にされ、かけがえのない存在として尊重される学校づくりを進める。

・差別をしない、差別を許さない実践力を身につけ、豊かな人権感覚を持った子どもを育てる。

・教職員自らの人権感覚をみがき、基本的人権を尊重した、学校運営、学級経営を行う。

・児童の「人間関係づくり」について、学年に応じた目標と課題を設定し取り組みを進める。

・多文化共生の観点から相互理解を図る「国際理解教育」・自分らしさを発揮し、尊重される社会の実現に向けて「男女平等教育」・差別の現実に基づいた「部落問題学習」など学校における人権教育を推進する。

・体罰防止・セクシャルハラスメント防止・パワーハラスメント防止・モラルハラスメント防止が人権侵害問題と受け止める感性を養い、ともに絶対許さないという学校体制の構築を進める。

 

*支援教育

・障がいのある児童の人権を尊重し、自立と社会参加を目指す。

・教育的ニーズに応じて「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」を作成し、必要な支援・指導を適切に行い、切れ目のない支援へと繋げる。

・支援教育コーディネーターによる校内支援委員会を定期的に行い、支援体制の整備・充実を図る。(必要に応じて福祉を含めた関係諸機関と連携をとる。)

・障がいのある児童を理解し、「ともに学び、ともに育つ」好ましい人間関係の育成に努めるとともに、児童一人ひとりの自立を支援する。

・支援教育研修を充実させ、教職員の実践的指導力の向上を推進する。

 

*道徳教育

・人間尊重の精神を基盤とし、道徳の授業や様々な体験を通して基本的な生活習慣や望ましい人間関係を身につけ自尊感情を高める、よりよい生き方を求め実践する児童を育てる。

・道徳教育担当者を中心に、全教職員が協力して道徳教育の充実を図る。

 

*健康・安全教育、食教育

・健康で安全な生活に必要な習慣や態度を身につけさせ、心身の調和のとれた発達を促す。

・食についての正しい知識と望ましい食習慣を身につけ、食教育を推進する。

・児童の安全教育を推進すると共に、施設設備等定期的な安全点検を実施する。

・緊急時においては危機管理マニュアルに従い、児童の安全確保を第一に、全教職員が一致して対応にあたる。

・インフルエンザ・新型コロナウィルス等の感染症の防止策を意識した学校生活を計画実施する。

 

*開かれた学校づくり

・保護者の願い、地域の願いを大切にした教育を進めるとともに、学校・家庭・地域、そして行政との連携を深め、協働して児童を育てる。

・各種だよりの発行、授業参観、学校行事などの機会を通じて、学校での様子を保護者、地域に発信すると共に、学校評議員制度などを活用し外部からの提言・評価も取り入れる。

・地域との交流や地域人材を活用するため学校地域支援本部と連携する。(読み聞かせ等)

 

*一貫教育の推進

・義務教育9年間を見通した中で、教育活動を進める。

・第二中学校区の「めざす子ども像」(・意欲的・自主的に課題と向き合う子ども・ルールを守り、自分で考えて行動できる子ども・自分も仲間も大切にする子ども)に向けて、一貫教育及び保・幼・小・中の連携を行い、児童の生きる力をはぐくむ教育を推進する。そして二中校区授業スタンダードの確立に努める。

 

*特別活動の充実

・児童会活動・学級活動・行事を計画的に進め、互いに協力し合う集団づくりをめざす。

・福祉教育推進のため、地域のお年寄りや障がいのある方々とのふれあいを深める

 

*キャリア教育の推進

・児童が将来に向けての夢や目標をもち、志を立て、よりよい社会を創っていく態度を養う。
・キャリア教育を発達段階に応じて指導する。(校区探検、校区インタビュー、市内めぐり、2分の1成人式等、学年に応じた指導を行う)
・中学校と連携したキャリア教育の推進を図る。

 

*教職員の研修を充実する。

・教育専門職としての知識や技能を高めるために、実践的研究を計画的、組織的に行い指導方法の工夫改善及び指導力の向上に努める。

・本校児童の実態や課題から各研究部において研修内容を設定し、内部及び外部講師等の活用を図り、実践的な指導力を高める。