『9年通った第2の実家』
3月に入り、日中の気温がグンと上がり日向ぼっこが気持ち良い季節。
花粉症のクシャミと目の痒みでグシャグシャになる顔をマスクで隠し、眉毛だけの簡単メイクで外出する日が増え、更にテキトーママが加速しそう。
いや、実は眉毛さえも描かず本当は能面マスク姿ですが…笑
さて、コロナコロナでこの2年半は大きなイベントや催し物は延期や中止に慣れてしまった日常生活ですが、我が家の娘はこの3月に保育園を卒業する運びとなりました。
息子が登園した年月を合わせると9年間通った保育園。
雨の日も風の日も極寒の日も酷暑の日も、後ろ時に前にも子供を自転車に乗せて送迎をした9年間。
激動の30代を過ごした9年間。
今は40歳の私。お疲れ様、若かりし30代の私…
これまで話さなかったのですが、過去に仕事と子育てのバランスを崩した事がありました。
娘を出産し、間も無く仕事復帰…
息子と同じように、娘も1歳になるまでは実家の母が孫の世話をするとの有り難い祖母心に感謝をして、お願いをしました。
産後は、出張もこなしながら仕事も全力で向き合おうという矢先に、母が病気を発症。
途端に全てのバランスが崩れて、負の連鎖。
その時、ハッと気付き、後悔をしました。
何故、母親の私が働いているのに保育園の入園届を提出しなかったのか。
子育て支援に頼らなかったのか。
高齢の母に全てを任せてしまったのか…
娘の保育園入園を決めたキッカケは、このタイミングでした。
その日から今日まで保育園で過ごしてきた時間は、総合すると、実家よりも、いや…我が家での家庭時間よりも長いのかもしれません。
保育園は第2の実家。
子どもにとって、そして親の私にとっても、落ち着き、心が安定し、自然体でいられる場所。
恥ずかしながら、親の私が園長先生の前で泣き崩れ、心丸裸にして子育ての相談をした事もありました。
優しく受け入れて下さった事、今でも忘れられません。
園との信頼関係は、親がどれだけ些細な事でも園に相談ができ、親身になって対応してもらえるのか。
これから新しい生活をスタートされる皆様も、通われる園は『第2の実家』である事をお守りにして、子育て中に打ち当たるであろう壁や悩み事をご相談されながら、親子で成長していかれます事を願っております。
我が家はいよいよ4月から娘も小学生です。
子育ては日々更新されていきます。
忙しくなる春を、一緒に乗り越えていきましょう!!!
更新日:2022年04月06日