蚊が媒介する感染症

更新日:2019年10月31日

 夏が近づき、野外などでイベントが増えるにつれ、蚊に刺される機会も増えてきます。
今の時期から、蚊への対策をお願いします。
また、海外の蚊媒介感染症が流行している地域に行く際も、蚊に刺されないようにしましょう。

幼虫対策(9月頃まで)

ボウフラの発生源をなくすため、庭先や家の周りなどには雨水がたまる植木鉢の受け皿、バケツ、空き缶やペットボトルなどを放置しないようにしてください。

成虫対策

まめに草刈りをするなど、蚊が潜む場所を減らしましょう。

蚊に刺されないために

家屋内に浸入することもあるため、防虫網などによって蚊の侵入を防ぎましょう。草むらなどに入るときは、肌が露出しないような服装で、長そで、長ズボンの着用をしてください。虫よけスプレーや蚊取り線香の併用も効果的です。

蚊が媒介する感染症

蚊が媒介する感染症
  潜伏期間 症状
ジカウイルス感染症 2~12日 発熱、発疹、関節痛、結膜炎などがあるが、症状が軽いか無症状であることも多い。妊婦が感染すると、胎児の小頭症を引き起こすことがある。
デング熱
チクングニア熱
2~15日
(多くは3~7日)
突然の高熱(38度以上)、頭痛、筋肉痛、関節痛、発疹、結膜炎など
マラリア (熱帯熱マラリア)
1週間~3週間
(そのほかのマラリア)
10日~4週間
発熱、悪寒、戦慄、頭痛、全身倦怠感、時に腹部症状や咳、重症では脳症など
日本脳炎 6日~2週間 発熱、消化器症状、全身倦怠感、意識障害、けいれんなど

注意:潜伏期間とは、蚊などに刺されてから症状がでるまでの期間

参考資料

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