蚊を媒介し感染する病気にご注意を
夏が近づき、野外などでイベントが増えるにつれ、蚊に刺される機会も増えてきます。
今の時期から、蚊への対策をお願いします。
また、海外の蚊媒介感染症が流行している地域に行く際も、蚊に刺されないようにしましょう。
幼虫対策(9月頃まで)
ボウフラの発生源をなくすため、庭先や家の周りなどには雨水がたまる植木鉢の受け皿、バケツ、空き缶やペットボトルなどを放置しないようにしてください。
成虫対策
まめに草刈りをするなど、蚊が潜む場所を減らしましょう。
蚊に刺されないために
家屋内に浸入することもあるため、防虫網などによって蚊の侵入を防ぎましょう。草むらなどに入るときは、肌が露出しないような服装で、長そで、長ズボンの着用をしてください。虫よけスプレーや蚊取り線香の併用も効果的です。
蚊が媒介する感染症
潜伏期間 | 症状 | |
---|---|---|
ジカウイルス感染症 | 2~12日 | 発熱、発疹、関節痛、結膜炎などがあるが、症状が軽いか無症状であることも多い。妊婦が感染すると、胎児の小頭症を引き起こすことがある。 |
デング熱 チクングニア熱 |
2~15日 (多くは3~7日) |
突然の高熱(38度以上)、頭痛、筋肉痛、関節痛、発疹、結膜炎など |
マラリア | (熱帯熱マラリア) 1週間~3週間 (そのほかのマラリア) 10日~4週間 |
発熱、悪寒、戦慄、頭痛、全身倦怠感、時に腹部症状や咳、重症では脳症など |
日本脳炎 | 6日~2週間 | 発熱、消化器症状、全身倦怠感、意識障害、けいれんなど |
注意:潜伏期間とは、蚊などに刺されてから症状がでるまでの期間
参考資料
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更新日:2025年03月11日