風しん

更新日:2019年10月31日

平成30(2018)年7月頃より、首都圏で風しんの患者数が大幅に増えています。大阪府でも平成30(2018)年11月6日までに平成29(2017)年の7倍の報告数となり、報告数が急増しています。
風しんは、麻しんに比べると比較的軽症な熱性発しん性疾患ですが、まれに脳炎などの重症例が報告されています。麻しんと同じく対症療法が中心となるため、予防接種が重要です。さらに、免疫のない女性が妊娠初期に風しんにかかると、風しんウイルスが胎児に感染して、白内障、心疾患、難聴、そして精神や身体の発達の遅れなどの障がいをもつ「先天性風しん症候群」の赤ちゃんが生まれる可能性があります。

風しんの症状とは

2~3週間(平均16日~18日)の潜伏期間の後、発熱、発しん、リンパ節の腫れがありますが、ウイルスに感染しても明らかな症状がでることがないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が15~30%程度います。一度かかると、大部分の人は生涯風しんにかかることはありません。

風しんを予防するには

風しんは対症療法が中心となるため、予防接種が重要です。
妊娠を予定または希望する女性は、妊娠前に風しんワクチンを受け、風しんの免疫を獲得しておくことが最も重要です。また、妊娠中の女性は予防接種を受けられないため、妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、そのほかの同居家族など)は風しんを発症しないように予防に努めることが重要です。

予防接種について

定期予防接種対象者

門真市に住民登録がある下記の人は、無料で受けられます。

第1期:1歳児(1歳~2歳になる前日まで)

第2期:小学校入学前1年間の幼児

詳しくは下記をご覧ください。

風しんワクチン等接種助成(成人用)

門真市では、出生児の先天性風しん症候群の発症の防止を目的として助成事業を行っています。

対象者 妊娠を希望する女性およびその配偶者(妊婦の夫も含む)

詳しくは下記をご覧ください。

詳細の最新情報を知りたい市民の皆さんへ

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 健康増進課 管理・医療グループ
保健福祉センター4階
〒571-0064 大阪府門真市御堂町14-1
電話06-6904-6400
メールフォームによるお問い合わせ