HPVワクチン(子宮頸がん予防)

更新日:2025年02月26日

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因の50~70パーセントを占めるヒトパピローマウイルス(HPV)の主に16型、18型の感染を予防します。

対象者

  1. 小学6年生から高校1年生相当の女子
  2. 平成9(1997)年4月2日~平成20(2008)年4月1日生まれの女子で、3回の接種が完了していない方(キャッチアップ接種)

注意:キャッチアップ接種期間は、 令和4(2022)年4月から令和7(2025)年3月末までの3年間です。

キャッチアップ接種期間の延長について【令和8(2026)年3月末まで】

令和6(2024)年夏以降の大幅な接種希望者の増加により、接種を希望しても受けられなかった方がいる状況を踏まえ、キャッチアップ接種期間中にHPVワクチンを1回以上接種した方は、令和7(2025)年4月1日以降も残りの接種を公費で受けれることになりました。

対象者
平成9(1997)年4月2日~平成21(2009)年4月1日生まれの女子で、キャッチアップ接種期間(令和4(2022)年4月1日~令和7(2025)年3月31日)の間にHPVワクチンを1回以上接種した方
注意:対象者には、令和6(2024)年度が定期接種の最終年度の方(高校1年生相当の女子)を含みます。

接種期間
令和8(2026)年3月31日まで

費用
無料

接種回数
接種完了までの残りの回数

令和4(2022)年4月1日~令和7(2025)年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方が対象となりますので、未接種の方は令和7(2025)年3月末までの接種開始をご検討ください。

注意:令和7(2025)年4月1日以降、以下の方は公費の対象外となります。

  1. 令和7(2025)年4月1日以降に1回目の接種をした方
  2. キャッチアップ接種期間(令和4(2022)年4月1日~令和7(2025)年3月31日)以前に接種し、接種が完了していない方

接種方法

子宮頸がん予防ワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)・4価ワクチン(ガーダシル)・9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります。原則、同じ種類のワクチンを接種します。

接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なりますので、ご注意ください。

2価ワクチン(サーバリックス):3回接種

  • 1回目接種してから、1か月後に2回目接種
  • 1回目接種してから、6か月後に3回目接種

4価ワクチン(ガーダシル):3回接種

  • 1回目接種してから、2か月後に2回目接種
  • 1回目接種してから、6か月後に3回目接種

9価ワクチン(シルガード9)【15歳になるまでに接種を開始する場合】:2回接種

・1回目接種してから、6か月後に2回目接種

9価ワクチン(シルガード9)【15歳になってから接種を開始する場合】:3回接種

  • 1回目接種してから、2か月後に2回目接種
  • 1回目接種してから、6か月後に3回目接種

費用

無料

持ち物

  • 母子健康手帳(忘れた場合は接種できません)
  • 本人確認書類(マイナンバーカード・こども医療証等)
  • 【キャッチアップ接種対象者】接種歴が確認できるもの(母子健康手帳に記載がない場合)

実施場所

門真市、守口市、寝屋川市、大東市、四條畷市の取扱医療機関で接種できます。取扱医療機関へ直接予約をしてください。

上記以外の市町村で接種を受ける場合は、事前に、予防接種依頼書の発行申請が必要です。

任意接種費用の償還払いについて【令和7(2025)年3月末まで】

 積極的な接種勧奨の差し控えにより公費で接種できる機会を逃した人が、定期接種の時期を過ぎた後に自費(任意接種)で接種を受けた場合に、費用の償還を行います。

対象者

以下のすべてに該当する人

  1. 平成9(1997)年4月2日~平成17(2005)年4月1日生まれの女子
  2. 令和4(2022)年4月1日時点で門真市に住民登録がある人
  3. 定期接種の対象年齢(高校1年生相当)を過ぎてから、令和4(2022)年3月31日までに、自費(任意接種)で2価ワクチン(サーバリックス)か4価ワクチン(ガーダシル)を国内で接種した人

注意:9価ワクチン(シルガード9)の任意接種については、償還払いの対象外となります。

申請方法

申請するときに必要なもの

  1. 門真市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書
  2. 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等の写し)
  3. 接種費用の支払額及び回数を証明するもの(領収書、支払証明書などの原本)
  4. 接種記録が確認できるもの(母子健康手帳、予防接種済証、予診票などの写し)
  5. 振込先の金融機関の通帳またはキャッシュカードの写し

注意:接種記録が確認できるものがない場合は、接種を受けた医療機関に「門真市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意償還払い申請用証明書」の記載を依頼してください。

申請先

門真市健康増進課(門真市保健福祉センター4階)

住所 〒571-0064 門真市御堂町14番1号

電話番号 06-6904-6400

注意:門真市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書に記入の上、必要書類を添付し、提出してください。

申請期限

令和7(2025)年3月31日まで

助成額

接種実費相当額(最大3回分) 【上限あり】

注意:接種に要した交通費、書類の発行に要した文書料等は対象になりません。

HPVワクチンに関する相談窓口及び診療体制

HPVワクチンに関する相談窓口

HPVワクチンに不安や疑問があるときなどの相談に対応するため、大阪府が相談窓口を開設しております。

詳細は、下記の大阪府ホームページをご参照ください。

HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関等について

HPVワクチン接種後に広範な痛みや運動障害など多様な症状が生じた方のために、大阪府では協力医療機関を設けています。

詳細は、下記の大阪府ホームページをご参照ください。

注意:HPVワクチン接種後に気になる症状が出たときは、まずは接種された医療機関など、地域の医療機関にご相談ください。

健康被害救済制度

予防接種の副反応による健康被害は、極めてまれではあるものの、なくすことはできないことから、救済制度が設けられています。

予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障がい年金等の給付)が受けられます。

この記事に関するお問い合わせ先

こども部 こども家庭センター 母子保健グループ
保健福祉センター4階
〒571-0064 大阪府門真市御堂町14-1
電話06-6904-6500
メールフォームによるお問い合わせ