帯状疱疹かもしれないと思ったら早めに受診を

更新日:2025年04月04日

帯状疱疹の治療に使用されている抗ウイルス薬は、発症初期であるほど効果が高いとされており、早期の投与は重症化や合併症の予防効果があります。

帯状疱疹かもしれないと思ったら、早めに受診をしましょう。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は水ぼうそう(水痘)と同じウイルスで起こる皮膚の病気であり、日本成人の90%以上は帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏し、過労やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。

症状

水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って、帯状に出現します。通常、発疹が出現する2~3日前から痒み(かゆみ)や痛みを感じるようになり、初期は皮膚が赤く腫れます。その後、1週間程度経過すると、水ぶくれが増え、発熱、頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が見られることもあります。2~4週間で水疱が破れて皮膚症状は正常に戻ります。

合併症の一つに皮膚の症状が治ったあとにも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。この神経痛は3か月以上続く痛みで、帯状疱疹患者の10%から50%に出現し、高齢になるほど多くみられます。

予防と治療

帯状疱疹は免疫力の低下で発症するため、健康的な生活習慣を保つことが大切です。バランスのよい食事や適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。

また、帯状疱疹ワクチンを接種することで、発症予防・重症化予防が期待できるとされています。詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

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