門真市立学校における働き方改革の推進に関する取組について
概要
子どもたちがそれぞれの学校において主体的かつ意欲的に学び、活動するためには、教職員自らが心身ともに健康であることが必要と考えており、本市におきましても、教職員の長時間勤務の解消に向けて「門真市立学校の府費負担教職員の業務量の適切な管理等に関する規則」を策定し、全校において働き方改革の取組を推進しています。
1.学校サポートスタッフの全校配置
教職員の業務を補助するための支援人材「学校サポートスタッフ」を全校に配置しています。
2.部活動における休養日及び活動時間の設定
「門真市部活動の在り方に関する方針」を策定し、生徒の健康や成長に配慮して適切な休養を取るために、以下のように休養日と活動時間を設定しています。
・1週間のうち、平日に少なくとも1日、土曜日及び日曜日に少なくとも1日は部活動を行わない日を設定する。
・1日の活動時間は平日2時間程度、休業日は3時間程度とする。
3.学校における電話対応時間の設定・保護者周知
学校における電話対応可能時間を勤務時間内に設定し、緊急時の連絡先も併記のうえ、保護者の皆様に周知してご協力いただいております。
4.学校閉庁日の設定
夏季休業中に一定期間、学校閉庁日を設けています。
・令和6(2024)年度の学校閉庁日(8月10日~8月16日)
5.ストレスチェックの実施
教職員のストレス状況についての自己認識を促すとともに、市や学校が全体の状況を把握し、働きやすい職場づくりを進めて精神疾患等の未然防止につなげるため、市立学校の全教職員を対象にストレスチェックを実施しています。
6.校務支援システムの導入
統合型校務支援システムを全校に導入し、ICTを活用して学校業務の効率化を積極的に推進しています。
7.その他支援人材の配置
児童・生徒及び学校を様々な方面から支援するため、以下のような支援人材を配置しています。
・支援教育支援員
・介助員
・看護師
・学校図書館司書
・スクールカウンセラー
・スクールソーシャルワーカー
・スクールアドバイザー
・部活動指導員
・教育支援ルーム指導員
・校内教育支援員
8.門真市立学校教職員の平均時間外在校等時間の状況
令和4(2022)年度 | 令和5(2023)年度 | |
全 体 | 39時間19分 | 35時間34分 |
小学校 | 35時間53分 | 31時間11分 |
中学校 | 47時間19分 | 45時間48分 |
9.教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査
各教育委員会や学校における働き方改革の進捗状況を明確にし、市区町村別の公表等や優良事例の展開を通じて、働き方改革の取組を促すことを目的に、文部科学省が「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況の調査結果」を取りまとめて公表していますので、以下のリンクよりご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
教育部 学校教育課 学務・人事グループ
本館2階
〒571-8585 大阪府門真市中町1-1
電話06-6902-7107
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更新日:2025年04月04日