平成28(2016)年度 第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シート

更新日:2021年12月04日

門真市男女共同参画推進条例第20条の規定により、毎年1回、男女共同参画施策の実施状況等について公表しています。

門真市男女共同参画審議会で出た主な意見

基本目標1:誰もが認め合い、共感できる男女共同参画を進めましょう

4.「男女等の人権を尊重した表現の推進」

人権女性政策課を中心に庁内各課で人権尊重の視点からLGBTsの方にも配慮した適切な表現を使用する取り組みをしていることは、高く評価できる。今後は、庁内各課において、人権を尊重した適切な表現の運用姿勢がさらに醸成され、それが確実に定着することが望まれる。

8.「男女共同参画意識を育む保育の推進」

引き続き、保育所保育指針の趣旨や門真市教育大綱の趣旨に基づき、幼児の段階からジェンダー・バイアスをかけないような組織的取組など、子ども一人ひとりの個性が性別にとらわれることなく尊重されるような保育を実施していただきたい。

38.「大阪府等関係機関との連携による一時保護の推進」

一時保護に対する利用者側の意識の変化をふまえて、行政として望ましい具体的な施策の検討と実行に期待する。

基本目標2:男女があらゆる分野に参画し、ともに豊かな地域社会をつくりましょう

56.「防犯・防災活動に対する男女共同参画の促進」

引き続き、防犯・防災には、日頃からの地域のつながりと男女共同参画視点が欠かせないことを市民に伝えていただきたい。

59.「地域における子育て支援活動などに対する男女共同参画の促進」

母親のみを対象にするのではなく、父親のみ、あるいは父子のみを対象とした事業を企画・実施することにより、男性参加の促進につなげていただきたい。

68.「国際理解教育の推進」

門真市在日外国人教育推進協議会と密に連携し、多文化交流、内容の更なる充実が望まれる。

基本目標3:男女がともに多様な働き方を選択でき、仕事と生活の調和を推進しましょう

76.「男女共同参画を実践する企業の実践例などの情報提供」

ホームページによる情報提供の充実を課題とし、課題解決に取り組まれたことがよく分かった。ユニークな実践例や成功例の収集を図り、企業へのバックアップを期待する。

86.「労働時間短縮に向けた啓発」

ワーク・ライフ・バランスなどの啓発にあたっては、市の所有するDVDを活用し、具体的にイメージ化を図ることが有効ではないか。

87.「育児・介護休業制度の普及啓発」

企業の事務所内の労働者がかかえる、子育て・介護の実態把握と、個々に対応した制度活用の情報を提起していっていただきたい。

基本目標4:男女が健康で安心して暮らせるセーフティネットを充実していきましょう

93.「性と生殖に関する健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)に関する啓発」

平成28(2016)年度は、ホームページ利用やチラシ配布などの啓発を開始されたこと、第一歩として評価できる。概念を説明する難解な内容になってしまったとあるが、今後はより効果的な方法を探っていただきたい。

95.「性の尊重に関する教育の推進」

性の多様性を尊重する意識や態度を育むためには、まず「性別役割分担意識」に気付くプログラムが必要だと思う。外部講師の招へいもそういった取組の一方法として有効だと考える。

121.「複合的な課題に対する対応」

DV・虐待・経済面の問題は微妙な面があるので関係機関との連携によって、的確な支援ができるように努めることが必要だと思う。

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