下水道工事の施工方法

更新日:2023年03月29日

下水道工事の施工方法には、大きく分けて、開削工法と推進工法があります。工法の選定にあたっては、延長、深さ、周辺環境への影響、施工性、経済性等を踏まえて総合的に判断しています。

開削工法

開削工法の様子

開削工法は、地面を直接掘削して下水道管を設置し、埋め戻す施工方法です。一般的に浅い位置に下水道管を埋設するのに向いており、比較的、小さな下水道管の工事に採用しています。

経済性に優れており、現場の土質や地下水の状況、また水道管、ガス管などの地下埋設物を確認しながら作業を進めることができます。

推進工法

推進工法は、道路に立坑(四角形や円形の立穴)を掘り、そこに設置した推進装置により、下水道管を順次、地中に押し込んでいく工法です。一般的に深い位置に下水道管を埋設するのに向いており比較的、大きな下水道管の工事に採用しています。

道路表面を長く掘削する開削工法に比べ、交通や市民生活への影響が少ないため、市街地の工事に欠かせない工法となっています。

推進工法の様子 その1
推進工法の様子 その2

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