給水対象範囲の拡大

更新日:2023年08月01日

平成21(2009)年4月1日より、直結給水対象範囲を拡大しました。 従来、3階建て以上の建物は、貯水槽を設置いただいていましたが、適用条件を満たす場合に限り、貯水槽を介さずに直接給水する「直結直圧式」「直結増圧式」が可能となります。
ご希望の方は、環境水道部お客さまセンター給水・排水グループと事前協議及び改造工事の届出が必須となりますのでご相談ください。(門真市水道条例第12条第1項および門真市水道条例施行規程第6条第1項)

適用対象範囲

  • 市内全域の3階~10階建て程度の建物が対象
    注意:一時的に多量の水を使用する建物、病院など断水による影響が大きい建物、薬品などを使用する建物については対象外
  • 貯水槽を設置している建物から直結直圧式、直結増圧式への切替えについても適用条件を満たす場合は対象
  • 配水管口径、給水規模、その他条件を満たさない場合は、貯水槽を設置

直結直圧式及び直結増圧式のメリット・デメリット

直結直圧式及び直結増圧式

メリット・デメリット
メリット
  • 貯水槽の定期的な清掃や保守管理が不要
  • 貯水槽などのスペースが有効利用できる
  • 貯水槽などの維持管理費用が不要
デメリット
  • 配水管の断水時には水が出なくなる
  • 配水管の水圧変動の影響を受けやすい
  • 配水管能力によるが、一時に多量の水使用が困難な場合がある
  • 給水装置の口径が大きくなり、加入金や負担金が増大することがある
  • 増圧ポンプの維持管理が必要(増圧式の場合)

貯水槽式

メリット・デメリット
メリット
  • 配水管の断減水時においても、ある程度の給水が確保できる
  • 一時に多量の水使用が可能
  • 常時一定の水圧、水量を確保できる
デメリット
  • 貯水槽の定期的な清掃や保守管理が必要
  • 貯水槽管理が不十分な場合、水質低下を招く
  • 貯水槽等の維持管理費用とスペースが必要

 

直結直圧式

直結直圧給水のイメージ図

貯水槽や高架水槽などに水道水を貯めないで、配水管の水圧をそのまま利用して蛇口まで直接給水する方式です。
(おおむね3階建ての建物が対象)

直結増圧式

直結増圧給水のイメージ図

貯水槽や高架水槽などに水道水を貯めないで、給水管に増圧給水装置(水道用直結加圧形ポンプ)を直結し、給水管内の水圧を増圧して蛇口まで直結給水する方式です。
(おおむね3階~10階建ての建物が対象)

貯水槽式

貯水槽式給水のイメージ図

マンション、ビルなどの建物で、水道水をいったん貯水槽や高架水槽などに貯めてからポンプで加圧し、各家庭へ給水する方式です。

この記事に関するお問い合わせ先

環境水道部 お客さまセンター 給水・排水グループ
〒571-0053 大阪府門真市泉町7-23
電話06-6903-2122
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