アスベスト調査結果

更新日:2020年10月19日

平成27年10月にお知らせした、国や大阪府が示す調査方法では対象外となっていた市有施設についてアスベスト調査を実施しましたので、結果をお知らせします。

1.平成27年度吹付けアスベスト施工状況調査

調査期間

平成27(2015)年12月18日から平成28(2016)年3月31日まで

調査内容

アスベスト含有が疑わしい吹付け材の有無を調査

対象施設数

408棟

調査結果

21棟において吹付け材の施工を確認

2.アスベスト分析調査

調査期間

平成28(2016)年4月21日から平成28(2016)年4月25日まで

調査内容

施工状況調査により吹付け材が施工されていることが判明した施設について、アスベストが含まれているかどうか、サンプル採取を行い、分析調査

対象施設数

21棟(29箇所)

調査結果

次の3施設についてアスベストの含有が認められた

  • 市役所庁舎第2分館2階 (シルバー人材センター)
  • 四宮小学校の給食場
  • 砂子小学校の給食場

3.アスベスト粉じん濃度測定

調査期間

平成28(2016)年4月26日から平成28(2016)年4月27日まで

調査内容

分析調査を行った結果、アスベストの含有していた施設について空気中に飛散していないかどうか、粉じん濃度測定を行い、大気汚染防止法に定める基準を超えているか調査

対象施設数

3施設

調査結果

粉じん濃度測定の結果、3施設ともアスベストは飛散しておらず、安全であることを確認しました

調査結果
施設名 場所 施工箇所 対策 粉じん濃度測定結果
市役所庁舎第2分館
(シルバー人材センター)
2階 天井裏 囲い込み済み 0.056本/リットル未満
(検出下限値)
砂子小学校 給食場 天井裏 囲い込み済み 0.056本/リットル未満
(検出下限値)
四宮小学校 給食場 天井裏 囲い込み済み 0.056本/リットル未満
(検出下限値)

注意:粉じん濃度測定結果の数値について詳しくは、下記のアスベストに関する健康リスクの基準との関連性を参照ください

アスベストに関する健康リスクの基準との関連性

  1. 大気汚染防止法
    法に定める、石綿製品製造施設の敷地境界線における基準値「10本/リットル以下」となっていますが、本市の数値はその基準を大きく下回っており、問題はありません。
  2. WHO(世界保健機関)
    WHO(世界保健機関)の環境保健クライテリアでは「世界の都市部の一般環境中の石綿濃度は1本~10本/リットル程度でありこの程度であれば,健康リスクは検出できないほど低い」とされており、本市の数値は、その数値を大きく下回っており、問題ありません。

注釈

囲い込みとは

「囲い込み」とは、吹き付けアスベストの表面が露出しないようにアスベストを使用していない建材などで完全に覆い、飛散を防止すること

検出下限値とは

検査の結果でもっとも低い値がこの数値となります アスベスト使用施設については、今後も引続き定期的に粉じん濃度測定を行い、安全性を確認します。これまでに公表した調査結果は「市公共施設の吹き付けアスベスト対策」のページでご確認ください。

お問い合わせ先

アスベストに関する健康リスクの基準との関連性について

環境対策課 電話06-6902-7212

市庁舎第二分館の粉じん濃度測定について

管財統計課 電話06-6902-5646

砂子小学校および四宮小学校の粉じん濃度測定について

教育総務課 電話06-6902-6413

その他市有施設のアスベスト調査について

公共建築課 電話06-6902-6053

この記事に関するお問い合わせ先

環境水道部 環境政策課 指導グループ
リサイクルプラザ3階
〒571-0042 大阪府門真市深田町19-5 クリーンセンター内
電話06-6902-7212
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