ブロック塀等の適正な管理

更新日:2020年10月19日

平成30(2018)年6月18日に発生した大阪府北部地震では、倒壊したブロック塀の下敷きになり、尊い命が失われる事故が発生しました。

地震によって塀が倒壊すると、人への被害だけでなく緊急車両の通行の妨げにもなることから、所有者の責任においてご自身で点検を行い、気になる箇所がある場合には、専門家に診てもらうことをお勧めします。

ブロック塀等の自己点検

下記リンク先に「ブロック塀等の点検のチェックポイント」が掲載されていますので、そちらを参考に自己点検し、点検の結果、危険性が確認された場合は、付近の通行者への安全配慮のため速やかに注意表示を行い、補強または軽量なフェンスに改修するなどの対応をお願いします。

特に、古いコンクリートブロック塀は、適法に設置されていても経年劣化などにより強度が弱くなっている恐れもあり、大規模な地震が発生した場合は倒壊する危険性も高まります。

専門家の相談窓口をお探しの場合は、下記リンク先の「ブロック塀等の安全確保における啓発チラシ」にブロック塀に関する相談窓口が掲載されていますのでそちらを参考にしてください。

定期報告が必要な建築物に附属するブロック塀等

建築物の定期報告が必要な建築物に附属するブロック塀等については、定期報告書に既存ブロック塀等の是正が必要であるか記載されている場合がありますのでそちらをご確認ください。

また、記載がない場合でも定期報告を依頼した調査者に相談に応じてもらえる場合がありますので調査者にお問い合わせください。

ブロック塀の所有者の責任

地震等による倒壊で、所有しているブロック塀等が他人に危害を加えてしまった場合、「所有者(占有者)」は損害賠償の責任を負うことになります。

その場合、尊い命を奪うことになるだけでなく、被害を受けた側から損害賠償請求を受ける可能性があります。過去の記録では、数千万円の損害賠償請求となった事例もあります。

ブロック塀等の倒壊を起こさないよう、所有者の皆さん一人ひとりが、ブロック塀等の所有者としての維持管理の責任を認識し、日頃から安全点検を行うよう心がけてください。

安全性が確認できないブロック塀等は、すみやかに撤去や修繕等をご検討ください。

この記事に関するお問い合わせ先

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