高齢者肺炎球菌

更新日:2024年05月21日

現在、肺炎は日本人の死因の第3位で、死亡する人の95パーセントが65歳以上の人です。肺炎球菌は免疫のはたらきが十分でない高齢者に肺炎、髄膜炎、菌血症などの病気を引き起こします。

肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎の予防や肺炎などにかかっても軽い症状で済む効果が期待されます。

令和6(2024)年度対象者

令和6(2024)年度から高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種の対象が変わりました。

接種時点で門真市に住民登録があり、過去に高齢者肺炎球菌ワクチン(23価肺炎莢膜ポリサッカライドワクチン)の接種したことがない人のうち、次のいずれかに該当する人

  1. 65歳の人(65歳の誕生日の前日から、66歳の誕生日の前日まで)
  2. 60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能または、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能に障がいを有し、身体障がい者手帳1級を所持する人

注意:70歳から100歳までの5歳刻みの方を定期接種の対象とするのは、国が予防接種法で定めた時限措置(期限が限られている措置)であり、この措置が令和5(2023)年度で終了しました。

接種券について

  • 1の対象者には65歳の誕生日の翌月に接種券を発行します。
  • 2の対象者は門真市健康増進課まで申請後、接種券を発行します

接種費用

2,000円

注意:生活保護受給者は、利用券を取扱医療機関に提出すると接種費用が無料になります。以下の「利用券の発行について(生活保護受給者)」をご参照ください。

利用券の発行について(生活保護受給者)

生活保護受給者は「接種券」と「門真市予防接種利用券」を取扱医療機関に提出すると接種費用が無料になります。

「門真市予防接種利用券」の発行申請は、健康増進課または保護課にて受付しています。申請の際は本人確認書類を持参してください。

注意:接種後の発行はできません。また、発行日前に接種された場合は自己負担額は免除されません。

注意:生活保護受給証明書や医療券の提出だけでは無料にはなりません。

持ち物

  • 接種券(接種券がない場合は全額自己負担となります)
  • 住所と年齢が確認できるもの(健康保険証など)
  • 健康手帳(持っている人のみ)
  • 身体障がい者手帳1級(60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能または、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能に障害を有し、身体障がい者手帳1級を所持する人)
  • 門真市予防接種利用券(生活保護受給者のみ)

実施場所

門真市、守口市、寝屋川市、大東市、四條畷市の取扱医療機関で接種できます。下記の取扱医療機関へ直接予約をしてください。

上記以外の市町村で接種を受ける場合は、事前に、予防接種依頼書の発行申請が必要です。

「高齢者肺炎球菌ワクチン接種券」を紛失した場合の再発行について

「高齢者肺炎球菌ワクチン接種券」がない場合は、定期接種として接種できません。紛失などにより、接種券をお持ちでない場合は、再発行の申請手続きを行ってください。

健康増進課に来所する場合

即日発行します。

持ち物:本人確認書類(保険証など)
発行場所:保健福祉センター4階 健康増進課(御堂町14-1)
交付時間:平日午前9時~午後5時30分

郵送する場合

下記資料を健康増進課まで郵送してください。

  • 発行申請書
  • 本人確認書類の写し(保険証など)
  • 返信用封筒(84円切手を貼り付けしたもの)

後日、健康増進課より「高齢者肺炎球菌ワクチン接種券」を送付します。

郵送先:〒571-0064門真市御堂町14-1 保健福祉センター健康増進課

接種後の注意点

通常、接種後に注射部位の腫脹や疼痛、発熱が見られることがありますが、その症状は数日で消失します。

ただし、5年以内に高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種(任意接種)を受けると注射部位の疼痛、紅斑、硬結などが1回目よりも頻度や程度が強く出現する可能性がありますので、接種間隔にはご注意ください。

詳細の最新情報を知りたい市民の皆さんへ

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 健康増進課 管理・医療グループ
保健福祉センター4階
〒571-0064 大阪府門真市御堂町14-1
電話06-6904-6400
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