認知症サポーターの活躍をご紹介

更新日:2024年03月31日

認知症サポーター養成講座修了者  ~的確な行動で大活躍~

左から高橋郁子さん、柴田ちずるさん、門真警察署・服部淳一署長

令和4(2022)年3月9日、還付金詐欺を未然に防いだとして、門真警察署で高橋郁子さんと柴田ちずるさんに感謝状が贈呈されました。
柴田さんは日頃から認知症の方に限らず、子供たちがトラブルに巻き込まれそうになった時に助けを求めて駆け込むことができる「子ども110番」をされています。
令和4(2022)年2月19日、三菱UFJ銀行古川橋支店で、電話をしながらATMを操作する高齢者女性に気づいた柴田さんは、すぐに「おかしい」と感じ、少しでも早く助けなければという思いから、とっさにオレンジリングをその場にいた人に掲示し、一緒に声をかけたところ、詐欺であることがわかり、すぐに警察へ通報しました。高齢者はお金を振り込む前で、被害はなかったそうです。
この日は銀行の職員もいなかったことから、その女性が不安にならないよう、声をかけた人と協力し、警察が来た後も怯えていたその女性に寄り添っていたそうです。
柴田さんは高齢者に話しかける際、市の認知症サポーターの証である「オレンジリング」を見せながらお話をされ、その高齢者はとても安心されたそうです。
電話をしながらATMを操作する人を見かけたときは、皆さんも、お声がけをお願いします。

柴田さんにインタビュー

柴田さん

認知症サポーター養成講座を受けたきっかけは?

温かく育ててもらった亡き祖母にできなかったことを、誰かのためにできればという想いがきっかけです。

いつもオレンジリングを持っているのですか?

「温かく見守る応援者」の証なので、いつ・どこで・何が起きてもサポートができるようにと、常に鞄に入れていました。

認知症サポーター養成講座を受けた後、柴田さん自身に何か変化はありましたか?

もともと介護の仕事に興味がありましたが、認知症サポーター養成講座を受けた後は、常に意識を持ち、さらに自分の自信となって介護施設で食事を運んだりする仕事に就きました。

 

認知症サポーター養成講座をこれから受講する方やキャラバン・メイトさんに、柴田さんから心強い言葉をいただきました。

「ゆくゆくは自分の通る道。その前に自分ができることをやってみよう!そしてみんなが温かさでつながれる世の中になりますように!!」

この記事に関するお問い合わせ先

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