微小粒子状物質(PM2.5)

更新日:2019年10月31日

微小粒子状物質(PM2.5)とは

大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径2.5マイクロメートル以下の微小な粒子のことをいいます。

注釈:マイクロ(単位µ)は100万分の1の単位で、2.5マイクロメートルは髪の毛の太さの30分の1程度、花粉より小さいです

日本の環境基準は

1年平均値が15µg/m3以下であり、かつ、1日1均値が35µg/m3以下であること。

PM2.5の測定状況について

大気中の微小粒子状物質(PM2.5)の測定は、現在、府内56カ所で常時測定しています。
門真市近隣では、守口市、寝屋川市、大東市で大阪府が測定し、データは大阪府のホームページで公表されています。

微小粒子状物質測定地点マップ

大阪府内のPM2.5のデータ(速報値)を一覧は下記をご覧ください。

健康への影響

肺の奥深くまで入り込みやすく、長期的に一定濃度以上吸引すると、呼吸器疾患、循環器疾患など健康に影響を与えることが懸念されます。

注意喚起時の対応

大阪府において、環境省が示した注意喚起の暫定指針に基づき、PM2.5が高濃度となると予測され、注意喚起が必要となった場合、防災情報メールにより配信することとなりました。

携帯電話およびパソコンなどから登録することができます。

防災情報メールの登録は、下記の「微小粒子状物質(PM2.5)の大阪府での測定状況について」の中にある「おおさか防災ネット」を参照ください。

環境省の指針の概要:暫定指針値(日平均70µg/m3)注意喚起は、午前5時から午前7時の時間値の平均が85µg/m3を超えた場合または午前5時から正午の時間値の平均が80μg/m3を超えた場合

PM2.5の高濃度時における行動の目安

  • 屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らしましょう
  • 屋内でも換気や窓の開閉に注意しましょう
  • 特に、呼吸器系や循環器系疾患のある人、小児、高齢の人は体調に応じて屋外活動や不急の外出を控えるなど、より慎重に行動しましょう

屋外での行事に関して、環境省Q&A(「微小粒子状物質(PM2.5)に関するよくある質問」)では、次のような趣旨の内容が示されていますので、ご留意ください。

  • 「屋外での長時間の激しい運動」として、マラソン大会のように呼吸器系への過度の負担が長時間続くような運動が想定され、運動会などの屋外活動は、長時間の激しい運動にはあたらないと考えている
  • PM2.5 濃度が注意喚起のための指針値を大きく超えない限り、運動会などの屋外での行事は中止する必要はないが、専門家会合において、日平均値が140~150µg/m3を超える場合、すべての人は長時間の激しい運動や屋外活動を中止すべきとのアドバイスがなされている

防災情報メールの登録をお願いします

11月から5月までにかけて、PM2.5濃度が黄砂の飛来などで高濃度になりやすい時期に入ります。PM2.5の注意喚起や黄砂情報は、大阪府の防災情報メールで配信しますので、ご登録がお済みでない人は、ぜひご登録ください。

なお、登録時に配信条件の設定で「お知らせ」項目を「希望する」に変更していない場合、迷惑メール防止機能でブロックされている場合、アドレス変更後に再登録されていない場合などは、お知らせメールが届きません。「登録したのに届かない」人は、登録状況をご確認ください。

防災情報メールの登録方法

防災情報メールの登録画面で「お知らせ」の項目を選択した人に配信されます。

測定状況

この記事に関するお問い合わせ先

環境水道部 環境政策課 指導グループ
リサイクルプラザ3階
〒571-0042 大阪府門真市深田町19-5 クリーンセンター内
電話06-6902-7212
メールフォームによるお問い合わせ