コロナ禍でうまれた高校生とお年寄りの文通

更新日:2020年07月29日

マスクを受け取る様子
お手紙を受け取った高齢者

門真なみはや高校で福祉科目を選択する28人の生徒が、外出自粛で閉じこもりがちなお年寄りを励ましたいと「心でつながる文通プロジェクト」に取り組んでいます。プロジェクトは福祉科目を担当する山村裕子先生が「ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会」に相談して実現。

 

5月末、「一日も早く素敵な日常が戻りますように」「お身体にお気をつけてお過ごしください」といったお手紙が、特別養護老人ホームの入居者や一人暮らしの高齢者に届けられました。受け取った方は「本当に嬉しい」「家宝にします」と繰り返し読むなど涙声で喜ばれていたそうです。6月末には高齢者からのお返事が実行委員会により生徒に手渡されました。

 

103歳の方のお返事を届けたナーシングホーム智鳥のケアマネジャー東中屋(ひがしなかや)みどりさん(写真右上)は「生まれ育ったこのまちで、人と人が関わることの喜びを子どもたちに知ってほしいと思っていたので、生徒さんが喜んでくれているのを見て嬉しいです」とお話しされました。「いつか会いたい」という声がお互いから出ており、9月頃に交流会が計画されています。

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