市指定文化財

更新日:2024年04月02日

普賢寺古墳出土盾持人埴輪(ふげんじこふんしゅつどたてもちびとはにわ)

普賢寺古墳出土盾持人埴輪は、平成12(2000)年2月、幸福町所在の普賢寺古墳の発掘調査で発見されました。頭部の一部と盾部の破片が見つかっており、復元すると顔の幅は約19センチ、盾部を含めた全体の高さは1.3メートルほどになると推定されます。顔面の入墨に加え、盾部にリアルな表現や丁寧な装飾が施されており、6世紀初めの北河内地域の文化を考える上で貴重な資料です。

令和6(2024)年3月1日に門真市指定文化財第1号に指定されました。

なお、盾持人埴輪とは正面に盾を持った武人をかたどった埴輪で、古墳の祭祀を妨害する悪霊等から古墳を守る役割を担っていたと考えられています。

 

普賢寺古墳出土盾持人埴輪

埴輪頭部

普賢寺古墳出土盾持人埴輪復元図

盾持人埴輪復元図

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