「門真市第6次総合計画」(令和2(2020)年3月策定)

更新日:2024年04月17日

「門真市第6次総合計画」の見直し

門真市第6次総合計画は、令和2(2020)年3月に策定し、計画期間を令和2(2020)年度から令和11(2029)年度までの10年間としています。
総合計画の策定以降、新型コロナウイルス感染症の流行やデジタル社会の進展等、社会経済情勢は大きく変化しました。また、少子高齢社会の加速に伴う生産年齢人口の減少、社会保障費の増大等、本市を取り巻く環境は大きく変化し、市民ニーズや地域が抱える課題も複雑化・多様化しています。
これらへの対応とともに施策の進捗状況等をふまえた本市の実情及び時勢に適合した計画へと見直す必要があることから、計画期間前半(令和2(2020)年度~令和6(2024)年度)の終了を迎える令和6(2024)年度において、門真市第6次総合計画の見直しを実施します。

「門真市第6次総合計画の見直しについて」は次のページをご確認ください。

「門真市第6次総合計画」を策定しました

社会情勢の変化に的確に適応し、10年、20年先を見据えた、誇りと愛着が持てるまちづくりに向け、新たな指針となる『門真市第6次総合計画』を令和2(2020)年3月に策定しました。
計画期間は令和2(2020)年度~令和11(2029)年度の10年間です。

人口構造、大阪周辺の人の流れなど大きな変化に対応するため、この計画では少子高齢社会を踏まえた2025年問題、持続可能な社会を実現するSDGsへの取組や多様な主体の参加により今までの「協働」からさらに進めた「協働・共創」の視点を取り入れています。

(注意:1 本計画に掲載している「門真市人口ビジョン」の将来展望について、平成27(2015)年実施の国勢調査の結果を反映し、時点修正を行っております。)

(注意:2 本計画は「第2期門真市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を包含した総合計画としており、基本計画の各施策に引き継がれています。また、2025年問題レポートを踏まえ、中長期的な視点に立ち、課題解決に向けて取り組んでいます。)

 

下記に本編(基本構想・基本計画)、概要版及び実施計画を掲載しています。

注意:データ容量が大きいため、ダウンロードの際はご注意ください。

実施計画(令和2(2020)年度)

実施計画(令和3(2021)年度)

実施計画(令和4(2022)年度)

実施計画(令和5(2023)年度)

総合計画の構成

「門真市第6次総合計画」は総合的かつ計画的な市政の運営を図るため、まちづくりや施策推進の方向性を示す市の最上位計画であり、「基本構想」、「基本計画」、「実施計画」の3階層で構成しています。

総合計画の構成

基本構想

基本構想は、計画期間を令和2(2020)年度から令和11(2029)年度までとした将来を展望し、まちづくりの基本的な方向性を明らかにするものです。

基本計画

基本計画は、計画期間を令和2(2020)年度から令和11(2029)年度までの10年間とし、基本構想に示す本市の将来像の実現に向け、各分野の施策の方針、めざすべき指標などを総合的かつ体系的に明らかにするものです。(諸情勢の変化や市長任期を考慮し、必要に応じて見直しを行います。)

実施計画

実施計画は、基本計画における諸施策の効果的な実施のための指針であり、その基礎となる具体的な事業を定めるものです。計画期間を3年間とし、1年ごとに財政的な裏付けをもった見直し(ローリング方式)を行います。

本市のめざす「まちの将来像」

本市のめざす「まちの将来像」

「人情味あふれる!笑いのたえないまち 門真」

将来を展望したまちづくりを進めていくためには本市のおかれた現状や、新しいまちづくりに対する市民の期待などを踏まえつつ、まちの将来像を描いていくことが重要です。

市民会議では、「市民の期待する将来のまちの姿」として、こんなまちになってほしいとの様々な意見があげられました。市民がこれからの門真に期待するイメージは、次のようなものです。

  • 子どもや若者、高齢者までどんな世代も、一人ひとりを尊重し、分け隔てなくつながる。
  • みんなが生涯の生活の発展を通して学び働きながら活躍できる。
  • 誇りと愛着を持ち、明るい未来へ向けて夢を語れる。

この観点を踏まえ、本市のめざすまちの将来像を「人情味あふれる!笑いのたえないまち 門真」とし、市民みんながこれを共有し、まちづくりに取り組むこととします。

まちづくりの方向性

本市を取り巻く状況の変化を踏まえ、次のとおり、まちづくりの方向性を定めます。

まちづくりの方向性 イメージ

子どもを真ん中に地域みんながつながる健康で幸せな地域共生の「まち」に

 

安心して出産・子育てができる環境を充実することで、子どもが元気で健やかに育ち、子どもをきっかけに家族や地域など、世代を超えてつながっていく、こうした子どもを真ん中にみんながつながる地域づくりを進めます。

特に、門真の未来を、そして一層グローバル化の進む時代を担う子どもたちが、学力や体力を身に付け、心豊かにたくましく生きていくための教養を培う環境づくりを大事にします。

また、超高齢社会というかつてない時代を乗り越えていくため、市民の健康づくりを進め、子どもや若い世代、高齢者、障がい者、外国籍の市民などみんなが健康長寿で幸せに暮らせる地域共生の「まち」をめざします。

働きながら、子育てしながら暮らしやすい便利で快適な職住近接の「まち」に

本市を取り巻く状況は、本市の発展にとって大きな可能性を秘めています。

市域全域の再整備の機会をチャンスと捉え、良質な住宅供給を誘導できるまちづくりを進めるとともに、平坦な本市の地理的特徴を活かしたバリアフリーのまちづくりや災害・犯罪への対策などにより、安全・安心で快適に暮らせる住まい環境づくりを進めます。

また、ものづくり企業をはじめとした市内産業の振興や交通利便性を活かした新たな企業立地の可能性など、身近で働ける場の創出を図るとともに、文化芸術の推進を図り、働く場、地域での学びの場、人が交流する場が市域に集約され、賑わいと活気ある職住近接の「まち」をめざします。

まちづくりの基本目標

基本目標01

妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援により、安心して出産・子育てができる環境を作ることをめざします。また、少子化に伴う児童の減少による教育環境の変化に対応し、門真の将来を担う子どもたちが多様な経験を積み、個性や能力を開花させながら、コミュニケーション能力と、グローバルな視点を持って、たくましく育つまちをめざします。

基本目標02

地域福祉を支える担い手の確保・育成や、交流や見守り活動、支援の場など、様々なネットワークの構築を推進し、地域の中で支え合える環境をつくることをめざします。また、市民の健康づくりや地域で活躍できる機会の充実を図り、子どもや若い世代、高齢者、障がい者など、みんなが健康で幸せに暮らせるまちをめざします。

基本目標03

老朽化する公共施設等をはじめとするまちの基盤の再整備や密集市街地解消を推進し、充実した都市機能と良好で快適な住まいと環境をつくることをめざします。また、増加する空き家に係る対策や防犯体制の強化、地震等の自然災害への危機管理体制の強化を図り、犯罪や災害に強い安全・安心なまちをめざします。

基本目標04

産業の振興・雇用創出を図り、働く場が身近にありワークライフバランスを実現できる職住近接の環境をつくることをめざします。また、高齢化が進む中、市内の文化資源を生かしつつ文化芸術の振興・推進を図り、地域での学びの場や人が交流する場を創出し、人の温かさや利便性の高い交通網など本市の強みを最大限に活かすことで、活力と賑わいのあるまちをめざします。

策定までの経緯

策定にあたっては、公募市民が主体となって議論する「市民会議」や「事業者・地域団体アンケート」からの意見をもとに市民の実感や現状の課題を把握し、市民委員も含む「門真市総合計画審議会」を通じた意見も本計画に反映しています。

さらに、基本構想については、門真市議会の議決を経るなど、市民や事業者、市議会、そして市役所みんなで策定に取り組みました。

下記のリンク先にこれまでの策定経過を示したページを掲載しております。

総合計画策定体制
市民会議の様子

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政部 企画課 本館3階
〒571-8585 大阪府門真市中町1-1
電話06-6902-5572
メールフォームによるお問い合わせ