「超下町」でスマイル子育て
タレントの川﨑美千江さんは、結婚を機に引っ越したものの生まれ育った門真に帰って子育てしながら働かれています。「自然と帰ってきた」という川﨑さん。「門真で子育て」って実際どうなのかお話しを聞きました。
(プロフィール)川﨑 美千江さん
37歳。門真市生まれ門真市育ち。タレント。2001年から18年にわたりABCテレビ「おはよう朝日です」リポーターをつとめる。小学1年生と3歳の子どもを持つママ。門真市子育て支援親善大使。趣味は空手道。
-門真市のご出身ですが、ほかの街で暮らされたことはありますか?
結婚を機に主人の職場近くに引っ越したんですが、賃貸マンションの2年に一度の更新料を払うタイミングで門真市に戻ってきました。門真市には自然と、導かれるように帰ってきましたね。
主人は職場までバイクで約30分。私も「おはよう朝日です」のスタジオがある福島区まで車ならおよそ30分で行けます。通勤には最高。これって時短?
東日本大震災があって災害が起こったときのことも考えました。主人と私が仕事で帰れなくて、子どもたちがおじいちゃんとおばあちゃんに会えなくても、地元なら近所のおっちゃん、おばちゃんが助けてくれる。避難所になっている小学校に行けばみんな会えますから安心です。
-門真市で子育て。実際どうですか。
保育園や小学校のママ友とよく自治会館で集まってます。自治会入ってたら誰でも使えますよ。誰かのお家やレストランより気楽で、安いし台所もある。自治会館で持ち寄りパーティー。おススメです。
自治会館の近くのお店の人に「今日は何人集まってんの?」って聞かれて話し出したりもします。門真の人って全然ツンツンしてへん。超下町(笑)。それでかな?うちの子は人懐っこい。のびのびしてる。明るく育ってほしいと思ってるから嬉しいですね。
-超下町っておもしろいですね(笑)。門真のおススメ、もっといただけませんか?
毎朝、警察官の方が登校班に付き添ってくれてるのは知ってます?交差点で見守って最後の班と一緒に学校まで。キッズサポーターさんやシルバーさんも見守ってくれてるし。登校がホンマに安心。
あと小学校も担任の先生が熱心。学級通信とかよく届くし結構すごい。学校がしっかりしてるから私もちゃんとせなあかんわ~って思います(笑)。
-門真市子育て支援親善大使として6年目の川﨑さん。どんな始まりでしたか?
ABC(朝日放送)に市役所から電話があってプロデューサーに呼ばれたんです。私、絶対リポータークビやわって思いました(笑)。そしたら「門真市から子育ての大使に」ってお話で。そのころ子どもが1歳くらい。(写真は当時)子育てのこと何にも知らないから「大丈夫ですか?」って聞いたら「完璧な人なんていないから大丈夫です」って市役所の人に言われて。「こうしたらいいよ」なんてとても言えないんで「子育て大変やけどみんなで一緒に頑張ろうよ!」ってお伝えしてます。
-川﨑さんの楽しみって何ですか?
ずっとやりたいと思ってた空手道を小学生になった息子とやっと一緒にできるようになりました。私、6歳から空手道を始めて日本一になったことがあるんです。お兄ちゃん、普段寂しい思いしてるやろうから、行き帰りにアイス食べたりお話ししたり。この時間はママを独り占め。このあたりはいろんな習い事ありますよ。親子で一緒に習い事するにはいい街かもしれないですね。
編集後記
テレビやイベントで活躍されている川﨑さん。とても気さくに「門真で子育て」のいいところをたくさん教えてくれました。インタビュー当日の夜には空手道の練習を急きょ撮影。目にもとまらぬ速さの突きを目の当たりにし、驚きの一面を垣間見ることができました。
(2019年9月)
※門真市子育て支援親善大使である川﨑さんの「子育て日記」は「すくすくひよこナビ」で見ることができます。
更新日:2019年11月01日