門真市駅周辺エリアリノベーション

門真市内を東西に横断する京阪電気鉄道と南北に伸びる大阪モノレールが交わる公共交通の結節点である門真市駅は交通利便性が高く、企業の業務地が立地していますが、多くの乗降客は駅周辺エリアに滞在することなく、駅周辺のまちの賑わいは薄れ、空き家・空き店舗も点在している状況です。

それらの状況を踏まえて、PRE(公的不動産)や空き家・空き店舗を活用するなどしながら、イメージ向上、チャレンジできる環境づくりを促進することなど、公民連携で持続的にエリアの価値を高めていく方策の検討が必要となっています。

門真市駅周辺は、市の玄関口であることから、市の特徴である「ものづくり」と「まちづくり」を連携させ「稼ぐ力」を強化することが重要になります。その基本的な考え方として、域外から資金を稼ぎ、働き暮らす人々が地域商業や暮らしの場で消費活動を行うことで、地域経済を循環させる下段の「地の再生と業の再生」のモデルを示しています。

今後「ものづくり」の観点から、様々なクリエイティブなチャレンジを受け入れることができるブランディングを行うとともに、「ものづくり×まちづくり」をコンセプトに域外からの投資や人口流入を持続的に誘発する仕組みづくりを進めていきます。

詳細は、門真市駅周辺エリアリノベーションビジョンをご覧ください。

域外から稼ぎ、域内で消費すること、また持続的に人材が学び育つ環境づくりを目指し、これまでに社会実験を進めてきました。

門真市において、西三荘駅周辺及び門真市駅北側エリアは大手電機メーカーの研究開発等の拠点、中町エリアは庁舎機能と公園・広場・防災機能が一体的に機能を発揮し周辺エリアと連携し情報を発信する拠点、古川橋駅周辺エリアは交流広場を核として生涯学習複合施設建設が予定されており多様な学びを通じた人と人との出会いや新たな賑わいが生まれる場といったように、それぞれにエリアの特徴がある中、門真市駅周辺エリアは「住む」と「働く」の中間的な場に位置しており、住民や働く人など多様な人が交わる結節点として公民連携まちづくりを進めています。

これまでの社会実験を通じて、西三荘駅から古川橋駅間の東西軸でのビジネス創出や地域コミュニティ形成が確認できており、すでに起こり始めた「企業×地域」が交わる新しいビジネス、チャレンジの流れを継続的に生み出していくことがこの東西軸の新たな役割であるため、それぞれのエリアの連携が必要になっています。

まちなみについては、門真市駅周辺エリアリノベーションビジョンに掲げるウォーカブル空間形成の考え方で、駅前とその周辺がグランドレベルで連続的につながり、歩きたくなるまちなかづくりを目指します。来訪者が駅から駅前、そして周辺エリアに導かれることで、持続的な賑わい創出と多様な人材が集い交わり新たな価値を生むエリアになることを期待しています。

これまでの社会実験の様子

駅前での社会実験の様子

門真市駅前のキッチンカー出店

駐車場での社会実験の様子

門真プラザ屋外駐車場でのキッチンカーやマルシェ出店、絵本の広場

駅前での社会実験の様子

門真市駅前でのものづくりワークショップと壁面ペイント

駅前での社会実験の様子

ものづくりワークショップでの溶接体験

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