第2次かどま男女共同参画プランとは
平成24(2012)年3月策定
このプランは、「門真市男女共同参画推進条例」第9条に基づく「男女共同参画計画」です。
男女共同参画社会の実現に向けて、市が取り組むべき方向性を示すとともに、門真市に住み、学び、働く人々や地域団体、事業者などが、それぞれの役割や責務を自覚し、主体的に行動するための指針となるものです。
「男女共同参画」ってどんなこと?
男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受でき、ともに責任を担うことです。
第2次かどま男女共同参画プランはこちら (PDFファイル: 1.7MB)
本市のめざす姿
いきいきと男女がともに輝く男女共同参画都市
プランの基本理念
男女の人権が尊重される社会の推進
個人としての尊厳を重んじるとともに、性別による差別をなくし、男女がともに個人として能力を発揮できる機会を確保する必要があります。また、男女の性別にとどまらず、性同一性障がいを有する人、先天的に身体上の性別が不明瞭である人、その他のあらゆる人の人権についても配慮されることが大切です。
政策・方針の立案および決定への共同参画の推進
「女だから」「男だから」といった固定的性別役割分担意識にとらわれず、男女が社会における自由な活動の選択を阻害されないように、社会の制度や慣行のあり方について配慮が必要です。また、男女が社会の対等な構成員として、市における政策または民間の団体における方針の立案および決定に共同して参画できることが必要です。
仕事と家庭生活、地域活動を両立できる社会の推進
男女が自らの意欲と能力を持ってともに働き、仕事上の責任を果たしながら、家事や子育て、介護などの家庭生活と地域活動などを両立できる社会を推進する必要があります。
男女が生涯にわたり元気で安心して暮らせる社会の推進
男女が、それぞれの身体的特徴についての理解を深め、妊娠や出産について互いの意思を尊重するとともに、生涯にわたり健康な生活を営めることが大切です。また、さまざまな困難に直面している人が安心して暮らせる社会を築く必要があります。
国際理解と多文化共生の推進
男女共同参画の推進が国際社会における取り組みと密接な関係を有していることから、国際社会の動向を考慮する必要があります。また、市民の多文化に対する理解を深めることが大切です。
プランの体系
基本理念のもと、男女共同参画社会の構築に向けてこのプランを推進するため、施策体系
を次のように設定しています。
基本目標1 誰もが認め合い、共感できる男女共同参画を進めましょう
方針1 男女共同参画の意識づくり
- 施策1 身近な問題として、市民に理解と共感を広げる
- 施策2 地域団体、企業などと一体となった啓発を進める
- 施策3 男女共同参画に関する情報を収集し、提供する
方針2 多様な選択を可能にする教育・学習の推進
- 施策1 保育所・幼稚園・学校などにおいて、男女共同参画意識を育む
- 施策2 男女共同参画を進める多様な学習機会を提供する
方針3 女性に対するあらゆる暴力の根絶
- 施策1 暴力を許さない社会をつくるための啓発を進める
- 施策2 安心して相談できる体制を充実する
- 施策3 被害者に対する支援体制を整える
基本目標2 男女があらゆる分野に参画し、ともに豊かな地域社会をつくりましょう
方針1 政策・方針決定過程への女性の参画の促進
- 施策1 審議会等委員への女性の参画を促進する
- 施策2 女性職員・女性教職員の登用を促進する
方針2 地域における男女共同参画の促進
- 施策1 地域のさまざまな活動に対する男女共同参画を促進する
- 施策2 市民、団体などの地域活動に対する支援を行う
方針3 国際社会への理解
- 施策1 在住外国人が暮らしやすい環境づくりを進める
- 施策2 多様な文化への理解と交流を進める
基本目標3 男女がともに多様な働き方を選択でき、仕事と生活の調和を推進しましょう
方針1 雇用などの分野における男女共同参画の推進
- 施策1 就労の場での男女の理解と認識を深める
- 施策2 多様な働き方への支援を進める
方針2 仕事と家庭生活、地域活動の両立支援
- 施策1 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)についての考え方を広く普及する
- 施策2 仕事と子育て・介護との両立ができるよう、環境整備を進める
基本目標4 男女が健康で安心して暮らせるセーフティネットを充実していきましょう
方針1 生涯を通じた男女の健康支援
- 施策1 生涯を通じ男女が健康を保持・増進できるよう、心身の健康に関する啓発・教育を進める
- 施策2 生涯各期に応じた健康対策を進める
方針2 さまざまな困難を抱える人が安心して暮らせる環境の整備
- 施策1 困難な状況に置かれた人々の課題解決のための支援を強化する
- 施策2 女性であることで複合的に困難な状況に置かれている人々への対策を進める
第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シート
「門真市男女共同参画推進条例」第20条の規定により、毎年1回、男女共同参画施策の実施状況等について公表しています。
平成24(2012)年度 第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シートはこちら
平成25(2013)年度 第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シートはこちら
平成26(2014)年度 第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シートはこちら
平成27(2015)年度 第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シートはこちら
平成28(2016)年度 第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シートはこちら
平成29(2017)年度 第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シートはこちら
平成30(2018)年度 第2次かどま男女共同参画プラン推進状況等調査シートはこちら
この記事に関するお問い合わせ先
市民文化部 人権市民相談課 くらしの相談窓口グループ
〒571-0030 大阪府門真市末広町41-2
そよら古川橋駅前3階 くらしの相談窓口
電話06-6900-8550
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2021年12月14日