令和4(2022)年度

更新日:2023年04月19日

 

3月31日(金曜日)

ありがとうございました

私事ですが、今日で定年退職となり、本校の校長としての任務を終えます。

2年間、書き続けてきた校長雑記も今日で最後です。拙い文にもかかわらず、多くの方にごらんいただいて、ありがとうございます。

さて、振り返ってみると、昭和61年の4月に泉南郡田尻町立小学校で教師人生をスタートさせてから37年、あっという間でした。41歳の時に母校南小学校(砂子小学校の前身)に赴任し、最後の卒業生を送り出しました。翌年、平成17年の砂子小学校開校時には第1期生を卒業させました。

その後、平成19年度に教育委員会に行き、長く勤めたあと、一昨年、思い出深い、愛する本校に戻って来てから早くも2年がたち、今日の日が来ました。

37年間、順風満帆だったわけではありません。苦しいこと、悲しいこと、辛いことが公私ともにありました。真剣に辞めようと思ったことも何度もあります。その都度、家族や仲間に支えられ、思い留まりました。

さて、1週間前ですが、教職員が私の卒業式をやってくれました。先輩である松島先生から証書をいただき、式辞までありました。そして、教職員一人ひとりの言葉に加え、一期生を共に担任した今は福岡にいる先生の動画メッセージもあり、感無量でした。

この瞬間、この仕事を続けてきて良かったと心底思えました。

続けることは本当に大変です。誰もがゴールへたどり着けるとは限りません。しかし、歩き続けなければゴールは見えません。小さなことでも、続けるよう努めてきました。ついつい人は「今日はしなくてもいい」とさぼってしまいがちです。私も例外ではありません。しかし、さぼると「今日もしなくてもいい」となってしまうものです。たくさんのことを続けることは無理かもしれません。でも、いくつかのことなら続けられるのではないでしょうか。

この校長雑記もそんな思いで続けてきました。教育委員会からこの砂子小学校に赴任する時、尊敬する大先輩である元教育委員長の長澤先生から「ホームページがある以上は頻繁に更新してくださいね。」と言われました。この約束だけは守りたいと思ってきましたが、この先生がいつもタイミングよくを感想をくださるのです。

このように、小さな継続でも必ず誰かが見てくれています。さらには、声をかけてくれます。

人のことを気にして委縮してはいけませんが、必ず誰かが見てくれていると考え、緊張感と安心感を同居させながら生きることが、人生には必要だと思います。

それにしても、長澤先生をはじめとして、たくさんの人に見守られながら生きてきました。田尻町立小学校での義理人情の塊のような先輩、毎回このホームページに意見をくれる大学時代の先輩、昨日書いた遠方の友…こうした方々のおかげで今まで頑張ることができました。

学校で出会った多くの校長先生、教育委員会での上司。厳しくも温かい言葉をたくさんいただきました。優しさと厳しさは表裏一体だなあとつくづく思います。自分自身が、職場の上司として、厳しくて温かい存在だったかどうかは、よくわかりません。しかし、常に部下の成長を願っていたことは事実です。私たちは「プロ」です。いつも力量の向上を図らねばなりません。ましてや変化の激しい時代です。どうかこれからも研鑽と修養に励んでください。

人に恵まれ、人に生かされたこれまでの人生。出会った全ての皆さんに感謝しかありません。

学校の顔である玄関ロビーをいつも綺麗に飾ってくださったPTA役員の皆様は、一昨日も入学式飾りを作っておられました。PTA実行委員の皆様、学校評議員の皆様、地域の皆様、保護者の皆様、そして、何より多くの子どもたちとの出会いが、私の宝物です。また、この世に送り出してくれた亡き両親には私は幸せ者ですと伝えます。

最後にあたって、私的なことばかり書いてしまいました。ご容赦ください。

最後に子どもたちへのメッセージです。

かけがえのない命を大切にしてください。そして、仲間を大切にしてください!

2年間、ありがとうございました。そして、さようなら!いつかまた逢いましょう!

門真市立砂子小学校

校長 満永 誠一

 

 

 

3月30日(木曜日)

私らしくいるための五箇条

人生100年時代、そのモデルとして取り上げられて話題のある高齢者のことを書きます。

”今、102歳の石井哲代さんは、広島県尾道市の山あいの町で、元気でひとり暮らしをしておられるそうですが、こんなことを言っていると、とあるニュースで見ました。

「最近はようやく自分をご機嫌にさせるこつをつかめた気がしとりますが、若い頃は悩みや葛藤を抱えて、そりゃあ、とがっとりました。人生の場数を踏み、いろんな感情に折り合いをつけながら心の角をなくし、人間が丸くなっていったんでしょうな」

そんな哲代さんが、自分らしくしているために大切にしていることを紹介します。

(1)自分を丸ごと好きになる

(2)自分のテンポを守る

(3)ひとり時間も大切

(4)口癖は「上等、上等」

(5)何げないことをいとおしむ

以前、DoよりBeと書きました。相通じるものがあります。

 

 

 

3月29日(水曜日)

遠方の友より 尊尊我無

今から17年前の2006年のことです。私はこの砂子小学校で教員をやっていましたが、教育委員会から言われて、茨城県のつくば市にある教員研修センターに夏休みの1ヶ月間滞在し、『中核教員研修』という研修に参加したことがあります。

日本全国から大勢の教員が来ており、授業だけでなく、学校運営や法律、マスコミ対応などの研修に加え、童門冬二さんなどの作家や知識人の講演などもたくさんあるとてもためになる研修でした。

しかし、最も良かったのは、全国各地に仲間ができたことです。この時一緒に学んだ仲間たちは今、それぞれの都道府県や市町村で校長や教育委員会幹部となって活躍しており、いまだに様々な情報をくれます。

とりわけ気が合ったのが、とある薩摩隼人でした。義理人情に厚く、朴訥で誠実、寡黙で私のイメージする薩摩隼人にピッタリの男でした。今は鹿児島県の与論島という南の洋上に浮かぶ島の校長をしています。そして、この校長雑記を見た感想などを電話あるいはメールで知らせてくれるのです。昨日もくれました。

彼からは、鹿児島でも大阪と同様に教員不足が深刻であることなども聞きました。また、彼は年下ではありますが、学校運営にかける熱意や粘り強さ、島ならではの地域と学校との密着性やそこに溶け込む術等々教えられることも多々あります。

そんな彼の「学校便り3月号」を見ると「尊尊我無」と書かれてあります。奄美地方の方言で「とうとぅがなし」と読むようで、「ありがとうございます」

という意味の言葉なのだそうです。

その言葉は大変奥深く、「がなし」は「愛し」(かなし)につながるとのこと。

私は愛という字が好きで、娘の名前にもこの一字を使っていますが、ありがとうという言葉の中に尊や愛という意味が入る

「とうとぅがなし」

はとても良いなぁと思います。

また、17年間一度も会っていませんが、変わらぬ友情を持ち続けてくれている彼には、人は離れていても仲間であり続けられることを教えてもらっています。

尊尊我無!

 

 

 

3月28日(火曜日)

昔の人は…

私は昨年還暦となり、来月早々に61歳となります。思えば、子どもの頃、あるいは若手教員の頃は60歳近くの人、特に校長先生と言えば立派で円熟しているように見えたものです。

さて、その年に自分がなってみると、自分自身を内省しても、とてもそうではないぁなと思えてなりません…。昔の人はなぜあのように立派に見えたのでしょうか。戦時中あるいは戦後の貧しかったころの日本で必死に生きてきたからかもしれません。

苦労が人を育てる

と言いますが、まさにそうなのかもしれませんね。

還暦を超えても、まだまだ精進です。

 

 

 

 

3月27日(月曜日)

さくらの日

今日はさくらの日なのだそうです。

さくらの日とは、日本さくらの会が制定した記念日です。

3月27日が「さくらの日」となった理由は、3×9(さくら)=27の語呂合せと、「桜始開」の時期と重なることからなのだそうです。

学校の桜も咲き始めています。

4月5日水曜日の入学式まできれいに咲いていてほしいものです。

特に、先日もお知らせしましたとおり新校名は「水桜学園」(すいおうがくえん)と決まりました。一層、本校と桜は縁あるものとなります。

3月24日(金曜日)

4月からの皆さんに期待します!

今日は修了式です。

砂子小学校の皆さん、この一年を振り返ってどんなことを感じますか?

1年生の皆さんは、去年の4月に比べて、はるかに大きく成長しました。仲間と協力していろいろなことができるようになりました。4月からは2年生です。新しく入ってくる2年生たちに砂子小学校の良いところや楽しいところをたくさん教えてあげてください。

2年生の皆さんも去年の4月に比べて、人の話をじっくり聴くというとても大事なところが成長しています。また、いつも元気に明るくあいさつをしています。このような態度は3年生になっても、これまで以上にもっともっと伸ばしていってください。

3年生の皆さんも会社活動など、自分から進んで人のために頑張ろうとする態度が育っています。来月からは4年生です。高学年の仲間入りです。砂子小学校の子どもたちみんなが楽しく安全に過ごせるように5・6年生と力をあわせてください。

4年生の皆さんはいろいろなゲストティーチャーからも社会のことや、世の中で大切なことなどを教えてもらいましたね。5年生になったら、もっともっと「知りたい」「どうなってるんだろ」という好奇心を大切にして、仲間と共に学んでください。

そして、5年生の皆さん、いよいよ4月からは6年生です。皆さんは砂子小学校最後の卒業生となります。とうか、今年の6年生にも負けず伝説に残る6年生になれるよう自分の力を信じて、仲間と力を合わせてひとつのものをつくりあげられるような6年生になってください。

最後に保護者の皆様、地域の皆様、令和4(2022)年度の教育活動も明日で終わります。この1年間、保護者の皆様や地域の皆様には様々な面でご協力とご支援を賜り、誠にありがとうございました。とりわけPTA役員の皆様、実行委員会の皆様には本校の子どもたちが楽しく、安全に過ごせるよう、とことんがんばってくださったことに心から感謝申し上げます。

保護者や地域が良いことが砂子小学校の最大の強みです。8月には脇田小学校との同居、そして来年4月には統合が待っていますが、こうした砂子小学校の強みは生かしていかねばなりません。

今後とも引き続き、砂子小学校をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

3月23日(木曜日)

学校アンケート結果グラフの掲載

1年を振り返って、保護者の皆様や子どもたちに取ったアンケート結果をグラフにして以下に掲載しますので、ぜひクリックしてごらんください。

令和3(2021)年度と令和4(2022)年度の比較(PDFファイル:435.5KB)

令和2(2020)年度と令和4(2022)年度の比較(PDFファイル:268.4KB)

また、多くの質問項目のうち、私が改善されてきたと考える項目を6つ抜き出し、以下の表に数値の推移と門真市平均との比較をまとめましたので、こちらもごらんください。

学校アンケート結果 抜粋

項目

 

R2

R3

R4

学校が楽しい

砂子

48.9

50.6

59.7

門真市

43.3

47.3

47.3

授業で自分の考えをまとめたり、発表したりする

砂子

30.9

28.9

55.8

門真市

46.2

45.3

46.1

いじめはやってはいけない

砂子

72.3

85.5

87.0

門真市

84.9

88.0

85.8

大人になった時の仕事について考える

砂子

37.2

32.5

42.9

門真市

39.9

39.6

41.5

自他の命はかけがえがないもの

砂子

72.3

83.1

84.4

門真市

85.0

85.9

84.4

本を読むことは楽しい

砂子

30.9

38.6

48.1

門真市

51.0

49.5

44.9

よくあてはまる あてはまる あまりあてはまらない 全くあてはまらない

のうち、「よくあてはまる」と答えた児童の割合です。

これを見ると、「学校が楽しい」に「よくあてはまる」と答えた今年度の子どもの割合が、令和2(2020)年度の48.9から10ポイント以上高くなっており、市平均よりも12ポイント以上高くなっています。

「授業で自分の考えをまとめたり、発表したりする」については令和2(2020)年度は門真市平均よりも15ポイントも低かったのですが、今年度は10ポイント近く高くなり、2年前の本校平均に比べても25ポイント近く伸びました。

「本を読むことは楽しい」は令和2(2020)年度は門真市平均よりも20ポイントも低かったのですが、今年度は3ポイント程度高くなり、2年前の本校平均に比べても17ポイント近く伸びました。

ICT機器を活用した授業、プレゼンに関する授業、BKDなどの読書指導や地域の方々を招いての毎週木曜日朝の読み聞かせなどが功を奏したと考えます。

とはいえ、まだまだ課題がたくさんあり、教職員にはこのグラフを渡し、ここから読み取ったことを各自が課題としてあげ、来年度の取組にいかすよう伝えています。

保護者の皆様方もグラフをクリックしてご覧いただきますようお願い申し上げます。

 

*本日、お子様をとおして「新しい学校づくり通信第9号」(令和5(2023)年3月門真市教育委員会)をお配りします。ホームページ「お知らせ」のコーナーにも掲載します。内容は新校の名称が決まったことです。ぜひ、ごらんおきください。

*4月の給食に関する献立表などを「お知らせ」のコーナーに載せていますので、これもごらんください。

*3学期3・4年生で実施した「門真市学力到達度調査結果」の報告書を「お知らせ」のコーナーに載せています。あわせてごらんください。

3月22日(水曜日)

先輩の式辞

先日、尊敬する大学時代の先輩(元摂津市教育委員会部長や校長を歴任し、今、幼稚園長をしています)から、砂子小学校のホームページを見た感想を送ってくれました。私は先輩に卒園式でどんな言葉を伝えましたかと聞くと、早速教えてくれました。

その内容が私もすごく納得できるうえ、私も同じ考えだなあと実感したので、先輩に断ったうえで、式辞のうち、保護者の方々に向けた言葉を下に抜粋・転載します。

 

アインシュタインの名言に

「私は未来のことなど考えない

それは、すぐにもやってくるから」

というものがあります

考えないでいいかどうかは、わかりませんが

考えているうちに、すぐに未来がやってくることは確かなことではないでしょうか

そうです すぐにやってくる、大人になるという未来です

それは、何もしなくてもやってきます

しかし、何もせずに時間を費やすことは

あまりにも、もったいないことではないでしょうか

どうか、子どもたちには、夢や目標をしっかり持って未来へと歩んで欲しいと思います

今ある夢や目標をより大きく、より具体的にするために

大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手が

高校1年生の時に目標達成シートを作ったことは有名な話です

見ているだけのものは夢

それを口に出して言葉にした瞬間

目標に変わり、目標は達成するもの

そのために具体的に何を確実に実行するのかを

大谷選手は考え、実際に行っていったのです

卒園する子どもたちの人生も

大きな夢への階段を

一つずつ昇っていくものであることを願っています

 

この式辞を読んで、見ているだけのものは夢だけど、夢を持つことは生きていく上でとても大切です。さらにそれを有言実行しようとすることの大切さや、そのことが人生を豊かにすると私は思いました。

 

3月20日(月曜日)

卒業生の皆さんへ ~I am because you are~

先週金曜日の卒業式の態度は立派でした。

歌や呼びかけには本当に心を打たれました。一人ひとりの個性が集まって、ひとつのものができあがっているという印象を持ちました。

また、私が、壇上で証書を渡す時、壇上から式辞を述べる時に見た皆さんの凛(りん)とした姿も印象的でした。

何より、6年生45名全員がそろって式後に記念撮影ができたこと、このうえなく嬉しく涙の出る思いでした。

感動させてくれてありがとう!

さて、驚いたことに、6年生の子どもたちから、この校長雑記を読んでいるとか、お母さんが時々コピーしてくれるとか聞きました。

そこで、今日は卒業生の皆さんに向けた校長雑記を書きます。

4月からは中学生となる皆さんに、下の言葉を送ります。(実は事務職員の木田さんから聞いた言葉なのですが、すごく腑に落ちたので)

I am because you are

意訳すれば、『君たちがいて、ぼくがいる』(吉本新喜劇チャーリー浜の決まり文句でした)でしょうか?

ただ、この言葉には、どう生きるのか、という哲学的な意味も多分に含まれていると思うのです。人の間と書いて「人間」と読みますね。

つまり、人は謙虚さと感謝をもってまわりの人と共に生きることによって、他者との関わりを通して、人格が形成され、人々との交わりの中で「人間」になっていくのです。

という意味の言葉だと思っています。

人は人の中で、人間になっていく

人と人との「良いつながり」の中で、すばらしい人格を持った「人間」になっていくのです。これも少し哲学的な表現ですが、いずれ理解してもらえる時も来るでしょう。

卒業生の皆さん、自分を大切に、他者を大切に、つながりを大切に、そして、常にかけがえのない命の尊厳に思いを致して、これからの長い人生を生きて行ってください。

これからの人生は山あり、谷ありです。1人で上り下りする力を身につけつつも、仲間と上り下りすることの楽しさもいっぱい感じ取ってください。

校長 満永誠一

 

3月17日(金曜日)

皆さんの人生が幸せに満ちたものであることを心から祈っています

今日の卒業式は本当に立派な態度でした。とても心を打たれました。これからの長い人生が幸せに満ちあふれたものであることを心から祈っています

保護者の皆様、お忙しい中、ご参列くださいましてありがとうございました。これからのあたたかい眼差しで子どもたちを見守ってあげてください。

以下、本日の卒業式での私の式辞を掲載します。

 

≪校長式辞≫

その一言で、励まされ その一言で、夢を持ち

その一言で、腹が立ち その一言で、がっかりし

その一言で、泣かされる ほんのわずかな一言が

不思議な大きな力を持つ ほんのちょっとの一言で

この詩は、高橋系吾さんという方が作った詩です。太平洋戦争前に小学校の先生をしていた方です。

人間の言葉は、無限の可能性と、大きな力を持っています。使い方によっては、宝石よりも貴重な物にもなるし、人の心を大きく傷つける凶器にもなりうるのです。

言葉とは、不思議な力を持った魔法の杖のようなものです。今日はこの場でこの「言葉」を大切にしながら6年生の皆さんに私の正直な思いを伝えたいと思います。

さて、卒業生の皆さん、申し遅れました。

ご卒業おめでとうございます。

まずは『よくやった』と言わせてください。

保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。6年前に入学されたお子様は、今日立派に小学校6カ年の課程を修了され、このような輝く姿で卒業されました。万感胸に迫る思いで、感慨はひとしおのことと存じます。教職員一同、心からご祝福申し上げます。また、これまでの本校の教育活動にご協力くださいましたことに、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、卒業生の皆さん、いよいよ、この砂子小学校を旅立つ日が来ました。

私自身、たった2年間でしたが、皆さんとの思い出はたくさんあります。あなたたちの教室にいって授業も何度もやりました。歴史の授業をしたこともあります。授業後「おもしろかった」「楽しかった」と言ってくれる人もいてうれしく思いました。ただ、「ためになった」とは言ってもらえませんでしたが。

先日は寺山先生のピンチヒッターとして急遽、2組で国語の比喩の授業もしました。比喩、つまり例え方の学習として校長先生を何かに例えてくださいと問いました。きっと「王子様」とか「天使のようだ」といった答えが返ってくるだろうと思っていましたが、「ゴリラ」「カバ」「トラ」という答えが返ってきました。「理由を尋ねると「圧があるから」とのこと。自分ではそんな圧など全くないタイプだと思っていたので、自分を振り返るきっかけとなりました。ありがとう!

さて、この間、ずっとあなたたちを見ていて、確かに中学生に向けて、大人になって来たような感じを受けました。グループでA4用紙一枚にまとめた企画書を持って私に様々な提案をしてくれました。2月24日の「すなまつ」ではみごとに自分たちの手であの大きなイベントをやり遂げました。

参加された地域の方々から「6年生の子どもたち、すごいね」という声をたくさんいただいています。

こうした姿などからも大人へと一歩一歩近づいているんだなと感じました。

さて、お別れに際して、私の最後のメッセージを申し上げます。私の尊敬する司馬遼太郎さんという作家の言葉をもとにしたメッセージです。

今後、自分を大切にすることはもちろんのこと、他の人も大事に思い、行動できる人になってほしいのです。

その時に大切なキーワードは、「いたわり」という感情なのだと思います。あるいは他人の痛みを感じることと言ってもいいでしょうし、「やさしさ」と言いかえても良いでしょう。

「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」

しかしながら、こうした感情は自然に身に着くものではないと思います。やはり、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのです。その訓練とは難しいことではありません。例えば、友達が病気で休む、大丈夫かなぁと心配する気持ち、友達が転ぶ、痛かっただろうなぁと感じる気持ちを、そのつど自分の中でつくりあげていくことが大切です。そして、思っているだけでなく行動することが大切です。こうした感情や行動が、自分の中でしっかり根づいていけば、親や兄弟、周りの仲間、地域の人々、そして文化の違う外国の人たちへの「いたわり」という気持ちもわき出てくることだと思います。

皆さんが、そういう自分をつくっていけば、これからの社会はみんなが自分らしく安心して暮らせる時代になるにちがいありません。

どうか、これからの人生で、かけがえのない自分を、そして他の人も大切にしながら生きてください。

「教えることは教えられることである」という言葉があります。この言葉通り、私も皆さんの姿から多くのことを学びました。たとえば、「すなまつ」の取組からは「人に楽しんでもらうために、仲間と考え合い、一つのものを作り上げることの素晴らしさと、そうしたひたむきさが感動を生むこと」を教えられました。

皆さんと過ごした2年間は、実に貴重で充実したものでした。心から皆さんにお礼を申し上げます。「ありがとうございました。」皆さんは私の自慢です。

私は皆さんのことを忘れません。ここにいる教職員も同じです。別れるということは寂しく辛いものですが、皆さんに心を込めて「さようなら」と申し上げるとともに、皆さんの人生が幸せに満ちたものであることを心から祈っています。

保護者の皆様をはじめメッセージをくださったPTAの方々やこれまで関わられた先生方、全ての皆様に心より感謝と御礼を申し上げて、私の式辞といたします。ありがとうございました。

令和5(2023)年3月17日

門真市立砂子小学校長

満永 誠一

 

3月16日(木曜日)

明日は卒業式

明日17日は砂子小学校の第18回卒業式です。

思い起こせば第1回卒業式の時、私は6年生担任でした。あれから17年、今度は校長として卒業式に臨めることは、幸せ以外の何ものでもありません。さらに、卒業式にあたっての担任の思いもまたよくわかります。

明日の卒業式の主人公は当然子どもたちです。そして6年担任も同じです。さらに保護者の皆様はメインゲストです。

そんな場に自分も脇役として参列し、教頭はじめ教職員全員で子どもたちの巣立ちを見届けます。

 

3月15日(水曜日)

マイ・フェア・レディ

1956年(昭和31年)の今日3月15日、アメリカのニューヨークでブロードウェイミュージカル『マイ・フェア・レディ』の公演が始まりました。

言語学が専門のヒギンズという教授が、貧しく厳しい環境にあったイライザという女の子の個性を認め、大切にしながら向き合うことで、イライザは言葉と同時にアイデンティティ(これがほかならぬ自分なのだという確信のようなもの)を得て、見違えるような本当の『レディ』になっていくという物語です。さて、このミュージカルの原題は『ピグマリオン』と言います。ピグマリオンという少年が人形を愛し、人間扱いしているうちに、その人形が本当に人間になってしまったというギリシャ神話からできた言葉だそうです。

また、大学時代に学んだのですが、教育心理学の用語で『ピグマリオン効果』というものがあり.他者から期待されると成績などが向上する現象をいいます。

つまり、子どもたちに(大人の見栄や体面の入った期待ではなく)心から期待すると、子どもも心から「自分は期待されているんだ」と実感することができ、自らの可能性を最大限に発揮しようと努力することを意味しています。

アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールが提唱したことか「ローゼンタール効果」とも呼ばれます。

期待されて育った子どもは他人の良さをも認める人間になるでしょうし、期待されないで育った子どもは自分の可能性を信じることができなくなってしまうかもしれません。このことは子どもと向き合う私たち教育関係者はもとより、子どもを見守る大人たちが心せねばならないことです。

*本日、お子様をとおして「すなごだより第43号」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんいだだけます。

 

3月14日(火曜日)

卒業式予行演習

明日は、卒業式の予行を行います。3日後の本番と同じ時間帯で行います。

3日後にせまった卒業式をより良いものにすること、子どもたちの緊張感を少しでも解きほぐすこと、私たち教職員が本番に向けて改善するところはないかどうかを確認するためのものです。

6年生のお子様の保護者の方々にお願いです。

明日、予行に参加できるよう体調管理等々よろしくお願いいたします。

*本日、お子様をとおして「すなごだより第42号」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんいだだけます。

 

3月13日(月曜日)

あれから12年…

一昨日11日は東日本大震災からちょうど12年目の日でした。十二支と言いますから、ちょうど1周したことになります。

あの日、テレビで見た津波は一生忘れることができません。

さて、この震災にまつわる『釜石の出来事』といわれる話があります。

宮城県釜石市北部の大槌湾を望む釜石東中学校の生徒の話です。

立っていられないほどの激しい横揺れ。校庭にいた生徒たちは高台に向かって走り出し、校長や教職員の『整列などせずすぐに逃げろ!』の指示どおり教室にいた生徒たちも一斉に非常階段を下り始めます……。

校門を抜け、敷地外へ走り出した生徒たちは、隣接した小学校の児童たちと一緒になって、防災訓練で教えられていた裏山の高台を目指します。それは、ある介護福祉施設の駐車場。

「まだ危ない!」という誰かのひと言で、さらに高台を目指し、地域住民と一緒に、児童の手を引いて避難します。その数分後、高台に集まった児童・生徒たちは、自分たちがさっきまでいた校舎が津波にのみ込まれ、足下近くまで押し寄せた津波を目の当たりにします。

もうすぐ中学生になる6年生たちには、あなたたちも、自身で判断し、かけがえのない自他の命を救う行動はきっとできると言いたいと思います。

 

3月10日(金曜日)

この春卒業を迎える皆さんへ

というタイトルで文部科学相がメッセージを出しています。(下参照)

1週間後は砂子小学校の卒業式です。このメッセージにもあるとおり、コロナ禍のもとで学んだ経験はこれからの人生で大きな力になるはずです。というか、それが大きな力になったと言えるよう、この3年間をしっかり振り返って、その上で、また前を向いて歩んでほしいと思います。

 

3月9日(木曜日)

感謝の日

今日は3月9日です。この39をもじって、サンキュー(thank you)、つまり感謝の日なのだそうです。

感謝

この感情は尊いものだと思います。

誰が言ったか知りませんが、

感謝のキャッチボールが幸せのホームランとなる

という言葉があって、私は妙に納得しています。

 

3月8日(水曜日)

先生根性

内田百けん(けんは門がまえに月)(うちだひゃっけん 1889年〈明治22年〉-1971年〈昭和46年〉)というおもしろい先生がいました。戦前に大学の先生などをしておられた人ですが、ユーモアに富み、鋭い批評眼を持つ先生です。この人が『先生根性』という本を書いておられるのですが、先日本の整理をしていたら出てきたので、読み直しました。

けっこう屁理屈のようなことを言うのですが、それが筋の通った哲学なのです。教師って、こんな心持ちが必要だよなぁとあらためて感じました。

ひゃっけん(もはや歴史上の人物と思うので敬称を略します)が残した言葉で、私がおもしろいなぁと思うものを紹介してみます。

「学問はむしろ忘れるためにする。始めから知らないのと、知ったうえで忘れるのでは雲泥(うんでい)の差がある。学問がその人に効果を発揮するのは忘れたあと。学問をするのにすぐ役に立つかということばかり考えるのは堕落の第一歩だ」

また、ひゃっけんを映画化した『まあだだよ』という黒澤明監督の作品があるのですが、その中で年老いたひゃっけんがかつての教え子たちにこう言います。

「みんな、自分の本当に好きなものを見つけて下さい。見つかったら、その大切なもののために、努力しなさい。きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事となるでしょう」

いずれの言葉も、良い意味での先生根性から来るものだと思います。

 

3月7日(火曜日)

義父のこと

今日は義父のことを書きます。昭和7年(1932年)8月生まれの90歳です。

戦前、戦中、戦後を生き抜き、高度経済成長期からバブル後の停滞期まで必死に働き、70歳まで現役でした。

私の母と父は70代で旅立ちましたが、90をこえても懸命に生きている姿に感動を覚えます。小さなことにくよくよせず、

大袈裟なんだよ

が口癖です。

そんな姿から、あらためて生きること大切さや命の尊厳を教えてもらっているような気がします。

人生100年時代

未来のある子どもたちには、これからの長い人生、自分を大切にしながら、他の人たちと生き合いながら、それぞれの道を歩んでほしいと思います。

 

3月6日(月曜日)

いたわりの気持ち

以前何度か司馬遼太郎さんのことを書きました。今回は、10日後に卒業が迫っている6年生に向けて、司馬さんが今から30年ほど前に書いた『21世紀をいきる君たちへ』というかつて6年生の教科書に載っていたメッセージのうち最も好きな部分を紹介します。

 

~私は、人という文字を見るとき、しばしば感動する。ななめの画がたがいに支え合って、構成されているのである。

(中略)

自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようにはつくられていない。このため、助け合うということが、人間にとって大きな道徳になっている。助け合うという気持ちや行動のもとは、いたわりという感情である。他人の痛みを感じることと言ってもいい。やさしさと言いかえてもいい。

「やさしさ」「おもいやり」「いたわり」「他人の痛みを感じること」

みな似たような言葉である。

これらの言葉は、もともと一つの根から出ている。根といっても本能ではない。

だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならない。

その訓練とは簡単なことだ。例えば、友達がころぶ。ああ痛かったろうな、と感じる気持ちをそのつど自分でつくりあげていきさえすればよい。この根っこの感情が,自己の中でしっかり根づいていけば、他民族へのいたわりという気持ちもわき出てくる。

君たちさえ、そういう自己をつくっていけば、二十一世紀は人類が仲良しで暮らせる時代になるにちがいない。~

 

「やさしさ」「おもいやり」「いたわり」「他人の痛みを感じる」そんな心を持ち続けて欲しいと願っています。

3月3日(金曜日)

桃の節句

今日は、「桃の節句」です。

七草・端午・七夕などと並ぶ五節句のひとつですが、「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つと信じられていたことに由来しているとのことですが、それにしても美しいネーミングですね。

また、「桃の節句」といえば、ひな祭りですが、これは江戸時代ごろに、子どもに災いが降りかからないようにという家族の願いや、人生の幸福が得られるようにという気持ちを込めて、ひな人形を飾るようになったとのことです。

昔も今も、子どもの健やかな成長や幸せを祈らない親はいません。

今日は、あらためて、子どもたちのかけがえのなさ、大切さをかみしめる日だと思います。

3月2日(木曜日)

カーペンターズ

というアメリカのポップ・ミュージック・グループの歌が私の子どもの頃(1970年代)にはやっていました。

兄妹のグループでピアノとアレンジを兄のリチャードが受け持ち、ヴォーカルを妹カレンが担当していました。今でも時折、Youtubeなどで見ています。

中でも『Close to You』(クロース・トゥ・ユー 邦題『遙かなる影』はるかなるかげ)が好きです。

特に下の歌詞の部分が好きで、彼女の美しい歌声に心が和むとともに、何とも言えない懐かしさ感じます。

 

On the day that you were born
The angels got together
And decided to create a dream come true
So they sprinkled moondust
in your hair of gold
And starlight in your eyes of blue

 

そのカレンですが、1950年の今日に生まれました。残念ながら1983年に32歳の若さで亡くなりましたが、その歌声は今も残っています。

 

3月1日(水曜日)

摂津市での事件について

先ほどお知らせした事件の概要です。

  • 2月28日午後9時30分頃、摂津市東一津屋11番付近において、男性が知人の男に刃物様で右腰付近を刺された
  • 犯人は、身長170センチから180センチくらい、やせ型、黒色帽子、グレー色ジャンパー着用の男1名で、現場よりいずれかに逃走しており、刃物様を所持していることが予想される

教育委員会が門真警察に確認したところ、今のところ犯人確保の情報はないようです。知人とのトラブルとの報道があり、不特定の者を狙った事案ではないようですが、教育委員会としては、次のとおりの対応を行うとの連絡がありました。

〇門真警察にパトロール強化依頼

〇青パト巡回の実施

 

これを受けて、本校でも子どもたちに以下の5点を伝えています

  • 摂津市という淀川を挟んで北にあるまちで人が刺される事件があったこと
  • 門真警察や市役所の青色パトロールの車が市内を巡回してくれること
  • 下校する際には複数で帰ること
  • 帰宅して、子どもだけが家にいる場合はカギをかけること
  • 不要不急の外出は控えること

ご家庭でもご協力をお願い申し上げます。

弥弥(いよいよ)

今日から3月です。3月は別名を弥生といいます。

「弥(や/いや)」は「いよいよ、ますます、前よりも一層」といった意味があります。春は生き物の活動がますます盛んになる弥生と呼ばれるのでしょう。個人的にもこの呼び方は好きです。

ところで、弥弥と書いて、いよいよ と読みますが、まさにいよいよ3月です。卒業式や修了式も間近です。

砂子小学校の子どもたちには、いよいよ盛んに活動して欲しいと願っています。

また、玄関ロビーにはPTA役員の方々などの手により、3月飾りも新たにつくられ、子どもたちを応援しています。写真は本日のホームページ「すなご日記」をごらんください。

*教育委員会からの連絡で、昨夜、摂津市で男性が知人に刺される事件が起きたのことです。門真警察や青パト巡視が行われますが、登下校や帰宅後の不要不急の外出など控えるよう見守りをお願い申し上げます。

*本日、「すなごだより第40号」をお子様をとおしてお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんいだだけます。

*ホームページ「お知らせ」のコーナーに「給食日めくりカレンダー3月号」を掲載しますので、ごらんください。

*『卒業式におけるマスクの取扱いに関する基本的な考え方について」(門真市教育委員会)

<URL>

https://www.city.kadoma.osaka.jp/kinkyu_2/11328.html

<QRコード>下


*卒業式でのマスク着用について門真市教育委員会のホームページに掲載されています。本校も市教委の指針にしたがって卒業式を行います。くわしくは来週初めに発行予定の「すなごだより41号」に載せます。

2月28日(火曜日)

2月行く(いぬ)

の言葉どおり、今日で2月が終わります。砂フェスで始まったすなごの2月、府の道徳大会やすなまつなど、大勢の人が集まるイベントもやれました。

いよいよ明日からは3月です。卒業式や修了式の時期となります。

季節は春

身も心も穏やかであたたかい春にしましょう。

2月27日(月曜日)

DoよりBe

15日(水曜日)の午後、大阪市の元校長である久保先生を招いて脇田小学校や第四中学校と合同で研修をおこなったことは紹介しました。

さて、その久保先生の言葉で私が最も印象に残ったのがタイトルにあるとおり

DoよりBe

です。

何かができる、何かをやれる Do

ではなく

存在そのもの Be

が大切なのだということです。

何かができるから存在価値があるのではなく、ありのままのあなたがそこにいることがまず100点満点なんだと思います。

広い世界にたった一人のあなたが生まれてきてくれたこと、そこにいてくれること

このことが何より大切なのだというメッセージを子どもたちにどんどん発していきたいと思います。

2月24日(金曜日)

ちゃちゃーんとながめてる

ある製菓会社のコマーシャルソングでなつかしい曲があります。「エンゼルはいつでも」(作詞 サトウハチロー 作曲 芥川也寸志)という曲です。4番までありますが、コマーシャルで使われていた1番の歌詞を紹介します。これが歌える人はちょっと古いかも…。

 

だァれもいないと思っていても

どこかでどこかでエンゼルは

いつでもいつでもながめてる

ちゃんとちゃんとちゃんと

ちゃんと

ちゃちゃーんとながめてる

 

私など、歌詞を見ないでも歌うことができる懐かしい曲です。しかし、保護者の皆さん方でも、おそらく知らないでしょうね。

今、この歌詞を見て「誰も見ていないと思っていても、誰かが見ているもの。ちゃんと見守ってくれているんだよ。」という意味なのかなと思います。エンゼルとは、実は身の回りにたくさんいる良い方々のことではないでしょうか。

今日は「すなまつ」があります。大勢のエンゼルが来てくださいます。

すなまつの様子は本日の「すなご日記」に掲載します。今日中にはアップできると思います。

2月22日(水曜日)

「すなまつ」のご案内

明日は天皇誕生日でお休み。一日置いて、明後日は6年生主催イベント『すなまつ』です。保護者の方々だけでなく、地域の方々も招待していますので、たくさんの人数が来場することも予想されます。あらかじめ会場図や子どもが作ったマップを載せておきます。

また、新型コロナウイルスレッドステージ解除にともない、餃子も出します。具は卵・にら・塩を包みます。(小学校の調理実習では肉は使いませんので、あらかじめご了承ください)アレルギーについては、以下のとおりお手紙を配りますので、該当する場合は24日に必ず担任までご提出ください。

オンライン委員長選挙 本日午後1時40分から

本日は、令和5(2023)年度の児童会委員長選挙が行われます。任期は令和5(2023)年4月8日から令和6(2024)年3月18日までです。

体育館で子どもたちがそろった中で行うつもりでしたが、今日は最高気温が低いこともあり、また、体調がすぐれない子どもも少し増えてきている状況のため、オンラインで行います。

4年生の児童が司会をして、候補者6名と応援者6名がそれぞれ演説を行います。来年度の砂子小学校をより良くするため、がんばってほしいと思います。

また、これまで、児童会室などで6年生の委員長たちが5年生の候補者に演説の仕方などについて助言をしている光景を見ましたが、良い光景だなぁとつくづく思いました。

演説や投票の様子は『すなご日記』で紹介します。本日の夕方にはアップできると思います。

 

 

 

2月21日(火曜日)

春分まで一月 進学・進級の春も間近

今日は21日、来月3月21日はもう春分の日なのですね。

本当に日が過ぎるのは早いことを実感しています。何度もこの校長雑記には書いてきたのですが、一日一日を大切に過ごさないと!と思ってしまいます。

私自身、若いときは時は無尽蔵にあるものだと思っていました。しかし、還暦を過ぎたこの年になると、限られた時間を大切にせねばとつくづく思うようになっています。また、若いときにこのことに気づいていれば、もっともっといろいろなことができただろうとも思います。

人生100年の時代と言います。長いですね。とは言え、与えられた時間を日々を大事にしていきたいものです。

3学期もあとわずか…。とりわけ、6年生が砂子小学校に来てくれるのも今日を含めて18日しかありません。1日1日を大事にしていきましょう。

進学、進級の春も間近です。

2月20日(月曜日)

卒業まで残り4週…

来月の17日は卒業式です。今週を含めて6年生の子どもたちが砂子小学校に来てくれるのは、4週間となってしまいました。

さて、卒業というのは一つの節目です。節がといえば、竹が頭に浮かびます。ご存知のとおり、竹は強く曲げても折れず、離す元に戻ります。とてもしなやかなのです。節がない棒では、こうはいきません。力を加え過ぎると途中で折れてしまうでしょう。

さらに、竹の節には成長点があり、それぞれの成長点が伸び、節と節との間を広げることで、竹は高く太く成長していきます。

私たち人間も竹のように、しなやかで、かつ、強く生きていくには、“節目”を生かして、自分を成長させていくことが大切だと思います。

これからの1ヶ月間、子どもたち一人ひとりがしっかりとした丈夫な節を作ってくれることを期待します。

2月17日(金曜日)

PTA活動とは

今週の月曜日にPTA実行委員会が行われました。そこで、これからの砂子小学校のPTA活動について様々な意見が委員の方々から出されました。

「もっと、実行委員会のことを知らせたほうが良い」

「やって良かったことも伝えていきたい」

「子どもたちのためになることをやるなら、とても意味のある活動だ」

といった意見も出され、今後の改善に向けての実りある会議でした。私は37年間、学校関係の仕事をしてきましたが、これだけ本音でかつ積極的に話し合われている場を見たのはほとんどありません。これも、役員の方々がいつも学校のことを考えてくださっていること、実行委員会の方々が子どもを大切に思ってくださっているからにちがいありません。

さて、今日は長くなってしまいますが、PTA活動について説明します。学校とPTAの理想的な関係について、大阪府が出している「PTA指導者の手引き」に書かれていますので、そこを抜粋して、以下に載せてみます。

 

○PTAと学校の関係

学校は、子どもたちの教育を推進するために校長・准校長を中心として教職員がそれぞれに校務を分担し、組織化された公の教育機関です。当然、法的な制約を受け、「学校教育法」などの法律に基づいて運営されることになります。

一方、PTAは、子どもたちの幸せのために保護者と教職員が自主的に組織し運営する任意団体です。ですから、法的制約もなく、自ら作成する規約(会則)により、運営されることになります。したがって、学校の教育活動とPTAの活動は当然別個のものであり、区別されなければならないものです。

また、保護者も学校教育を受けている子どもの保護者としての立場と、PTAの保護者会員としての立場は違いますし、教職員も学校教育に携わり校務を執行する教職員としての立場と、PTAの教職員会員としての立場は違います。

とかく、あいまいになりやすいのではないかと思われますが、区別すべきところは明確に区別しておかなければなりません。

○学校への協力と学校の姿勢

PTAは、学校に対し積極的に協力していかなければなりません。学校とPTAが相反した考え方や行動をしていたのでは、子どもの健全な成長と幸せを求めることはできません。

学校に協力するためには、まず、学校の教育活動がよく理解されていることが重要です。そのため、PTAは、その活動の中に学校の教育目標や教育内容、指導方針などを理解するための学習を組み入れていく必要があります。

一方、学校は、あらゆる機会をとらえて保護者に学校の考え方を示し、理解を得る努力をしなければなりません。また、教職員には保護者や地域社会の人々と積極的に連携していく姿勢が求められます。

教職員と保護者が互いにそれぞれの立場を理解し合えるよう、話し合える場をできるだけ多くもって、信頼関係をつくりあげていくことが大切です。非難する中からは、前向きの発想は生まれてきません。

(大阪府HPより)

 

*また、下に先日の実行委員会を受けて、本校の教頭先生がつくった「砂子小学校PTA活動についての紹介」などを載せておきます。

 

2月16日(木曜日)

校内人権教育研修 脇田小や四中の先生も一緒に

昨日、昨年度まで大阪市の校長先生をしておられた久保さんという先生をお招きして、校内人権教育研修を行いました。私の大学時代の友人なのですが、人を大切にするための人権教育に力を尽くしてきた先生です。

首尾一貫して、みんなが生き合うをことのできる学級・学校をつくりましょうということを訴えておられました。また、「かまいたち」濱家さんを5・6年生で担任したとのことで、濱家さんからのメッセージ動画も流れました。自分が間違っていると思ったら、子どもに対して正直に謝る先生だったと言っていました。さらに、楽しいことをたくさん経験させてくれたとも言っていました。

教師が子どもと向き合う際に大切なこととして、受容・純粋性・共感をキーワードとしてあげておられました。

本校だけでなく、脇田小学校・第四中学校の先生たちも集まり、四中校区合同研修のような形で行うことができました。

2月15日(水曜日)

入学説明会

今日の午後に入学説明会を行います。4月に新しく入学してから子どもたちの人数は12人の予定です。(4月の時点で増減することはあると思います)

6学年で一番数が少ない学年となりますが、たとえ少人数であっても、仲間たちと力をあわせながら良い学校生活を送ってほしいと願っています。

そんな気持ちで今日の説明会に臨みます。

*今日も警察官が登校時間帯に来てくれています。

 

2月14日(火曜日)

あいさつ

学校はみんなが幸せな気持ちになる場所でなければなりません。そのためには、誰もができて、誰もが温かい気持ちになれるものが必要です。

それは何でしょうか。

私はあいさつだと信じています。

出会った時の「おはようございます」や別れる時の「さようなら」。人を怒らせてしまったり、失敗してしまったりした時の「ごめんなさい」。何か助けてもらったりした時の「ありがとう」。

そんな『あいさつ』からお互いが仲良くなったり、心が通い合ったりするきっかけが生まれます。

 

2月13日(月曜日)

本当の友達 弱い自分も見せてください

水谷修という人をご存知でしょうか。元は高校の先生で、夜の町を歩きながら、そこをさまよう少年たちと向き合い「夜回り先生」と呼ばれている教育家です。

この方が『仲間』についてこのような言葉を言っておられます。

〜弱い自分を見せてください。ひとりでも多くの人に見せてください。そのとき優しく受け止めてくれた人があなたの本当の友達です〜

人間、人前では、強い自分、かっこいい自分、前向きな自分を出したいものです。私もそうです。しかし、それでは体と心も疲れ切ってしまいます。弱音を吐ける、弱い自分も見せられる、それを受け止めてくれる本当の友達が一人でもいれば救われます。

弱い自分を見せられる、そんな安心感のある空間が子どもたち、いや、大人にだって必要です。

2月10日(金曜日)

1日1日を大切に

今週も今日で終わりです。最近、なぜか1日、1週間が過ぎるのが早く感じます。暦の上ではもう春ですね。

太陽の高度も上がってきていることもあるのか、運動場で遊んでいる子どもたちも明るく見えます。

今日という日は決して二度とありません。嫌なことがあった日も嬉しかった日も二度とないのです。子どもたちには残りわずかになった3学期、1日1日を大切にしてほしいと思います。

 

2月9日(木曜日)

早起きは三文のとく

一昨日の話と昨日の話を受け、このことわざについて書いてみます。

このことわざの意味は、ある辞書によると

「早起きをすると健康にもよく、また、そのほか何かとよいことがあるものであるということ」とあります。

さて、「早起きは三文のとく」と言われたら、どんな文字を思い浮かべられるでしか。「得」を思い浮かべる人もいれば、「徳」を思い浮かべる人もいるでしょう。実は、これはどちらも間違いではないようです。「早起きは三文の徳」と書く方が多いのですが、「得」でも正しいのです。
「得」で考えるならば、「お金」が入るというイメージです。三文は江戸時代の銭の数え方で一文大体20円くらいでしょうか。だから三文と言っても100円にも満たない金額かもしれませんが、早くから仕事に行けばその分、手当が増えるという感じでしょう。

「徳」とは、一昨日道徳について書きましたが、「精神的・身体的にも良いこと」のことです。
いずれにしても早起きは良いものとされることわざです。大人になると夜勤もあれば残業もあり、なかなか実践するのが難しい場合も多々あるでしょう。しかし、少なくとも子どもの時分はこのことわざは大切にしなければならないと強く思います。

 

2月8日(水曜日)

お金のこと

お金は大切なものです。これがなければ生きていけませんし、大きな目で見ると経済を回す血液のような役割もあります。

だからこそ、トラブルの原因にもなります。大人の犯罪でお金がらみのものが多いことは言うまでもありません。

したがって、子どもの頃から、お金のトラブルを起こさないように気をつけてあげることが大切です。

さて、子どもどうしでよくあると思われる

「おごり・おごられ」…

始まりは、小さなことでおごってもらったとしても、次は自分が「お返し」しなくてはという気持ちになるのは自然なことです。また、その友達から「今度はおごってや」とか、「この前おごったから、言うこときいてや」とエスカレートしていくことはよくあります。

そうなってしまうと、人間関係のバランスがくずれ、上下関係のもとで、だんだん金額が大きくなり、ひいては「いじめ」につながる危険性があります。

おごり合いはしない

ということをお子様としっかり話し合って、各ご家庭でお金に関するルールを定めてほしいと思います。また、親子で「お金」について話し合うことは将来のトラブル予防にもなります。

保護者の皆様のご協力をお願いします。

2月7日(火曜日)

道徳について

これまでもお知らせしてまいりましたとおり、明日の午後に本校で

『大阪府小学校道徳教育研究会大会』

が行われます。大阪府内から多くの先生たちが集まり、体育館で本校取組の発信(6年生の教科書に『ブランコ乗りとピエロ』という物語があり、本校6年生で行った授業のことについて本校職員が発表します。)や大学教授の講評、その後、府内六地区(大阪市・豊能地区・三島地区・中河内地区・南河内地区・泉北地区)からの研究発表と協議も行われます。

さて、道徳ですが、今は道徳科という教科になって教科書にもとづいて授業をしています。道徳の教科書には、自分のことをしっかり見つめるきっかけとなるような話、人とつながることの大切さや素晴らしさが伝わってくる話、社会のことを考える話、命や自然の神秘に思いを致す話等々が散りばめられており、1時間1時間の学習の積み重ねが子どもたちの心を耕し、成長させていくのです。

なお、明日、子どもたちは午後1時半頃には下校いたします。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

2月6日(月曜日)

モダン・タイムス

という映画があります。今から87年前の1936年2月6日にアメリカで公開された喜劇王チャールズ・チャプリン監督主演の映画です。製鉄工場で働くチャプリン扮するチャーリー。

工場での単純作業で精神を病んでしまい、様々な困難に出会うのですが、ポーレット・ゴダートという女優の扮するパン泥棒の少女と知り合います。彼女のために家を建て幸せに暮らしたいという人生の希望を得てから、働くことを素直に喜べるようになるというストーリーです。ラストシーンのどんなにつらい時でも常に笑顔を絶やさず前向きに生きていこうとする2人の姿には心を打たれます。

機械化が進んで人間性が失われていく現代(モダン・タイムス)でも、信頼できる人とめぐり合い夢や希望を持って生きていくことは素晴らしいことだと思わされる作品です。

*電話相談推進週間(すこやかダイヤル)について、ホームページ『お知らせ』のコーナーに載せています。

 

2月3日(金曜日)

節分

今日は節分です。寒い日が続きますが、暦の上では春になるのですね。

節分は、これからの1年間を、幸せに、そして健康に過ごせるようにという願いをこめて行われる伝統的行事です。

玄関ロビーには今年もPTA役員の方々が作ってくださった節分飾りが砂子小学校の子どもたちだけでなく、砂子小学校にかかわる方々すべての健康と幸せを祈ってくれています。写真はすなご日記をごらんください。

 

2月2日(木曜日)

ラムサール条約 ワイズユース

ラムサール条約は今から52年の1971年2月2日にイランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択された、湿地に関する条約です。正式名称は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいますが、採択の地にちなみ、一般に「ラムサール条約」と呼ばれています。

つまり水鳥が休んだりえさを取ったりするのに大切な湿地を保護するための国際的な取り決めで、「湿地」とは、湿原だけでなく湖、川、浅い海、田んぼなども含む広い意味にとらえられています。2022年12月現在、日本も含め172か国が加盟しています。この条約に入っている国は、自分の国の中で保護しようとする湿地を決めて、一生けんめい守ることが義務づけられます。

湿地は漁、狩り、交通、レクリエーションなどさまざまな面で人間に恵みを与えてくれます。その湿地の価値を十分認識し、生態系を壊さない形で利用すること、これが賢明な利用(ワイズユース)というのだそうです。

 

2月1日(水曜日)

引き続き注意を!

今日は下校時刻をみはからって、門真警察の警察官2名の方が学校周囲の巡回に来てくださいました。これまでも登下校時間帯など、覆面パトカーで回って下さってもいます。また、門真市も青パトで巡回してくれています。

昨日もお伝えしましたが、子どもたちの心を脅かすようなファックスが全国にまかれている中、ご家庭でも引き続きお子様一人での外出はできる限り避けるなど、ご注意をお願いします。また、暗くなる前に帰宅するようご指導ください。

2月スタート 学びをつなぐ

1月行く

の言葉通り早くも今年の1月は過ぎ去り2月となりました。明後日は節分で、暦の上では春になるのです。

今年度も残り2ヶ月弱となり、これまで何度もお伝えしてきました「出番・役割・承認・賞賛」をキーワードにして教育活動を一層充実させて行きます。

授業や行事の中で,子どもたちが自分のよさや,仲間と共に目標を持って取り組んで来た過程に目を向けることができるよう働きかけます。また、仲間の良さや頑張りに目を向け、それを伝え合うことをとおして、成長の喜びを分かち合うことができるように活動を展開します。

私たち大人は子どもの成長を願うがあまりに,課題や改善策ばかりを伝え、急がせてしまいがちです。また、大人が良さや頑張りを伝えたつもりでも、実際に子どもたちは、それを実感できずにいることがあります。

さて、今日は砂フェスがあります。子どもたちの姿をぜひご覧ください。9時半から会場の体育館に入れます。

また、2月24日の午後には『砂まつ』(砂子まつりの略称)を6年生が行い、在校生や保護者だけでなく、地域の方々もお招きします。

来月の卒業式には門真市全体で在校生と地域の方々は参加しないことになりました。

そこで6年生の子どもたちが保護者の方々だけでなく、地域の方々も招こうというのが『砂まつ』の目的です。

様々なコーナーを作り、門真市子ども未来応援チームの方々の助言を受けながら、企画立案から実施まで取り組んでいきます。仲間と力を合わせて、パソコンを使ったり、手書きの資料を作ったりしながら、その活動を5年生以下の子どもたちにも見せて、良いモデルとなれるよう6年生には頑張ってもらおうと考えています。

授業で学んだことやICT機器の活用方法、仲間と切磋琢磨してアイデアを絞り出す力など、ふだんの学びから培った(つちかった)力をつないで、自主的に活動できる力を育てることに3学期の残り2ヶ月でチャレンジして行きます。

*本日、お子様をとおして「学校通信『すなごだより第36号』」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんになれます。

*給食日めくりカレンダーを下に載せておきます。私はこれが大好きで、ここから様々な豆知識を取り入れています。

給食日めくりカレンダー(2月)(PDFファイル:2.4MB)

 

1月31日(火曜日)

1月いく

ちがつ く(ぬ)

がつ げる

んがつ

という言葉があります。言葉の語呂合わせですが、1月から3月がいかに早く時がたつように感じるかということを表しています。

日本は4月が新年度なので、ちょうど3学期にあたるこの時期は1年のまとめ、進学・進級に向けた準備、そして別れなどもあり、短く感じるのかもしれません。(2月は実際に短いですね)

いよいよ今日で1月も終わりです。明日からが1年で最も短い2月。今年度も残すところ、2月と3月だけとなりました。子どもたちには一日一日をだいじにしてほしいと思います。私たちも一日一日を大切にしていきます。

*2月給食だより、絵献立、献立表を「お知らせ」のコーナーに掲載していますので、ごらんください。

 

保護者の皆様にお願いです

 

全国ニュースなどでも報道されていますが、子どもたちの心を脅かすファックスが全国各地の大学・高校・小中学校など、多くの学校に来ています。門真警察や市教委の青パト巡回だけでなく、学校としても見回りなど行いますが、お家に帰ってからはお子様の一人での外出などは、できるかぎりさけるなど、保護者の皆様方の協力をくれぐれもよろしくお願い申し上げます

 

1月30日(月曜日)

砂フェス 2月1日 1・2時間目

明後日の1日(水曜日)は砂子小学校恒例の多文化行事『砂フェス』を久しぶりに参加者有りという形で行います。

練習時間が少なくて、見栄えの良いものはできませんが、各学年などから『多文化』にかかわる演目に子どもたちは仲間と力を合わせて精一杯に発表してくれます。(下プログラムを参照してください)

お時間のある保護者の皆様方は体育館までお越しください。なお、名札や履き物はご自分で用意してください。

 

1月27日(金曜日)

保護者の皆様にお願いです

ミマモルメでもお知らせしているところですが、このところ連日で子どもたちの心を脅かすファックスが大阪府内多くの学校に来ています。門真警察や市教委の青パト巡回だけでなく、学校としても見回りなど行いますが、お家に帰ってからは保護者の皆様方の協力をくれぐれもよろしくお願い申し上げます!放課後や明日、明後日の休日も、お子様の一人での外出などは、できるかぎりさけるようお願い申し上げます。

 

何をどう褒めるか? 本校スクールカウンセラーより

本校に10月から定期的に来てもらっているスクールカウンセラーの山﨑さんが、「何をどう褒めるか」というタイトルで書かれた内容を以下に裕介したいと思います。結果だけを見ず、そこに至る過程や努力に目を向けることの大切さが書かれています。

 

~「褒める」 ことは、子どもに自信を与え、やる気を引き出すためにとても大切です。しかし、「褒める」 ということは 「プレッシャー」 を与えることにもなります。善かれと思って褒めたつもりでも、子どもにとってマイナスに伝わってしまうこともあります。

米国スタンフォード大学教授で社会心理学の第一人者、キャロル・ドゥエック博士(1941~ )は 「能力を褒めると子どもの知的能力が下がり、努力を褒めると子どもの知的能力が上がる」 という研究結果を発表しました。

「能力(頭がいい、賢い、センスがあるなど)」 を褒められた子どもは「自分は能力があるのか?」「有能に見えるだろうか?」という事への関心が強くなり、周りからそのように認めてもらおうと振る舞うようになります。そして、上手くいかなかった時には、「能力がなかったのか?」と落ち込むようになります。その結果、失敗を恐れ、困難な課題を回避するようになります。

それに対し、 「努力」 や 「がんばり」 を褒められた子どもは、失敗を恐れず難しい課題にどんどん挑戦するようになります。そして、自身の能力に磨きをかけていきます。

また、私が見る限りにおいても、「出来たか?」 「出来なかったか?」 という結果のみで評価され続けている子どもたちは、「出来」 「不出来」で一喜一憂するようになり、失敗を過度に恐れるようになる傾向がある様に思います。「出来たこと」を褒めるのも大切ですが、結果がどうであれ、地道に取り組んだ姿も見落としてはならないと思っています。

まずは、子どもの頑張りを認めてあげましょう。努力することの尊さに気づけば、子どもは失敗を恐れず難しいことにどんどん挑戦するようになります。結果は後からついてくるものです。~

(参考文献)

キャロル・ドゥエック著、今西康子訳『マインドセット:「やればできる!」の心理学』 草思社(2016年) 原題:「MINDSET  The New Psychology of Success 」

 

1月26日(木曜日)

ダグラス・マッカーサー

というアメリカ人がいました。日本は太平洋戦争で負けてアメリカに占領されていましたが、その時の最高司令官だった人です。

マッカーサーは1880年の今日、1月26日に生まれました。1964年に84歳で亡くなりましたが、波瀾万丈の生涯でした。

そのマッカーサーの残した言葉で最も有名なものの一つが下の言葉です。

老兵は死なず、ただ消え去るのみ

Old soldiers never die, they simply fade away

人の引き際としては、深みのある言葉だと思います。

1月25日(水曜日) 10時50分

本日、集団下校します!

先ほど、門真市教育委員会より以下「 」内のとおり情報提供がありました。

「本日(1月25日)、大阪府内多くの市町村立中学校に対して、子どもに危害を加える旨の内容の脅迫ファックスが届いており、本市の中学校にも同様のものが届いています。門真警察とも連携を行い、特に学校周辺のパトロールを強化して頂きます。また、市教委としましても、青パトによる巡回を実施するともに、キッズサポーター登録者へも子ども見守りを依頼し、児童生徒の安全確保に努めます。」

 

本校においては以下の対応をしますので、ご家庭におかれましても、一人での外出は控えるなど、声掛けをお願いします。

○本日の授業は水曜日の通常通り5時間授業で終了します。

○来校者への声掛けや保護者証の確認等による安全管理を徹底します。

本日だけ2時40分から集団下校します。放課後児童クラブの子どもたちは児童クラブに行きます。

 

今日の給食はな~に

今日は本校の栄養士さんが書いた記事を掲載します。

 

~「今日の給食はな~に?」と子どもたちが毎日聞いてきます。

食べることに興味を持ち、またそれを楽しみにしてもらえることは本当にうれしいです。「砂子小学校の子どもたちは残さずしっかり食べます」と時々このページでお知らせしていましたが、3学期に入ってからもよく食べ『完食・残食ゼロ』の日が続いています。

好きなメニューはもちろんのこと、少し苦手かな?と思うおかずもしっかり食べてくれます。寒くなるこの季節は特に牛乳の残が出やすくなりますが、これまたきれいに飲んできます。

教室で食べている姿を見ていると4月当初に比べ『時間内に1人分の量が食べられるようになったこと』が大きな成長だと思います。

保護者のみなさま、毎週給食エプロンを洗濯していただきありがとうございます。子どもたちはきれいなエプロンを着て給食当番をしています。ひじまで服をまくりあげ手洗いをし、給食室の前では手指のアルコール消毒をしています。帽子もきれいにかぶっています(前髪も入れますし、長い人はくくっています)。

「おかずに髪の毛が入っていたらどうする?」と子どもたちに話をすると「どうしたら入らなくなるんやろ?」と自分たちで考え自主的に行動に移してくれました。『衛生』は給食室の中はもちろんのことですが、学校全体で考え行動することで

「安心で安全な給食」

につながっていくと思います。

子どもたちは「いただきます、ごちそうさまでした」と笑顔で目を見ながら感謝の気持ちを伝えてくれます。これからもその姿勢を大切にし、病気にならないようしっかり給食を食べ、健康な体で3学期も過ごしてもらえるように、給食室からも応援していきます。~

1月24日(火曜日)

寒波襲来(かんぱしゅうらい)

今日から数日間、大変な寒波が太平洋側も襲うとのニュースが流れています。

明日25日(水曜日)頃が寒気のピークとなり、十年に一度の強さのレベルの寒気が流れ込む見込みです。今後3日間は、西日本から北日本の広範囲で雪が降り、太平洋側の平地でも大雪となるおそれがあるため、警戒が必要です。

大阪は雪が降らないので有名ですが、さすがに今日から3日間は最低気温が氷点下の予想で、雪が舞うかも知れず、また、道が凍る恐れもあります。登校時に滑って転んだりしないよう、足元をしっかりと見て歩くようご家庭でもご指導ください。

さらに、寒波の時には「非常に強い風」が吹くおそれがあります。屋根瓦や看板が落下したり、標識が曲がったり、自転車に乗っているとよろめいたりと危険がいっぱいです。こうしたことについてもお子様とよく話し合って安全第一意識を持たせてください。ご協力よろしくお願いします。

 

1月23日(月曜日)

新型コロナウイルス五類へ

先週、首相は新型コロナの位置づけを、原則として今年の春に、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方向で検討を進めるよう、厚生労働大臣らに指示しました。

さて、感染症法という法律があります。正式名称は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」といい、「感染症の発生を予防し、及びそのまん延の防止を図り、もって公衆衛生の向上及び増進を図ること」(第1条)を目的と定め、病原体を感染力の強さや症状の重さなど、危険度に応じて五つの類型(1~5類)に分けています。

1類はエボラ出血熱やペスト、2類は結核やSARS(重症急性呼吸器症候群)、3類はコレラや腸チフス、4類は黄熱や鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9以外)、5類は季節性インフルエンザなどが該当します。

現在、新型コロナウイルスはこの法律の『新型インフルエンザ等感染症』に類別されていて、

1.外出自粛の要請

2.入院勧告

3.就業規制

4.無症状者への適用

5.健康状態の報告

6.感染者の全数把握

という六つの措置が取られます。

1類のエボラ出血熱ですら、2.3.4.6.の四つの措置と決められていますから、危険度で言えば1類以上の類別されているのです。

このように法律上は非常に危険なウイルスとなっているにもかかわらず、この3年間で、待機期間が短くなったり、全数把握をやめたり、マスクを外すよう周知されたりと、どんどん緩和されてきました。その狭間で学校現場としては、非常に苦悩してきたことは事実です。

さて、今年の春と具体的に何月頃なのか、五類になっても特別な措置があるのか、マスクはどうするのか等々、国の動きを注視していきたいと思います。

*本日、お子様をとおして、『すなごだより第35号』をお配りします。ホームページ『学校通信すなごだより』のコーナーでもご覧いただけます。
*2月8日水曜日に『砂フェス』を開催します。新型コロナウイルスレッドステージ発令中ですが、保護者の参観を可能といたします。くわしくは、『すなごだより第35号』をご覧ください。

 

1月20日(金曜日)

10日間に垣間(かいま)見たこと

10日の始業式から早くも10日がたちました。この間に私が垣間見たことをいくつか紹介します。

  • 10日のことです。1階廊下の水道蛇口から水がポタポタ落ちていたのを見た子どもがしっかりと蛇口を閉め、他の蛇口も締まっているか確認していました。
  • 13日のことです。ある教室の授業を見た時です。隣の子どもが消しゴムを忘れているのを見て、こっそりと机に置いてあげている子どもがいました。
  • 17日のことです。図書室である子どもたちが本のあるページが折れ曲がっているのを見て、丁寧に直していました。他にもそんな本がないか探していました。
  • 18日の朝のことです。階段に貼ってある友だちが作った新聞が床に落ちているのを見て、汚れをさっとふき取り、貼りなおしている子どもがいました。

このような姿を見ると、心がほのぼのしてきます。小さなことかも知れませんが、こうしたことの積み重ねが自分や他の人の心を豊かにし、人生を豊かにしてくれるのだと思うのです。

 

1月19日(木曜日)

つながりを大切に

3学期は4月からの進学、進級に備えて、しっかりと力をつける時期です。学力をつけることがもとより、人とつながる力をつけることも大切です。今、子どもたちには『人と人とがつながる』とはどういうことなのかということを深く考えてほしいと思います。

人と人とが向き合っていく時にトラブルは必ずあります。けれども、それを解決し、そのことをとおして、むしろより豊かで深いつながりをつくっていける人に育ってほしい、お互いの良いところも不十分なところも丸ごと受け止められるような懐(ふところ)の深さを持った人間に成長していってほしいと願っています。

その際にキーワードとなるのが『相手を認める』ということではないでしょうか。保護者のみなさん方も『相手を認める』ことの大切さや『相手を認めて初めて自分も認められる』ということ、それが人と豊かにつながることになるのだと、子どもたちにうんとたくさん語っていただけたら幸いです。

 

1月18日(水曜日)

3の原則

本校ではキャリア教育の一環として、地域の方々、大学生、役所の方々、劇団の方、大学の先生など、様々な大人の方々に来校いただき、子どもたちと触れ合っていただいています。

先日は、来月に2年生の学習でゲストティーチャーとして来ていただく河合さんという方のところに打ち合わせに行きました。河合さんは私が教育委員会在籍時にお世話になった方で、環境事業部長やこども未来部長、企画財政部長などを歴任された方で、今は門真市医師会の事務局におられます。2年生に環境の学習をお願いするために伺ったところ、すでに学習資料として視聴覚教材を作成してくれており、感激しました。

河合さんは役所を定年退職される際に本を書かれており、私もいただいたのですが、その中に「3の原則」というタイトルの文章があります。下のように書かれてある部分があり、私もまったくその通りだと思うので、抜き出します。

~どんな厳しい職場でも、3日間勤めることができれば、あと3週間がんばれる。3週間がんばれたら、3カ月がんばれる。3ヶ月がんばれたら、3年は働ける。~

この言葉は、私が8年前に門真はすはな中学校長になった時、直接、河合さんから言われた言葉でもあります。私は元小学校の教師ですから、中学校現場を全く知らないにもかかわらず、中学校長を拝命して、正直悩んでいた時のことでした。

この言葉を大切にして、仕事に弾みをつけて何とか校長職をやり終えたものです。

3年生から社会科の授業が始まります。2年生の子どもたちに3学期のうちに社会に対する興味関心を持ってほしいと思い、来月、河合さんを招きます。

*本日、お子様をとおして「小学校、中学校における教育活動について(第23版)」及び「やさしい日本語版」をお配りします。下にも載せておきますので、よくお読みくださいますようお願い申し上げます

小学校、中学校における教育活動について 第23版(令和5(2023)年1月18日 門真市教育委員会)(PDFファイル:168.5KB)

同上やさしい日本語版(PDFファイル:137KB)

 

1月17日(火曜日)

あれから28年…

1995年1月17日に神戸や淡路島を大地震が襲いました。

阪神淡路大震災です。

私は門真にいて震度は4でしたが、それでも、早朝、大きな揺れで目が覚め、横で寝ていた当時5歳の娘を隣の部屋まで抱いて出たことを思い出します。そういえば、あの日も今日と同じ火曜日でした。

前日の夜、押し入れの中から変な音がずっとするので、ネズミかな?と思い、何度も探しましたが見つからず、娘が被っていたネズミの帽子が出てきて、ちょっと笑ってしまったことも思い出しますが、今から考えると震災の予兆だったのかもしれません。

親戚や知人で被災した人も多くいて、知人のマンションに転居の応援に行ったときは、その壊れ方に大きなショックを受けたものです。

あれから、28年がたちました。天災は忘れた頃にやってくると言います。

先週の金曜日には地震避難訓練を行いました。大勢の貴重な命が奪われてしまったことを忘れず、備えなければなりません。

 

1月16日(月曜日)

豊臣秀吉のイメージ

またまた歴史のことを書きます。好きなもので…

2学期のことですが、6年生2クラスで織田信長や豊臣秀吉の時代について授業をしました。その時、信長の性格を表す例えとして『鳴かぬなら 殺してしまえ ほとごぎす』、秀吉を表す例えとして『鳴かぬなら 鳴かせてみよう ほとごぎす』といった有名な句があることを紹介し、信長は恐怖を抱かせる人物ですが、秀吉はユーモアがあり、なんでもやってみる人物というイメージだと教えました。

しかし、兵庫県たつの市立龍野歴史文化資料館によると、

秀吉から家臣に宛てた手紙に下のようなことが書かれてあるそうなのです。

「秀吉の御意(ぎょい)に違(たが)う候輩(ともがら)、信長の時の如く少々拘(かか)え候(そうら)へとも苦しからずと空だのみし許容においては、かたがた曲事(くせごと)たるべく候(そうろう)」

意味は、この秀吉の意思に背く者どもを信長の時代のようにかくまっても許されると思い込んでいると処分するぞ!というもので、かつての主人であり、比叡山(ひえいざん)を焼き討ちするような恐ろしさを持つ、あの織田信長を呼び捨てにしたうえ、「俺の天下は信長の時代のように甘くないぞ」とすごみも利かせているところです。

剽軽者(ひょうきんもの)のイメージのある秀吉ですが、信長より怖かったとは…。

*本日、お子様をとおして「すなごだより第34号」をお配りします。ホームページ『学校通信すなごだより』のコーナーでもごらんになれます。

 

1月13日(金曜日)

大学入試

今から44年前の1979年(昭和54年)の今日(1月13日)国公立大学入試で初の共通一次試験が実施されました。それまでは、個別の大学の入試を受けに行くのが当たり前でしたが、共通一次試験を経ないかぎり、国公立大学は受けられなくなりました。しかもいわゆる5教科全ての分野の試験を受けなければならず、私も1981年(昭和56年)の1月にこの試験を受けましたが、苦手な数学や理科関連には本当にまいりました…。

今も「大学入学共通テスト」という名称に変わりましたが、続けられており、明日14日と明後日15日の2日間にわたって行われます。

さて、大学は学問をする場です。大学生だった私はそんなことを意識もせず、無為な4年間を過ごしてしまいましたが、今から受験するに人たちには合格はゴールではなくスタートだということ、自分という人間の基盤となる知識や教養は大学生という社会に出る前の最後のモラトリアム(社会的責任や義務が猶予されている青年の時期)に学問を修めることに力を尽くしてほしいと思います。

 

1月12日(木曜日)

戦国時代の逸話

私は歴史が好きです。特に戦国時代の逸話が好きで、あの厳しい生存競争社会の中で人間がどう生きたのか、今に通じる世のあるべき道筋を知ることができます。

さて、

敵に塩を送る

という諺があります。

敵の弱みにつけこまず、逆にその苦境から救うという意味ですが、これも戦国時代の逸話に由来しているとのことです。

甲斐(今の山梨県)の武将・武田信玄(たけだしんげん)と越後(今の新潟県)の武将・上杉謙信(うえすぎけんしん)は何度となく戦いを繰り広げていたことは有名です。
さて、武田氏の甲斐は海がなく、東海地方から塩を手に入れていましたが、東海地方の武将・今川氏真(いまがわうじざね)は関東地方の武将・北条氏康(ほうじょううじやす)と相談して、武田領への塩の販売を禁止してしまいます。

塩を絶たれ、武田氏が困っていたことを知った上杉謙信は、敵方にも関わらず越後の塩を送ったのです。

『我々の争いは、武力の争いであって、人々が困るような生活必需品の争いではない』という意味の手紙を添えて。

この出来事は戦国時代の真っ只中、永禄11年(1568年)1月11日のことだそうで、昨日は『塩の日』でした。

 

1月11日(水曜日)

今が青春

あるニュースで、92歳の現役フィギュアスケーターのことを知りました。

競技歴83年を誇る伝説のフィギュアスケーター浅野千江子さんという方です。宮城県は仙台市に住んでおられ、練習に励み、大会にも挑んでおられるとのこと。

また、すごいことに、あのプロスケーター羽生結弦が小学生だった頃に手作りのお菓子を渡して激励し、同じリンクを滑ったのだそうです。

記事には

〜何千回、何万回滑ってもやっぱり楽しい。スケートは人生を華やかにしてくれる〜

〜「今が青春」とばかりに声を弾ませた〜

〜舞姫には夢がある。「1年でも長くスケートを続けること。そして、かなわないかもしれないけど、羽生君と再びリンクに立つこと」〜

とありました。

夢を持って何かを続けること、そして、それを楽しむということが、年齢などに関係なく、人の体や心を瑞々しくするんだなぁと感じました。

*本日、お子様をとおして「保健だより1月号」をお配りします。ホームページ「お知らせ」のコーナーでもごらんいただけます。

 

1月10日(火曜日)

その一言で

 

その一言で、励まされ その一言で、夢を持ち

その一言で、腹が立ち その一言で、がっかりし

その一言で、泣かされる ほんのわずかな一言が

不思議な大きな力を持つ ほんのちょっとの一言で

 

この詩は、高橋系吾さんという方が作った詩です。高橋さんは、1910年(明治43年)に新潟で生まれ、小学校の先生をしていました。太平洋戦争後には、幼児教育の大切さを実感し、同時珍しかった幼稚園を東京につくった人物です。

さて、私は教育委員会にいる時に幼児教育の担当をしていたことがあるのですが、幼児教育の五つの領域のうち一つは『言葉』であり、幼児期から大切に育てなければならない力と言われています。

人間の言葉は、無限の可能性と、大きな力を持っています。使い方によっては、宝石よりも貴重な物にもなるし、人の心を大きく傷つける凶器にもなりうるのです。

たった一言の言葉のかけかたしだいで、一人の人間が大きくはばたいたり、逆に挫折したりするのです。

言葉とは、不思議な力を持った魔法の杖のようなものです。

現代の言葉に溢れた社会の中で、どんな『一言』出会い、その不思議な力で自分が、そして仲間が、どのように変わっていくのか、子どもたちにはそんなことを楽しみつつ生きていってほしいものです。

*本日、お子様をとおして学校通信『すなごだより第33号』をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」でもごらんいただけます。

*明日から給食が始まります。ホームページ「お知らせ」のコーナーに「1月 給食日めくりカレンダー」を載せていますので、ごらんください。

 

1月6日(金曜日)

安全・安心

「いってきます!」と元気に学校へ出かけた子どもが「ただいま!」と笑顔で帰宅する。当たり前の風景かもしれません。

しかし、元気に子どもを帰宅させるということは、私だけでなくすべての教職員が最も願っていることです。
今日の学校生活への期待と希望を胸に出かけ、満足感や達成感、そして自身の成長の実感を胸に帰ってくる。そんな子どもの姿が理想です。

その理想を実現するためには、もちろん様々な取組が必要です。誰もが安心できる居場所(学校・学級など)づくり、授業改善、健康・体力づくり、学習習慣の定着、学校・家庭・地域の連携、情報発信と受信、道徳教育の充実、主体性やコミュニケーション力の育み、まだまだ他にもたくさんあります。しかし、前提となるのは「安全・安心」ではないかといつも考えています。

来週明けから、再び子どもたちが学校に帰ってきます。

安全だから安心できる。だから仲間とのびのびと過ごせる学び舎。そして、そこでの学びを様々な場所で活かせる。そんな学びのサイクルをみんなで創って行きます。

 

1月5日(木曜日)

なかま

『なかま』という言葉が好きです。

漢字では『仲間』と書きますが、『仲』は「にんべん」に「中」という字からできていて、『間』は「あいだ」という字です。

さて、学級で、学年で、そして学校で、あるいは職場で一緒にいるというだけで『仲間』とは呼べません。

人の中へ入って、人の間に入って、ときには仲良くなれない人をうまくつないだり、またあるときには遠ざけたり、ひどいことをしようとしている間へ勇気を持って入り、「人を傷つけることはやめよう」と訴えたり…そんなことができてこそ、はじめて『仲間』と言えるのではないでしょうか。

来週から始まる三学期も他の人が困っていることを見つけ、人と人の間に入ってつながりをつくるような『仲間づくり』が行える取組を増やしていきます。

 

1月4日(水曜日)

掉尾(ちょうび)を飾る

という言葉があります。

「掉尾(ちょうび」とは、 物事が最後になって勢いの盛んになることで、「掉尾を飾る」 とは、物事の最後を立派にしめくくることをさします。

来週から始まる三学期は、1年の締めくくりの期間です。進級・進学を迎える4月まで、あと3ヶ月たらず。この時期は次年度に向けて力をためる時期でもあります。

私たち教職員は『チームすなご』として全力で進み、子どもたちとともに掉尾を飾る三学期にします!

 

令和5(2023)年1月1日(日曜日)

新年 あけまして おめでとうございます

いよいよ新しい年 令和5(2023)年がやってきました。天気は晴れ、屋上から見る夜明けの光景から砂子小学校にとって、穏やかな1年の幕開けを感じました。

昨年の干支はトラでした。猛虎伏草(もうこふくそう)という言葉もあり、何かの事を成す前に伏せながら力をためているという意味だと私は思います、また、今年はウサギ年ですから、大きくジャンプする年だとも思っています。

砂子小学校の子どもたちをはじめ、砂子小学校にかかわるすべての方々が、昨年、体にしっかりと蓄積したパワーを原動力として、今年、大きく跳躍されることを祈ります。

そして何より、砂子小学校の子どもたちにとって健やかな1年になることを祈ります。

令和5(2023)年も砂子小学校への応援をよろしくお願い申し上げます。

 

令和5(2023)年元日元旦

校長 満永 誠一

12月28日(水曜日)

仕事納め

今日は、大阪府も門真市も仕事納めの日となります。

この校長雑記1月1日付けの記事に

〜快晴の朝です。いよいよ新しい年令和4(2022)年がやってきました。砂子小学校の子どもたちをはじめ、砂子小学校にかかわるすべての方々にとって良い1年になることを祈ります。また、これからの1年間も砂子小学校への応援をよろしくお願い申し上げます〜

と書いて、早くも1年近くがたち、本当に時のたつはやさに驚いています。

一日一日を大切にしないと後悔すると強く思うよにもなりました。

今年も保護者の皆様や地域や皆様には本当にお世話になりました。心からお礼を述べます。

さて、明日から1月3日までの6日間は年末年始休暇ということで、学校も府庁や市役所と同様に閉庁となります。緊急の連絡がおありの時は、以下の電話番号にご連絡ください。

門真市役所宿直室 06-6902-1231

学校携帯電話(教頭杉江)080-3492-2672

12月27日(火曜日)

ヨハネス・ケプラーの言葉

ケプラーは、1571年12月27日にドイツで生まれた天文学者です。天体の運行法則に関する「ケプラーの法則」(高校の物理で学びますが、地球は太陽の周りを楕円に回っているという第一法則から、万有引力に関わる第三法則まであります。この万有引力というのは、すごい法則で全ての物理学の基礎といっても過言ではありません)を唱えたことでよく知られています。

1571年といえば織田信長が敵対する比叡山延暦寺を焼き討ちにした年ですから、戦国時代の真っただ中です。そんな時にケプラーは惑星の動きを研究していたわけです。

このケプラーが良い言葉を残しています。

「悦びは人生の要素であり、人生の欲求であり、人生の力であり、人生の価値である」

 

12月26日(月曜日)

タコと温暖化

クリスマスも終わり、お正月も間近です。♪お正月には凧(たこ)あげて〜♪

という古い歌もありますが、今日は生き物のタコの話です。

タコといえば足は8本です。

しかし、瀬戸内海、特に岡山県近海のあちらこちらで、数年前から、足が7本とか6本、5本のタコが近年では水揚げ量の半分以上を占める日もあるのだそうです。
専門家は地球温暖化などの影響で増えた魚(水温上昇でハモやマダイが増えています))に食べられる“食害”や、餌不足(カニや貝が減っている)による共食いの可能性を指摘しています。

人間が大きな原因になっていると言われる地球温暖化は様々な影響を様々なところに与えています。

このままで良いわけがありません。何をすることが大切なのか。子どもたちとともに考えていきたいと思います。

12月23日(金曜日)

2学期も終わりです

砂子小学校のみなさんへ

今日は2学期終業式です。とても暑い中で始まった長い2学期も今日で終わりです。明日からは17日間にわたるいつもより長い冬休みが始まります。宿題もしっかりとやりながら、楽しく過ごしてください。それから、この冬休み中も感染予防に気をつけてください。また、夜ふかしやゲームのし過ぎなどで体調をこわさないようにしましょう。体に気をつけながら、楽しい良い冬休みにしてください!

そして、3学期の始業式には全員が元気に集まってください!

1年生のみなさんは、自分の考えを正しくきちんとほかの人に伝えることがうまくなってきましたね。教室に行くと、「校長先生!」と笑顔であたたかく迎えてくれたこともうれしかったよ。

2年生のみなさんも教室に行くと、「校長先生!」と明るく迎えてくれます。この前はいっしょに九九の勉強もしましたね。何でもしっかり覚えようと努力している姿がとてもいいですね。

3年生のみなさん、ローマ字の勉強を一緒にしましたね。むずかしかったと思いますが、一生けんめいにノートや黒板に書いてくれましたね。また、キックベースをやったのも楽しかったですよ。

4年生のみなさん、校外学習でいっしょに環境センターに行ったり、市民プラザに行ったりしましたね。また、合同遠足で1年生から3年生までをリードしていた姿はとても立派でしたよ。

5年生のみなさん、SNSの授業に行ったとき、いろいろな意見を言ってくれましたね。また、自分の考えもしっかりと書いてくれて、頼もしく思いましたよ。来年は最上級生となりますね。おおいに期待していますよ。

6年生のみなさん、様々な提案ありがとう。おかげで砂子小学校はいっそう明るく楽しい学校になったと思っています。感謝します。また、低学年の子どもたちを大切にし、楽しませようとしている姿にも感動しました。小学校生活も残りわずかですから、みんなの力で良い3学期にしましょうね。3月17日(金曜日)のみなさんに卒業証書を渡すのが楽しみです。

少しの間、みなさんの顔が見られないのはさびしいものです。それは、教頭先生をはじめ砂子小学校にいるみんなが同じ気持ちです。この冬休みに病気をしたり、ケガをしたりしないように気をつけてください。そして、必ず1月10日(火曜日)の始業式の日には元気に学校に来てください。待っています!

 

保護者・地域の皆様

2学期も終わりました。これまで、運動会、オープンスクール、マラソン大会などでは、大勢の方々にご来校いただき、子どもたちを見守っていただくことができました。やはり、保護者の皆様の眼差しは子どもたちにとって大きな励みとなります。今年も至らぬ点も多々ありましたが、ご理解とご支援をいただき誠にありがとうございました。また、PTA本部役員の方をはじめ実行委員の皆様にも心から感謝申し上げます。

学校は私たち教職員だけでは絶対にうまく回りません。保護者の皆様のご協力があればこそ、子どもたちに良い教育を提供できる場となります。そうした意味でも砂子小学校の保護者の皆様は「『最高』です!」また、地域の方々には9月には校庭や溝の清掃、10月には祭りなど、子どもたちのためになることを多々やっていただきました。地域もまた「『最高』です!」

*学校通信すなごだより第32号をお子様をとおしてお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでも見られます。

*2学期中は休日以外は書き続けてきた『校長雑記』ですが、明日からの冬休み中は毎日更新ではなく、随時とさせていただきます。よろしくお願いします。

 

12月22日(木曜日)

自転車のヘルメット着用 来年4月から義務化

道路交通法の改正によって、2023年4月1日から全ての自転車利用者にヘルメットの着用が義務づけられることが決まったというニュースを見ました。すでに13歳未満の子どもについては、保護者に着用させる努力義務が課せられていますいが、対象が拡大されることになります。

警察庁によると、2017年~から2021年の4年間に自転車乗車中の事故で亡くなった2145人のうち、約6割の1237人は頭部に致命傷を負っていたそうです。また、死傷者数に占める死者の割合を示す「致死率」は、着用者が0・26%だったのに対し、非着用者は約2・2倍の0・59%だったそうです。

これを見ると、ヘルメットをしていれば助かった命がたくさんあったと言えます。

来年4月から全国一律に義務化することで一層の着用促進を図るとのことです。子どもたちへのご配慮をお願いします。

12月21日(水曜日)

昭和南海地震(しょうわなんかいじしん)

1946年(昭和21年)12月21日午前4時19分過ぎに紀伊半島の南端にある潮岬南方沖78キロメートル、深さ24キロメートルを震源としたマグニチュード8.0巨大地震が起きました。いわゆる南海トラフ地震で、南西日本一帯では地震動や津波によってきわめて大きな被害が発生しました。

当時、私の母は徳島県に住んでいて、寒い日の明け方、大きな地震が来て家の梁(はり)がミシミシ音を立て、かなり長時間揺れたので、とても怖かったと言っていました。

調べてみると徳島県では震度5だったようですが、高知測候所において記録された震動時間は約9分間で、特に激しく揺れた時間は1-2分前後だったようです。

海のプレートと陸のプレートの境界に位置する海溝沿いで発生する地震を、海溝型地震と呼びますが揺れが大きく長いのが特徴だと言われます。

これだけ長く揺れると、本当に恐ろしかったことでしょう。

母の住んでいた場所は山の中だったので、津波は来ませんでしたが、徳島県の沿岸部は海溝型地震につきものの津波によってものすごい被害を受けたとも言っていました。

あれから76年。

海溝型地震には周期があると言われます。南海地震はいつ来てもおかしくない状況です。今年も学校では、津波や洪水を想定して高いところに避難する垂直避難訓練を行いました。各ご家庭でも、いざというときには高いところに避難できるよう、今のうちから想定しておくことが大切だと思います。

12月20日(火曜日)

朝はいつでも新しい

今朝も寒いものの快晴です。空は高く澄んでいます。

昨日を生きてきた年月の長さは違っても、今日という日は誰もが初めて迎えます。「今日はどんな日になるのだろう!?」ワクワクするのが朝です。そんな朝が、気持ちの良いあいさつで始まると、さらに期待は膨らみます。

朝、校門に立っていて、子どもたちの元気な声が響くと、今日という一日が、いつも以上に楽しみな日になります。

「朝はいつでも新しい!」

12月19日(月曜日)

2学期も今週いっぱいです

長かった2学期も今週で終わります。猛暑の中で始まった2学期ですが、運動会や修学旅行、林間学校、合同遠足、オープンスクール、音楽鑑賞会、マラソン大会などなどど、行事も予定通り行うことができました。

これもPTAの役員の方々や保護者の皆様のご支援のおかげです。心の底から感謝いたします。

子どもたちが良い形で2学期を終えることができるよう、私たちも踏ん張ります。

引き続き、応援をよろしくお願いします。

12月16日(金曜日)

月日のたつのははやいもの

他愛もない小話から始めます。

~お月様とお日様と雷様が3人で旅をしました。同じ宿に泊まった3人は夜がふけるまで、お月様は「痩せたり太ったりするのも大変だ」とか、お日様は「毎日燃えるのもけっこう疲れる」とか、雷様は「近頃の子どもはへそを隠してくれない」とか、あれこれと積もる話をしました。

さて翌朝、雷様が目を覚ますと、となりに寝ていたお月様、お日様のふとんはもぬけの殻(から)です。

雷様が

「2人はどこへ行ったのだろう。」

と宿の主人に聞くと、

『お2人とも朝早く旅立たれましたよ。』

「えっ、なぜ?」

『昔から言うでしょう。月日のたつのは早いと。ところで、雷様はいつお立ちになりますか?』

すると、雷様

『夕立にします。』~

本当に月日がたつのははやいもので、23日の終業式まであとわずか1週間となりました。

子どもたちとともに一日一日を大切に過ごしたいと思います。

12月15日(木曜日)

見えないところで

田口信教(たぐちのぶたか)さんという水泳の金メダリストのお話です。

私が小学校4年生の時(1972年)に西ドイツ(現ドイツ)のミュンヘンで行われた夏季オリンピックに出た平泳ぎの日本代表選手です。「田口キック」と呼ばれる独特のキックをもって、100メートル平泳ぎで金メダルをとった光景を今でも思い浮かべることができます。

さて、この田口さんがこのようなことを言っています。

「オリンピックのファイナリストともなれば、だれが金メダルをとってもおかしくはないのです。実力の差はないのです。しかし、金メダルをとる人は、いつも金メダルをとるのです。8位になる人間はいつも8位なんです。実力差はないのに、不思議とこうなる。実力以外の何かが、そうさせるとしか考えられません。そこで、どうしたらこの『運』というものを身につけることができるのか考え、実践しました。そして、金メダルをとったのです。」

では、田口さんは、どのような実践をしたのでしょうか。

それは、良い選手というのは、善い人間とイコールなのだと考え、「人の見ていないところでこそ、自分が『善いこと』だと思ったことをやり切る」というものだったそうです。

オリンピック代表選手の合宿所でも、ふだんどおり、毎日、だれにも知られないように、合宿所の皿洗いを続けたそうです。それから、落ちているゴミもいつも拾ったそうです。困っている人にはさりげなく手を差し伸べる。努力している人を陰ながら応援する。たとえ、それがライバルであっても、そうしたのだそうです。

私などは人間ができていないので、自分が善い行いをした時には、だれかに知ってほしいと思います。人からほめられたらうれしいし、もしかすると、ご褒美がもらえるのではないかなどと思ってしまいます…。けれども、人は知らなくても、自分だけは知っています。自分が何かの役に立っていることを。人にやさしい行いをしたことを。それで良いのだと思います。

田口さんは『運』という言い方をしていますが、自分以外の目には見えない大きな何かが、認めてくれるのかもしれません。

 

12月14日(水曜日)

マラソン大会 12月15日 くわしくはすなごだより31号を!

明日15日はマラソン大会を行います。保護者の皆様の参観も可能です。

ただし、走る子どもたちの妨げになると、子どもたちがかわいそうですので、できるかぎり学校周辺から参観いただければありがたいです。(ただし、PTAの方々で協力をお願いしている方々は校内でご活動ください。)また、同じ理由で校内に自転車を置いていただくことはできません。ご理解とご協力をお願い申し上げます。

スタート時刻は全校一斉ではなく、

6年生:9時40分

5年生:9時50分

4年生:10時

3年生:10時10分

2年生:10時15分

1年生:10時20分

です。

天気予報によると、天気は晴れですが、最高気温は10度に届かないようで寒いです。しかし、寒さに負けず健康な体づくりの一環でもあり、久々の実施でもあります。お子様が元気に参加できるようご家庭での体調管理等、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

なお、お子様が体調不良などを訴えている場合は、無理せず見学させてくださいますよう重ねてお願い申し上げます。

12月13日(火曜日)

今年の漢字

今年も残りわずか、20日を切ってしまいました。

いろいろあった2022年ですが、この1年の世相を表す「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会)には「戦」が選ばれたそうです。

ロシアのウクライナ侵攻や、円安・物価高による生活上での「戦」い、スポーツでの熱「戦」・挑「戦」が注目されたことなどが理由とのこと。

「今年の漢字」は2022年で28回目を迎えるそうで、元号が令和になった19年は「令」、新型コロナウイルスが広がった20年は「密」、東京五輪・パラリンピックが開催された21年は「金」が選ばれています。

砂子小学校の子どもたちにとって、「今年の漢字」はいったい何でしょうか?

私は『笑』です。職員室でも先生たちの笑い声がよく聞こえます。教室からも聞こえます。笑いは元気のバロメーターだと思っています。

12月12日(月曜日)

世界中のこどもたちが

「世界中のこどもたちが」(作詞:新沢としひこ、作曲:中川ひろたか)という曲があります。

♪世界中の こどもたちが
いちどに 笑ったら
空も 笑うだろう
ラララ 海も 笑うだろう

世界中の こどもたちが
いちどに 泣いたら
空も 泣くだろう
ラララ 海も 泣くだろう

ひろげよう ぼくらの夢を
とどけよう ぼくらの声を
さかせよう ぼくらの花を
世界に 虹を かけよう

世界中の こどもたちが
いちどに 歌ったら
空も 歌うだろう
ラララ 海も 歌うだろう

ラララ ラララ ラララ

ひろげよう ぼくらの夢を
とどけよう ぼくらの声を
さかせよう ぼくらの花を
世界に 虹を かけよう

世界中の こどもたちが
いちどに 歌ったら
空も 歌うだろう
ラララ 海も 歌うだろう

世界中の こどもたちが
いちどに 歌ったら
空も 歌うだろう
ラララ 海も 歌うだろう♪

ウクライナでは、戦争により毎日子どものかけがえのない命が失われています。アフリカでも数多くの子どもたちが明日の命も知れない状況で暮らしています。日本でも、子どもが被害者になるような事件も数多く発生しています…

日本でも、世界でも子どもが泣かねばならないことがあまりにも多いのが現状です。

門真の小学校で最も人数は少ないものの、砂子小学校の子どもたちが一度に笑ったら、空も海も笑顔になることでしょう。もちろん私たち大人も笑うでしょう。そして、笑顔は虹の架け橋となって人と人とをつなげることでしょう。

いつの日か、日本中の、そして、世界中の子どもがみんな笑える日が来ることを祈ります。

砂子小学校が笑顔の発信基地になるよう、私たちは努めます。

12月9日(金曜日)

思春期の子どもと向き合うために

という文部科学省が編集した本があります。ここには、なるほどと思うことが多々書いてありますが、

この本は、思春期の特徴を次のように書いています。

・心も身体も大人ではないけれど、全くの子どもでもない

・言うことを聞かないのは、子どもの自立が始まった証拠

・この時期は、友だちの影響を受けやすい。

そして、この時期の子どもたちへの向き合うために、

1.原因探しをせず、行動や考え方のうらにあるものを見ようとすること

2.子どものおかれている状況を理解し、つらさや苦しみを聴き、受け入れようとすること

3.自分自身で解決できない問題やSOSのサインを出してきたとき、大人達が絶対守るというメッセージをだすこと

4.子どもたちが好きなことや学校や家庭内での役割などを通じて、小さな経験を積み重ねて自信を回復できるようにすることが大切です。

今や4年生の後半くらいから思春期に入ると言われています。あるスクールカウンセラーの方から、親に何でも話さなくなるが、それも成長のあかしと聞いたこともありますが、「あなたはかけがえのない大切な存在、だからいつも見守っているよ」というメッセージは常に伝え続けることも大事なことです。

学校としても思春期の特徴をしっかりと把握し、子どもたちの声なき声を拾いながら、ていねいに向き合っていきます。

 

12月8日(木曜日)

今日から個人懇談

今日から個人懇談が始まります。短時間ではありますが、お子様のこれからの健やかな成長のためになるよう、有意義なお話ができればと存じます。また、お話をとおして担任と保護者の連携を深めたいとも考えています。

なお、名札と履き物はご自分でご用意ください。入校後は1階廊下にある手指消毒スタンドにて消毒もお願いします。

 

太平洋戦争開戦の日

今から81年前の1941年の今日、日本海側がハワイ真珠湾のアメリカ太平洋艦隊に奇襲攻撃をかけ、その後、3年8ヶ月に渡る太平洋戦争が始まりました。

当時、真珠湾奇襲のラジオ放送を聞いた祖母は、その2年前に夫(私の祖父)が中国大陸で28歳の若さで戦死していたので、他の人たちのように喜べなかったと言っていたことを思い出します。

当時、祖母と父は北九州市の八幡(やはた 八幡製鉄所があったところです)に住んでいましたが、製鉄所を狙うB29爆撃機の空襲を何度も受けたと言っており、空襲の都度、幼かった父は押し入れに入って震えていたと聞きました。

戦時下にあるウクライナの子どもたちも、きっと震えているのでしょう。真珠湾奇襲の日に当たり、そんなことを思いました。

*本日、お子様をとおして『としょだより12月号』をお配りしますので、お読みください。なお、ホームページ『お知らせ』のコーナーにも載せています。

12月7日(水曜日)

本校事務職員の報告

砂子小学校の教育活動を考えるとき、予算の効率的な執行が最も重要なことです。その重積を担っているのが事務職員の木田さんです。

さて、すなご日記にも載せましたが、二学期から6年生が中心になって、砂子小学校のみんなが電気や水道の無駄を省く運動してくれています。

名称は『けしとめタイム』

その成果がかなり上がっていることを木田さんが以下に報告します。

 

〜昨今、様々な物の値段が上がっています。光熱水費も同様で学校の水事情、電気事情をどうするか、悩んでいたところ、この夏から6年生の子どもたちが先頭になって全校児童で節水、節電の取組を行おうと呼びかけてくれました。

こんなに積極的に資源利用に心を砕いて取り組んでくれるとは日ごろから本校が取り組んでいるSDGs教育の成果ここにありと、ありがたく思いながら電気・水道メーターの推移を見守っていましたところ、水道では9月に25立方メートル(25トン)、10月に100立方メートル(100トン)、11月に108立方メートル(108トン)も前年同月より減ったのです。一方、電気も9月に11kwh、10月には何と2476kwhも減りました。4人家族の一月あたりの平均使用電力量は400kwhと言われますから、昨年の10月に比べて6〜7世帯が1か月に使用する電力量を減らせたことになります。蛍光灯を省エネ高出力型に交換して、教室の電気使用量を削減していたこともありますが、子どもたちの努力の賜物でもあります。
学校が使用する水道や電気代は税金で賄われますから、門真市全体の役に立ったとも言えますし、その分、他の必要な物に回せることになります。

先日、このことを校長先生とともに6年生全員に伝えてきました。このような高い意識を砂子小学校の新しい伝統として、下級生にも引き継いでほしいものです。〜

p>12月6日(火曜日)

 

ごちそうさま!という言葉

12月に入ってから急に寒くなってきました。

カゼをひいてしまった人はいませんか?

病気にならないためには、やはりしっかり栄養を摂ることが大切です。ところで、学校での食事と言えば給食です。

本校の栄養士さんが、よく「砂子小学校の子どもたちは残さずしっかり食べていますね。」「いただきます とか、ごちそうさまという言葉をはっきり言えますね。」と言ってくれます。

残さず美味しくいただき、食器などを給食室に返しに行ったとき、「ごちそうさま!ありがとうございました!」と伝えられることはとても素晴らしいことなのです。

これからも、感謝の気持ちを家で、そして学校で、お家の人や調理員の皆さんに、「ごちそうさま!」と笑顔で相手の目を見ながら、明るい声で、さいごまではっきりと、としっかり伝える姿勢を大切にしてほしいと思っています。

『ごちそうさま!』

は、寒い中でも、料理をつくったくれた人の心を温める『魔法の言葉』です。

12月5日(月曜日)

知らんけど…

今月1日、今年の新語・流行語大賞が発表されました。そのトップテンの中に『知らんけど』が入っていました。その理由は知らんけど。(失礼な言い方お許しください。また、選ばれた理由を知っておられる方は教えてください)

確かに私も昔から知らず知らずに使ってしまっている言葉です。私だけでなく、亡くなった母もけっこう言っていました。巷間、関西人(ひとくくりにするのは良くないですが)がよく使うとも言われます。

知らないのなら言わないでほしいと叱られるかもしれませんが、断定することで相手を傷つけないための優しさ、または、自分の持っている狭い知識から生み出した結論だと正直に伝える謙虚さから来る言葉だと思います。

知らんけど。

12月2日(金曜日)

学校統合に向けて

一昨日、昨日と保護者の皆様にはお子様をとおして、教育委員会が発行している統合に関するニュースをお配りしたところです。

来年夏には脇田小学校児童との‟同居”し、再来年の令和6(2024)年度4月から砂子と脇田が統合して新しい小学校になります。新校の校名についても絞られてきました。

このように令和8(2026)年の新小中一貫校の開校に向けて、統合に向けた動きが進んでいます。保護者の皆様にはお配りしておりますが、この『校長雑記』にも門真市教育委員会からの最新のニュースを掲載しておきます。

『スクールツクールVOL6』のおもて面です。

『スクールツクールVOL6』のうら面です。

おなじく中国語版のおもてです。

中国語版の裏です。

『新しい学校づくり通信第7号』です。

同じく中国語版です。

『校名募集ちらしpart2』です。皆さんもご応募ください。

12月1日(木曜日)

師走(しわす)

今日から12月です。2022年も最後の月となりました。

本当に時の経つのははやいものです。

さて、12月の別称は『師走』といいますが、年末は忙しく、あわただしいことを表す言葉ですね。

この師走を使った俳句に次のようなものがあります。

 

いそがしく 時計の動く 師走哉(しわすかな) 正岡子規

梅さげた 我に師走の 人通り 与謝蕪村

世につれて 師走ぶりする 草家哉 小林一茶

 

以上、江戸期、明治期の俳人の句を三つ紹介しましたが、昔も今も、なぜか12月はあわただしいのですね。

しかし、師走とはいうものの、私たち教師は、一年のそして二学期の最後の月を地に足をつけてしっかりと子どもたちとともに歩んで行きます。

 

*四中校区にできる新たな小中一貫校に関する教育委員会からのお知らせ(昨日、お子様をとおしてお配りしています)をホームページ『お知らせ』のコーナーに載せています。ぜひともご覧ください。

 

11月30日(水曜日)

オープンスクール午後は1時35分からです

5時間目の開始を1時40分とお伝えしておりましたが、今年度から5時間目の開始を1時35分としており、間違って伝えてしまいました。申し訳ありませんでした。

午後は1時35分から5時間目を開始しますので、よろしくお願いいたします。

5時間目の開始時間

校時

時間

5時間目

午後1時35分~2時20分

6時間目

午後2時35分~3時20分

 

本日はオープンスクールの日です。

保護者の皆様のご来校をお待ちしております。ただし、微熱のある方、風邪の症状のある方はたいへん申し訳ありませんが、参観はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。また、名札や校内での履き物はご自分でご用意ください。

【参観できる時間】

≪6年生≫

1時間目~4時間目と5時間目・6時間目(6時間目はクラブ活動)

*6年生は1時間目に体育館で全校児童に対して修学旅行の報告会(平和報告会)を行います。6年生の保護者の方に限って参観していただいてもかまいません。

≪1年生から3年生≫

2時間目~4時間目と5時間目(6時間目はありません)

≪4年生・5年生≫

2時間目~4時間目と5時間目・6時間目(クラブ活動)

*1年生から5年生の子どもたちは、1時間目に6年生の平和報告会に参加します。したがって、参観できるのは2時間目からとなります。1年生から5年生の保護者の皆様にはご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

【おねがい】

4時間目終了後から5時間目開始(午後1時40分)までの給食時間や清掃時間は子どもたちが活動に集中できるよう参観はご遠慮ください。その間は、いったん学校の外でお時間を過ごしていただきますようご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

*4年生では、社会科で環境の学習を行いました(9月27日すなご日記参照)その一環で教頭先生が図工の時間に環境に関する絵を描かせて、門真市役所環境水道部のコンクールに応募したところ、本校児童の絵が1点選ばれ、門真市の収集車にプリントされました。くわしくは門真市役所ホームページのフォトニュースをごらんください。(下のURLをクリック)

https://www.city.kadoma.osaka.jp/soshiki/kankyosuidobu/2_1/2/2/2/21188.html
https://www.city.kadoma.osaka.jp/photonews/21202.html

 

11月29日(火曜日)

11月から12月へ

月日のたつのは本当に早いもので、明日で11月も終わりです。

この時期は『晩秋』といって物悲しい季節ですが、ものごとをじっくりと考えるにはふさわしい季節だったと思います。

私自身も考えることが多々ありました。

そんな11月も明日で終わり、あさってから12月、冬の始まりです。

12月の始まりに合わせたかのように、1日から急に寒くなるようです。

子どもたちには体調をくずさないよう注意しながらも、冬の寒さを体感して、四季『春夏秋冬』の最後の季節である冬を楽しんでほしいと思います。

*12月の給食日めくりカレンダーをホームページ『お知らせ』のコーナーに載せています。給食メニューに関する様々な豆知識も得られるおもしろい内容です。ぜひ、ごらんください。

 

先生の仕事

今日は、少し固いテーマです。先生の仕事と関わる給与について書きます。

先生(以下 教員)の給与は、『給特法(きゅうとくほう)』(公立の義務教育諸学校の教育職員の給与等に関する特別措置法)によって定められていて、残業手当はつかないかわりに給与の4%が最初から上乗せされています。

この4%という数字は、給特法がつくられた1971年頃の教員の平均残業時間が月8時間だったところから算出されているそうです。つまり、8時間分の残業代があらかじめ支給されているわけです。

ところが、今から6年前の2016年に文科省が日本中の教員の勤務実態調査を行ったところ、小学校では一人当たり57時間29分(2006年の調査では53時間16分)で、中学校では63時間20分(58時間06分)残業しているという結果が出ました。

これを受けて、月に45時間の残業(だいたい1日2時間程度でしょうか)を上限とするよう文科省から指針が出されました。現在、門真市では、教員の勤務時間は朝8時半から午後5時までなのですが、残業時間を1日2時間以内にするよう取り組んでいるところです…

そんな中、先日、給特法の見直しを検討するというニュースを見ました。

教員の仕事は未来ある子どもたちとしっかり向き合って、共に歩んでいく非常にやりがいのある仕事です。かけがえのない子どもたちの成長を見守る崇高な使命を帯びています。

だからこそ、今後、たくさんの若者に教員になりたいと思ってもらえることが大切です。本校にも学生ボランティアが何人も来てくれており、子どもたちと歩むことの素晴らしさを体感してもらっているところです。

今後、給特法の見直しなどの動きについても見守っていきたいと思います。

 

11月28日(月曜日)

オープンスクール 11月30日(水曜日)

あさって30日(水曜日)はオープンスクールです。保護者の皆様のご来校をお待ちしております。ただし、微熱のある方、風邪の症状のある方はたいへん申し訳ありませんが、参観はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。また、名札や校内での履き物はご自分でご用意ください。

 

【参観できる時間】

≪6年生≫

1時間目~4時間目と5時間目・6時間目(6時間目はクラブ活動)

*6年生は1時間目に体育館で全校児童に対して修学旅行の報告会(平和報告会)を行います。6年生の保護者の方に限って参観していただいてもかまいません。

≪1年生から3年生≫

2時間目~4時間目と5時間目(6時間目はありません)

≪4年生・5年生≫

2時間目~4時間目と5時間目・6時間目(クラブ活動)

*1年生から5年生の子どもたちは、1時間目に6年生の平和報告会に参加します。したがって、参観できるのは2時間目からとなります。1年生から5年生の保護者の皆様にはご理解とご協力をお願い申し上げます。

【おねがい】

4時間目終了後から5時間目開始(午後1時40分)までの給食時間や清掃時間は子どもたちが活動に集中できるよう参観はご遠慮ください。その間は、いったん学校の外でお時間を過ごしていただきますようご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

さて、11月も今日を入れて残り3日となりました。オープンスクールの翌日である木曜日からは12月です。

非常に暑い中で始まった二学期も今週を含めて4週間となりました。

これからの4週間、二学期をきちんと締めくくるためにも、仲間とともにしっかり学んでほしいと思います。

授業では自分の考えをしっかりと伝え、また、他の人の意見も丁寧に受けとめ、双方向のコミュニケーションを大切にする態度を身につけていくよう学校としても一層、力を尽くしていきます。

11月25日(金曜日)

学問のすゝめ

学校の歴史の授業で明治維新の時代を学ぶ際に必ず出てくるのが、福沢諭吉の書いた『学問のすゝめ』(學問ノスヽメがくもんのすすめ)です。

この本は1872年(明治5年2月)初編出版されました。1872年というと、明治維新から5年たち、日本に初めて小学校が誕生した年、日本で初めて鉄道が開通した年でもあり、当時は文明開化と言われて、社会が大きく変わった時期です。

天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり。

されども今廣く此人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、其有樣雲と坭との相違あるに似たるは何ぞや。

人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし。

から始まる、身分制制度を完全に否定して、人は生まれながらにして平等であると説いた『学問のすゝめ』は4年後の1876年(明治9年)の今日、11月25日に十七編出版を以って一応の完成をみたのですが、発行部数あわせて340万といわれ、当時の大ベストセラーとなりました。

長く続いた江戸時代には当たり前だった身分制度を”親の仇“とまで言った福沢諭吉の人間平等の考えが、当時の多くの人々の心をぐっと掴んだのでしょう。

 

おはなし給食

今、本校では、学校図書館司書の山下さんと栄養士の木下さんがコラボし、5・6年生の委員会のメンバーとともに、『おはなし給食』という取組を行っています。

下の写真のように、玄関ロビーに日付のついたポップがあり、今日の給食メニューと関連する本が紹介されています。また、同時に給食調理室でも衛生面に配慮しながら、同じ本を置いて、子どもたちの目に触れるようにしています。

人間にとって、非常に大切な『食』と知識の宝庫である『本』とのコラボにより、子どもたちの知・徳・体を育てていきたいと考えています。

また、昨日の給食中に図書委員会の子どもたちからも校内放送を行いました。

このように、今、全校の子どもたちの『食』『本』に関する興味関心を高めています!

 

*12月の給食献立に関する資料を下に載せておきますので、ごらんください。

12月の給食絵献立(PDFファイル:362.4KB)

12月の給食献立表(PDFファイル:174.8KB)

給食だより12月号(PDFファイル:478.1KB)

給食調理室の入口にメニューに関係する本と紹介ポップが!

『ルドルフとイッパイアッテナ』という本です。

今日のメニューのメモです。「シチューにラッキー人参(にんじん)が入ってるよ‼」とありますが、栄養士の木下さん、それってなんでしょうか?

玄関ロビーにも『ルドルフとイッパイアッテナ』の本と紹介のポップが置かれています。。

玄関ロビーにも『ルドルフとイッパイアッテナ』の本と紹介のポップが置かれています。。

玄関ロビーにも『ルドルフとイッパイアッテナ』の本と紹介のポップが置かれています。。

これが原稿

図書委員会の子どもたちのアナウンスが続いています。

とてもよくまとまっていて教室でもきれいに聞こえていました。 上手です!

こちらはその図書委員会のみんなからの放送をしっかりと聞きながら、そして探しながら給食をいただいている1年生の子どもの様子です。

さて、なにを探していたかおわかりですか?シチューの中に『ラッキー人参』が!(ネコ型シークレット人参ともいいます)

本と給食のコラボレーション、大成功です。

*ほけんだより第11号を本日、お子様をとおしてお配りしますので、ごらんください。

ほけんだより第11号(PDFファイル:858KB)

 

 

 

 

11月24日(木曜日)

義務教育

小学校と中学校は義務教育と言われますが、誰の義務なのかご存知でしょうか?

義務教育に関しては、日本国憲法(憲法は「最高法規」とされ、法律よりも格が上です)の第26条に次のように書かれています。

〜すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。〜

これを受けて、教育基本法という法律の第4条で

国民は、その保護する子女に、九年の普通教育を受けさせる義務を負う。

とあり、小中合わせて9年間の義務教育が定められているわけです。

また、これらの条文からもお分かりのとおり、保護する子どものいる国民、つまり、保護者の方々が子どもに「教育を受けさせる義務」を負っているということになります。そして、子どもは教育を受ける権利を持っているのです。

だからこそ、私たち義務教育に携わる教職員は保護者の方々と協力し合って、子どもの権利である教育をもっともっと良いものにしていかなければなりません。

保護者の皆様のさらなるご支援とご協力をお願いします。

11月22日(火曜日)

明日23日 学校はお休みです 勤労感謝の日

11月23日は勤労感謝の日といって、祝日となります(したがって、明日は学校はお休みです)これは、新嘗祭(にいなめさい)という行事にもとづいてできた祝日です。

「新」は新しくできた穀物、「嘗」は舌の上にのせて味をためすという意味とのことで、「新嘗」という言葉の意味が、様々な苦労を乗り越え、ようやく秋に収穫された穀物を神様に捧げ、その恵みに感謝し、口にすることを表しています。『日本書記』という古い書物に飛鳥時代(1400年ほど前です)には新嘗祭を行っていたと書いています。

今でも、私たちがおいしく食べ物をいただくことができるのも、台風や大雨、日照りや水不足、害虫や害獣などの被害を乗り越えながら、様々な食べ物を作って下さる方々、そしてそれを運ぶ方々などをはじめ、多くの人たちの働きがあるからこそです。

感謝

の気持ち、これは明日に限らず、いつも持ちたいものです。

*本日は1年生から4年生までに合同遠足です。遠足の様子は、ホームページ『すなご日記』に掲載します。

 

11月21日(月曜日)

明日22日は1年生・2年生・3年生・4年生の合同遠足です

明日は深北緑地まで、1年生から4年生までがそろって遠足に出かけます。天気予報は晴れ、気温も20度程度で遠足日和になりそうです。

1年生から4年生の子どもたちの保護者の皆様には、お弁当や水筒などをはじめ、ご準備をお願いします。また、遠足の様子は、明日のホームページ『すなご日記』でお伝えします。

なお、明日はあらかじめ1・2・3・4年生の給食は止めています。万が一、遠足が中止になり、通常授業を行う場合も給食は出せませんので、明日は必ずお弁当を持たせてください。

もちろん、5・6年生の給食はあります。

遠足についてのくわしいことは、10月24日(月曜日)付のホームページ『校長雑記』あるいは、11月8日(火曜日)にお配りした『学校通信すなごだより第29号』をごらんください。

11月19日(土曜日)

脇田小学校創立50周年記念式典

四中の上甲校長先生とともに、脇田小学校の50周年式典に参加して来ました。

三村校長、PTA会長、市長の挨拶のあと、これまでの50年を振り返るスライドが上映され、懐かしい思いがあふれてきました。

私は砂子小学校の前身の門真市立南小学校に通っていましたが、児童数が1,000人をはるかに超えてしまい、運動場狭しとプレハブ校舎が建っているありさまでした。

そして、私が4年生に上がるとき、脇田小学校と分離することになったわけです。1972年のことでした。4月になっても脇田小学校の校舎は完成しておらず、1学期の間は脇田小学校と南小学校の子どもたちが南小学校で"同居“していました。

2学期からは脇田小学校の子どもたちは新しい校舎に移って行きましたが、寂しい思いと新しい校舎に入れてうらやましい気持ちが入り混じっていたことを昨日のことのように思い出しました。

あれから、早くも半世紀がたち、校舎はかなり古くなり、来年の夏には脇田小学校の子どもたちがこの砂子小学校に来て再び"同居”します。そして、再来年4月には同じ小学校となります。まるで歴史をさかのぼるかのように。さらに4年後には門真市初の小中一貫校として、綺麗な校舎とともに新しい歴史が始まります。

卒業生として、このような場に校長として参画するとは当時は夢にも思いませんでしたが、光栄に思います。そんな、様々なことを感じた記念式典でした。

11月18日(金曜日)

9歳以下の子どもへの新型コロナウイルス検査キットの無償配布について

門真市教育委員会から下のような保護者の皆様宛のお手紙が来ていますので、本日お子様をとおしてお配りします。

新型コロナウイルスの拡大と同時にインフルエンザの流行が心配されるため、大阪府が9歳以下(9歳を含みます)の子どもたち対象に家庭で新型コロナウイルスの自己検査ができるよう検査キットを無償で配るとのことです。

全員が9歳以下の1年生から3年生までは一人2セットを学校に届き次第、お配りすることになります。

また、4年生は10歳と9歳の子どもがいますので、9歳の子どもだけはご家庭からQRコードなどで申し込むようです。

なお、このことについてのお問い合わせは

門真市教育委員会 教育総務課 保健・給食グループ

06-6902-6413

にお願いします。

11月17日(木曜日)

世界の人口 80億人に

国連によると、世界の人口が15日、推計で80億人に達したとのことです。ある報道によると、アルメニア共和国東部ゲガルクニク州の州知事が15日に同州マルトゥニで生まれた女の子が世界で80億人目になったとフェイスブックに投稿したとのことです。

知事は「国連児童基金(ユニセフ)の認定によると、マルトゥニで生まれた体重2900グラムの元気な女の子が地球で80億人目の人間になった。おめでとう、幸せな子ども時代と明るい未来がありますように」と書き込んだそうです。

私が小学校6年生のときに世界人口は40億人になったと習いました。また、新任教師の頃、今から35年ほど前には50億人と教えた記憶があります。

それが今や80億人とは驚きです。

ただ、増加率は徐々に鈍化しており、今から60年後の2080年代に約104億人まで増え、その後は横ばいで推移する見通しとのことです。

また、来年にはインドの人口が中国を超えて世界最多となります。私が子どもの頃は中国は世界の国々の中でも突出して人口が多い国でしたから、それが来年2位になるとは夢にも思いませんでした。

人口が増えると食糧問題や環境問題は深刻になります。そして、戦争は最大の環境破壊です。人類が生き抜いて行くためには、平和な社会のもとで助け合うことが何より重要になってくることでしょう。

 

11月16日(水曜日)

ぼくは海になった

先日、とある絵本を読みました。『ぼくは海になった』という題名です。

11年前の3月11日午後に起きた東日本大震災では、多くの方のかけがえのない命と共に、多くの動物たちのかけがえのない命もまた、失われました。

この絵本は『震災で消えた小さな命展』という会の代表が犬のチョビと飼い主のたえちゃんの絆を通して、命の大切さや平等さを伝える物語絵本です。

あらすじは、以下のとおりです。

東日本大震災の津波で、チョビは、飼い主のたえちゃんの目の前で、たえちゃんのお母さんとともに、津波で流されてしまいます。海の上で目を覚ましたチョビは、お母さんの居所を知らせようと、陸に向かいます。たえちゃんに出会えたチョビでしたが、たえちゃんはチョビの存在にまったく気づいてくれません・・・・・・。

犬のチョビの視点でチョビの言葉で進んで行くお話で、とてもせつない内容ですが、そこに愛情の深さや命の大切さや儚さなどを感じました。

私も犬を飼っています。私事ですが、その犬が手術をしました。そんな時期に読んだだけに一層、心に響きました。

あらゆる命は平等でかけがえのないものなのですね。

11月15日(火曜日)

食べることは生きること

先週は6年生の学習に原爆体験者の友清さんをお招きしてお話を聞きました。昨日は5、6年生に対して『すなご日記』にあるとおり、平和の大切さや人間の尊厳に関してモザンビークのナジャさんなどのゲストテーチャーをお招きしました。いずれの方にも共通しているのは戦争によって多くの人が亡くなったりケガをしたり、食べ物がなくて飢えたりする経験をしておられることです。

そして、私が感じたのは、食べるものがないということほど惨めで人の心を荒ませるものはないということです。

すなわち、
食べることは生きること
なのだということを私は実感しました。

にも関わらず日本はじめ先進諸国と言われる国々では飽食、食品ロスといった飢餓て苦しむ人たちから見れば、とうてい信じられないようなありさまです。
もちろん、嫌いなものを無理して食べなくても、生きてはいけます。栄養価の高いものやサプリもあります。

しかし、心を持つ人間なのです。一口、食べ物を口にしたときに感じる「あーおいしい!」という感覚、家族や仲間と共に食べるときの楽しく、そしておもしろいひととき。
おいしいものを食べたときに誰かに「食べさせてあげたい」と感じたり…。
人間は『食』からそんな『心のゆとり』『満足感』などのいわゆる幸せを感じる生き物なのだと思います。

こうした人間らしい『心の豊かさ』を食を通しても感じる場面をたくさん経験させることが、人間として『生きている』という実感につながり、ひいてはかけがえのない命の重みを感じる人になれるのだと信じています。

11月14日(月曜日)

なぜ英語を学ぶの?

小学校5、6年で英語科の授業が始まって3年たちました。本校には、脇田小学校の今井先生(元中学校英語教師)が教えに来てくれています。

いまだに、子どもたちから日本人なのになんで英語の勉強するの?と聞かれることがあり、そんなときは次のように答えています。

〜私は一度しか行ったことがないけど、海外旅行したことがあります。それは楽しい思い出です。なぜならちがう文化をもった人たちとの心温まる交流があったからです。そこで新しい発見もありました。けれども、英語が苦手だったので、「言葉が分かったら、もっと楽しかったろうに…」と後悔しています。文化や言葉がちがう人、考え方のちがう人とコミュニケーションすることは、人生を楽しいものにしてくれます。そのためにも、まず世界で14億人もの人が使っていると言われる英語を手に入れましょう。ただ、英語を入試のためのものと思うことほど価値のないものはありません。英語は自分を磨くもの、そして、自分を美しくしてくれるものとして、楽しく学ぶことが大切だと思います。〜

難しい内容かも知れませんし、私見でもありますから、正しいかどうかもわかりませんが、6年生くらいになると、なるほどと言ってくれる子どももいて、安心しているところです。また、いや、そうではない、と反論してくれる子どもがあらわれるともっと嬉しいのですが。

11月11日(金曜日)

第一次世界大戦休戦の日

1918年の11月11日にドイツとアメリカの間で停戦協定が結ばれ、第一次世界大戦が終わりました。

人類史上初という大きな戦争で1914年7月28日から4年間もイギリス、フランス、ロシア、アメリカなどの連合国とドイツやオーストリアなどの同盟国とに分かれて戦いました。

軍人や民間人合わせて1600万人が亡くなったと言われます。ちなみに日本は連合国側で参戦しましたが第二次世界大戦のような大きな犠牲ははらっていません。

結局は、連合国側が勝ち、1918年11月11日にフランスのコンピエーニュの森の列車にてドイツと連合国の休戦協定が結ばれました。

しかし、その21年後には第二次世界大戦が起き、その後もベトナム戦争、イラク戦争などの戦争が起き、今もウクライナでは戦争が行われています。
人間は戦争をやめられない生き物なのでしょうか。それともいつかは戦争のない社会を作れるのでしょうか?

今、6年生は今月30日のオープンスクールでの平和報告会に向けて学習中ですが、そんなことも考えてほしいと思います。

11月10日(木曜日)

5年生林間学舎 10日(木曜日)11日(金曜日)

今日と明日、5年生は『大阪府立少年自然の家』に林間学舎に出かけます。5年生にとっては小学校生活で初めての宿泊学習です。目的は以下の2つです。

仲よく助け合って行動し、楽しく思い出をつくる

自然体験を通して、自然を大切にする心を育てる

仲間とともに、様々な活動をとおして、良い思い出をつくってください。なお、簡単に行程を載せておきます。

10日 8時30分学校発→少年自然の家着9時45分 クイズラリー・野外炊飯・キャンプファイヤ等→22時就寝

11日 6時30分起床→朝のつどい・ディスクゴルフ・レクリエーション等→13時30分少年自然の家発→14時30分学校到着予定

現地での活動の様子はホームページ『すなご日記』でお知らせします。なお、学校到着予定時刻は交通事情や現地での活動時間によって遅れる場合もあります。ミマモルメやホームページなどでお知らせしますので、チェックをお願いします。

11月9日(水曜日)

自転車のルール

先日、警視庁(東京都の警察)が、自転車が加害者となる事故が相次いでおり、先月末から(信号無視』『一時不停止』(車道の右側通行』『徐行せず歩道通行』4つの違反で、事故の危険はなくても悪質な場合は赤切符を交付し、取り締まりを強化しているというニュースを見ました。

赤切符とは、クルマなどで比較的重い違反をしたときに交付されるものですが、これを自転車にも適用するというのです。そうなると、道路交通法違反容疑での書類送検や罰金が科せられる場合もあります。

昨年末には足立区で男子高校生の自転車が歩行者の男性=当時(75歳)=と衝突。男性ははずみで車道に転倒し、トラックにはねられて死亡したという事故があり、しかもこの高校生は無灯火でイヤホンを付けていたようです…

こうした自転車による重大事故が増えていることが取り締まり強化の原因なのですが、警察庁は、自転車のルールを多くの市民が知らない、あまりわかっていないことが大きな課題であると考えているようです。

警察庁によると、自転車の基本ルールは以下の5点です。

1.自転車は車道が原則で、歩道は例外

2.車道は左側を通行

3.歩道(を通る場合)は歩行者優先で車道寄りを徐行

4.交通ルールを守る(標識の意味を知らなければなりません)

5.子どもはヘルメットを着用

とのことです。

子どもたちだけてなく、私たち大人も守れているかと言われれば胸を張って『守っています!』と答えられるでしょうか?

自他のかけがえのない命を守るため、お子様に自転車の基本ルールの5点をしっかりと教えてあげてください。よろしくお願いいたします。

 

11月8日(火曜日)

今夜は皆既月食

今日の夕方、晴れていれば「皆既月食」を楽しむことができます。今年最大の天文ショーとして期待している人も多いことでしょう。今回の月食は誰でもが楽しみやすい夕方の時間帯(部分食の始まりが18時09分)に起こることや、皆既の継続時間が約1時間半と長いことなど好条件に恵まれています。それだけではありません。月食中に天王星が月に隠される「天王星食」が、今回たまたま起こります。望遠鏡か双眼鏡を用意すれば、普段見つけることが難しい天王星を見る絶好のチャンスとなることでしょう。

満月が地球の影のなかを通過する場合、影に入るとともに次第に月が欠けていき、すっぽり影の中に入ると、ほのかに赤い月となります。これは地球の大気中で赤い光のみが屈折して折れ曲がり月の表面にまで達するからです。

月食の場合、進行は全国どこででも同じ時刻に起こります。東の低空で欠け始めるのが、日本時間で18時09分に部分食が始まります。その後、次第に欠けていき、皆既食は19時16分から20時42分まで1時間26分。その後、再び月は満ちていき21時49分に満月に戻ります。部分食、皆既食、再び部分食を経て月がもとの形に戻るまで、3時間40分の天体ショーとなります。

幸いなことに、今夜は晴れそうです!

 

11月7日(月曜日)

折り合いをつける力

人が生きて行く上で自分の思い通りに進まない現実に直面することは多々あります。そのようなとき必要な力が相手と「折り合いをつける」力です。

「折り合いをつける」ということは、相手の意見を聴き入れ、自分の意見も一部引くということです。

しかし、いつも子どもに完璧を求めると、子どもは100点でないと気が済まないようになります。そうなると、勝つことだけを考えるようになります。「折り合いをつける」ことはできません…

どんなに親しくとも、人は意志や考え方、感じ方はそれぞれ異なります。自分にとっては善であることが相手には善ではないこともあります。

だからこそ、「折り合いをつける」と事態が前へ進んだり、気持ちがしっくりきたり、また一部自分の主張を引いたにも関わらず、充足感を味わうことなどの体験が大切です。

そうすることによって、子どもは自ら「折り合いをつける」能力を育んでいくのだと思います。

11月4日(金曜日)

日暮れ見ぬ

原 石鼎(はら せきてい、1886年3月19日- 1951年12月20日)という俳人がいました。

私の好きな正岡子規(まさおかしき)の弟子である高浜虚子(たかはまきょし)が主催した俳句雑誌『ホトトギス』に投句し、虚子に激賞された人物です。

厳しい自然を俳句で描写しつつ、その中に研ぎ澄まされた美を表現してみせる俳句をよんだ人ですが、この石鼎の句に下のような作品があります。

日暮見ぬ十一月の道の辺に

石鼎は、若い頃から各地を放浪していて、とある道ばたで、晩秋に入った頃の日暮れを静寂の中、しばし見続けていたのかなと勝手な想像をふくらませています。

さて、砂子小学校のあたりは、私が子どもの頃、夕日がとても綺麗に見える場所でした。(小学校は無く、一面にレンコン畑が広がる見通しの良い場所でした)悪いことばかりしていた"がさつ“な私ですら、もの静かな夕方、日が暮れるほんの少し前の秋の夕日に見とれたものです。

11月2日(水曜日)

良寛さん

江戸時代末期に良寛(りょうかん)という僧がいました。

書を書き、詩を作り、和歌もよくする人で、書は人格が反映するという言葉があるのですが、良寛の温かく品格をもつ親しみやすい書は、微笑みを絶やさず人々と接し、貧しくも清らかな生活を送り、民衆とともに歩んでいた良寛さん自身の生き方を反映していると言われます。

良寛にはこんな逸話も残されています。

ある日の夕暮れ時にも、良寛はかくれんぼをして子ども達と遊んでいて自分が隠れる番になり、田んぼにうまく隠れることができました。しかし、日が暮れて暗くなり子ども達は良寛だけを探し出せないまま家に帰ってしまいます。翌朝早くに、あるお百姓さんが田んぼに来ると、そこに良寛がいいたので、驚いて理由を聞きました。すると、良寛は

「静かに!そんな大声を出せば、子ども達に見つかってしまう」

と言ったそうです。

純粋無垢(じゅんすいむく)な人柄がしのばれる逸話です。人はこうありたいものです。この良寛が生まれた日が、1758年の今日、11月2日です。

11月1日(火曜日)

今日から11月

いよいよ11月となりました。

秋の深まりを感じる季節でもあります。

11月は

霜月(しもつき)、雪待月(ゆきまちづき)、霜見月(しもみづき)、冬半(とうはん)、神帰月(かみかえりづき)

などの別名があり、それぞれ、なるほどと思わせられる名前です。

長い二学期も、そして、2022年も今月と来月を残すのみとなりました。

子どもたちとともに、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います

 

10月31日(月曜日)

11月の給食について

以前、この校長雑記に給食は共食と書きました。

古い言葉に

同じ釜の飯を食う

というものもあります。

人間は非常に長い間、共食の時代を歩んで来ました。それがここ数十年、とりわけこのコロナ禍が始まって2年半というわずかの期間でそれが変わってしまいました。

孤食の時代といわれる今だからこそ、共食の意味は逆に大きいのではないかと思います。

下に、来月の給食献立に関する資料を載せておきますので、ご覧おきください。

11月の給食献立表(PDFファイル:170KB)

11月の給食絵献立(PDFファイル:464.1KB)

 

10月27日(木曜日)28日(金曜日)

修学旅行

今日から明日と修学旅行です。私も同行します。教員生活37年で何回目の修学旅行でしょうか。担任として、付き添いとして、中学校長として、そして本校の校長として…数えてみると18回目となります。

しかし、子どもたちにとっては一生で1回の小学校の修学旅行です。良い思い出を作ってあげたいと思います。

さて、2日間の行程(こうてい)を簡単に載せておきます。

27日(1日目)

学校出発6時45分→広島平和公園着12時15分 発15時55分→宿舎(グリンピアせとうち)着17時30分

28日(2日目)

宿舎発8時→姫路セントラルパーク着11時15分 発15時30分→学校着17時30分

 

*旅行中の様子はホームページ『すなご日記』でお知らせします。

*中国自動車道が集中工事を行っているので、予定時刻通りにはならないおそれもあります。28日の帰校時刻についてはミマモルメやホームページでお知らせしますので、チェックしてください。

10月26日(水曜日)

マラソン週間とマラソン大会

昨年度は計画していたものの新型コロナウイルス感染拡大により中止せざるを得なかったマラソン週間や大会を今年度は以下のとおり実施したいと考えています。場所は学校及び東門から北門に沿った一般車両通行禁止道路です。

マラソン週間

11月28日(月曜日)~12月12日(月曜日) 月・水・金のみ(雨天中止)

朝5分間グラウンドを走ります。

 

マラソン大会

12月15日(木曜日) 午前9時40分~10時45分頃 予備日 12月19日(月曜日)

学校のグラウンドからスタートし、東門から出て校舎沿いの道を少し走り、再び北門から学校に入る周回コースを走ります。

 

10月25日(火曜日)

芸術鑑賞会 11月14日(月曜日)

大阪府が新型コロナウイルスについてのステージをグリーンステージに下げました。それにともない、新たに行事を行っていきたいと考えています。

今日は、『芸術鑑賞』についてお知らせします。

日時

11月14日(月曜日)

【1年生~5年生】 9時10分~10時10分

【5・6年生】 10時40分~11時40分

*感染症対策のため2部制で行います

演目

音楽鑑賞 『アフリカンパーティー』

鑑賞料金

一人650円まで(後日、正確な金額をお知らせします)

*5・6年生は午後にアフリカに関する特別授業もあります。

*1~4年生と5・6年生とは内容や時間がちがうので料金が変わります。

10月24日(月曜日)

1年生から4年生の遠足 11月22日(火曜日)

大阪府が新型コロナウイルスについてのステージをグリーンステージに下げました。それにともない、新たに行事を行っていきたいと考えています。

今日は、『1年生から4年生の遠足』についてお知らせします。

日時

11月22日(火曜日)午前9時頃学校を出て、午後2時頃に帰ってくる予定です。

場所

深北緑地(砂子小学校から3km東の寝屋川沿いにあるとても大きくきれいな公園です)

お願い

1年生から4年生につきましては11月22日(火曜日)に必ずお弁当をご用意ください。前もって給食を止めていますので、雨天中止で、通常の授業を行う場合も給食が出せません。お手数おかけしますが、お弁当の用意をよろしくお願い申し上げます。

なお、5、6年生は給食があります。

10月21日(金曜日)

オープンスクール 11月30日(水曜日)

大阪府が新型コロナウイルスについてのステージをグリーンステージに下げました。それにともない、新たに行事を行っていきたいと考えています。

今日は、オープンスクールについてお知らせします。

日時 令和4(2022)年11月30日(水曜日)

時間 (6年生) 1時間目~4時間目 5時間目~6時間目

*6年生は1時間目に全校児童に対して修学旅行の報告会を行います。6年生の保護者の方に限って参観していただいてもかまいません。

(1年生から5年生) 2時間目~4時間目 5時間目~6時間目

 

おねがい

4時間目終了後から5時間目開始までの給食時間や清掃時間は子どもたちが活動に集中できるよう、参観はひかえてください。その間はいったんご帰宅いただくなど、ご理解とご協力をお願いします。

10月20日(木曜日)

修学旅行まであと1週間

いよいよ1週間後の木曜日は修学旅行です。

6年生は修学旅行で広島を訪れます。もちろん、小学校生活の楽しい思い出づくりや様々な体験活動、集団づくりのための活動をすることも目的の一つですが、戦争の悲惨さを学ぶことを通して平和の大切さを実感し、自分たちにできることを考えることも今回の修学旅行の目的です。

ウクライナでは戦争が続いていて、核ミサイルが使われたりしないかと世界中が心配しています。

日本は、世界で唯一の被爆国です。昭和20年(1945年)8月6日に広島、8月9日には長崎に原子爆弾が投下され、多くの人が亡くなったことは6年生の皆さんは様々な機会に学んできました。毎日の楽しい家族の生活が突然終わってしまう、それが戦争なのだということも学んできました。広島では、学んだことをより確かなものにしてください。

最後に、6年生の皆さん!修学旅行へは、家族の方々の様々な支えがあるからこそ行けるのです。私も小学生や中学生の頃はよくわかっていなかったのかもしれませんが、今振り返ると支えの大きさを実感しています。

来週の木曜日の朝、感謝の気持ちを込めて「行ってきます!」の声を元気に家族の人に伝えて、家を出発できるよう、今から体調をしっかり整えましょう!

*新型コロナウイルスの陽性あるいは濃厚接触者になった場合はもちろんのこと、感染防止のため発熱や風邪症状などの体調不良で修学旅行を欠席する場合のキャンセル料は門真市が出してくれます。ただし、ご家庭の都合などで欠席する場合については、保護者の方にお支払いいただくことになりますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

林間説明会について

5年生の子どもたちは、来月の10日(木曜日)と11日(金曜日)と、大阪府貝塚市の山中にある大阪府立少年自然の家に出かけます。

その説明会を明日(10月21日)の午後4時から、1階の理科室で行います。

林間の活動内容などに加え、新型コロナウイルスへの対応などもご説明します。5年生の保護者の皆様、ぜひともご参加くださいますようお願い申し上げます。

 

スクールカウンセラーについて

今月から、本校と脇田小学校の兼務でスクールカウンセラーが来てくれることになりました。

砂子小学校に来てくれるのは、

10月19日(水曜日) 11月2日(水曜日) 11月16日(水曜日) 12月14日(水曜日)

令和5(2023)年

1月11日(水曜日) 1月25日(水曜日) 2月22日(水曜日) 3月8日(水曜日) 3月22日(水曜日)

の午前10時から午後4時45分です。子どもたちのカウンセリングはもとより、保護者のご相談も可能です。希望される方は、まず教頭までお申し出ください。

スクールカウンセラーのお名前は山﨑裕介(やまさきひろゆき)さんです。兵庫県教育委員会や大阪府教育委員会から依頼されている経験豊かな男性カウンセラーです。さっそく、下のとおり「こどもの『心の声』を聴く」という保護者の皆様向けにお手紙を作ってくれました。本日、お子様をとおしてお配りします。

子どもの「心の声」を聴く(令和4(2022)年10月20日 砂子小スクールカウンセラー)(PDFファイル:200.3KB)

*本日、お子様をとおして『砂子小学校だより第28号』をお配りします、大阪府が新型コロナウイルス緑信号になったことを受けての新しく企画した学校行事について載せていますので、必ずごらんください。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんになれます。

10月19日(水曜日)

本校の学校図書館司書がつくっている『図書だより』に今月から『先生のみてみて これ!よんで』がスタートしました。その第1回に私が読んでほしい本が紹介されました。

私は子どもの頃からなぜか本が好きで、いまだに毎月5冊は読んでいます。だからこそ、子どもたちにも本を読むことの楽しさを知ってほしいと思います。

さて、この『本』という漢字、木という字の根もとに近いところに横棒が一本入ると本という字になります。読み物である本という意味以外に、もともとは物事のもとになることという意味を持っています。だから『基本』とか『本当』という熟語がありますね。本をしっかり読めば、人の引き出しが増えます。本を読むことで、たくさんのことを知ったり、考えたりすることで、人としてさらに大きくなれるのでしょう。人の『基本』を本はつくってくれるのだと信じています。

次の『図書だより』は読書週間(公益社団法人 読書推進運動協議会が主催している例年秋の恒例行事です)の最中に発行されると思いますが、どの先生が紹介してくれるのでしょうか?

ともあれ、子どもたちには、本をたくさん読んで自分の『基本』をつくってほしいものです。

10月18日(火曜日)

ゼロトレ

ゼロトレという言葉をご存知でしょうか?

「zero」「tolerance(寛容)」ゼロトレランスの略です。

文字通り、寛容性0という意味で、日本語では「不寛容」「無寛容」「非寛容」と訳されます。

このゼロトレという考え方がここ20年間ほどで社会の中に広がってきた気がします。

もちろん、賛否両論ありますが、私自身は大阪弁でいう『かまへん かまへん』という言葉が好きです。

ただ、

・命に関わること

・自分や他人を大切にできないこと

の2つについてはゼロトレも仕方ないと考えます。

しかし、それ以外のことについては、ある程度『かまへん かまへん』の精神で子どもたちに接したいと思っています。

10月17日(月曜日)

大阪府新型コロナウイルス警戒解除 大阪府はグリーンステージに

大阪府の新型コロナウイルスに対する大阪モデルについて、10月10日に「警戒(黄信号)」解除の目安に到達した(新規陽性者数の前週増加比は1を下回った状態が続いており、当面の間、病床使用率は20%を下回る状態が続くと考えられる)ので、11日から「警戒(黄信号)」から「警戒解除(緑信号)」にかわりました。

いわゆるグリーンステージになったわけです。昨年度も2学期開始時期はレッドステージで、学校が始まることにより、感染拡大する恐れがあると指摘する専門家もたくさんいましたが、10月にはグリーンステージとなっていました。

今年も2学期開始時期はレッドステージで、昨年同様に学校が始まるので、感染拡大するという専門家は少なくありませんでしたが、やはり、昨年と同じように10月にグリーンステージとなりました。

こうしたことから、素人考えですが、ウイルスの波には一定の周期があるのではないかと思います。今年の正月から陽性者の数が爆発的に増えたので、今後、年末年始のころにはじゅうぶん注意する必要もあるでしょう。まだまだ油断せず、感染防止と様々な教育活動の両立をめざしていきます。

*今後の門真市立学校の教育活動については、門真市のホームページをごらんください。下のURLをクリックすれば見られます。

https://www.city.kadoma.osaka.jp/kinkyu_2/11328.html

10月14日(金曜日)午後2時55分

今日も集団下校します

昨日、守口市で起きた事件について、まだ犯人は見つかっていないとのことです。

今日も念の為、昨日と同じように集団下校をします。6時間目終了後、3時40分ごろから集団下校を始めます。ご心配な保護者の方は、お迎えに来てくださってもかまいません。

なお、来週からは通常通りに戻しますので、ご理解ください。

 

鉄道150周年

今から150年前の明治5年(1872年)の今日、日本で初めての鉄道が開通しました。

汽笛一声新橋を〜という歌詞で知られる鉄道唱歌にあるとおり、

東京は新橋から横浜間の約29kmを50分ほどで結びました。これは当時最もはやかった馬と同じくらいのスピードだそうです。

歩けば、7、8時間かかる距離ですから、人々は驚いたことでしょう。

明治維新によって侍の時代は終わり、新しい世の中になりました。日本は西洋の文明を積極的に取り入れましたが、これを文明開化と呼びます。この鉄道開通は同じ年に行われた新しい学校制度(学制発布)とともに日本の発展に貢献しました。

この頃のことを6年生の社会科で学びますが、学習指導要領にはこのように書かれています。

〜明治の初めの頃、我が国が明治維新を機に欧米の文化を取り入れつつ近代化を進めたことを理解できるようにする〜

*本日、お子様をとおして「すなごだより第27号」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんになれます。

10月13日(木曜日) 午後1時20分

今日は集団下校します!

先ほど、門真市教育委員会から守口市で起きた強盗事件についての連絡が来ました。事件の概要は以下のとおりです。

日 時 令和4(2022)年10月13日(木曜日)午前7時30分頃

場 所 守口市東町付近(京阪大和田駅北へ1キロメートルほどの場所です)

被害内容 守口市東町の個人宅に3人程度が押し入り、金庫を奪って逃走。刃物を持っているようで、今も逃走中

犯人特徴 不明

以上です。

今日は、1・2年生は5時間授業終了後に児童クラブに行く人は児童クラブに行かせます。その他の児童は6時間目は教室で待機し自習等を行わせ、6時間目終了後、3時40分頃に3年生から6年生までの児童とともに集団下校します。

ご心配な保護者の方はお迎えに来てくださってもかまいません。なお、明日は集団登校で来させるようご協力をお願いします。また、事件の状況によっては明日も集団下校とします。

また、門真警察や門真市教育委員会の青パトも登下校時に巡回してもらいます。

以上、よろしくお願いします。

 

論語

『論語』(ろんご)とは今から2500年も前の中国の思想家・孔子とその弟子たちの言行を記録した書物のことです。

奈良時代には日本にも伝わっていたそうで、人はどう生きるべきかという考え方など、日本でも大きな影響を受けています。

『論語』には、数々の名言や至言が有りますが、私自身もこの年になって、下の有名な言葉(40歳のことを不惑といいますが、この言葉がもとになっています)がわかるようになってきました。

「子(し)曰く、吾(われ)十有五にして学に志す 三十にして立つ、四十にして惑(まど)わず 五十にして天命を知る、六十にして耳順(したが)う 七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」 ――私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。五十才には天から与えられた使命を知り、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった――(参考引用:中国古典名言辞典)

人はそれぞれの年代で、未熟であろうと、自分自身のやることをきちんと考えて生きていけば、老成の人となれるのでしょう。

10月12日(水曜日)

教師の一言

先日の地域の祭りのときに、かつての教え子数人に久々に会いました。

そのうちの一人の男性は、今、料理の道で生計を立てているとのことでした。頑張ってるなあと私が言うと、料理の道に進んだきっかけは、6年生の調理実習で自分の班が作った料理を私に持って行ったとき、私が『○○(彼の名前です)は料理がうまいなあ』と言ったことだったとのこと。私はそんな記憶はまったくありませんが、そんな一言がきっかけになったことに驚きました。

思い起こせば、他の学校で担任した教え子の女性が保育士をしているのですが、彼女にかなり前に会ったときに、『私が6年生のとき、1年生の教室に読み聞かせに行き、そこで先生が○○(彼女の名前です)は小さい子の対応がうまいなあ。と言ったことがきっかけでした。』と言われたことを思い出しました。これも記憶はなかったのですが…

これは嬉しいことではありますが、逆に怖いことだとも思いました。だからこそ、教師のたった一言が子どもに与える影響をしっかり考えないといけないということをあらためて思いました。

10月11日(火曜日)

山脇百合子さん

山脇百合子さんが亡くなったというニュースを見ました。

まだ、80歳ですから、現代においては若くして逝かれたと言ってもよいと思います。

さて、私には成人した娘がいますが、この娘が幼い頃、よく『ぐりとぐら』という絵本を見ていました。

『ぐりとぐら』は、山脇さんと、その姉である児童文学者の中川李枝子(なかがわ・りえこ)さんとの共作で1963年に発表された、双子の野ネズミ『ぐり』と『ぐら』が主人公です。

食べることと料理することが大好きなこの二人と仲間の動物たちが交流する親しみやすいストーリーで、海外にも翻訳されています。

絵を担当したのが山脇さんで、かつてあるインタビューで、このように言っておられます。

〜私は絵を描いただけなんですけど、こんなに長く読んでもらえるなんて、本当にうれしいです。(中略)『ぐりとぐら』が愛されてきた理由?

それがわからないの。でも、私もぐりとぐらのことが大好きで、一生懸命、丁寧に描いているからかな、と思うんですけど、どうかしら?〜

あくまで謙虚で誠実な方だという印象を受けます。ご冥福をお祈りします。

10月9日(日曜日)

地域のお祭り

昨日の様子を少し紹介します。大人も子どもも楽しそうな表情をしていたことが印象てきでした。

今日の様子は明後日のホームページ『すなご日記』のコーナーに載せます。

PTA本部は『すとらいくあうと』と『ヨーヨー釣り』を出店しました。会長始め役員の方々や実行委員の方々が活躍されていました。

こんなシールも景品とのこと。何のキャラクターかかわかりますか?

景品をもらう子ども。親子の姿がほほ笑ましかったです。

四中吹奏楽部の皆さんが2曲披露してくれました。ありがとう!

太鼓会による太鼓の響きが祭りらしさを醸し出しています。

今日の昼からは、子どもの山車が出ます。これは明後日のLすなご日記で紹介します。その山車を倉庫まで取りに行ってきました。手作りだそうですが、すごく凝ったつくりになっています。

10月8日(土曜日)

地域のお祭り

今日と、明日、本校で地域の秋祭りが行われます。今朝は6時から地域の方々が準備しています。

私や教頭、PTA担当の教師も地域の方々と語らいながら、一緒に準備に汗を流しています。

楽しみですね!

ステージができあがりました。

本校のPTA担当教師も馳せ参じました。

ちょっと一休みです。

一休みしたら、次はテント設営です。

力を合わせてテントを運んだり、

テントを組み立てたりしています。

10月7日(金曜日)

地域のお祭りについて

久々に砂子小学校で地域のお祭りが行われます。

2年半にわたるコロナ禍のもと、相手と距離をあける、対面での会話を避ける、陽性者や濃厚接触者は隔離される、マスク越しで肝心の言葉を発する口が見えない…。こうしたことが続きました。もちろん、新型コロナウイルス感染防止のためですから、とても大切なことです。

けれども、このことは人と人とのつながりを確実に弱くしたと私は危惧しています。

『人の間』と書いて、人間(にんげん)と読みます。人は、人と人との間を結ぶ『つながり』をとおして、初めて人間(にんげん)になれるという意味なのだと私は思っています。

そういう意味からも、この地域のお祭りは、もう一度、『人と人のつながり』という人間にとって、非常に大切なものをつくり直すという意義のあるものだと思います。

さて、今朝は冷たい雨が降っています。子どもたちの登校の安全や体調等にお気をつけくださいますようお願い申し上げます。

 

学校周囲の道路は許可証の無い車やバイクに乗ったままでは通行できません。(バイクはエンジンを切って押して通ることはできます)お祭りに来られる方々は交通ルールを必ず守るようお願いします。

*本日、お子様をとおして『すなごだより第26号』をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」でもごらんになれます。

10月6日(木曜日)

廊下は歩きましょう

運動会も終わり、少し一休み、中だるみ…。そんな気持ちの子どもたちが多いことでしょう。

これまで頑張ってきたのですから、当たり前です。

張ってばかりいたら切れますから、時には緩めないと。

とは言え、気の緩みからか、昨日、一昨日と廊下を走る子どもが少なくないような気がします。

廊下を走らず歩くのは、自分自身が大きなケガをしないため、そして、誰かにぶつかって痛い思いをさせないためです。

つまり、思いやりの気持ちを持った行動が「廊下を歩く」という行動につながると思います。

思いやりの気持ちを持って、自分や他人を大切にするためにも

廊下は歩きましょう!

10月5日(水曜日)

世界教師デー

10月5日は、国際連合教育科学文化機関(UNESCO ユネスコ)で指定されている「World Teachers' day(世界教師の日)」なのだそうです。

1966年(昭和41年)のこの日、「教師の地位向上に関する勧告」が調印され、教師への支援を求めることと、将来を担う世代の子どもたちに、充分な教育を行うよう求めることを目的としています。

自分で言うのもなんですが、教師の役割は非常に大切だと思います。子どもたちが保護者以外の大人と密に触れ合える存在はやはり教師だからです。それだけに責任重大な仕事とも言えます。

私は今年で教師生活37年目を迎えましたが、こういった記念日があることは最近まで知りませんでした。

ちょっとうれしく思います。

*本日は、これまでも「すなごだより」やホームページでもお伝えいたしましたとおり、4時間授業で給食はありません。授業終了後、12時30分頃には下校します。何とぞよろしくお願いします。

10月4日(火曜日)

不審者情報‼

先ほど、教育委員会から次のような連絡がありました。

保護者の皆様、子どもたちの安全確保のため、よろしくお願いします!

 

素十忌(すじゅうき)

今日は、俳人・高野素十の命日『素十忌』です。1976年の今日83才で亡くなりました。

私の好きな正岡子規、その弟子である高浜虚子の弟子で、有名な俳句雑誌『ホトトギス』の4Sの一人と称されています。

彼の句で私の好きなのは、

雁(かりがね)の 声のしばらく 空に満ち

というものです。

季語は雁で秋の句。意味は、雁の声がしばらく空に満ち渡っていく秋の空だなあという感じでしょうか。
雁が北方から日本に渡ってくる時期です。雁行といって隊列を組んで飛ぶことで有名な鳥で、多くの雁が空を飛んでいる光景が浮かんできます。

この鳥は、5年生の教科書に出てくる『大造じいさんとガン』にも出てきます。

早いもので、もうすぐ雁のくる季節になるのですね。

*本日、お子様をとおして『図書だより10月号』をお配りします。『お知らせ』のコーナーでもごらんになれます。

*お子様をとおして『すなごだより第25号』をお配りします。「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんになれます。

10月2日(日曜日)

今日は運動会 空は快晴!

おはようございます。

いよいよ今日は子どもたちの晴れ姿を文字通り晴天のもとで見られる運動会。

朝の校庭は子どもたちを、そして、ご家族・ご親族の方々を待っています。

開場は午前8時30分

開始は午前8時50分

終了は午後0時過ぎ

子どもたちは12時30分頃に学校から帰る予定です。

天気予報によると、開始時刻頃の門真市の気温は24℃、運動会が終わる頃の12時は28℃です。その間ずっと晴れとのことです。

熱中症には気をつけながら、実施していきます。

ご参観の方も、暑さには十分にお気をつけてください。

*運動会の様子は『すなご日記』をごらんください。

今日のために、太陽が顔を出してくれました。

グランドせましと活躍してください。

早朝から開錠のシルバー人材の方が掃除をしてくださっています。子どもたちをいろいろな方々が陰で支えています。

【おわび】

本校の学校周囲の道路は、9月21日付ミマモルメでもお伝えしたとおり、許可証のある車以外はバイクも含めて通れなくなっています。

しかし、本日午前11時50分頃、本校に納品に来た業者の車が学校前道路に駐車してしまったため、近隣住民の方から学校に対して、これまで何度もこのようなことがあると厳しくご指摘がありました。したがいまして、学校の責任者としてお話をうかがっておりましたので、閉会式には出られませんでした。

お詫び申し上げますとともに、今後、学校周辺の道路を許可証のない車やバイクは通れないことを、学校としてもより一層注意喚起してまいります。

 

 

お心当たりはありませんか?

座椅子のお忘れ物がありました。お心当たりの方は火曜日にご連絡ください。

9月30日(金曜日)

林間下見

明日、林間の下見に貝塚市の少年自然の家に5年生担任と首席と私の3人で行ってきます。

5年生は、11月10日から11日に、一泊二日の林間学校に行きます。

小学校で学ぶ内容を定めている学習指導要領では、林間のような行事を固い言葉ですが、『旅行・集団宿泊的行事』としています。

その目的は、

平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、集団生活の在り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと、というものです。

また、何より、楽しい思い出も作ってやりたいと思います。明日の下見は、安全には十分気をつけながらどんな楽しい体験を積めるかという観点を持って行ってきます。

9月29日(木曜日)

運動会せまる!

いよいよ、3日後は運動会。本校としては久々の日曜開催です。今年は子どもたちのご家族やご親族については入場制限をしません。

子どもたちの晴れ姿を、みんなで見に来てください!

下にプログラムを載せておきます。

 

なお、先日の学校通信『すなごだより第24号』に書きましたが、以下の点を必ずお守りください!

9月28日(水曜日)

ありがとう

先日、6時間目が終わった頃ですが、運動会練習のため、校舎内の運動場側の玄関が砂やライン用の石灰などで汚れていたので、掃いていました。

すると、6年生の男子児童がやってきて、「校長先生ありがとう」と言ってくれました。

それだけでも嬉しいのですが、彼も箒を持ち出して私と一緒に掃いてくれました。

おかげで、早くきれいにすることができました。

ささいなことですが、こうした行動は本当に嬉しいものです。

やさしさをありがとう。

 

自らそうじ道具入れに行って、ほうきを持ち出し、一緒にはいてくれました。うれしかったぁな。

9月27日(火曜日)

グッときたこと

先週の土曜日のことです。うちの犬を連れて朝の散歩をしていたとき、飼い主の女性と歩く犬(おそらくエアデールテリアです)とすれ違いました。

しかし、その犬はなかなか歩けないのです。年を取っているからか、あるいは病気をしたのか、ともかく、後足が震えてなかなか前に出せないにもかかわらず一生懸命に進もうとします。一二歩進むたびに飼い主の方がお腹をさすっています。そして、また進む。

その様子を見て、飼い主の方の愛情や前に進もうとする犬の健気さにグッときて、目頭が熱くなってしまいました。

この世に生を受けた以上は、その命を生き切ることが大切だと私は思います。

そんなことをこの犬を見ていて、あらためて思いました。

9月26日(月曜日)

食料問題を考えよう!

これは、教育委員会から送られてきた「給食だより10月号」のテーマです。

そこにはこう書かれています。

 

~10月16日は国連が制定した世界食料デーです。日本では、10月を「世界食料デー」月間として食料問題について考える月としています。世界では、すべての人が十分に食べられるだけの食料が生産されているのに、10人に1人が毎日お腹を空かせて生活しています。その一方で、私たちは、たくさんの食べ物を輸入しながら、たくさんの食べ物を捨てています。

(中略)

門真市で毎日出る給食の残菜は、1日の1人分にすれば、スプーン2杯程度ですが、一ヶ月の門真市全体になると大量になります。給食は、みなさんの活動や成長に必要な食事量を提供しています。お腹を空かすことなく食べられることに感謝し、みなさんが、あとスプーン2杯食べる努力をすると、給食の食品ロスは0にできるのです。~

 

下にPDFファイルを添付しています。食料問題とりわけ「食品ロス」のことについてわかりやすく書かれていて、考えさせられる内容になっています。ぜひ、ごらんください。

給食だより 10月号(PDFファイル:390.6KB)

給食献立表 10月分(PDFファイル:176.6KB)

給食絵献立 10月分(PDFファイル:381.9KB)

 

9月25日(日曜日)

校庭の環境整備

今日は、日曜日でしたが、地域の方々やPTAの方々、そして子どもたちも一緒に大勢の方々で校庭の草抜きや石拾い、側溝そうじなどを行ってくださいました。

ちょうど1週間後は運動会、そして2週間後は地域のお祭りです。そうした楽しい行事に向けて、校庭の環境整備をしてくださったことに校長として心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

まずは地域の淀井さんからあいさつが。

市役所の危機管理課の方々も来られました。

スコップで溝の泥を取る本校の子どもたち。黙々とやってくれています。

本校児童のお父さんです。溝の中をものすごい勢いで掃除してくれていました。

丁寧に草取りをしてくれている本校の子どもや保護者の方々。

<p>一生懸命にグランドの草をひいてくれています。</p>
 

親子で仲良く、泥を載せた一輪車を押してくれています。

<p>ビニル袋にゴミを入れていく本校の子どもたち。</p>
 

サッカークラブの子どもたちもやってくれました。

9月22日(木曜日)

玄関ロビーかざりつけ 運動会応援

今日も、PTAの役員さんなどがいつもより多く参加してくださり、玄関ロビーに各ご家庭からの応援旗を飾りつけてくださいました。

いよいよ、来週の日曜日となりました。

子どもたちに勇気とやる気を与えてくれる空間になりました!

皆さま、ありがとうございます!

学校の東側通路の枝切り

学校敷地外ですが、東側に通路があります。そこに備え付けられてある防犯灯に本校の木の枝が、若干ですが、かかっていました。。

最近、日が暮れるのが早くなったので、校務員さんと切りました。

今朝見ると、少し、枝葉がかかっていたので、

早速、校務員さんが切ってくれました。

袋2杯分切りました。

人はなぜ走るのか?

私の大学の先輩が今、幼稚園長をしています。この先輩が、人はなぜ走るのか?というタイトルで園のホームページに考えを書いていました。

驚くことに、その内容が運動会練習をしている子どもたちを見て、私自身も感じていることと全く同じでした。その文章がすてきだったので、あえて転載させてもらいます。(クラス名は、私が〇△□に変えました)

 

〜人はなぜ走るのか?」そんなタイトルの歌謡曲があったように思います。歌詞も知らないし、だれが歌っていたかも知りませんが、タイトルが面白いと感じた記憶があります。実は私も前々から思っていました。「よーいドン」と言われると人は駆け出します。それはなぜでしょうか?

運動会の練習でしたが、○ぐみ(2歳児)のみんなが今日、かけっこをしていました。先生の「よーいドン」の合図で園児たちは駆け出します。方向がバラバラになってはいけないので、「こっち!こっち!」と誘導する先生が前にいますが、とにかくみんな前に走り出すのです。まだ順番が来ていなくても合図で走り出し、「まだですよ!」と何度も注意されている園児もいました。

その後、年長ぐみと□ぐみ(0歳児)、△ぐみ(1歳児)の「9月生まれの園児の誕生会」を見せてもらいました。今月もみな誇らしげでもあり、うれしそうな表情をしていました。誰にも1年に1度、誕生日があります。前の誕生日から無事に1年を終え、また新たなスタートを祝うのが誕生日のお祝いということでしょうか。こちらも「よーいドン」なのかもしれません。

人は、常に前進することを求めているのかもしれません。一歩でも前へ進みたい。一つでも多くのことを知りたい。一人でも多くの人と仲良くなりたい。本来の人の姿かもしれません。だから、屋外では「よーいドン」と合図されると駆け出すのではないでしょうか。かけっこが終わってから、○ぐみのみんなは園庭の遊具で遊び始めました。あちらこちらから「園長先生、見て!」と声がかかります。できるようになったことがどんどん増えています。△ぐみのみんなも誕生会の後、外遊びでした。靴を自分で履けなくても、靴を履かせてと私のところへ靴を持って来る園児もいました。

前進したい、成長したいという園児の気持ちを支え続けたい。そんなことを園児の様子を見ていて思いました。〜

9月21日(水曜日)

運動会 各ご家庭の参観可能な人数について

大阪府がイエローステージになったこと、また、砂子小学校として運動会が行われるのも今年と来年だけとなることなども考え、本校児童の家族・親族の方などで運動会を見たいと思われる方は、すべてお越しいただいてもかまわないこととします。

ただし、密を避けるためにシートなどは使わないことや他の方との距離をきちんととることなどをお願いいたします。

1各ご家庭の人数制限はしません。

2敷物などは敷かないでください

3他の方と距離をとってください。

4ゆずり合いの気持ちを持ってごらんください。

5高齢の方や体調の悪い方などは、『折りたたみいす」などを持参し、使っていただいてもかまいませんが、他の方が見にくくならないようご配慮ください。

5ごらんいただける場所は下の会場図、斜線の部分(本部テント後ろのスペースをのぞき、ロープあるいは白線の外)ならば、どこでごらんいただいてもかまいません。

以上、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

*このことは、昨日、お子様をとおして配った「学校通信『すなごだより第23号』」にも載せています。

9月20日(火曜日)

台風一過

台風14号は大阪からは遠く離れ、暴風警報も大雨警報も解除されています。したがって、いつも通り登校させてください。ただ、台風は温帯低気圧に変わりそうで、その際は遠く離れたところでも風が強くなるそうです。登校時には飛んでくるもの、落ちてくるもの、倒れてくるものに気をつけさせてください。

この台風は過去に例がないほどのものだと気象庁が何度も警告していたように特に九州地方などでは大きな被害を与えました。被災地の方々にお見舞い申し上げます。また、東北地方は今、風雨の真っただ中でしょうが、大きな被害が出ないこと祈ります。

さて、今日は秋の彼岸入りです。秋の彼岸とは、秋分の日を中日とした前後3日間、計7日間ずつが期間とされています。

『暑さ 寒さも 彼岸まで』

という言葉どおり、台風一過の今日は最高気温も26度程度で、明日以降も30度を超える日は少ないようです。こんな時は体調には気をつけてください。

さて、お彼岸は日本独自のもので、始まりは聖徳太子がいた飛鳥時代までさかのぼると言われています。平安時代には朝廷の年中行事となり、源氏物語や蜻蛉(かげろう)日記にも登場しています。現在のようにお彼岸にお墓参りをする習慣が始まったのは、江戸時代中期ごろだそうです。

台風一過、残暑の終わりも見えてきました。子どもたちには運動会に向けて、いっそうがんばってほしいと思います。

9月19日(月曜日)

暴風警報発令‼ ~気象情報をこまめに確認してください~

本日、12時57分に東部大阪に暴風警報が発令されました。

予報では、今夜から風雨が強まり、夜中にはかなり強くなるようですが、明日の午前6時には能登半島あたりに進んでいるようなので、その頃には暴風圏を抜けていると思います。

しかし、明日の午前7時の時点でも引き続き東部大阪に暴風警報が発令中ならば、子どもたちは自宅待機させてください。(門真市では大雨警報では休校になりません。大雨特別警報の時だけです)午前7時の時点で暴風警報が解除されていたら、いつもどおりに登校させてください。もし、様々なご事情でお子様を休ませる場合などは必ず学校に電話連絡をお願いします。

また、学校の状況やその他、安全に関わる問題がある場合には、暴風警報が出ていなくても登校時刻をさらに遅らせる場合や、隣時休校にすることがあるかもしれません。その場合にはミマモルメや学校ホームページでお知らせしますので、ミマモルメやホームページをこまめにチェックしてください。どうぞよろしくお願いいたします。

これから風雨が強まりそうです。どうか、皆様も十分にお気をつけくださいませ。

特別警報および暴風警報発令時の対応について(門真市教育委員会)(PDFファイル:163.1KB)

关于暴风暴雨学校放假(PDFファイル:107.7KB)

【休日、早朝の連絡先】

080-3492-2672(学校の携帯電話)教頭 杉江

9月18日(日曜日)

台風14号について

本日午前5時の段階での予想では、明日(19日)、関西に近づき、明後日(20日)の午前3時頃に丹後半島沖付近に進んでいるようです。20日朝7時の時点で暴風警報などが解除されているかどうか微妙なところです。

発令中ならば、子どもたちは自宅待機し、午前9時の時点で発令中ならば20日は1日休校となります。

解除されていれば、9時30分にいつもの集合場所に集まり、10時までに集団登校させていただければと思います。ご理解とご協力をお願い申し上げます。なお、様々なご事情でお子様を休ませる場合などは必ず学校に電話連絡をお願いします。

また、明日は本校に避難所が開設されるかも知れません。その際はこのホームページでお知らせします。

どうか、皆さま、暴風や大雨には十分にお気をつけくださいませ。

特別警報および暴風警報発令時の対応について(門真市教育委員会)(PDFファイル:163.1KB)

关于暴风暴雨学校放假(PDFファイル:107.7KB)

【休日、早朝の連絡先】

080-3492-2672(学校の携帯電話)教頭 杉江

9月17日(土曜日)

台風対応について

台風14号が連休明けの20日火曜日の早朝に大阪に最接近する恐れがあります。

つきましては、20日火曜日の朝、7時の時点で東部大阪に暴風警報あるいは特別警報が出ている場合には子どもたちは自宅待機させてください。

次に午前9時に暴風警報あるいは特別警報が出ている場合は学校はお休みになります。

午前9時に、解除されている場合には、いつもの集合場所に午前9時半に集まって登校させるようにご協力をお願いいたします。

なお、その場合には給食は提供する予定です。

また、学校の状況やその他、安全に関わる問題がある場合には、暴風警報や特別警報が出ていなくても登校時刻をさらに遅らせることや、臨時休校にすることがあるかもしれません

その場合にはミマモルメや学校ホームページでお知らせします。

ミマモルメやホームページをこまめにチェックしてください。どうぞよろしくお願いいたします。

以上、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

特別警報および暴風警報発令時の対応について

下は門真市内学校共通のルールとなります。

 

新しい学校づくり通信第6号

教育委員会から令和8(2026)年開校予定の四中校区小中一貫校についてのおたよりが届きましたので、本日、お子様をとおしてお配りします。

下にpdfファイルも載せておきますので、ごらんください。

『新しい学校づくり通信第6号』(令和4(2022)年9月 門真市教育委員会)(PDFファイル:928.9KB)

一贯制学校建设 通信 2022 年9月 第6期 (门真市教委发布)(PDFファイル:983.2KB)

9月16日(金曜日)

台風14号

南の海上にある台風14号が明日からの三連休中に西日本を縦断するかもしれません。あるいは少し遅れて連休明けの来週火曜日に大阪にも近づいて来るかもしれません。

そこで、再度、台風に対する休校措置についてお知らせしておきます。

門真市の学校では朝7時の時点で大阪府あるいは東部大阪に『暴風警報』あるいは『大雨特別警報』が出ている場合には自宅で待機します。続いて、午前9時の時点で引き続き警報が出ている場合はその日一日学校は休みとなります。もし、解除されていたら10時までに登校することになっています。

今後、気象情報をこまめに確認していただき、ご協力をお願いします。

 

特別警報および暴風警報発令時の対応について

下は門真市内学校共通のルールとなります。

*本日、『学校通信すなごだより第22号を』をお子様をとおしてお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーにも載せています。

9月15日(木曜日)

みんな 1番星

昨日も紹介した運動会応援かざりつけ。

みんな 1番星

と書かれてあります。

子どもたちは一人ひとりはかけがえのないオンリーワンの存在で、一人ひとりがそれぞれの輝きを持っています。この言葉からそんなことを思います。

さて、昨日紹介した段階から、子どもたちの手形が加わって、虹のかけ橋ができました。子どもたちの手と手がつながり、かけ橋ができ、先生たちの手形が太陽の輝きになり、とにかく、みんなが明るく輝き、つながる『たのあつ』運動会(たのあつの意味は、本日のすなご日記をご覧ください)にしなければ!と、かざりつけを見て思いを一層強くしました。

まだ、完成ではないとのことですが、丸2年半も続いているコロナ禍のもと、少しでも子どもたちの心に潤いを与えることのできる場所になっています。

9月14日(水曜日)

運動会に向けて

10月2日は運動会です。子どもたちは本番に向けて仲間や先生たちと頑張っています。

また、子どもたちを応援するために、今年も、写真のとおり玄関ロビーに運動会の飾り付けが着々と進んでいるところです。先生たちの手形に加え、私の足形や教頭先生の足形まで使いながらのデザインとなっていて、PTAの役員の方々が先日、来校され作業してくださいました。さらに今日も来てくださるようです。ここに子どもたちの作品が加わるようで、出来上がりがとっても楽しみです。

一方では、運動場でも子どもたちが気持ち良く練習できるように校務員さんが炎天下にもかかわらず校庭南側にあるたくさんの伸びた草を刈ってくれています。今日は午後に教職員で整地やライン引きも行います

このように、子どもたちにとって楽しく思い出に残る運動会になるよう、いろいろな大人が陰で支え、応援しています。

このことは子どもたちにもぜひ知ってもらいたいと思います。

みんな1番星

良い言葉ですね!

私や教頭先生の足形も。地に足をつけて頑張ります!

炎天下での草刈りです。

何ごとも子どもたちのために!

9月13日(火曜日)

エリザベス女王

イギリス女王のエリザベス2世が先日、96歳で亡くなりました。1952年(私が生まれる10年も前です…)に即位され、70年にわたって女王の座にありました。

歴史上の人物と言っていいチャーチルやドゴール、アイゼンハワーなどとも会っている人だと思うと、その在位の長さに驚かされますし、第2次世界大戦や東西冷戦など、激動の歴史を実際に見てこられた歴史の証人だったのだと思います。

エリザベス女王はたくさんの名言や至言を残しておられますが、私は次の言葉が最も素晴らしいと思っています。

~この世界は、最も楽しい場所ではありません。ご両親はいつかあなたのもとを去り、あなたを無条件に守ろうとしてくれる人は誰もいなくなるでしょう。だからこそ、あなたは自分自身の足で立ち、自分が何を信じるか学ばなければなりません。そして、時には、下品な言葉でごめんなさいね。ガツンとやらなくてはなりません。~

9月12日(月曜日)

出会いと発見

先週から大阪大学の学生が学校に来ています。この学生たち(3人の女性です)は、すでに教育実習も終わり、来年春の卒業を前に大阪大学教職実践演習という形で本校に来ています。

学生の方々とは、それぞれ夏休み中に事前の打ち合わせをしましたが、教育に対する意識が非常に高く、知識も豊富でした。

私から彼女たちにお願いしたのは、砂子小学校の子どもたちと触れ合いながら、大学の話や小学生のころの夢の話等々、様々な話をしてほしいということです。とともに、子どもたちから学んでほしいということも伝えました。還暦を超えた私も小学生の子どもたちの行動や言葉にハッとすることや、教えられることがあるからです。

こうした出会いや交流から本校の子どもたちが学生たちの中に様々なことを発見し、それが自分自身の生き方に良い影響を与えてくれるものと信じています。

また、今年の2月に本校で教育実習を行った学生も今、ボランティアで来てくれています。来週からは1年生に教育実習生も来ます。

本校の子どもたちには、少しだけ年上の大学生たちとの『出会い』からいろんな『発見』をしてほしいと思っています。

*本日、お子様をとおして『すなごだより第21号』『ほけんだより9月号』をお配りします。どうぞごらんください。

9月9日(金曜日)

十五夜

明日は十五夜です。

日本では中秋の名月を見ながらお月見をする日です。

お月見とは、1年の中で最も空が澄みわたる旧暦の8月に、美しく明るい月を眺める行事のことで、「十五夜」ともいいます。

江戸時代まで使われていた旧暦では、毎月15日は満月となりますが、今は太陽暦を使っているので、15日が満月とは限りません。十五夜の日も毎年日が変わり、昨年は9月21日でしたし、来年は9月29日だそうです。

さて、明日の中秋の名月は、ほんの少しでも地上のコロナ禍やまたまた発生した台風、その他、しんどいことも忘れて、月を愛でたいものです。

*本日、図書だより9月号をお子様をとおしてお配りします。ホームページ「お知らせ」のコーナーにも載せています。ぜひ、ごらんください!

9月8日(木曜日)

スクールツクール

昨年から、令和8(2026)年に四中校区に新しくできる小中一貫校づくりに向け、四中校区の学校の教職員や保護者の方を教育委員会が集め、様々なことを話し合うスクールツクールという会議が行われています。

昨夜も午後7時から2時間にわたって市民プラザで行われ、本校から私、教頭、首席、そして、PTA役員の方も2名が参加してくれました。

新しい学校のイメージ図(案)が示され、その内容について説明があった後、本校、脇田、四中の保護者や地域の方、教職員が4つのグループに分かれて、学校施設の活用法などについて話し合いました。

来年度の今頃は砂子小学校に脇田小学校の子どもたちも通っています。まず再来年、令和6(2024)年の4月には脇田小学校と本校は統合して、新しい小学校ができます。

今のうちに、このように話し合われたことを新校建設に生かしていかなければなりません。

9月7日(水曜日)

運動会について

10月2日(日曜日)は運動会です。

今週から練習も始まっており、当日、どのような頑張りを見せてくれるか、今から楽しみにしています。

さて、運動会は昨年と同様に午前中だけの開催にします。開会は午前8時50分で終了は12時過ぎの予定です。体操服でいつもどおり集団登校させてください。なお、雨天中止の場合は4時間授業として授業終了後、すぐに下校します。

したがって、当日はお弁当は、いりません。また、予備日は10月5日の水曜日です。この日もお弁当の必要はありませんが、前もって給食を止めているので、通常授業を行う場合も給食なしで4時間授業の後、下校します。

なお、各ご家庭の入場可能な人数についてですが、大阪府の新型コロナウイルスのステージや本校の陽性者数などを見極めながら考えていきますので、お知らせするまで、もう少し時間をください。

9月6日(火曜日)

円安

先週の金曜日、1ドルがついに140円台になりました。今年の1月には115円ほどでしたから、8ヶ月で25円も下がったことになります。

外国の通貨(ドルなど)の価値に比べて円の価値が高くなることが「円高」、反対に低くなることが「円安」といいます。

戦後日本は長い間1ドル=360円の固定為替相場制でした。ところが私が小学校5年生だった1973年以降は変動為替相場制となり、現在に至っています。

過去最大の円高としては2011年10月31日の1ドル75円32銭がありますが、それにくらべると、今は140円ですから、65円も安くなったことになり、当時は100ドルの物が7532円で買えたのに、今は14000円になったということになります。

円高では輸入品が安くなり、物価を下げる効果がありますが、この円安では、ますます物価が高くなるおそれもあります。

さて、昨日は6年生に歴史の授業をしました。また、こうした経済の仕組みも6年生には機会があれば伝えたいと思います。

9月5日(月曜日)

ゴルバチョフ氏

私が30歳になる頃まで、ソ連という国がありました。

かつて、アメリカを中心とする西側諸国とソ連を中心とする東側諸国が睨み合っていました。これを冷戦と呼びました。

その冷静に終止符を打った立役者の一人が、当時のソ連大統領のゴルバチョフ氏でした。氏が当時掲げたペレストロイカ、グラスノスチという言葉は日本でも有名で、来日したときに、広島や長崎を訪れ、献花している姿も覚えています。

そのゴルバチョフ氏が先日、91歳で亡くなられました。

ゴルバチョフ氏は

私は収穫の時には立ち会わないかもしれないが、今のうちに蒔けるだけの種を蒔いておきたい。

という言葉を残しています。

実を取るのは他の人に任せ、目立たなくても種を蒔くことこそがリーダーの役割だということです。このことは私も肝に銘じたいと思います。

9月2日(金曜日)

来週から運動会練習

今年も運動会を行います。

10月2日(日曜日)の午前中の開催となりますが、個人走や団体演技・競技などを行う予定です。ただし、新型コロナウイルスにより緊急事態宣言などが発令された場合は、大幅な変更や中止もあり得ますが、今のところ、実施の方向で取り組んでいきます。

5日(月曜日)から練習も始まります。

今日のホームページ「すなご日記」にも書きましたが、児童会(保健委員会)からの提案によりミストを本校の校務員さんが作りました(材料はホームセンターに買いに行きましたので、安くできました。なお材料費はPTAから補助をお願いしたいと思います)

このミストなども使いながら、熱中症にも気をつけて練習に取り組みます。

お茶なども必ず持たせてください。ご家庭での協力をよろしくお願いします。

*本日、お子様をとおして「学校通信『すなごだより第20号』」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんいただけます。

9月1日(木曜日)

今日から9月 台風のシーズン

9月が始まりました。

朝晩は涼しくなってきました。しかし、昼間はまだ暑く熱中症にはじゅうぶんに気をつけて学習活動を行っていきます。

ところで、9月と言えば台風の季節でもあります。

南の海上では猛烈な台風(最大風速54m以上の台風で、台風の分類上最も強いランクです)11号が西へ進んでいますが、途中で急に北上するような予想も出ています。まだまだ進路予想が難しいようで、もしかすると来週にはこちらにやってくるかもしれません。

さて、門真市の学校では朝7時の時点で大阪府あるいは東部大阪『暴風警報』あるいは『大雨特別警報』が出ている場合には自宅で待機します。続いて、午前9時の時点で引き続き警報が出ている場合はその日一日学校は休みとなります。もし、解除されていたら10時までに登校することになっています。

台風のシーズンの到来です。以上の点、よろしくお願いします。

8月31日(水曜日)

新校の校名募集

教育委員会から校名募集の案内がありました。

本日、お子様をとおしてお配りします。明日から9月30日までの一月間に門真市にお住まいの方、働いている方は応募できるとのことです。

保護者の皆様方もお子様と一緒に考えて応募してみてください。学校の玄関ロビーに応募箱を置いてありますので、応募する方はそこに入れるようお子様にお伝えください。

また、もっとも応募したいと思う方は、応募用紙をPDFにして「お知らせ」のコーナーにも載せていますので、応募フォームを読み取るか、個別に印刷していただくかしてどしどしご応募ください!

表面

裏面

玄関ロビーに応募箱があります。ここに入れてください!

8月30日(火曜日)

地域の見回り

先週の金曜日のことですが、私と教頭で地域の見回り活動に参加してきました。自治会の方々が夕方から夜にかけて見回りを行ってくださるのですが、それに参加させていただきました。

私たちだけでなく、本校のPTAの役員の方々、四中の上甲校長先生も回ってくださいました。

こうした地域の大人たちの目が子どもたちの良い育ちにつながります。

子どもは親にとっての宝であるだけでなく、地域の宝、社会の宝です。

今後とも、あたたかい目で見守りをよろしくお願いいたします。

2つのグループに分かれての見回りです。私は地域の南半分を回りました。教頭先生やPTA役員の方々は北半分を回りました。

26日は夕焼けがきれいで、上甲校長も写真を撮っていました。ホームページに載せるのでしょうか。

8月29日(月曜日)

8月最終週 生活リズムを整えて!

今日を含めて3日で8月も終わります。

9月1日からは通常の授業となり、本格的に学習活動が始まります。

とは言え、始業式の翌日から2日間の休みもあったので、夏休みモードの子どもたちも多いことでしょう。

8月の間は午前中授業(31日は給食が始まりますが、授業は4時間です。)です。

8月中に一日の生活リズムを学校モードに切り替えられるよう、ご家庭でもご協力をお願い申し上げます。

*本日、お子様をとおして「ほけんだより第8号」をお配りします。ホームページ「お知らせ」のコーナーでもごらんいただけます。

8月26日(金曜日)

2学期スタート!

今日から2学期が始まります。

12月23日の終業式まで4ヶ月の長い2学期です。

砂子小学校の子どもたちとともに、良い2学期にしたい!

これが今の私の願いです。

コロナ禍もまだ収まりそうにありません。暑い日も続くことでしょう。運動会をはじめいろいろな行事もあります。

今日から、いっしょにがんばっていきましょう!

保護者の皆様方、地域の皆様方、2学期もよろしくお願いします。

*本日、お子様をとおして「すなごだより第19号」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもごらんいただけます。

*本日、新型コロナウイルスにかかわって、今後の教育活動について保護者の皆様宛に教育委員会から「小学校、中学校における教育活動について 第22版」が出ていますので、お子様をとおしてお配りします。ホームページ「お知らせ」のコーナーにも載せています。

8月25日(木曜日)

四中校区教職員研修

昨日は、門真市民プラザに四中、脇田小、本校の3校の教職員が集まって合同研修を行いました。

テーマは令和8(2026)年に開校予定の門真市初の小中一貫校のあり方についてです。

門真市教育委員会の幹部から3校が統合してできる新校に関する考えや新しい学校の完成予想図などが示され、それを踏まえて、3校の教職員が10のグループに分かれて意見交換や質疑を行いました。

新校と開校はまだ4年先のことですが、それに先立って本校と脇田小が来年8月には同居し、再来年4月からまず一つの小学校となります。せっかく四中校区に新しく綺麗な学校が建設されるわけですから、3校の教職員が手を取り合って良い学校づくりのために進んでいきます。

8月24日(水曜日)

監督と選手

学校閉庁日の時など、家で高校野球を見ていました。とりわけ、センバツ優勝の大阪桐蔭に続き、準優勝だった近江にも勝って決勝に進出した下関国際を見て、チームワークの良い落ち着いたチームだなぁという印象を持ちました。

おそらく、選手と選手、選手と監督とがつながっているのでしょう。また、決勝戦の前日練習では背番号のない3年生選手が甲子園のグランドで練習をしていました。スタンド組の選手たちにも出番を作ってあげたいという監督の思いからでしょう。

決勝戦では仙台育英高校に敗れましたが、『子どもたちがかわいくて、本当にかわいくて。かわいい子どもたちが泣いている姿をみて泣いてしまった。』という監督のコメントがありました。

監督の選手に対する思いが好結果を生んだのでしょう。私も学ばねばと思いました。

 

学級休業のルール変更

昨日の校長会で、門真市教育委員会から新型コロナウイルスによる学級休業のルールを変更することについての説明がありました。大阪府教育庁のルールに準じて、2学期からは直近3日間で陽性者あるいは濃厚接触者(学校教育活動での濃厚接触者に限ります)が学級の子ども数の

15%を超えた場合だけ、

翌日から3日間休業することになります。この3日間はオミクロン株の潜伏機関の中央値が2.9日であることや発症前のウイルス発出が2日前まで確認されていることなどを考え合わせて3日間の休業とし、その間に陽性者が出ても3日間は子どもたちが接触していないため、休業の延長はしないとのことです。

なお、お子様が陽性になられたときは

1.症状が出た日

2.検査日

3.陽性と診断された日

の3つを学校にお知らせください。

くわしくは26日にお子さまをとおして「小学校、中学校における教育活動について 第22版 門真市教育委員会」をお配りします。また、同日、門真市のホームページにも載るとのことです。

*本校の15%の目安

1年生:4名

2年生:3名

3年生:3名

4年生:4名

5年生:4名

6年生1組・2組:4名

8月23日(火曜日)

2学期以降の新型コロナウイルスへの対応策

今日、臨時の校長会が開かれます。そこで、今後の新型コロナウイルスにかかわっての教育活動について協議が行われます。

現在、日本政府も行動制限はしていません。また、第7波収束後には感染症法上の分類についても再検討するとのこと。また、昨日決勝が行われた甲子園でも入場人数制限はありませんでした。社会全体がウィズコロナの方向に進んでいるようです。

こうしたことも踏まえて、臨時校長会で教育委員会と2学期以降の新型コロナウイルスへの対応策が話し合われます。

くわしい内容につきましては、新学期開始早々に保護者の皆様方へお知らせいたします。

いよいよ今週の金曜日から2学期です。お子様の体調管理等々、何とぞよろしくお願い申し上げます。

8月22日(月曜日)

いよいよ今週の金曜日から

夏休みも最終週です。いよいよ金曜日から2学期が始まります。

夏休み中、校舎はシーンとしていましたが、金曜日からは子どもたちが帰ってきて、また賑やかになると思うとワクワクします。

みんなが、元気に笑顔でやってくるのを心待ちにしています!

8月19日(金曜日)

給食は共食

先日、大阪府教育センターが行っている「学校給食に関する研修」を受けました。つくづく思うのですが、日本独特ともいえる学校給食は、子どもたちに栄養バランスの取れた食を提供すること以外に、食の大切さを知らせる機会、地場産の食材をとおして地域の歴史や文化を知る機会でもあります。

さらには、コミュニケーションの場にもなっています。

給食はみんなで同じものを食べる「共食(きょうしょく)」ですが、様々な状況の変化により、最近では家庭での共食の機会が減っていると言われています。そのため、家族と一緒に暮らしていても一人で食事を摂る「孤食(こしょく)」が増えている現状です。他にも様々な「こしょく」が見られます。複数で食卓を囲んでいてもそれぞれが食べるものが違う「個食」、子どもだけで食事を摂る「子食」、ダイエットのために必要以上に食事制限をしてしまう「小食」、同じものばかり食べる「固食」、濃い味付けのものばかり食べる「濃食」、パンや麺類ばかり食べる「粉食」、など。これらの「こしょく」は食に関する問題点を大きくする要因となっていると言えます。

新型コロナウイルスの影響で、給食の時間もまだ「黙食」が続いています。しかし、共食である給食をとおしたコミュニケーションで、食の楽しさを実感し、仲間とともに食べる(食べる時間というものは最も楽しい時間だと私は思います)空間・時間を共有し、より良い人間関係を築けるようにしたいです。

 

8・9月の給食献立について

門真市教育委員会から、届いたお知らせを下に載せています。クリックしてください。

8・9月絵献立(PDFファイル:430.9KB)

8・9月献立表(PDFファイル:165.5KB)

8・9月給食だより(PDFファイル:447.5KB)

8月18日(木曜日)

人生のルートは人それぞれ

学校閉庁日の間、本をたくさん読むことかできました。とりわけ、「やりすぎ教育」(著者は臨床心理士の武田信子さんという方です)というタイトルの本にはいろいろと考えさせられました。

その中でも、人生のルートは人それぞれであり、登山に例えると100人が一つの山に登るのではなく、100人がそれぞれの山を登ることが必要で、高い山、低い山、里山、登らずに平野にとどまる、途中で下山する、山々を渡り歩く、誰かと登るなどなど、様々な方法があるということが書かれているところがあり、すごく納得しました。

私たち学校教育に関わる人間は、ともすれば一つの山に全員を登らせようとします。それも集団教育を行ううえでは大切なことでしょう。しかし、100人がそれぞれの山を登ることが必要だということを常に意識しておくことが欠かせないと反省しました。

子どもたちに対して、なぜ教育を行っているのか、子どもたちは何のために学ぶのかという本質的なことを考えさせられる本でした。

8月17日(水曜日)

夏休みもあとわずか

お盆休みも終わり、夏休みも今日を含めて9日となりました。来週の金曜日は2学期の始業式です。

砂子小学校のみなさんが元気に登校してきてくれるのを待っています。

なお、下に2学期以降のおもな行事予定を載せておきます。

8月10日(水曜日)

学生ボランティア

昨日、今日と学生のボランティアが来てくれています。

本校の校務員や事務職員とともに、先日切った校庭南側の木(7月27日校長雑記に書きました)の片づけをしてくれています。

朝の9時から午後3時過ぎまで、炎天下で木の枝をさらに短く切って袋に入れたり、運んだりと大活躍です。暑い中でも一生懸命に働いてくれている姿に感動します。(もちろん、熱中症にならないよう水分補給や休憩は適宜行っています)

2学期の始業式までにきれいに片づけたいと思っていたので、本当に大助かりです。

聞くと、将来、保育士になりたいとのこと。きっと、子どもたちのためによく動く良い先生になってくれることでしょう。本当にありがとう!

学校閉庁日 8/11~8/16

以前にもお知らせいたしましたが、明日11日から16日は学校閉庁日です。門真市教育委員会は以下のような趣旨で学校閉日を設定しています。(門真市教委の通知より抜粋)

 

門真市教育委員会では、長時間労働が問題となっている教職員の勤務実態を考慮し、休暇取得の推進及び心身の健康増進を図ることを目的に、平成30(2018)年度から夏季休業期間中に「学校閉庁日」を設定しております。今年度につきましても、下記のとおり夏季休業中の6日間を「学校閉庁日」とすることにしました。

つきましては、本趣旨をご理解いただき、ご協力くださいますようよろしくお願いします。

 

1.閉庁期間 令和4(2022)年8月11日(木曜日)~16日(火曜日)

*土、日、祝日は休業日ですが、クラブ活動等を原則行わないため、学校閉庁日として設定しております。

2.対 象 校 門真市立小学校・中学校

3.実施内容 学校閉庁日には、学校に職員が不在となることから、来校や電話等への対応ができません。このための代替対応を次のとおり行います。

・緊急時の連絡先について

(児童生徒の生命や安全に関わる重大事態など)

12、15、16日(平日)

門真市教育委員会学校教育課06-6902-7042

受付日時9:00~17:30

11、13、14日(祝日・休日)

門真市役所宿直室06-6902-1231

・転出事務への対応について

市役所における転出通知書発行等の手続きは、通常通り実施しますが、その後の学校での手続きは、学校閉庁日以外に行っていただきますようご協力をお願いします。

4.その他各小学校で開設している放課後児童クラブは、通常どおり実施します。

学校閉庁日についてのお問い合わせ

門真市教育委員会事務局教育部学校教育課

学務・人事グループ電話:06-6902-7107

 

明日からの学校閉庁日につきまして、保護者の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

8月9日(火曜日)

野球の日

私は野球が好きです。甲子園の高校野球も始まりました。彼らがひたむきに白球を追う姿にはやはり感動してしまいます。炎天下でしかもコロナ禍でやる必要があるのかという声が多いことも知っていますが、それでも心を打たれてしまう古い?人間なのかもしれません…

さて、野球を好きな理由は、やはり、私が子どもの頃は野球が盛んで、王選手、長嶋選手、野村選手などのスーパースターに憧れたことが大きいのですが、もう一つあります。

強打者であろうとなかろうと、バッターボックスでは、その打者が主役です。観衆の目もその打者に注がれます。また、打球は守っている9人のどこに飛んでくるかわかりません。飛んできたら、そのポジションの選手がさばきますが、その瞬間には観衆の目が注がれ、その選手が主役となります。

つまり、出場している選手全てに主役となれる一瞬があるということが、もう一つの理由です。
ナイン一人ひとりに出番があり、役割があり、承認・賞賛される場があると思うから、野球が好きなのです。

出番、役割、承認・賞賛

これは、砂子小学校でも教職員全員が大切にしているキーワードです。

さて、今日、8月9日は8・9の数字語呂合わせで「野球の日」なのだそうです。それで、野球について書きました。

8月8日(月曜日)

夏休み中、先生たちも学んでいます!

今日は、大阪大学の桜井准教授をお招きして、校内研修を行いました。『読み書きの発達』というテーマで2時間にわたってお話しいただきました。リテラシー(読み書き能力)とは何かということを知り、幼児期や学齢期での子どものリテラシーの発達について理解することが目標の研修でした。

門真市教育委員会の指導主事や脇田小学校など他校の先生、大阪大学の学生2名(2学期に本校で実践演習を行う予定の学生です)も来校し、一緒に学びました。

2学期からの子どもたちへの学習指導を充実させるため、私たちもしっかりと学びます!

参加者が個々に行う演習も取り入れた参加型の研修でした。

換気やフィジカルディスタンスなどにも気をつけなければなりません。

8月5日(金曜日)

花火大会

今日、杜の都、東北の仙台で『仙台七夕花火祭』が行なわれます。東北三大まつりの一つである『仙台七夕まつり』は明日から3日間開催されるようですが、その前夜祭として広瀬川とほとりで、打ち上げられる盛大な花火祭りだそうです。

今年はコロナ禍ではあってもあちらこちらで花火大会は開かれるようです。

先日も新潟県長岡市の花火大会が3年ぶりに復活したというニュースがありました。長岡の花火は有名です(実際に見たことは一度もないのですが、『裸の大将』として有名な画家山下清さんの代表作の一つ『長岡の花火』の絵が好きで、是非行ってみたいと思っている花火大会です。)

また、山下さんは、花火にちなんでこのようなことを言っておられます。

みんなが爆弾なんか作らないで

きれいな花火ばかり作っていたら

きっと戦争なんて

起きなかったんだな

明日6日は広島に原子爆弾が投下された日です。9日には長崎。また、今もウクライナでは戦争が続いています…。

山下さんの言葉が悲しく響きます。

8月4日(木曜日)

不審者検挙

昨日お知らせした不審者ですが、検挙されたという連絡がありました。まずは安心です。

とは言え、今後とも、子どもたちが不審者から被害に遭わないよう、校区外への遠出や夜間の一人での外出などはひかえさせてください。引き続き保護者の皆様方のご協力をお願い申し上げます。

 

夏の大三角形

何度かこの校長雑記にも書きましたぎ、私は星が好きです。

夜空を眺めて、コロナ禍や戦争など、地上のことは忘れて、星座を探すことが好きです。

大阪の空は星が見えにくいのが残念ですが…天の川は見えなくても、夏の大三角形(下の写真のようにこと座のベガ(織姫星)、わし座のアルタイル(彦星)、はくちょう座のデネブ、を結んでできる大きな三角形)は何とか見ることができます。

これを見ると、夏だなぁと実感します。また、何千年も前の人たちもこの星座を眺めていたんだろうなあと想像するのもまた楽しいものです。

地上は様々なことで大変ですが、夜空は変わりなくおだやかです。

8月3日(水曜日)

自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること

昨日は、門真市民プラザにある門真市教育センターに市内の校長や教頭、教育長はじめ教育委員会の職員が集まって、人権教育研修が開かれました。

人権教育とは、子どもたち一人ひとりの人権を大切にすること、すべての人間には人権、つまり、人間らしく生きる権利があるということ、自分も他人もすべての人間は、代わりのいない「かけがえのない」存在であることなどを学ぶ教育です。

昨日の内容はSNSに関することでした。SNSは適切に活用すればとても便利ですが、誹謗中傷などの書き込みによって他人を傷つけることも世界中で大きな問題となっています。

書き込んだ内容によっては処罰されたり、書き込んだ内容は半永久的に消えないので、「この人はこんなことを書くとんでもない人なのだ」というレッテルを10年先、20年先に貼られてしまったりする恐れもあるのです。つまり、他人を傷つけることはもちろんのこと、その矛先は必ず自分にも返ってきて、自分自身を大きく傷つけることになりかねないのです…

学校での人権教育の目的は

自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること

です。

ふだんの授業や学校生活の中で、自分や他人をかけがえのない存在として認め、大切にする子どもを育てなければならないという思いを一層強くした研修でした。

しかし、このことは保護者の皆様方のお力添えがなければ、決して前には進みません。今後ともご理解とご協力をよろしくお願いします。


不審者情報


昨夜、門真市教育委員会から次のとおり通知がありました。ご注意ください。

〜令和4(2022)年8月2日午後5時50分ころ、門真市元町26番付近路上において、
包丁様のものを所持した人物が目撃されています。

不審者は、年齢50歳代から60歳代、白髪頭、青色Tシャツ着用の男です。
不審者を発見すれば、近づかず、すぐに110番通報してください。

市教委としましては、門真警察にパトロール強化を依頼するとともに、明日に青パトで巡回予定です。〜 
    

8月2日(火曜日)

自転車は左側通行ですよ‼

昨日、ハッとする場面を見ました。

道路の右側を走っている自転車がトラックに巻き込まれそうになったのです。幸い無事でしたが、まさにヒヤリハットでした。

道路交通法では自動車は左側通行ですが、実は自転車も左側通行と決められているのです。なのに、右側から自転車が来ると正面衝突してしまうおそれもあります。とりわけ、交差点では、車から見て左から入って向かってくる自転車は、左折する車に巻き込まれてしまうこともあります。これはかなり危険なことです。

まさに、昨日、他市の小学生でしたが道路の右側を走っていて、左折する小型トラックに巻き込まれそうになった場面を見ました。知らない子どもでしたが、思わず強く注意してしまいました。(本当にギリギリだったのと、ヒヤリハットを見逃すと重大事故につながるからです)

砂子小学校の皆さんも、自転車で道路の右側を走っていませんか?道路交通法という法律でも、自転車は左側通行と決められています。

下の写真は大阪府警察・大阪府自転車商防犯協力会が出しているポスターです。これも参考にして、交通ルールを必ず守り、絶対に事故などに巻き込まれないよう、また、他の人にケガを負わせたりしないよう注意しましょう!

 

おねがい

教職員の勤務時間は門真市では午前8時30分から午後5時となっています。国からは超過勤務時間は月45時間以内におさえるよう通知が来ていますが、学期中は本当に残業時間が多いので、夏休み中は定時退勤させたいと考えています。

保護者の皆様におかれましては、午後5時以降で、どうしても学校に緊急の連絡をしなくてはならない場合は以下の番号(学校の携帯電話番号)におかけください。教頭が対応します。

080-3492-2672

ご理解とご協力をお願い申し上げます。

8月1日(月曜日)

風雅の心得(ふうがのこころえ)

8月となりました。8月は「葉月 はづき」というきれいな別称があることは知っておられることと思いますが、それ以外にも、次のような別称があるそうです。

ちくしゅん(竹春)

ちゅうしゅう(仲秋)

つきみつき(月見月)

つばめさりづき(燕去月)

あきかぜづき(秋風月)

かりきづき(雁来月)

かんげつ(観月)

けんゆうげつ(建酉月)

こぞめつき(木染月)

べにそめづき(紅染月)

そうげつ(壮月)

などなど…

8月は夏真っ盛りで、ひじょうに暑い時期ですが、暦の上では秋となります。したがって、どれも秋を思わせるような名称ですね。

昔の人たちは、よくこんな風流な名をつけたものだと、その風雅の心得には頭が下がります。

それにしても、はやく涼しくなってほしいものです。

 

*門真市教育委員会から8・9月の給食献立についてのお知らせが届きましたので、ホームページ「お知らせ」のコーナーに載せます。ぜひ、ご覧ください。

7月29日(金曜日)

大学生たちとの座談会

一昨日(27日)の夜ですが、ルミエールホールで大学生たちとの座談会に参加してきました。

今から4年前に門真出身の八上君という大学生が始めたKADOMA中学生勉強会という大学生ボランティアによる学習支援団体があります。発足当初から私も応援しているのですが、すでに立派な社会人になっている八上君から、今、この会で活動している大学生たちに話をしてもらえませんかという依頼があり、座談会を行ったというわけです。

私からは教師として大切なことについての私自身の考えを伝えました。その後、学生たちからは様々な意見や質問があり、楽しい意見交換ができました。まだ二十歳前後の学生たちでしたが、自分の考えをしっかり持っていること、自分自身を冷静に見つめていること、そして、いろいろと思い悩んでいることなども感じられ、話していると清々しい気持ちになりました。

座談会の最後に、私から

「砂子小学校の子どもたちにも会いに来てください」

と言いました。砂子小学校の子どもたちにとっての良きモデルになってほしいと思ったからです。本当に来てくれると良いのですが。

関西の様々な大学に通う学生たちとじっくり話すことができました。一人ひとりが自分の考えを自分の言葉で語る姿が印象的でした。

学生たちの眼差しに清々しさと頼もしさを感じました。この中には教師をめざす学生もいます。門真の先生になってくれたらと思います。

7月28日(木曜日)

新型コロナウイルス感染急拡大

第7波の勢い、止まりません…。これまでの6回の波ではなかったような大波が来ています。

これまでの感染防止対策は忘れず行いつつ、一方で熱中症対策を行う必要があります。政府は行動制限は求めないようですし、大阪府も飲食店の時短要請もしないようです。

つまり、かつての日常生活を取りもどすことも大切だということでしょう。

今後は個人個人が自ら考え、判断し、そして自分の行動に対して責任を持つことが一層重要になるでしょう。

情報不足と不安のかけ算がパニックを生むと聞いたことがあります。

また「高をくくる」という言葉もあります。「まぁこんなものだろう」と油断することですが、パニックにもならず、と言って高をくくるような油断もせず、自分自身で様々な情報を取捨選択し、冷静にかつ、主体的に考えて行動するという、今、学習指導要領で求められている資質が子どもだけでなく、私たち大人にとっても求められています。

とりわけ、命に関わるような情報処理を充分におこなうにはフェイス トゥ フェイスで話すことが欠かせません。

行動制限はありませんが、だからこそ、「対話的な学び」を大切にすることを頭において私たちも日々取り組んでいきます。

7月27日(水曜日)

たくさん切りました

たくさん切ったって何を?と思っておられることでしょう。

昨日は、校務員さんをはじめ教職員で運動場南側の水路に面した桐や桜の木をはじめ様々な木の枝葉を切りました。

例年、葉が生い茂り、枝が伸びて学校の南側にお住まいの方々にご迷惑をおかけしているので、申し訳なく思っています。

非常に暑い中でしたが、下の写真のように脚立を使って、あるいは、木に登ってたくさんの枝葉をがんばって切りました。

今日は、自治会長様からお礼の電話をいただき、うれしく思いました。

夏本番のような暑さの中、みんなで協力して切りました。

校庭南側には桜や桐、その他様々な木が生い茂っています。南側で日当たりもよく、夏になると、ものすごい勢いで葉が茂り、枝が伸びます。強い生命力を感じますが、それらの枝葉を切ることで地面にも日が当たり、ちがう植物も育ちます。また、近隣の方々へのご迷惑も少しは緩和できると思います。

7月26日(火曜日)

 

夏祭りで思ったこと

先週の土曜日のことを書きます。
地域の祭に来ませんか?と、地域の方からお誘いを受け、四中の上甲校長と夕方に伺いました。

会場の南部市民センター駐車場には多くの人が集まっています。砂子の子どもも四中の子どももいて、学校とは、またちがった笑顔を見せてくれます。浴衣姿の子もいて、久々に夏らしい風景を見ました。

私も娘が小学生の頃、この祭に来たことがあり、今は札幌にいる娘からも『南部の祭懐かしい』とメールが返ってきました。
上甲校長と2人でビンゴ大会の司会をしたり、唐揚げやかき氷、飲み物をご馳走になったりと、久々にどこか懐かしい、楽しい思い出ができました。

この1学期は、プールの授業も行いました。休日参観もやりました。コロナ禍で忘れていた光景をちょっとずつ思い出しています。

今、またもや新型コロナウイルスの感染が急拡大しています。
昨日の下見でもお伝えした通り、感染防止は大切なことで、私たちも日々安全安心な学校生活の維持に努めているところですが、早く、かつての日常、当たり前を取り戻すことが子ども達の生活、学びにとって大切だなあと思った一夜でした。 

7月25日(月曜日) 

就学旅行下見 

10月末の修学旅行に向けて、担任の先生たちと広島に来ています。 

新型コロナウイルスの第七波が来ている真っ最中ですが、昨年の夏休みに下見に来た時に比べたら、広島も人出はかなり多いです。 

平和公園や宿舎などを下見し、子どもたちが安全に旅行できるよう計画を立てるための下見です。 

10月末にはコロナ禍も収まっていることを祈りながら逐次下見の様子をお伝えして参ります。

会議は短時間に、紙はA4の1枚で、と言われますが多岐にわたる検討内容のこと、文章もなかなかのボリュームでした。

 

とはいえ万一の濃厚接触の備えも欠かすわけにはいきません。 打ち合わせ内容だけは高密度に、短時間で終了しました。

打ち合わせを済ませ外を眺めると実に透明度の高い空気と晴天に恵まれて対岸の島もくっきり目に映りました。

 

本番当日もこのように準備万端、晴れやかな日であってほしいと切に願い宿舎を後にしました。

昨年もお世話になりました宿舎です。

個々に支援を要する児童のサポート対応、除去食を要する児童が生じた場合、あるいはアレルギー代替食対応の程度、または緊急時の搬送パターンなど、医療機関のリソースも限られている現在のような状態ではシミュレーションすべき内容も多岐にわたります。

特に専門的な件は追加の確認となりますが、ここで実際の状況を想定できるのは何よりも下見の重要性を感じるところです。

原爆の子の像を臨んでいます。

折りづるをささげる手順、班集合のスペースなど限られた時間でどう進めるか、支援すべき児童の様子も考えています。

平和記念資料館の内部です。 検討のため許可を戴いて撮影しています。

この空間で班活動をする場合どれくらいの時間でどの学習内容をポイントにするのか…

ばく大な内容と時間とコロナウイルス対応と…トライアングルでのバランスが求められる中、事前学習もふくめ最適なコース周りを検討しなければなりません。

フィジカルディスタンスも考えるとこれくらいのゆとりは必要かな、と実際に距離をとり、展示スペースごとの移動時間を確認しています。

 

コロナウイルスの感染とは関わりなく、博物館での展示観賞は歩きながらが基本ですから、なおのこと事前の学習を丁寧に行う必要性を実感させられました。

広島原爆ドームです。

担任二名、支援担任一名、管理職(校長)の四名で下見しています。

バリアフリーの状況や雨天の待機場所など、毎回同じとはいかないところもあります。

そのような場所と経路について一つ一つ確かめています。

7月22日(金曜日)

夏休みの宿題

西東三鬼(さいとう さんき)という人がいました。本名は斎藤敬直(さいとう けいちょく)1900年に生まれ、私が生まれた1962年に没した俳人です。

33歳の時、歯科医だった彼は患者のすすめで俳句を始め、「サンキュー」をもじって三鬼にしたとのことですが、俳句界の風雲児と言われていたそうです。

三鬼の句に次のような句があります。

算術の 少年しのび 泣けり夏

少年が夏休みの宿題である算術(算数のことを昔は算術といっていました)がどうしてもわからず、しくしく泣いている様子が浮かんできます。

三鬼は小学生6年生の時、病弱で旧制中学の受験をあきらめるという体験もあったようですから、当時をふりかえってつくったのかもしれません。ただ、2年後には2番の成績で合格したそうです。

さて、砂子小学校の子どもたちは、夏休みの宿題にはとりかかっていますか?わからなくて泣いている子はいないかな?でも、あきらめずに取り組んでください。

7月21日(木曜日)

しずかな学校

今日から夏休みです。昨日までは校舎内に子どもたちの声があふれていましたが、今日は教職員たちだけしかいません。

黙々と事務処理をしている職員、さっそく2学期に向けての準備をしている職員、学校統合に向けて備品などを整理している職員の姿があるだけで、何ともしずかな学校です…

夏休み初日、子どもたちは、どう過ごしているでしょうか。安全に楽しく過ごしてほしいものです!

おねがい

教職員の勤務時間は門真市では午前8時30分から午後5時となっています。国からは超過勤務時間は月45時間以内におさえるよう通知が来ていますが、学期中は本当に残業時間が多いので、夏休み中は定時退勤させたいと考えています。

保護者の皆様におかれましては、午後5時以降で、どうしても学校に緊急の連絡をしなくてはならない場合は以下の番号(学校の携帯電話番号)におかけください。教頭が対応します。

080-3492-2672

ご理解とご協力をお願い申し上げます。

7月20日(水曜日)

光陰矢のごとし

今日はも学期の終業式です。4月8日に始まったばかりだと思っていたら、もう終わり…私にはそんな感じがします。

時のたつのは、矢のようにはやいと昔の人は言いましたが、まさにそうです。

ところで、この1学期は子どもたちにとって良い時間だったのでしょうか?うれしかったこともあったでしょう。楽しいこともあったでしょう。しかし、いやなこともあったはず、しんどいことも少なくなかったはずです。

けれども、そんな、良いこと、良くないこともあるのが『生きる』ということの証(あかし)だと思うのです。

後から振り返れば、良いことがあっても、その時はすぐに去ったなあ、しんどいことがあっても、その時はすぐに行ってしまったなあと思うもの。

まさに、

光陰矢のごとし

です。

子どもたちにとっては、1学期にあったことすべては、これからの長い人生をよく生きるための土台になるはずだと思います。

また、明日からの夏休み中のことも、同じです。

子どもの時分にはわからないでしょうが、時間が過ぎるのはとてもはやく、一瞬、一瞬でも、その時を大切にしてほしいと思います。

*学校のある日は毎日更新してきた校長雑記ですが、夏休み中は随時とさせていただきます。ご了承ください。

*本日、お子様をとおして「すなごだより第18号」をお配りします。ホームーページ「すなごだより」のコーナーにも載せています。

*門真市教育委員会から「新しい学校づくり通信第5号」が来ましたので、お子様をとおしてお配りします。ホームページ「お知らせ」のコーナーにも載せています。

 

『楽しい夏休みにするために』

本日、お子様をとおしてお配りします。お子様と一緒によくご覧おきください。

表(おもて)

裏(うら)

 

7月19日(火曜日)

サイボーグ009

今から58年前の7月19日、石ノ森章太郎さんの『サイボーグ009』という漫画が少年誌でスタートしました。

私も子どもの頃、テレビで見ましたが、ただおもしろいだけでなく、子どもながらに多様な人たちが共に理不尽なことに立ち向かってるんやなぁと感じる内容でした。

私が大人になってからも何度も読み返した漫画は『サイボーグ009』と横山光輝さんの『三国志』くらいでしょうか。

さて、ストーリーです。

とある武器商人の大組織が宇宙で戦えるサイボーグ兵士の計画を進め、太平洋の孤島に世界各地から人種や年齢の違った9人の人間を集め(00ナンバーと呼ばれます)サイボーグに改造するのです。

しかし、日本から連れてこられた島村ジョーは他の8人から組織の恐ろしい目的を知らされ、9人で秘密基地を脱出し、その後、組織との長い戦いが始まります。

人種問題や異文化の争い、現代社会がかかえる矛盾、00ナンバーたちが出会った人々の心の苦しみ、人間とサイボーグの狭間での悩みなども描かれていて、深い言葉もたくさんあります。

その中の一つ、ジョーつまり009の能力にあこがれる弟に尊敬されるために運動が苦手なのに練習してジョーにマラソンで挑んだ兄や弟に向けて言った言葉がこれです。

おれたちサイボーグには肉体的な限界はないが人間にはある。それを持つことができるから人間ってすばらしいんだ!

7月15日(金曜日)

気象情報について

この時期になると非常に心配なことがあります。

一つは当然、熱中症です。とりわけ登下校時や帰宅してから子どもたちが地域で遊んでいるときなどは、学校では様子がわからないので気になります。

同時に雷もです。

雷はいつ来るかわかりません。晴れていても急に曇ってきたかと思うと雷鳴が鳴り響くということがよくあります。

下に気象庁の作っている雷ナウキャストのQRコードを載せています。これは雷の激しさや雷の可能性を1km格子単位で解析し、その1時間後(10分~60分先)までの予測を行うもので、10分ごとに更新されています。

また、環境省が作っている熱中症予防情報サイトのQRコードも載せておきます。このサイトの中段あたりには、熱中症警戒アラートや暑さ指数のメール配信サービスに関するコーナーもあり、保護者の皆様も登録されたらいかがかと思います。私も既に登録してサービスの提供を受けています。

夏休みになれば、子どもたちは家庭や地域で過ごすことになります。その間の子どもたちの安全に十分に気をつけてあげてください。

よろしくお願いします。

気象庁 雷ナウキャスト

1キロメートル四方の範囲で、雷の活動度がわかります。雨雲の流れもわかります。

環境省 熱中症予防情報サイト

各地の暑さ指数や熱中症警戒度、熱中症警戒アラートの発表状況はわかります。

7月14日(木曜日)

日野原重明さんの言葉

昨日、日野原重明さんのことを書きました。この人が100歳を超えても子どもたちにいのちの授業をしてきたことも書きました。

今日も、その日野原さんの言葉で、私が素晴らしいなあと思ったものをいくつか紹介します。

「今日きみが失敗して、みんなに笑われてなみだをこぼした体験は、いつか友だちが失敗したときに、その気持ちをだれよりもわかってあげられるためのレッスンなのかもしれません」

「相手にこぶしをふりあげるのを、ちょっと待ってください」

「争いの根っこにあるにくしみの感情。それをコントロールできるのは自分だけです」

「自分はこんなに痛い思いをした。でも、相手も深い傷を負っていたんだと気づくことができれば、和解の第一歩になると信じています」

「にくい相手をゆるす。その勇気で、争いを終わらせることができます」

「知るということをもっと大事にしてください」

今、ウクライナでは戦争が止みそうにありません。日本では安倍元総理が非業の最期を遂げられました。

何があっても暴力だけは絶対にいけません!互いの気持ちを理解し合い、折り合いをつけることが何よりも大切なことだと、今ほど思うことはありません。

7月13日(水曜日)

日野原重明さんという人

日野原重明さんというお医者さんがいました。何と、105歳まで生きられた方です。戦争経験やハイジャックにあった経験などから、人の命のために尽くそうと思ったそうです。

この日野原さんは90歳の頃から全国の小学校などをまわって『いのちの授業』を行なっておられました。驚くことに100歳になっても授業をされていました。私もぜひお招きしたかったのですが…。

今日、お配りする『すなごだより17号』(ホームーページすなごだよりのコーナーでもご覧になれます)にくわしく載せますが、子どもたちとこんなやりとりをされるのでここでもご紹介します。

日野原さんが

「いのちってなんだと思う。」

と問いかけると、ほとんどの子どもたちは心臓に手を当てたりします。

それに対して日野原さんは、こう返していきます。

「心臓は、いのちではありません。心臓は単なるポンプです。いのちは目に見えないものです。確かにあるものだけれど、目には見えないものです。」

「では、いのちとは何か。いのちとは、私たちが持っている時間の証なのです。」

「人が望むことはなんでしょう。平和です。平和というのは、人が与えられたいのち(=時間)を壊されてしまわないことです。」

「人間は限られたいのちを持つ生きものです。」

「たとえば、人を殺してはいけないのは、『他人の時間を奪うこと』だからですね。『あれもこれもできたはずの時間を奪うこと』だから、他者を殺めてはいけないのです。」

「人が亡くなるというのは、原因がなんであれ、その人に与えられていたはずの時間が無くなってしまうこと。私にはそれが悲しいのです。」

さらに、日野原さんは子どもたちにこう語りかけます。

「いのちを愛する人間になってほしいです。外国人も日本人も、すべて同じいのちです。できれば、動物ももっと愛してほしい。アリがはっているのにつぶしたりしない。彼らもいのちを持っているのです。いのちを大切にするためには、けんかしないこと、人を傷つけないことです。それが平和なのです。いじわるされても『今度からするなよ』と言って許してあげることが大事です。」

そして、最後にこう言います。

「大きくなったら、きみの持っている時間を人のいのちのためにも尽くしてはどうですか。」

7月12日(火曜日)

トマトのコミュニケーション

夏になると食べたくなる野菜の一つに「トマト」があります。私も今、毎日トマトを丸かじりしています。

ところで、このトマトには不思議な力が備わっていると聞いたことがあります。

トマトとトマト害虫のハスモンヨトウという蛾の幼虫をつかって、食害を受けたトマトから出る臭いが未被害のトマトにどのような影響をもたらすのかを調べた実験があるそうです。

その結果から考えると、ハスモンヨトウに葉をかじられたトマトは、その傷口から独特のにおいをだし、さらにまわりのまだ被害にあっていないトマトもこのにおいにつられて同じにおいを出して、自分を守ろうとするのだそうです。

つまり、被害にあったトマトがまわりにいる仲間に害虫がいるよ!と知らせている、仲間とコミュニケーションをとっているのだろうということです。

人間をはじめ動物だけでなく、植物までこうしたコミュニケーションをとおして仲間を守っているのですね。生物にとっていかにコミュニケーションが大切なのかということがわかります。

ところで、動物のように鼻や舌を持たないトマトがどうやってにおいを嗅ぎつけるのかはわかりません。砂子小学校の子どもたちの誰かが、夏休みの課題として調べてきてくれたらうれしいです。

 

7月11日(月曜日)

個人懇談会

今日から個人懇談会が始まります。

長いと思った1学期も、あと1週間で終わりです。

この1学期に子どもたちが成長した点や今後2学期に向けての課題、おうちでの様子などを短時間ですが、担任とフェイス トゥ フェイスで直接お話しいただく機会だと考えています。

子どもたちの健やかな成長には、大人の支援も欠かせません。保護者の方々と私たち学校の教職員がきちんと向き合って子どもたちに対して、最も良い形での支援ができるよう話し合いたいと考えています。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

7月8日(金曜日)

大人の背中

「子どもは大人が言うようには動かないが、大人がするようには動く。」と言われます。

子どもは、大人が望んだり、思ったりするように行動することはなかなか難しいけれど、大人のことをよく見ており、大人のすることを真似て行動するようになるということです。

また、子どもは「大人の背中を見て育つ」とも言います。言っていることとやっていることが同じ人なのか、ちがう人なのか、ものすごく見ています。還暦になった今でも、子どもの視線にどきんとすることがあり、先日も6年生の子どもたちから給食棟への私の出入りの仕方について、やさしく注意されました。

「校長先生の出入りの仕方はまちがっています。校長先生はこの学校で、いちばんえらい先生だし、低学年の子どもたちがまねをするといけないので、気をつけてくださいね」と。

上手な注意の仕方と当たり前すぎる指摘に対して、私はすごいと思うとともに、心から謝罪しました…。今は、いつも出入りの仕方に気をつけて行動しています。

自分の背中に責任を持たなければならないと強く思わされた一瞬でした。

7月7日(木曜日)

今日は七夕

今日は7月7日、たなばたの日です。

今日の日の入りは午後7時14分、天気予報では空はおおむね晴れるようですから、昨年はまったく見えなかった夜空をながめることができるかもしれません。

日々、しんどいことやつらいことなど、誰もが感じていると思います。しかし、今夜は夜空を見て、願いを伝えながら、少しでも心を安らげる日にしたいものです。

*図書だより7月号をお子様をとおしてお配りしました。ホームページ「お知らせ」のコーナーにも載せています。本は子どもの世界を広げます。想像力をかきたてます。砂子小学校では、本が大好きな子どもたちを育てていきます。

7月6日(水曜日)

異常気象

台風4号は温帯低気圧となり東へ去りました。ただ、九州地方などでは大雨の被害が出ており、住んでおられる方々のお気持ちを考えると本当につらいものです。お見舞い申し上げます。

さて、昨日はプールでの授業を中止としました。雨が降っていない時間帯も長くありましたが、台風が近づき大気が不安定になってくることを考え、気象庁の「雷ナウキャスト」や「雨雲ナウキャスト」を見ながら中止としました。子どもたちは残念がっていましたが…。

先週は酷暑、今週は台風、大雨のおそれ…近年の日本列島はまるで亜熱帯です。この異常気象はこの夏も続くでしょう。細心の注意を払わなければなりません。

7月5日(火曜日)

台風について

昨日お知らせしましたとおり、門真市内の学校では、午前7時の時点で大阪府全域あるいは大阪東部地域、または門真市に「大雨特別警報」(大雨警報ではありません)等の「特別警報」もしくは「暴風警報」が発令されていたら、その段階ではいったん自宅待機し、9時の時点で引き続き発令されていたら休校という措置となります。(9時に解除されていたら10時に登校です)

さて、台風4号は午前6時前に長崎県の佐世保付近に上陸したとのことで、最新の進路予想を見ると、明日の朝6時頃には紀伊半島の南部を通過するようです。

明日の朝は、暴風警報や特別警報が大阪東部地域に出ていないかどうかの確認をお願いします。また、学校にいる間に暴風警報が出た場合は、すでにご提出いただいている各ご家庭の緊急対応カードに書かれてあることにもとづいて、各ご家庭にご協力をお願いすることになります。どうぞよろしくお願いいたします。

7月4日(月曜日)

台風が近づいているときのこと

台風4号が近畿地方に来るおそれがあります。すでに学校だより等でお知らせしているところですが、本日「台風が近づいているときのこと」(日本語版と中国語版)というお手紙をお子様をとおしてお配りしますので、よくお読みくださいますようお願い申し上げます。

*PDFファイルはホームページ「お知らせ」のコーナーに載せています。

焼石に水?

プールが始まり、先週は老体に鞭打って1日4時間はプールにいました。

先週は記録的な暑さで、プールサイドが熱くならないように水をまいていました。少し時間がたつと熱くなってくるので、ほぼまき続けていました。こういうのを焼石に水というのかなと思いながら。

ただ、焼石に水とは、無駄な行為を意味する言葉ですが、プールに入っている子どもたちの楽しそうな顔や声を聞いていると、プールは無駄ではなかったと思いました。

さて、明日からは2回目のプールとなるのですが、先週とはうって変わり台風の影響もあり天候はくずれそうなので、やれるかどうかは天候次第です…。

7月1日(金曜日)

今日から7月

時のたつのは早いもので、早くも2022年の前半が終わり、今年も後半に入ります。いよいよ今日から7月。20日は1学期の終業式です。

11日から15日は個人懇談会があります。また、14日で給食が終了し、15日と19日は午前中授業となります。

21日から8月25日までが夏休みで、2学期は8月26日から始まります。

さて、7月は文月とも言われます。その由来ですが、平安時代末期(今から900年ほど前)に清原清輔(ふじわら の きよすけ)という貴族がおり、「奥義抄」(おうぎしょう)という歌学書の中でこのように言っています。

「此の月七日、七夕にかすとて、文どもをひらく故に、文ひろげ月といふを略せり」

つまり、短冊に歌や文字を書くといった七夕の行事にちなみ、文ひろげ月というの「ひろげ」を略して文月(ふづき)というのだということでしょうか。

また、英語ではJulyといいますが、これはユリウス暦つくった有名なローマの政治家、ユリウス・カエサル (Julius Caesar 英語名ではシーザー)からとられました。

「すなごだより」にも書きましたが、子どもたちには、この7月にしっかりと1学期のしめくくりをやってほしいものです。

6月30日(木曜日)

葛城ユキさんのこと

歌手の葛城ユキさんが3日前の6月27日に亡くなられたというニュースを見ました。

私が大学生の頃には「ボヘミアン」という曲が大ヒットしました。ハスキーボイスの声量のある歌声には圧倒されました。

ステージ4のがんと闘病されていたとのことですが、先月の17日に1年1カ月ぶりの復活ステージに立たれました。

その翌週に体調が悪化したものの、今月の17日にもユニットコンサートに出演し、「私の人生は感謝、感謝です」とファンや共演歌手に伝えられたそうです。

そして、亡くなられた27日には「今までありがとうございました」と関係者に電話を入れ、その5時間後に息を引き取られました。

最期まで、感謝の気持ちを忘れずに人生を締めくくられた生き方に様々なことを思いました。

*本日、「すなごだより第16号」をお子様をとおしてお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもご覧いただけます。

6月29日(水曜日)

給食日めくりカレンダー

月に1回、門真市教育委員会から「給食日めくりカレンダー」が送られてきます。その都度、ホームページのお知らせのコーナーに載せていますが、今回の校長雑記でその内容を少し紹介しておきます。

毎日のメニューはもちろんのこと、栄養素のバランス、メニューに関わるクイズは載っています。食をとおして、世界のことや歴史のこと、文化のことなど、様々なことを学ぶことができます。下に7月の日めくりカレンダーを載せていますので、クリックしてみてください。

給食日めくりカレンダー(7月)(PDFファイル:1.8MB)

*本日、「7月のほけんだより』をお子様をとおしてお配りします。ホームページ「お知らせ」でもご覧になれます。

6月28日(火曜日)

ルソー

今日は、有名なフランスの哲学者ジャン-ジャック・ルソーの誕生日です。今から210年前に生をうけたルソーは、教育の世界にも大きな影響を与えています。

ルソーの著作に、教育学部に入ると必ず学ぶ『エミール』があります。民主的な社会をつくる人間を育てるための教育について書かれているのですが、その中にこのような言葉があります。

私はその通りだなあと思っています。

『子どもを不幸にするいちばん確実な方法はいつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである』

 

6月27日(月曜日)

6月最終週

今週で6月も終わります。金曜日からはいよいよ7月、子どもたちが待ち望む夏休みも間近です。

新型コロナウイルスオミクロン株の急拡大から始まった今年も半分が終わることになります。

本当に時のたつのは早いものです。早いからこそ、私は1日1日を無駄にはしたくありません。

カーネギーホールで有名な、アメリカの実業家デール・カーネギーは、このようなことを言っています。

人生とは今日一日のことである

 

*ほけんだより「1年生特別号」を配布しました。ホームページお知らせのコーナーでご覧になれます。「プライベートゾーンについて」です。

6月24日(金曜日)

ロンサム・ジョージ

ロンサム・ジョージ

と言われて、誰のことかわかるでしょうか?

実は外国人歌手でも政治家でも、科学者でもありません。

亀なのです。

亀と言っても特別な亀です。

1971年にガラパゴス諸島で発見された発見されたピンタゾウガメという陸亀のニックネームなのです。

ガラパゴス諸島といえば、絶海の孤島で特殊な生態系で有名です。また、ガラケーのガラは、ガラパゴスのガラだというのはあまりにも有名な話です。

さて、このロンサム・ジョージ君が亡くなったのが、ちょうど10年前の今日、6月24日で、当時ちょっとした話題になったことを覚えています。亀は長生きの象徴ですが、ロンサム・ジョージ君が亡くなったのは100歳くらいの年齢だったと言われます。

ロンサム・ジョージ君は生存が確認されていたピンタゾウガメ最後の個体であり、彼の死によりピンタゾウガメは絶滅したと考えられています。

かつてはたくさんいたのですが、食肉用として乱獲されたため絶滅したとのこと。人類が絶滅させてしまった種は他にもたくさんあります。これからの社会は共存、多様性というキーワードを大切にしないと、いつか、大きなしっぺ返しが来るのではないかと思います…

6月23日(木曜日)

1週間後はプール開き

いよいよ30日(水曜日)から3年ぶりのプール授業が始まります。今年はプールでの授業に慣れていない子どもたちも多いので、1年生から4年生は2回、5・6年生の高学年では3回、それも泳ぎを習得するという目的ではなく、水中で体を動かしたり、安全について学んだりということを目的とした内容とします。

さらに、これまで何年もできなかったプールで、小学校時代の思い出もつくってほしいと考えています。

水着やぼうしの用意など、お手数をおかけしますが、保護者の皆様方のご協力をお願い申し上げます。なお、プールに入らないお子様につきましては、担任までお申し出ください。

6月22日(水曜日)

学校閉庁日について

門真市教育委員会から、8月中旬の学校閉庁日についてのお知らせが来ています。以下のとおりです。

 

 

夏季休業中の学校閉庁日の設定について(門真市教育委員会)

平素は、本市の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

門真市教育委員会では、長時間労働が問題となっている教職員の勤務実態を考慮し、休暇取得の推進及び心身の健康増進を図ることを目的に、平成30(2018)年度から夏季休業期間中に「学校閉庁日」を設定しております。

今年度につきましても、下記のとおり夏季休業中の6日間を「学校閉庁日」とすることにしました。

つきましては、本趣旨をご理解いただき、ご協力くださいますようよろしくお願いします。

1.閉庁期間 令和4(2022)年8月11日(木曜日)~16日(火曜日)

注意: 土、日、祝日は休業日ですが、クラブ活動等を原則行わないため、学校閉庁日として設定しております。

2.対 象 校 門真市立小学校・中学校

3.実施内容 学校閉庁日には、学校に職員が不在となることから、来校や電話等への対応ができません。このための代替対応を次のとおり行います。

・緊急時の連絡先について

(児童生徒の生命や安全に関わる重大事態など)

12、15、16日(平日)

門真市教育委員会学校教育課06-6902-7042

受付日時9:00~17:30

11、13、14日(祝日・休日)

門真市役所宿直室06-6902-1231

・転出事務への対応について

市役所における転出通知書発行等の手続きは、通常通り実施しますが、その後の学校での手続きは、学校閉庁日以外に行っていただきますようご協力をお願いします。

4.その他各小学校で開設している放課後児童クラブは、通常どおり実施します。

学校閉庁日についてのお問い合わせ

門真市教育委員会事務局教育部学校教育課

学務・人事グループ電話:06-6902-7107

 

以上です。まだ先のことですが、保護者の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

6月21日(火曜日)

しつけの三原則

哲学者で教育者の森信三さんという人は「しつけの三原則」として

「あいさつは自分から先にする」

「名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をする」

「はきものをそろえ、椅子は入れる」

と言っています。

あいさつは相手の存在を認め、大切にすることにつながり、「ハイ」の返事は共感・理解・納得・自覚の表現です。

そして、はきものをそろえることや椅子を入れることは終わりをキチンとすることであり、自制力と自律性につながります。

はきものをそろえることは心をそろえること、つまり心を落ち着かせることになるとも言われています。また、靴などをはく時にもキチンとそろっていると、慌てずに行動をスタートできます。

しつけの三原則

意味のあることだと思います。

6月17日(金曜日)

忘れてはならない日

明日の6月18日で、あの大阪北部地震が起きてから丸4年となります。

その日、震源地の高槻市などでは震度6弱の揺れとなり、小学校のブロック塀がくずれて、大切なお子様が亡くなってしまったことは決して忘れてはならないことです。

明日を迎えるご家族の方々がどのような思いで迎えられるのかと思うと、いたたまれない気持ちでいっぱいです…。私たち学校教育にかかわる者は決してこのことを忘れてはなりません。

本校でも、先日、校内一斉点検を行い、その後、校務員さんを中心に職員が力を合わせて修繕や再整備を行っています。

しかし、どれだけやっても危機管理に満点はないのです…。常にヒヤリハットを忘れずに取り組んでいきます。

6月16日(木曜日)

友だちとの思い出はたからもの

「おもいでたからもの」(作詞・作曲 阿部直美)という曲があります。

~ここでみんなとであって ともだちになって いつもみんながそばにいた きっときっとわすれない おもいで たからもの~

という歌詞が2番にあり、人と人とが出会うことはこういうことだぁなと思わせされてしまうのです。

今日も校内で、にこやかな「いい顔」にたくさん出会うことができました。

ときには泣くこともあるでしょう。しんどいこともある…

けれども、おもいっきりの笑顔をお互いに見せ合って、小さなたからものを毎日積み上げてほしいと、いつも思っています。

6月15日(水曜日)

梅雨入り

今朝も冷たい雨がしとしと降っています。

さて、昨日、6月14日(火曜日)、気象台から近畿、東海、北陸、中国地方の梅雨入りが発表されました。各地で平年より遅い梅雨入りです。

なお関東甲信では平年よりも早く、先週6日(月曜日)に梅雨入りとなっていました。これで関東以西の各地が梅雨入りしたことになります。

この先は梅雨前線が本州の南岸付近に停滞し、曇りや雨のすっきりしない天気の日が多くなる見通しです。なお今週末は、前線の活動が活発になって大雨となるおそれがあるそうです。

湿度も高まって不快な蒸し暑さとなるため、体調管理にお気をつけください。

*来週の月曜日は砂子小学校の創立記念日です。今年で満17歳となります。それを祝ってお休みとなりますので、土曜日からは3連休となります。

6月14日(火曜日)

冷たい雨が降っています

近ごろ、夜から朝にかけて気温が低くなっています。子どもたちの体調はだいじょうぶでしょうか?気になるところです。

今朝は、6月であるにもかかわらず冷たい雨が降っています。気をつけて登校してきてください。

今週は火曜日からのスタートです。4日間登校すると、土曜日からは3連休となります。(20日の月曜日は創立記念日でお休みのため)体調を整えて、元気に登校してきてくれるのを待っています。

 

避難訓練

門真市のハザードマップを見ると、洪水により、砂子小学校周辺は3mの高さまで水が来ると予想されています。いつ来るかわからない南海地震、また、異常気象による集中豪雨、ゲリラ豪雨等々、土地の低い河内平野にある門真市では洪水の被害がもっともおそろしいと言えるでしょう。

雨の時期である10日の避難訓練では、洪水を想定した訓練を行いました。体育館での児童集会中に洪水が発生したという想定です。まず、緊急放送が流れます。その後、体育館から校舎の4階まで先生の先導のもと、しずかに垂直非難をしました。放送から全員の人員確認終了まで4分弱。

砂子小学校の皆さん、命は誰もが一つしか持っていません。大切な命です。もしもの時は、その命を守れるように先生の言うことをしっかり聞いて、行動してください。

次は、7月に初めに不審者侵入を想定した避難訓練を行います。

6月11日(土曜日)

土曜参観

本日は土曜参観です。登校はいつもどおりでお願いします。下校は4時間目が終わってからとなります。したがって、お子様と参観を終えた保護者の方とが一緒に帰ることはできませんので、あらかじめご承知おきください。

なお、明後日の13日月曜日は代休となり、1日お休みです。

土曜参観の様子はホームページ「すなご日記」で紹介します。

また、下に教室配置図をのせます。クリックしてください。

教室配置図(PDFファイル:173.4KB)

6月10日(金曜日)

今日がんばれたら、明日もがんばれる

先日、あるニュースで92歳の総務課長、玉置泰子さんのことが流れていました。何でも「世界最高齢の総務部員」としてギネスブックに載ったそうです。

入社以来66年間にわたって働いてきた玉置さんですが、こんなことを言っていました。

〜私は92歳のいまも働いていますが、それは一日一日の積み重ねの結果でしかありません。私には長年のモットーがあります。それは

「今日頑張れたら、明日も頑張れる」

というものです。

寝て起きたら、また新しい日がはじまります。そのくり返しで一日一日をリセットして、新たな気持ちで「いまを生きる」ことを実践しているだけなのです。

昨日、何か失敗したとしても、それを翌日まで持ち越してクヨクヨしても仕方がありません。すぎたことは、あくまでも過去。昨日のことは、もうやり直せないのですから、リセットして前を向いて、今日を懸命に生きるしかないのです。〜

人生100年時代と言われますが、そのことを体現しておられる方ですね。

 

*本日、「ほけんだより6月 第5号」をお子様をとおしてお配りします。ホームページ「お知らせ」のコーナーでもごらんになれます。

*明日は土曜参観です。参観いただけるのは2時間目と3時間目です。お待ちしています。校内での「はき物」を必ずお持ちください。本日お配りする「すなごだより第15号」には、教室配置図をのせていますので、お子様の教室(階や場所)などをあらかじめご確認ください。

すなごだより第15号(PDFファイル:334KB)

6月9日(木曜日)

自他を認める 互いのちがいを認め合い、支え合う

このことが大切なのは、言うまでないことだと思っています。

しかし、これがなかなか難しいのが人間というものかもしれません…。

人間は、どうしても自分の中にある「人の好き嫌い」の感情、「趣味や話題の合う者と一緒にいたい」、「気の合わない者とは一緒にいたくない」などという本音と「誰とでも仲良く」、「人としてのあるべき姿」の狭間でジレンマを感じながら生活しているのではないでしょうか?

また、人間の競争本能というか「○○さんには負けられない」という気持ちを持つことも多々あるでしょうし、良い意味での競争は進歩につながります。

しかし、この競争心が行き過ぎると人間関係が危うくなります。

「自他のちがいを認め、支え合う」ことは本当に難しいものです。

しかし、むずかしいからこそ価値があるのでしょう。

それができるということは、人間として素晴らしく成長したということになり、そんな人こそが多くの人からも認められて、良い人生を送れることになるからです。

人間関係は、相手に共感し、ちがっているところも「あたりまえだよね」と考えて、心から認める自分を自分でつくる努力が何より大切なのだと思います。そうすれば支え合えることもできるのだと思います。

6月8日(水曜日)

学校評議員について

学校評議員とは、学校運営に関して意見を述べる人員のことで、学校教育法施行規則第49条に『 当該小学校の職員以外の者で教育に関する理解及び識見を有するもののうちから、校長の推薦により、当該小学校の設置者が委嘱する』と定められています。

門真市では5人まで委嘱することができるので、砂子小学校では、PTA会長様、自治会長様、民生委員・児童委員様、四中校区地域学校協働本部コーディネーター様と日本体育協会公認のスポーツドクターでもある大学の先生にもお願いしています。

今後は、地域の人々と目標やビジョンを共有し、評議員の方々をはじめ、地域と一体となって子どもたちを育む『地域とともにある学校』となれるよう力を入れていきます。

6月7日(火曜日)

鉄人衣笠

タイトルを見て、何のこと?と思われたことだと思いますが、プロ野球の話です。

私は野球が大好きなのですが、特に子どもの頃はプロ野球選手にあこがれたものでした。中でも広島カープの衣笠祥雄(きぬがささちお)という選手が好きでした。

鉄人衣笠ともいわれ、対巨人戦で西本投手からデッドボールを受け、左の肩甲骨を骨折する重傷を負い、全治2週間と診断が下され、1122試合で連続試合出場記録がストップしてしまう危機が訪れたのですが、翌日の試合で代打として姿を見せたのです。そして、巨人のエース江川投手の速球にフルスイングで挑んで三球三振という記録を残しました。試合後のインタビューにしびれました。

「1球目はファンのために、2球目は自分のために、3球目は西本君のためにスイングしました」

そんな衣笠選手が、1986年の6月7日に日本プロ野球史上初の2,000試合連続出場を達成しました。

1年間に135試合の時代でしたが、2,000試合も連続で出場するのに何年かかったのか計算してみてください。

鉄人衣笠に脱帽です。

6月6日(月曜日)

PTAからのお知らせ 2022玄関ロビーかざり Vol2

今年の飾りつけの第2弾『たなばた』のお知らせをPTA役員の方々が行ってくださいました。今も下準備でいろいろとご尽力してくださっているところです。

みんなの願いがあふれる空間になることでしょう。

今から楽しみです。

くわしくは、ホームページ『お知らせ』のコーナーをご覧ください。

 

戦争はアカン 絶対にアカン

今からちょうど80年前の今日、アメリカ海軍と日本海軍の間でミッドウェー海戦という洋上での戦いが行われました。

前年の12月8日に始まった日本とアメリカが戦った太平洋戦争では、初めは日本が優勢でした。このミッドウェー海戦でも日本海軍の方が有利だったにもかかわらず完敗しました。

この海戦を境に日本は不利になっていき、3年後の1945年8月に敗戦となります。

私が学生の頃は戦争を経験した人がたくさんいましたが、このミッドウェー海戦に参加した元パイロットの話を聞いたことがあります。

『仲間が乗ったまま船が沈んでいく悲惨な光景は何十年たっても忘れられない、戦争はアカン、絶対にアカン!』と言っていたことを私も忘れられません。 

*本日、お子様をとおして『すなごだより第14号』と『学校生活におけるマスクの着用について』(門真市教育委員会)をお子様をとおしてお配りします。ホームページをでもご覧になれます。

6月3日(金曜日)

学校統合に関する今後のスケジュール

門真市教育委員会から「新しい学校づくり通信第4号」が送られてきました。

 新しい学校づくり通信(令和4(2022)年6月 門真市教育委員会)(PDFファイル:898.8KB)

新しい学校づくり通信第4号中国語版(令和4(2022)年6月 門真市教育委員会)(PDFファイル:877.9KB)

来年度の夏休み中に脇田小学校が本校に来ること、プレハブ校舎を本校の運動場につくること、令和6(2024)年度(再来年度)からまずが本校と脇田とが統合した小学校ができ、その2年後に四中と統合し、新たな義務教育学校ができるというスケジュールが書かれています。

 

また、「スクールツクールニュースレター3号・4号」も送られてきました。

スクールツクールニュースレター第3号(令和4(2022)年6月 門真市教育委員会)(PDFファイル:1.5MB)

スクールツクールニュースレター第3号中国語版(令和4(2022)年6月 門真市教育委員会)(PDFファイル:1.4MB)

スクールツクールニュースレター第4号(令和4(2022)年6月 門真市教育委員会)(PDFファイル:1.8MB)

スクールツクールニュースレター第4号中国語版(令和4(2022)年6月 門真市教育委員会)(PDFファイル:1.5MB) 

これは、今までの地域や保護者・教職員が参加しているワークショップなどでの話し合いの経過を載せたものです。

本日は、学校統合に関する門真市教育委員会からのお手紙を3枚、お子様をとおしてお配りしますので、必ずご確認ください。

なお、くわしいことにつきましては、門真市教育委員会教育企画課(06-6902-5779)におたずねください。

 

雲仙普賢岳祈りの日

今から31年前の1991年(平成3年)6月3日午後4時8分に長崎県島原半島の雲仙・普賢岳で大火砕流が発生し、死者・行方不明者43人の犠牲者を出しました。

その頃、泉南郡田尻小学校で勤務していた私は、帰宅途中、新今宮の駅でこのことを知らせる号外を手にして、絶句した記憶があります。

今日の午後4時8分に長崎県島原市ではサイレンを鳴らされ、黙祷が行われます。

いつ襲ってくるかわからない自然災害、大阪では火山噴火の恐れはまずありませんが、台風や地震、雷、そして土地の低い門真では洪水など、恐ろしい災害はいつ降ってわいてくるのかわかりません。

1週間後の10日には、子どもたちと共に洪水が発生したことを想定して、校舎の4階などに避難する垂直避難訓練を行います。 

 

*本日、お子様をとおして『すなごだより第13号』をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」でもご覧になれます。

6月2日(木曜日)

情報モラル

インターネットはこの20年あまりで急速に発展し、多くの人々が短時間で簡単にあらゆる情報にアクセスしやすくなりました。また、子どもたちを含め多くの人が、様々なアプリやSNSを活用して自由に発信できるようになりました。

メリットとしては、

・多くの情報に、誰でも簡単にアクセスでき、特に知りたい情報にアクセスしやすい

・これまで交流が難しかった様々な人々と出会うことができる

・誰でも自由に自分の考えや意見などを広く発信することができる

といったことがあげられます。これは良いことですね。

しかし、デメリットとして、

・ネット上で知り合った人と、実際に会うことで犯罪に巻き込まれる

・写真や動画を加工することで、フェイクニュースやデマなどのまちがった情報が発信されやすい

・自分が関心のあること以外の情報や自分とちがう意見が排除されるようになる

・誹謗中傷や過激な意見が広がりやすく、いじめが簡単に起こるうえに、加害者の特定がむずかしい

ということがあります。

特に気をつけなければならないのが、いったんインターネット上に流出した情報は発信者の思いとちがうかたちで急速に広がってしまい、大きな誤解や心の傷を受けてしまうことがあることです。

そして、いったん掲載された情報は、「デジタルタトゥー」といわれるほど、完全に消すことが難しいのです。

たいせつなことは、利便性と危険性は表裏一体であることを理解した上で活用することです。特に発信するときには、以下の点に気をつけることが大事だと言われます。

・あなたの言葉で傷つく人はいませんか?

・自分や友だちの写真、情報を載せていませんか?

・同じ言葉を相手に直接言えますか?

・知り合いの連絡先を無断で書き込んでいませんか?

・投稿が半永久的に残っても大丈夫ですか?

・送信する相手は信頼できますか?

・うそやうわさを書き込んでいませんか?

・情報の発信源は信頼できますか?

・匿名(とくめい)だから大丈夫と思っていませんか?

・インターネットの情報をうのみにしていませんか?

・発信されたときの影響について想像しましたか?

・同じ情報を書籍や新聞で調べてみましたか?

ある専門家の方に4年生(10歳)頃からスマホを持つ子どもが増えると聞きました。

したがって、来週の土曜参観では4・5・6年生の子どもたち向けにネットモラルの専門家を招いて、授業をしていただく予定です。もちろん、保護者の方々も参観できます。

6月1日(水曜日)

水の月

今日から6月です。6月は梅雨時で雨が多いにもかかわらず、水無月といわれます。

これには諸説ありますが、水無月の「無」は「の」を意味する助詞の「な」であり「水の月」を意味するという説が有力です。

また、祝日が存在しない月でもありますが、本校の創立記念日は20日なので、20日の月曜日は休みとなります。

さて、水無月、水の月

水にかかわることわざに

水は方円の器にしたがう

というものがあります。

水は四角形であろうと、丸い形であろうと、その入れ物の形にしたがうということで、辞書には人は環境によって悪くもなれば良くもなるたとえと書かれています。

ただ、私は地球を生き物あふれる環境にした『水』というものは、柔軟な物の典型として、その形にしたがって形を変えて寄り添う、つまり、心の柔らかさを表す言葉だと思っています。

水の月こそ、柔らかでしなやかな心を持ちたいと思います。

 

門真市教育委員会からのお知らせ

5月20日に米飯給食を出せなかったことについて、門真市教育委員会が米の業者をかえたこと、そこの視察をしたこと、JA北河内の米について専門機関が細菌検査なども大丈夫だったといったことを書いた保護者の皆様向けのお手紙が門真市教育委員会から送られてきましたので、本日、お子様をとおしてお配りします。

学校給食で提供する米飯に関する対応について(令和4(2022)年6月1日 門真市教育委員会)(PDFファイル:165.3KB)

*本日、『ほけんだより 歯科検診号』をお子様をとおしてお配りします。ホームーページ「お知らせ」のコーナーでもご覧になれます。

5月31日(火曜日)

会津藩の訓え(おしえ)

私は歴史が好きです。

特に近頃は江戸時代の社会の仕組みについて興味があり、退職したら、日本中をまわって、江戸時代の建物や資料など、様々なものを見たいと思っています。

そんな中、まず行ってみたいのが、福島県は会津(あいづ)です。

江戸時代は会津藩があり、そこでは武士の子どもたちを厳しく正しく育てるための熱心に教育を行なっていました。

その中で、すごいなと思ったのが、

「ならぬものは ならぬものです」

という教えです。

つまり、誰かに言われたから、善悪の判断や行為を行うのではなく、自己に厳しい気持ち、「ダメなものはダメ」を自分自身の心の中に植え付けていくこと)が大切だということなのです。

大人になっても、人間は完全ではありません。ましてや子どもはまだまだ未熟です。

だからこそ、どんな状況にあっても、正しい行為を「自分の心の命令」でできるように、自分自身を訓練していくことが、「そうしている自分、そういうことが自然にできる自分が好きで誇らしい」という高い自信や誇りをもてる人間を育てることになると思います。

 

*6月日程の変更について 昨日『すなごだより第12号』で避難訓練を3日に行うとお伝えしましたが、10日に延期いたしますので、お知りおきください。

*明日から6月です。6月の給食日めくりカレンダーを下に載せますので、ご覧ください。

給食日めくりカレンダー 6月(PDFファイル:3.3MB)

5月30日(月曜日)

しんゆう

しんゆう

というと、ふつうは『親友』が思い浮かびます。つまり、親しい(したしい)友です。

しかし、それ以外に、もう一つのしんゆう、『心友』という存在があると思っています。自分のことを

『心から心配してくれる友』

『一緒にいて安心できる友』

子どもだけではなく、大人にとっても、自分のことをわかってくれる、“心の友”は必要です。

そんな存在はたくさんいなくても良いのです。一人いればいい。

私に40年来の心友が一人だけいますが、離れてはいても、話をするだけで心が楽になる存在です。

 

*本日、お子様をとおして『6月のほけんだより』をお配りします。ホームページ『お知らせ』のコーナーでもご覧になれます。

*本日、お子様をとおして『すなごだより第12号』をお配りします。6月から後の主な学校行事予定をのせています。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもご覧なれます。

5月27日(金曜日)

レジリエンス

バネを押すと縮まりますが、離すとピョンとはねて元に戻りますね。しなやかなバネは縮んでも回復します。こうした動きをレジリエンスといいます。

人間の心も同じで、たとえ縮んでしまうことがあっても、しなやかに回復する力をつけていくことが、変化が激しく先の読めない社会では大切なことだと思っています。

とは言え、かなり長く生きてきた私だって落ち込むこと、傷つくことも少なくありませんが、

『あの時、君も辛いよなぁという言葉に泣いたなぁ』

『あの時、君のこと見てるよという言葉で前を向けたなぁ』

『あの時、こうやって乗り越えたなあ』

『あの時、同僚に救われたなぁ』

と、(実は私は子どもの時、あまりほめられた人間ではなかったのですが…その頃から今に至るまでの様々な経験を振り返りながら)自分自身で起き上がって行くように心がけています。

人がレジリエンスを身につけていくためには、

考え方を多様にする

気持ちの切り替えをする

自分にも人にも優しくなる

まわりの人と協力関係をつくる

自分の良いところを自分で認識する

そして、なにより

チャレンジを続けることが大切だと言われています。

目には見えなくても、まわりのあたたかい応援や自分の良さを自分自身が知ること、そして、小さなことにでもにチャレンジするといったことの積み重ねが自分自身でレジリエンスを心の中に育てることになるのだと思います。

 

日本海海戦

117年前の1905年5月27日、対馬沖で日本海軍連合艦隊とロシア海軍バルチック艦隊との間で海戦が行われました。

これを「日本海海戦」といいます。

結果は東郷平八郎司令長官が率いる日本海軍連合艦隊の圧勝でした。

このことは6年生で学習しますが、学習指導要領解説書にはこのように書かれています。

〜日露戦争において東郷平八郎が活躍したこと、(中略)そして、我が国が厳しい国際社会の環境に置かれた状況において、これらの戦争に勝利を収め、講和条約を結ぶことによって、国の安全を確保することができたことなどが分かることである。その際、これらの戦争では、戦場となった朝鮮半島及び中国において大きな損害を与えたことに触れることが大切である。〜

5月26日(木曜日)

新型コロナウイルスについて

昨日の大阪府の新型コロナウイルス陽性者数は3,561人でした。依然として減らず、緊急事態宣言中だった昨年の今頃よりずっと多い状況は変わりません…

感染症という法律では新型インフルエンザ等感染症に分類され、一類と二類の間のような重い感染症に位置付けられています(ちなみにコレラやO157などは三類)から、かかると隔離、濃厚接触者も隔離という状況は続きます。

そのような重い感染症ですが、運用はどんどんゆるめられており、いろいろなことが現場の判断でということになっています。そのような中、学校としてもなかなか年間をとおした計画を立てられないのが苦しいところですが、大阪府内では新型コロナウイルスのグリーンステージ(緑信号)となりましたので、今後の長期間にわたる日程について、近々にお知らせできると思います。

しかし、まだまだ、計画の中止や延期、逆に急な実施があるかもしれません。

学校は法律にもとづいて運営しなければならず、感染症法で、重い感染症に分類されている新型コロナウイルスへの対応については、文字通り四苦八苦していますが、柔軟に対応できるよう努めていきます。

門真市ホームページにある情報を提供します。(以下のURL)

・陽性者や自宅療養者へのお知らせ

https://www.city.kadoma.osaka.jp/kinkyu_2/17895.html

・濃厚接触者の経過観察や事業所の対応方法

https://www.city.kadoma.osaka.jp/kinkyu_2/18032.html

・感染が疑われるときの相談窓口

https://www.city.kadoma.osaka.jp/kinkyu_2/11325.html

5月25日(水曜日)

ロバート・キャパ

私の尊敬する人物の一人にロバート・キャパという写真家がいます。

戦場をかけめぐる戦場フォトグラファーでしたが、今から80年以上前のスペイン内戦で撮った写真『崩れ落ちる兵士』と言われる写真はあまりにも有名です。

その後も戦場を駆けめぐり、戦争の真実をリアルな写真で世界中に伝え続けましたが、68年前の今日5月25日にインドシナ半島で地雷を踏んで亡くなりました。41歳の若さでした。

彼はこんな言葉を残しています。

〜戦場カメラマンの一番の願いは、失業することなんだ〜

深い言葉だと思いますが、今もウクライナをはじめ世界の各地で戦争が続いています。まだまだ彼の願いはかなっていません…。

暴力で物事を解決しようとすると、誰も幸せにはなれない

ということを子どもたちに伝えていきます。

 

グリーンステージ

大阪府の新型コロナウイルスに関するステージは23日にようやくグリーンステージとなりました。今後の学校行事等の計画も立てやすくなってきました。

当面の学校行事予定等について、後日、保護者の皆様にお知らせしてまいります。

5月24日(火曜日)

学校給食で提供する米飯に関する対応について

門真市教育員会から「学校給食で提供する米飯に関する対応について」というお手紙が来ましたので、お子様をとおしてお配りします。下をクリックしてもご覧になれます。

学校給食で提供する米飯に関する対応について(令和4(2022)年5月24日 門真市教育委員会)(PDFファイル:138.3KB)

 

ボブ・ディラン

ボブ・ディランという人をご存じでしょうか?

今から6年前にミュージシャンとして初めてノーベル文学賞を受賞したアメリカのシンガーソングライターです。

今日が誕生日で81歳になられますが、「ネヴァー・エンディング・ツアー」と呼ばれる年間100公演ほどのライブ活動を中心にして活躍しておられます。

彼は、ノーベル賞の受賞記念講演で、冒頭こう言っています。

「この度のノーベル文学賞の受賞にあたり、自分の歌が一体どう文学と結びつくのか不思議でならなかった」

その後、影響を受けたミュージシャンのことについて触れ、さらに『白鯨』という小説の中の登場人物が語る

「目に見える物は全て薄っぺらい仮面でしかない」

という言葉を紹介し、引用したくなるほど詩的なフレーズであり、これを超えるものはないと言っています。

また、講演の最後の言葉が深いなぁと思ったのですが、こんな言葉です。

「われわれの歌は生きている人たちの世界でこそ生きるものなのだ。でも、歌は文学とはちがう。歌は歌われるべきものであり、読むものではない」

5月23日(月曜日)

今後の学校給食における対応について

先日の米飯提供中止を受けて、教育委員会から「今後の学校給食における対応」について、保護者の皆様宛のお手紙が届きましたので、本日、お子様をとおしてお配りします。下をクリックしていただければご覧になれます。

今後の学校給食における対応について(令和4(2022)年5月23日 門真市教育委員会)(PDFファイル:103.8KB)

 

公害白書

今から53年前の1969年(昭和44年)の5月23日に日本政府が初の『公害白書』を発表しました。

当時、私は小学生でしたが、公害のすさまじさは覚えています。光化学スモッグのため体育や水泳が中止になったり、運動場に出て遊べなかったりしました。

門真市内を流れる古川もとても汚かったのです。ほんの10年前までは泳げたなどと大人は言っていましたが…。

子ども向け映画で、『ゴジラ対公害怪獣ヘドラ』というものまでありました。当時は、百人一首にも出てくる風光明媚だった静岡の田子ノ浦がヘドロの海となってしまっており、そこで生まれたのがヘドラなのです。

その後、日本は血の滲むような努力をして公害を出さない社会をつくったと思います。今、大阪湾の南部などは水がきれいすぎて魚がとれなくなったというくらいです。

とは言え、世界中では、地球温暖化、マイクロプラスチック、PM2.5、森林破壊の問題など、環境問題は山積しています。こうした問題も未来をつくる子どもたちとともに考えていかねばなりません。

*先週の金曜日には急遽、米飯提供を中止しなくてはならない状況になり、ご心配をおかけしました。門真市のホームページに下のように掲載されています。ご承知おきください。

https://www.city.kadoma.osaka.jp/soshiki/kyoiku/3/hokenkyushoku/kosodate/gakko_kyoiku/3/14005.html

お問い合わせ先

門真市教育委員会 教育総務課 保健給食グループ

電話:06-6902-6413

5月20日(金曜日)

ローマ字

国が定める学習指導要領では、3年生で日常使われている簡単な単語について、ローマ字で表記されたものを読んだり、ローマ字で書いたりする学習をすることになっています。

かつては4年生で習っていましたが、ローマ字表記が添えられた案内板やパンフレットを見たり、コンピュータを使う機会が増えたりするなど、ローマ字は今の子どもたちの生活に身近なものになっているので、2年前から3年生で学ぶことになりました。

さて、今日はローマ字の日だそうです。ちょうど100年前の今日、5月20日に日本ローマ字会が設立されたことを記念してのことだそうです。

多様な社会で生きていくために、ローマ字の読み書きが早いうちにできることは大切なことだと思います。ご家庭でも、ローマ字に触れる機会を増やす工夫をしていだだければと思います。

5月19日(木曜日)

ハレー彗星(すいせい)

ハレー彗星をご存じでしょうか?76年に一度、地球に近づいてくる彗星です。

前回は1986年でした。私が教師になった年で、子どもたちに話した覚えがありますが、あまり見えませんでした。

その前が、1910年でしたが、世界中がパニックになったそうです。なぜなら、1910年の今日5月19日にハレー彗星の尾の外側の部分を地球が通過したからです。

その瞬間は空気が無くなるというデマが飛び、ガスマスクを買う人や、ガスの影響を回避する錠剤や傘といった偽商品を買う人が相次いだそうです。また、ビンや自転車のゴムチューブに空気を詰め、ハレー彗星が通過する時にその中の空気を吸ってなんとか生き延びようとした人もいたそうです。

いつの時代も、人間はパニックになると、後で考えたら「えっ?」と思うような行動をしてしまうものなのですね。

情報化進んだ、今はなおさら、その情報が正しいのかどうか、じっくり見きわめることが大切なのだと強く思います。

5月18日(水曜日)

元気になる薬

学校には、私自身が元気になる様々な"くすり"があります。くすりと言っても、飲み薬ではありません。いくつか紹介します。

まずは、子どもたちの元気な挨拶です。朝、校門に立っているときに「おはようございます!」という子どもたちの元気な声が、私に元気を与えてくれます。

それから、保護者の皆さんや地域の皆さんからの励ましです。遠くから手を振ってくださる方、「毎日、お疲れ様です。」と声をかけてくださる方、やる気と勇気が湧いてきます。ありがとうございます。

そして、子どもたちが教室で、運動場で、体育館で、音楽室や理科室などなど様々な場所で、明るい顔で頑張っている姿にも微笑が浮かびます。一生懸命考える姿、緊張しながらみんなの前で発表する姿、実験に集中する姿や楽しそうに歌っている姿などなど。

そして、何より砂子小学校の子どもたちのことを夢中になって話す教職員の姿。クラスの児童について、こんなことができるようになったと喜んだり、どうすればもっといい授業ができるんだろうと悩んだりする姿に、私も一緒に喜んだり、考えたり…。

私にとって、元気になる薬が学校のあちらこちらにあります。

*ほけんだより「眼科健診のお知らせ」を本日、お子様をとしてお配りします。ホームーページ「お知らせ」のコーナーでもご覧になれます。

5月17日(火曜日)

ラニーニャ現象

気象庁は12日、現在のラニーニャ現象はこの春で終息せず、夏まで続く可能性が高くなったとの見通しを示しました。

ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米ペルー沖にかけての海面水温が基準値より低く、一方で太平洋赤道域の西部で高くなる現象のことで、これが夏まで続くと酷暑になると言われます。

ただ、昨年のうちに門真市教育委員会がエアコンを新しくしたので、教室内は涼しく過ごせます。しかし、校舎外や登下校中の熱中症に気をつけなければなりません。

また、水分補給も大切です。なのに、水筒を忘れて来る子どもも少なくありません。これからの時期、必ず水筒を持たせてください。お願いします。

5月16日(月曜日)

大人になったら

私は教職について今年でちょうど36年になります。

1986年(昭和61年)の寅年に教師になり、今年、3回目の寅年を迎えました。本当に月日の経つのは早いと思います。

昨日のことですが、これまでの教師生活の資料などを見ていたら、33年前に初めて卒業させた小学校6年生の子どもたちの文集に目がとまりました。

早速見てみると、将来になりたい仕事について書いていました。野球選手、先生、パイロット、八百屋、医者、寿司屋などなど。

この卒業生たちとは、数年前の同窓会で会ったのですが、驚くことに先生と書いた子どもは先生に、寿司屋と書いた子どもは寿司屋に、八百屋と書いた子どもはいくつか店を大型スーパーに出店する八百屋になっていました。子どものときの夢を実現していることにすごいなと思うとともに、生き生きと仕事の話をする働き盛りの教え子たちの姿を見て、幸せなひと時を過ごしました。

そんなことを思い出しながら、古い文集を見ていました。教師冥利につきるなあと感じながら。

*本日、お子様をとおして「ほけんだより」をお配りします。検尿について書いていますので、よくお読みいただきますようお願い申し上げます。ホームページ「お知らせ」のコーナーにも掲載しています。

5月13日(金曜日)

土曜参観をおこないます 6月11日(土曜日)の2・3時間目

今日、土曜参観のご案内をお子様をとおしてお配りします(ホームページ「お知らせ」のコーナーにも載せています)

新型コロナウイルスが流行する前は6月に休日参観を行っていましたが、過去2年間は行えませんでした。しかし、新型コロナウイルスのステージがレッドからイエローに下がっている、この時期に実施したいと思います。

6月11日(土曜日)はいつも通りに登校させてください。

その日は給食は無しの午前中授業とします。6月13日(月曜日)はお休みとなります。

参観いただけるのは、2時間目と3時間目としますが、校内の密を避けるために、各ご家庭2名以内といたしますので、ご協力をお願い申し上げます。小さなお子様など、おうちで留守番できないこともあるでしょうから、そのような場合は、配慮いたします。

また、すでにお渡ししている保護者用の名札をお一人は着用してください。

大阪府が新型コロナウイルスのグリーンステージだった昨年の11月以来の参観です。急な設定で申し訳ないのですが、来月はやれるタイミングだと考え、実施することにしました何とぞ、ご理解いただきますようお願い申し上げます。ご来校をお待ちしております。

 

迷信

今日は13日の金曜日、英語圏やドイツ・フランスなどでは不吉な日とされているようです。

これは、キリストの最後の晩餐(ばんさん)に13人の人がいたことから、13は不吉な数とされたようです。また、キリストがゴルゴタの丘で磔刑になったのが金曜日だったとされているので、13日の金曜日は不吉と言われるようになったという説もあります。

「13日の金曜日」という映画もありましたので、日本でもそんな思いを持っている人が少なくないかもしれませんね。

ところで、13日の金曜日は危険なのか、それとも安全なのか…。欧米で交通事故や医療事故などを題材に、調査や研究が行われているそうですが、特に安全でも危険でもないという報告があるそうです。

しかし、この迷信を信じる人にとっては、もし、13日の金曜日に起こった不幸な事件に敏感になり、より鮮明に記憶するでしょう。

人間の心理というものは合理的なものではないというか、だからこそ、人間らしいのかもしれません。しかし、一方では迷信によって不安にかられることも避けなければならないでしょう。

21世紀の今日でも、様々な迷信に私たちはしばられているような気もします。

 

*「すなごだより第11号」をお子様をとおして本日お配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより第11号』」のコーナーでもご覧になれます。

5月12日(木曜日)

ちがっていたら、ダメなの?

SNS(ソーシャル ネットワーキング サービス インターネット上のコミュニティサイト)が発達して、誰もが子どもの頃から使うようになっています。非常に便利なものですが、その匿名性を利用して、自分とちがっている人や考えのちがった人たちを非難するような風潮(ふうちょう)ができてしまったように感じるのは私だけでしょうか。

いわゆる同調圧力というものですが、日本人は特に同調圧力に弱く、人と同じであることが正義であり、ちがうことはダメなこととされる傾向にあると思います。

だからこそ、

人と違った意見を堂々と言える

人とは違ったところが特長として認められる

という雰囲気の集団をつくらなければなりません。

そのためには、子どもたちに向かってあなたはあなたのままでいいんだよ。

こう言ってくれる人が身近にいることが大きいと思います。こういった心理的な安定が本来持っている人の力を解き放ち、より良く育っていき、良い社会をつくる一員となるために必要な要素だと信じます。

*本日、お子様をとおして「学校通信『すなごだより第10号』」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」でもご覧になれます。

5月11日(水曜日)

出番・役割・承認・賞賛

本校では、この4つのキーワードを大事にしていきたいと考えています。

一人ひとりの子どもたちに出番があり、役割がある。そして、そのことがまわりから承認され、そして、賞賛される。つまり、認められて褒められる、感謝される。

このような活動を学級活動や委員会活動、クラブ活動などの特別活動をはじめ授業の中でも取り入れていくことが大切だと思っています。今日はさっそくクラブ活動があり、来週の水曜日には委員会活動もありますが、昨日の校長雑記に書いたような自己肯定感や自己有用感を育てていきたいと考えています。

ご家庭でも、お子様の出番があり、役割が果たされ、そして、認められて感謝されるような機会をたくさん作っていただければと思います。よろしくお願いします。

5月10日(火曜日)

4つの実践項目(じっせんこうもく)

本校では、4つの実践項目というものを掲げて取組を進めています。

1. あいさつ

対等で良好な人間関係をつくるために!

2.学ぶに向かう意欲の向上

自ら学ぶ喜びを子どもたち一人ひとりに!

3.日々の観察

子どもの悩みを的確に知り、すぐに応えるために!

4.まるごと認める

自己肯定感・自己有用感を育成するために!

特に、4.の自己肯定感つまり、自分を自分で認める気持ちや、自己有用感つまり、自分が何かの役に立っているという気持ちを育てることにより、自分自身の力を信じて伸びて行こうとする子どもを育てていきたいと考えています。

ゴールデンウィークも終わり、これから1学期の学習も本格的になります。4つの実践項目を全教職員で大切にしながら子どもたちと向き合っていきます。

 

*大阪府が新型コロナウイルスに関してレッドステージからイエローステージにかわっていることをふまえ、門真市教育委員会から「小学校、中学校における教育活動について(第21版)」が届きました。本日、お子様をとおしてお配りします。これにともない、プールの授業や土曜参観なども検討していきたいと考えています。教職員でどのように実施すれば安全・安心でやれるのかを考え、後日、お知らせします。

小学校、中学校における教育活動について(令和4(2022)年5月10日 門真市教育委員会)(PDFファイル:234.5KB)

同上 やさしい日本語版(PDFファイル:149.5KB)

5月9日(月曜日)

あきらめず 投げず あせらず

森光子さんという俳優がいました。1920年(大正9年)の5月9日生まれで、今からちょうど10年前に92歳で亡くなられましたが、私が子どもの頃は『時間ですよ』という銭湯を舞台にしたドラマで包容力あるおかみさんを演じていました。

また、舞台『放浪記』の主役に抜擢され、45年間で通算で2017回を数える驚異的な公演回数を記録するだけでなく、87歳まで劇中で『でんぐり返り』をしていたことも驚きでした。

この森光子さんが、あるインタビューでこのように答えています。

〜誰でも、長い積み重ねの中から未来への道が開けてきます。かんたんにあきらめず、投げず、焦らず、そして人への感謝を忘れなければ、きっとバラ色の未来が開けるはずでございます。〜

あきらめない勇気という言葉が、砂子小学校の校歌にもあるのですが、大切にしたいことだと思います。

5月6日(金曜日)

今年の創立記日(6月20日)について

砂子小学校の創立記念日は、6月20日です。

一昨年は土曜日、昨年は日曜日でしたが、今年は月曜日となります。

したがいまして、今年の6月20日(月曜日)は、砂子小学校の創立を祝って、休日となります。

保護者の皆様方には、あらかじめご承知おきくださいますようお願い申し上げます。

5月2日(月曜日)

生活リズムをくずさないで!

連休のはざまの月曜日です。子どもたちも少し体が重いのではないでしょうか。それでも、元気に登校してくれるのを待っています。

今日来たらまた3日間の休み、そして6日(金曜日)に来たら、また土日の休み…子どもたちも体が慣れないことでしょうが、休み中もできる限り生活のリズムを整え、元気に登校できるようご協力をお願いします。

来週の月曜日からはゴールデンウィークも終わり、7月20日の(水曜日)の終業式まで2ヶ月以上にわたって1学期は続いていきます。暑くもなってきます。

くり返しになりますが、どうかご家庭でもお子様が、このゴールデンウィークでのリズムある生活習慣をくずしてしまうことのないよう気をつけてあげてください。お願い申し上げます。

4月28日(木曜日)

委員長選挙について 児童会改革

今年度から児童会・委員会活動の形を大きく変え、その目的を

1.児童の自主活動を活発にし、全児童のつながりをつくり、学校生活を楽しく豊かなものにする

2.学校生活上の問題について、児童自身が主体的に取り組めるようする。

としました。

さらに、美化・図書・体育・保健・給食・放送の各委員長は立候補制として、民主主義の根幹である選挙で選ぶこととしました。

その選挙が本日、行われます。

委員長に6年生の児童14名が立候補してくれました。また、応援演説者も14人が名乗り出て、今月25日から昨日までは給食時にオンラインで選挙活動・応援演説が行われました。

今日の選挙では、当選する人、残念ながら当選できなかった人も出てきますが、立候補したことにとても価値があると思うので、立候補者を校長名で表彰したいとも考えています。

選挙は午後2時からですので、その様子はすなご日記に掲載します。

*本日、お子様をとおして「すなごだより第9号」をお配りしました。ホームページ「学校通信『すなごだより』」でもご覧になれます。

*本日、お子様をとおして「5月のほけんだより」をお配りしました。ホームページ「お知らせ」のコーナーでもご覧になれます。

*本日、「お知らせ」のコーナーに「5月給食カレンダー」を載せました。

4月27日(水曜日)

ともだちのうた

先日、2年生の教室に行き、音楽の時間に「ともだちのうた」という歌をみんなに教えました。

ともだちはだいじやで ほんまに ほんまに だいじやで

ぜったいなくしたら あかんのやで ともだちは だいじやで(以下略)

という歌詞です。

みんな、あっという間に覚えて、声を合わせて歌ってくれました。

みんな、ともだちをだいじにしてくださいね!

4月26日(火曜日)

門真市学力到達度調査 3・4年生

先週は、5・6年生で全国学力調査や大阪府のすくすくウォッチがありましたが、今日は3・4年生で門真市教育委員会が実施する学力到達度調査があります。

テストに加えて、アンケートも行われ、テスト結果とアンケート回答の相関関係などが分かります。

子どもたちが高学年になるまでに、自分の課題をきちんと見つけて、学力を身につけられること、先生たちが結果を見て、授業などの改善を図ることを目的として行います。

4月25日(月曜日)

まだまだ続く…

昨日の大阪府の陽性者数は2,733人でした。高止まりの状況が続いています。

ちょうど1年前の4月25日に緊急事態宣言が発令されましたが、その日の府内陽性者数は1,050人でした。

これは、今の半分以下です。

首相は新型コロナウイルスを感染症法の五類相当にする段階ではないと言っており、まだまだ、感染したり、濃厚接触者になったりしたら隔離という状況は続きそうです。

いまだに、陽性者が多いための保健所も手一杯で、陽性になった方や自宅療養になった方も、自分自身で情報を得て、対応しなければならない状況です。

そこで、門真市ホームページにある情報を提供します。(以下のURL)

・陽性者や自宅療養者へのお知らせ
https://www.city.kadoma.osaka.jp/kinkyu_2/17895.html

・濃厚接触者の経過観察や事業所の対応方法
https://www.city.kadoma.osaka.jp/kinkyu_2/18032.html

・感染が疑われるときの相談窓口
https://www.city.kadoma.osaka.jp/kinkyu_2/11325.html

4月22日(金曜日)

聞く力

人の話を聞くということは大事なことです。私自身できているかと言われれば??なので、こんなことを書くのもためらわれるのですが、あえて書きます。

今日の「すなご日記」のコーナーで、2年生の様子を紹介しています。聞き方名人になろうという授業の光景です。

話す相手を見る、最後まで聞くという大切なことを子どもたちに担任の先生が伝えています。

相手の話を聞くということは、つまり、相手を気づかって、貴重な自分の時間を相手にあげるということだと、ある人に聞いたことがあります。ここから、思いやりや優しさが生まれてきます。

さらに人の話を聞くことで、自分の考えが変わったり、深まったりします。良い人間関係もできるようになります。

人の話を聞くということは、自分自身の世界を広げ、人生そのものを豊かにすることにもつながるでしょう。2年生だけでなく、全学年で、そして私をはじめとして全教職員が聞く力を身につけていけるよう取り組んでいきます。

 

*本日、「としょだより 本はともだち」をお子様をとおしてお配りします。ホームページ「お知らせ」のコーナーでもご覧になれます。この4月に新たに着任した学校図書館司書が砂子の子どもたちにいっそう本を好きになってもらおうという気持ちで書いた手書きのお便りです。

 

*本日、『すなごだより第8号』をお子様をとおしてお配りします。ホームページでもご覧になれます。

 

*私の前の前の校長を務めておられた若松先生からのお知らせです。来月、5月12日(木曜日)は宿題カフェで「子どもの日のイベント」をするのでたくさん来てくださいとのことです。7 月は夏祭り、10月にはハロウィン、12月にはクリスマス会といろいろなイベントもあるそうです。なお、次回の宿題カフェ4月28日です。ちらしは「お知らせ」のコーナーでご覧になれます。

4月21日(木曜日)

キャリア教育 ~保護者の方々も先生です~

本校ではキャリア教育を大切にします。

本校の考えるキャリア教育とは「将来の自立に向けて自分の生き方を見つける子ども」を育てることを目的として、自分に自信を持ち、仲間と協働しながら、共に学び、「なりたい自分」になれるような態度や知識・技能を育てる教育活動のことです。

具体的には、特別活動や総合学習、道徳や教科の学習をとおして、一人ひとりに「出番」や「役割」があり、それが周囲から「認められ」、「賞賛」されるような活動、異年齢での活動や様々な人との出会いの場をつくり「あんな人になりたい 生き方をしたい」と考えることができる活動などを行います。

そんな中、PTAの方々が飾り付けなどをはじめ、子どもたちを明るくさせ、和やかにさせる取組をしている姿、集団登校時などに保護者の方々やキッドサポーターなど地域の方が子どもたちを見守り、大切に親切にしてくれる姿を見て、子どもたちは優しさや協力することの大切さ、思いやりなどを自然に身につけることになるのです。

つまり、こうした保護者の方々や地域の方々の行動も「キャリア教育」の大きな要素になっています。

教職員はもちろんのこと、保護者・地域の「良き大人」が「良き行い」を子どもたちに示すことが何より大切なことだと思っています。

そういう意味でも保護者の皆様方は先生であり、私たちの同志です。

4月20日(水曜日)

テストの意味って

昨日は6年生で「全国学力・学習状況調査(全国学テ)」が行われました。今日は大阪府のテストである「すくすくウオッチ」が5・6年生で行われます。来週は3・4年生で「門真市学力到達度調査」が行われます。そして、いずれもテストだけでなくアンケートが行われます。

こうしたテストは自分で自分の力を知るための観測データです。データをもとにより良くなっていこうとする姿勢や力が大切なのです。そうした態度を子どもたちに育てていきます。

また、アンケートの回答状況と学力状況の相関を分析し、小学校から中学校へ進学し、夢や目標を持ちづらくなったり、授業がわかりづらくなったり...といった子どもたちの今にどう寄り添い、学校はどのように改善していくのかということを私たち学校関係者が考える材料にします。

保護者の皆様方にはこうしたテストの意味をご理解いただき、テストの「結果」ではなく、「過程」をほめてください。「がんばったこと」や「集中したこと」「かけた時間」などを認めてください。

4月19日(火曜日)

地区児童会

来週の水曜日(4月27日)の午後1時40分から午後2時まで、地区児童会を行います。その後、午後2時10分から集団下校を行いますので、ご承知おきください。

 

新型コロナウイルスについて

1月に始まった第6波からすでに3ヶ月が経ち、まん延防止等重点措置が解除されたにもかかわらず、3大都市圏以外の地方では過去最多を記録する県があったり、大阪府や門真市においても高止まりの状態です。

また従来のオミクロン株より感染力が12.6%も高いXE株が国内でも発見されたとのことで、

まだまだコロナ禍は続きそうです…。

学校でもできる限りの対策は行います。

ご家庭でも、手洗いの徹底をはじめ、感染防止にご協力をお願いします。また、PCR検査などを受けることになれば、学校にもお知らせください。万一、陽性になった場合に濃厚接触者の確定が早くなります。

重ねてご協力をお願いします。

4月18日(月曜日)

人口減少

総務省が15日に2021年10月1日時点の人口推計を発表しました。

それによると外国人を含む総人口は1億2550万2千人で、前年からの減少数が過去最大の64万4千人となったとのこと。

これで11年連続の減少で、減少幅も拡大しています。どうやら、新型コロナウイルスによる外国の方々の入国制限も影響しているようで、感染症の深刻さがここにもあらわれています。

さらに、都道府県別では東京都が26年ぶりにマイナスとなりました。東京都ですら人口が減る時代になったのでしょうか。

今後、今の社会を維持するにはどうすれば良いのか、もっと真剣にみんなが考えなければならないと思います。

少子化で、数少ないかけがえのない子どもたちを幸せな社会をつくるよき大人として育てていくため、教育の役割はますます重くなるとも思いました。

 

*本日、お子様をとおして「学校通信『すなごだより第7号』」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもご覧になれます。

4月15日(金曜日)

自ら学び、考える子ども

今日は、本校のめざす子ども像のうち、『自ら学び、考える子ども』について書きます。

こうした子どもたちを育てるためには、「学びに向かう力、人間性」というものが大切だと思っています。

「学びに向かう力」とは、進んで自ら学習に取り組む態度や、よりよい生活や人間関係を進んでつくろうとする態度、そして、自分の感情や行動をコントロールする力のことです。

また、リーダーシップやチームワーク、感性、優しさや思いやりなどの「人間性」も人間らしく生きるための原動力です。

こうした態度や力が身につけば、自ら学び考えることができ、将来、社会や世界と関わり、よりよい人生を送ることができると信じています。

そのため、学校では、学習の目標や教材について理解し、計画を立て、見通しをもって学習し、結果だけではなく、考え方などを自分自身でふりかえりながら、学習の進め方を自分自身で調整していくことができるよう、指導していきます。

 

*本日、お子様をとおして「学校通信『すなごだより第6号』」をお配りしますので、ご覧ください。なお、始業式から今日まで、今週は学校の考え方をお伝えするため、毎日発行してきましたが、来週からは随時発行とさせていただきますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

4月14日(木曜日)

命を大切にする子ども

今日は、本校のめざす子ども像のうち『命を大切にする子ども』について書きます。

言うまでもなく、命はたった一つの「かけがえのない」ものです。

今地球にある命、私の命、あなたの命、すべての命は地球に生命が誕生してから一度も切れなかった奇跡の命なのです。切れていないから、今、ここにいるのです。

この間、滅んでしまうようなピンチは数多くあったはずです。けれども、それらをすべて乗り越えた命が今を生きている命なのです。

生きていること、ただそれだけで奇跡なのかもしれません。

命を大切にすることは、大げさかもしれませんが、人類の責務だと思います。生きとし生けるものの義務だと言ってよいかも知れません。

ここまでつないできた命のバトンを次につなげることも大切なことです。

そんな命の奇跡や尊さを子どもたちに伝え、「かけがえのない命」を大切に大切にする子どもを育てます。

 

*本日、お子様をとおして『すなごだより第5号』をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもご覧になれます。

4月13日(水曜日)

ちがいを大切にする子ども

昨日の校長雑記には、学校教育目標とめざす子ども像について書きました。

今日はめざす子ども像の一つである『ちがいを大切にする子ども』について書きます。

顔や体の特徴、感じ方や考え方、そして得意、不得意…。これらは当然一人ひとりみんなちがいます。

ちがうからこそ、互いに助け合い、補い合い、そして、新しいアイデアを生み出すことができるのです。

私たちは、子どもの「ありのまま」を認め、一人ひとりのちがいが大切にされ、個性が尊重され、安心して生活できる教室にしていきます。

 

*本日、お子様をとおして「すなごだより第4号」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもご覧になれます。

4月12日(火曜日)

令和4(2022)年度学校教育目標

今年度の目標を

人間尊重の精神をすべての教育活動の基本とし、将来の自立をめざして、自分の生き方を見つける子どもの育成をめざす

と決めました。

一人ひとりの子どもたちが人間として尊重され、将来に自分自身の足でしっかりと社会を生き抜き歩んで行くたくましい人間に育てたいという願いをもって、今年度の教育活動を創っていきます。

また、具体的には『めざす子ども像』として、

ちがいを大切にする子ども

命を大切にする子ども

自ら学び、考える子ども

を掲げています。それぞれの子ども像についての私たちの考え方については、明日以降の校長雑記に順に書かせていただきます。

 

*本日、お子様をとおして「学校通信『すなごだより第3号』」をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもご覧になれます。

*学校の統合に関する教育委員会からのお手紙「スクールツクール通信Vol.2」をホームページ「お知らせ」のコーナーに載せています。

*「4月のほけんだより」をホームページ「お知らせ」のコーナーに載せています。

4月11日(月曜日)

メートル法公布記念日

今から101年前の1921年(大正10年)4月11日に「メートル法」の採用を法制定した改正「度量衡法(どりょうこうほう)」が公布されました。

それまでの、長さの単位に「尺(しゃく)」、質量の単位に「貫(かん)」を基準とする「尺貫法(しゃっかんほう)」などとの併用から、長さの単位に「メートル」、質量の単位に「キログラム」を基準とする「メートル法」のみに一本化することとなったわけです。

しかし、けっこう反対があったようで、今のようにメートルを当たり前に使うようになったのは30年後だったようです。

なお、日本の学校教育内容の基準になっている学習指導要領では、2年生の算数で、長さについて単位と測定の意味を理解し、長さの測定ができるようにするため、ミリメートル(mm)・センチメートル(cm)・メートル(m)について習います。

*本日、お子様をとおして、『すなごだより第2号』をお配りします。ホームページ「学校通信『すなごだより』」でもご覧になれます。

4月8日(金曜日)

いよいよ今日から

今日は、始業式。令和4(2022)年度1学期のスタートです!

学校はみんなが来るのを待っています。

すがすがしい朝です。今日も快晴でしょう!

*今日は、1年生は10時30分頃、2年生から6年生は11時30分頃に下校(学校を出る)する予定です。

*本日、お子様をとおして「学校通信『すなごだより第1号』」をお配ります。ホームページ「学校通信『すなごだより』」のコーナーでもご覧になれます。

*本日、教育委員会からのお知らせ「小学校、中学校における教育活動について(第20版)」をお子様をとおしてお配りします。新型コロナウイルスに関することですので、必ずよくお読みください。ホームページ「お知らせ「」のコーナーでもご覧になれます。

4月7日(木曜日)

脇田小学校との合同研修 ~先生たちも学び合っています~

昨日、午後3時から脇田小学校の先生たちとオンラインでの合同研修を行いました。

すべての子どもたちにとって、優しい教育をつくっていくことの大切さについて本校の陽光教室の先生から話しました。

学校の統合をひかえ、脇田小学校の先生たちと共通理解をはかり、連携を深めることは子どもたちのために何より大切なことだと考えています。

今年度、こうした取組を重ねていきます。

4月6日(水曜日)

緊急事態対応研修 ~先生たちも学んでいます~

昨日の午後は、教職員全員で校内で緊急事態が起きた時の対応に関する研修を行いました。始業式が始まる前に、子どもたちの安全を守るための体制づくりが目的です。

実際に事案が起きたことにして、それぞれの教職員が動き、その様子をビデオに撮って、反省会の場で放映し、検証しました。

1学期が始まるまでに、教職員で様々な準備を行い、子どもたちに安全・安心で、楽しい学校生活を過ごさせたいと思います。

4月5日(火曜日)

第18回入学式

砂子小学校が開校して、18回目の入学式です。

天気は快晴、校内の桜もきれいに咲いています。

新1年生23人をあたたかく迎えます!

4月4日(月曜日)

ご覧おきください!

今年度の「学校教育目標」や「めざす子ども像」について、ホームページ『学校紹介』のコーナーに載せています。ぜひ、クリックしてご覧ください。

また、緊急時の対応についてもホームページ『緊急時の対応』のコーナーに載せていますので、こちらもクリックしてご覧ください。

以上、よろしくお願い申し上げます。

令和4(2022)年4月1日(金曜日)

新年度始まる ~今日は入学式準備も行いました~

今日から令和4(2022)年度が始まります。

を目標として、

『人間尊重の精神をすべての教育活動の基本とし、将来の自立をめざして、自分の生き方を見つける子どもの育成をめざす』

を掲げました。

自分や仲間を大切にして、自分の生き方を見つけていくことのできる子どもの育成をめざします。

本校は学校統合をひかえ、第四中学校や脇田小学校との連携も深めていきます。私自身、南小学校と水島小学校とが統合して砂子小学校として開校したとき、光栄なことに1期生である6年生の担任をしました。その子どもたちが卒業するときに『親友』『心友』『深友』『新友』『真友』といういろんな『しんゆう』ができたと言ってくれたことが忘れられません。

今後、本校の子どもたちにとって新たな出会いを豊かな出会いにできるよう、教職員と力を合わせ『チームすなご』として、精一杯努力します。

保護者の皆様、地域の皆様、本年度の何とぞよろしくお願い申し上げます。

今日は職員全員で入学式の準備も行いました。新6年生の有志18人も手伝ってくれて、かわいらしく温かい会場ができあがりました。ありがとう!

 

また、玄関ロビーには砂子小恒例のPTA役員の方々による飾り付けが今年度も健在!

この記事に関するお問い合わせ先

門真市立砂子小学校
〒571-0015 大阪府門真市三ツ島6-2-1
電話:072-884-3031